黒い球と共に   作:八雲ネム

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投稿が遅れてスマヌ。
アンケート後、仕事面で色々とあったのでやる気が起きなかったんです。申し訳ない。

アンケート結果は以下の通り。
累計回答数:45人
A(誰かが100点メニューから復活させる):26人
B(誰からも必要とされずに復活されない):19人

やっぱり、加藤や多恵ちゃん辺りが再生させるという意見が多かったですねぇ。
無論、Bを選んだ方で本作主人公が活躍している訳ですから再生させる必要が無いのでは?、という意見もありました。

なので、原作との折り合いを付けながら玄野の活躍させるかどうかを決めたいと思います。



それでは、本編が始まりますよ~。


第29話 帰還

 稲葉

 0点

 TOTAL 10てん

 やる気なさすぎ

 観光しすぎ

 

 

 レイカ

 103点

 TOTAL 114点

 

 

 もうチェリーではない

 0てん

 TOTAL 0点

 チキン野郎

 

 

 ハゲ

 45点

 Total 45点

 

 

 ホイホイ

 40てん

 TOTAL 40点

 

 

 タケシ

 26てん

 TOTAL 26てん

 

 

 筋肉らいだー

 15点

 Total 50点

 

 

 タエちゃん

 102てん

 Total 102てん

 

 

 和泉くん

 59てん

 Total 101てん

 

 

 西くん

 75点

 TOTAL 102てん

 

 

 かとうちゃ(笑)

 100点

 TOTAL 145てん

 

 

 きしもと

 65点

 TOTAL 91てん

 

 

 りゅーざき

 139点

 TOTAL 140てん

 

 

 

 まぁ、ぬらりひょん戦を生き残ったメンバーの点数はこうなった。

 点数を取れなかったメンバーもいたようだが、その中でもレイカと小島の両名の成長が凄まじく、目的を持った女性の実行力はすげーってなった。

 しかも、加藤に至っては俺達の働きかけによって1番美味しいところを、持っていった形になったので一気に100点クリアになった。

 とは言え、先に小島から表示されたので鈴木さんから1番を取ることを進められた彼女は、3番の玄野計を復活させる方を選んだ。

 元々、彼女がやる気になったのも玄野を復活させるためだったしね。

 

 そんな訳で、玄野が復活した。

 

「加藤………恐竜は?」

 

 復活した玄野は、まず始めに加藤にそう聞くと自分の点数を見て首を傾げた。

 

「0……点?」

「幕張からもう……数ヶ月が経っているんだ」

「まじk「計ちゃん!!」……っ!?」

 

 加藤の答えに、玄野が驚きに声を上げる前に小島が彼に抱き着いたため、彼は大きく動揺した。

 

「多恵ちゃん!? なんでここにッ!?」

「交通事故で………計ちゃんのことが忘れらなくてぼんやりして生きていたけど、ここに来て計ちゃんも戦っていたことを知ったから……」

「そッか……ごめん、何も言えなくて」

「ううん、良いの。一緒に戦えるから」

 

 玄野は暗い顔になったが、小島は幸せそうな顔になったのでしばらくは大丈夫だろう。

 彼女に負けてられない、て気持ちになりそうだがその一方で加藤も玄野再生のために頑張ってきたので再生された今では、ここにいる意味は半減したようなものだ。

 そのため、鈴木さんは彼にこう言った。

 

「1で良いんだよ。キミには守っていかなきゃいけない家族がいるんでしょ?」

「………竜崎」

「おう」

「俺がここで、どの番号を選んでもそれは俺の自由なんだよな?」

「無論だ。ここで1番を選んでも誰も文句は言わんさ」

 

 鈴木さんの言葉に、加藤は少し悩んでから俺に聞いてきたので当たり前のように答えた。

 それを聞いた加藤は、意を決したように自分で決めた番号を言った。

 

「2番………強い武器をくれ」

「良いのか?」

「あぁ、竜崎や西の話だとカタストロフィッてのがあるからそれまでに強い武器は必要だから」

「カタストロフィ?」

 

 その決断に、玄野が尋ねたので彼はそう答えると小島が首を傾げたので俺は、黒い球の中にいる男にある単語を言って数値を表示させた。

 

「前々から言っているように、この数値はカタストロフィが発生する時間を示している。今からおおよそ7日と23時間後に文明が崩壊って訳だ」

「カタストロフィ………」

「だけど今までに新聞やらテレビなんかで調べたけどそういうの話は出てこなかったよ?」

「ネットでも眉唾物な話ばかりだったし」

 

 俺の言葉や、表示された数値を見て鈴木さんや桜井は懐疑的だったので西がこう切り返した。

 

「だったら信じなきゃいい。竜崎がよく言ってるけど、どういう風に考えて行動するかは自由なんだからな」

「………」

「だからまぁ、よく話し合って考えたら良いぜ」

 

 西はそう言うと、この部屋から出て行ったので和泉もそれに続くように出ていき、俺もこの部屋に用はないので出ていこうとすると玄野に声を掛けられた。

 

「なんだ?」

「あの………」

「………」

 

 彼は、自分の胸の内に秘めている思いを言っていいのかを迷っていたようだが、意を決したようにこう言ってきた。

 

「あんたは世界が終わるかもしれないのに何も怖くないのか!? 辛くないのか!?」

「怖さやつらさがあったらとうの昔にこの部屋に来ていない。寧ろ、崩壊後の世界がどうなっていくのかに興味がある」

 

 確かに、どういう風に終わるのかがわからないと不安に感じることはある。

 しかし、だからと言って何もしないで過ごすよりも生き残るために最善の結果を考えながら、行動に移して行った方がよっぽどいい。

 玄野にそう言うと、静かになったので部屋を出て自宅に帰るために歩を進めていったが、岸本はともかくとしてレイカまで当然のように付いてきたので彼女に問いかけた。

 

「んで、なんでレイカまでついてきてるんだ?」

「そうよ。私達はこれから自宅に帰るの。あんたは別の方向でしょ?」

「私だって頑張ったよ? 岸本さんよりも点数取ったし」

「あぁ、確かになぁ」

 

 岸本が60点ぐらいを取得していた一方で、レイカは100点超えをしていたので点数だけならレイカに軍配が上がる。

 しかし、岸本は岸本で小島の経験値アップに手助けしていたので必然的に、点数は下がるのだがそんな中でも60点もの点数を稼いでいるので、かなりの星人を倒したことになる。

 つまり、レイカはレイカで俺からご褒美的なものが欲しいのだが、付き合いの長い岸本はそれを許すまじとしているのだ。

 

(これが所謂、修羅場ってヤツですね。わかりますが現場に立ち会いたくないでござる)

 

 俺はそう思いつつ、岸本とレイカの口喧嘩を聞き流しながら帰路についた。

 こう言ったのに、男が混じると余計に混沌とするから聞き流すのが1番なのだが、このままだとレイカも一緒に俺の家に来ることになるため、レイカに聞いてみた。

 

「………んで、何が欲しいんだ?」

「一緒に寝ましょう。無論、岸本さんと一緒に」

「よし、断ろ? 私だけの竜崎くんなんだし」

 

 俺の問いに、レイカは当然の顔で答えたので岸本が速攻で意見を述べたがここで断ると、チームに亀裂が入りそうなので断り切れない。

 只でさえ、カタストロフィが間近に迫っているのにチームの仲を悪くして分断する意味が無い、と感じられるのので渋々ではあるがオッケーした。

 岸本はやや、不満げにしていたが別に減るもんじゃない訳だし、それで満足するんだったら問題はない。

 

 一般人からすれば、ハーレムなんだろうが女同士の戦争に繋がるんだろうなぁと思いつつ、俺達は家に着いた。

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