仮面ライダー剣―Missing:IS   作:断空我

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ただの息抜き、あとは読者さんのイメージで想像してくださいな。


第四十話

朝日が差し込む光を浴びながら一夏はまどろみの中にいた。

 

「(もっと、この時間帯を味わいたいなぁ)」

 

しばらくの間、色々とありすぎた。

 

剣崎さん達が警察に捕まり、簪が部屋に閉じこもったり、五反田食堂が半壊して、弾が暴走したりなどなどとあげたらきりがない事件が発生したが、ようやく一段落つくことができたのだ。

 

一夏としてはこの時間帯を味わいたかった。

 

だが、ライダーに休みはない。

 

それがどんなことであっても。

 

「これがまどろみの時間中というヤツか・・・・写真に収めなければ」

 

声が聞こえた。

 

それがどうも不穏な独り言で、一夏は目を開ける。

 

一眼レフを構えた千冬?の姿があった。

 

「なにやってんの!?」

 

カメラを自分に向けている千冬?に一夏は叫んだ。

 

「目を覚ましたのか、なに、お前の寝顔を写真に収めようとしただけだ」

 

「さも当たり前にいうのやめて!?てか・・・・あれ?」

 

ふと、違和感を覚えた。

 

目の前にいる千冬?にしては少し身長が低くなったような。

 

「・・・・誰?」

 

「はぁ、前にも言っただろう」

 

千冬?は一夏の頬を両手で掴むと顔を近づける。

 

「マドカだ、私の名前は織斑マドカだ」

 

「・・・・マドカさん!」

 

一夏は思い出す。

 

校外実習の道中に出会った千冬そっくりの少女。

 

インパクトすぎることばっかりで忘れていたというのは内緒だろう。

 

「さんはいらない」

 

「えっと・・・・すいません」

 

「敬語禁止!」

 

「あ、わかった」

 

「よろしい・・・・では」

 

そういうとマドカは服を脱ぎ始める。

 

「ちょっとぉ!?なにやってんの!?」

 

一夏は慌てて止めようとする。

 

にやり、とマドカは不敵に笑う。

 

瞬間、一夏は床の上に倒れて、体をロープで拘束されている。

 

「あれ!?」

 

「さて、私の弟にするために、色々とするとしよう」

 

「え、なにこれ!?」

 

「安心しろ、最初は痺れるかもしれないがすぐに気持ちよくなり、やがて最後には一夏の方から私の事をお姉ちゃんと呼ぶように」

 

「ねぇ!なにすんの!?てか、なにされんの俺は!?」

 

「さぁ、はじめると」

 

 

「させるかぁ!!」

 

 

学生寮の扉を壊してISを纏ったラウラが姿を見せる。

 

「ラウラ!?」

 

「教官と似たような顔をしているとはいえ、私の嫁を好き勝手させるつもりはない!さぁ、嫁を渡せ!私のものだ!」

 

「助けに来てくれたのは嬉しいけれど、お前のじゃねぇ!」

 

「そのとおりだ、一夏はわ、私のものだ!」

 

「箒!?さも当然のようにいわないで!!」

 

 

 

シュヴァルツェア・レーゲン、紅椿を纏った二人は武器を構え、マドカに威嚇する。

 

マドカが不敵に笑い。

 

「その程度の邪魔、この私が予想しないと思ったか。バカどもが」

 

指を鳴らした瞬間、二人の頭上にネットが落下する。

 

同時に二人のISが強制解除された。

 

「「な!?」」

 

「始作のIS緊急停止ネットだ。それを解除するには私が持っているリモコンを使わないといけない・・・・あぁ、ナイフなどでは切り裂けないような特殊繊維だ。そこでおとなしーく見ているがいい」

 

「「ぬがぁぁぁぁぁ!」」

 

「さて・・・・おや?」

 

マドカは縛っていた一夏がいないことに気づく。

 

少し視線をさ迷わせると扉の方に匍匐前進している一夏の姿を見つける。

 

「どこへいくつもりだ?一夏」

 

びくぅ!と一夏の体が震えて、速度を上げて扉に向かう。

 

悲しい事かな、マドカはベッドを飛び越えて一夏の前に降り立つ。

 

「私からは逃れられない。さぁ、覚悟せよ・・・・いち」

 

「私の弟になにをする!!」

 

壁を壊して千冬がマドカに鉄拳を繰り出す。

 

マドカは舌打ちしてその場を離れた。

 

「お、なんか騒がしいな」

 

「なんだろうね?」

 

「一夏君の部屋からよ?」

 

騒ぎを聞きつけて始達がやってくる。

 

「お前・・・・なにやってんの?」

 

「は、始!助けてくれ!」

 

一夏はその場で事情を説明。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、打鉄の刀を持った織斑千冬、同じく刀を持ったマドカがアリーナで対決する事になった。

 

「いや、なんで!?」

 

頭上に景品と書かれているシールを貼られている一夏が叫ぶ。

 

「仕方ないだろう。マドカは更識の家と契約して保護下にあるんだから、俺達がどうこう騒いでも仕方ない。ごねて協力拒否されたら問題あるだろ?だから、諦めろ」

 

「わかんない!!てか、マドカさんと千冬姉と何の関係があんの!?」

 

「知らん」

 

「なんで!?」

 

「アイツが話したがらないんだよ。知らないことは応えようがないでしょ」

 

観客席では歯軋りしている箒とラウラ、結果がどうなるのか気になる簪、アリーナにいる二人の怒気が伝わってきて震えているセシリアと鈴音、シャルロットと楯無はぴったりと始にくっついている。

 

「マドカとかいう子の考えは参考になるわねぇ。私もやってみようかしら?」

 

「大丈夫だよ。始、なにがあっても私が守るから」

 

「・・・・愛されてますなぁ、始さん」

 

「アリーナのお二方!勝った人は一夏がハグしてくれるそうですよぉ~」

 

「だぁぁぁぁぁ!?なにしてくれてんのぉ!」

 

「お前が悪い」

 

「あら、ダーリン照れたの?」

 

「そうなら私がハグしてあげる!」

 

そういってさらに二人が密着してくるので始はアリーナに再び叫ぶ。

 

「一夏が料理作ってくれるそうです!」

 

「ちょぉぉぉぉぉぉ!」

 

 

結果、打鉄の刀が折れて引き分けとなり、話し合いの結果、一夏は両方にしばらくご奉仕することとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あの・・・・橘さん」

 

「なんでしょうか?山田先生」

 

橘朔也はIS学園へ一夏達の様子を見に来た途中、山田真耶と遭遇する。

 

「その、えっと、この前は助けてくれてありがとうございました」

 

「・・・・たまたまです。怪我はありませんでしたか?」

 

「えぇ、大丈夫です。あの、それで・・・・お礼とかをしたいなぁと思うのですが」

 

「別に見返りを求めてやったわけではありませんので気にしないで下さい」

 

「でも、助けてもらいましたから」

 

「・・・・そうですね、でしたら今度、おいしい料理の店でも教えてください」

 

「はい!任せてください!」

 

 

 




マドカは無事でしたというお話。

さて、今回のお話で仮面ライダー剣Missing:ISは終わりです。

皆様、最後まで読んでくれてありがとうございました。

次回作をお楽しみに!

























































































という、ウソは置いておいて、大事な話に入ります。

次回から最終の話に入ります!


泣いても笑ってもまもなく終わります。

それで、ですが、次回からとんでもない展開になりますが、気にせず読んでください。

それでは!

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