剣と魔法と冒険者の時代。
ある発掘された遺跡の調査が行われた。
碑文に記されたその内容とは……

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異世界特定外来種による地球規模の生態系汚染

 ある冒険者が発見した遺跡は、紙の資料がぎっしり保管されているだけの古い古い、ただの建物だった。

 シェルターと表現しても足りない程の頑丈なつくりをした、その地下遺跡にあった資料は古代語で書かれ、解読できるまでに困難を極めたがその労力をかけるだけの驚愕の事柄が書かれてあった。

 古代語の中でも解読が困難な部類に入る4種類の文字群で書かれたそれはこの世界の成り立ちについて書かれていたのだ。

 

 この施設は、滅びゆく旧時代の文明が、未来にこの文明があった事を残す為の時代を超える資料庫であるらしい。

 マナを用いず当時の高度な技術でもって保存されていた資料も、あらかた運び出された。解析し尽くされるまで状態が保たれるかは疑問であるが。

 

 それらの資料の前に金属プレートで残された、まず最初に目を通すべきだと主張するように置かれた碑文のようなものが設置されていた。

 ここに、解析ができたその金属プレートの文面を今の言葉に翻訳した物を最初の資料として提出する。

 

 ギルド所属研究員 ロイド・イッシーベイシー

 

 

 

 この資料群を、我々が存在した証として遥か未来へと託す。

 この資料を読む者が生きる時代は、魔素が蔓延し、魔法が当たり前の世界となっているに違いない。

 しかし、この世界の始まりに、魔素などと言う物が存在していなかったと言う事を言っておかなければならない。

 世界の成り立ちそのものは、この施設に別途保管されている自然科学分野の資料を見ていただきたい。

 この碑文にて伝えたい事は、いかにして我々の文明が黄昏を迎え、君たちに時代を受け渡すに至ったかだ。

 その説明の中であげられた各種事件等の資料もまた別途保管されているので、知りたければ確認されたし。

 

 それは20××年、〇〇市における△△高校消失事件に始まった。

 学校のあった施設が昼頃、突然に見知らぬ植物の生える丘になったと言う事件だ。

 この時、世界中の重力波計測器に反応があった事を記しておく。

 

 結論から述べると、これは異世界、この世界の膜の外側にある、また別の膜に覆われた世界の者による高校生拉致事件である事が分かった。

 この世界は世界膜としか表現できない物で包まれた、沢山の泡状の世界が存在するうちの一つである事が、後の観測で判明している。

 その沢山ある泡状世界の一つから『勇者召喚の儀式』を用いて、適性があり利用しやすい高校生を拉致し、勇者に祭り上げると言う政治的思惑による異世界間拉致事件であった。

 ただ、そんな馬鹿な計画を実行してしまう程の能天気な連中だけに、その計画には欠陥がいくつもあったのだ。

 

 まず、いい加減な魔法技術で勇者を召喚しようとした事。

 その儀式魔法を設計した者の勇者の定義が途轍もなく雑で、その上、ただでさえ世界間を超える魔法に様々な制御しきれない機能を盛り込んでいた。

 結果、それらが次々と連鎖的に暴走し、まったく制御できない予定外の効果を引き起こしたとみられる。

 

 残された痕跡から、力の強い者を呼ぼうとして、必要以上の魔力を儀式に注ぎ込んだ事が推測できる。

 その結果、強い勇者一人を召喚できればいいはずが、学校の建物を含めた敷地丸ごとを召喚してしまった。

 

 高校跡地に現れた丘に残された魔法陣から、本来は勇者を中心に小さな範囲で一人だけ、呼び出す側の空間と、呼び出される側の空間とを入れ替えて召喚する仕様であった事が分かっている。

 つまり、強い勇者を呼ぼうと、全く意味のない出力上昇を行い、空間を大きく入れ替えてしまっていたのだ。

 自身らが開発した魔法の内容すら理解せずに行われた大儀式により、こちらの世界にとても大きな問題が発生した。

 あちらにあった魔力もつ植物が生えた丘が丸々、こちらの世界に出現した事。

 異世界から来た特定外来生物による生態系汚染の始まりだった。

 

 魔素と言う物は、魔力を持つ者が生きている間に放出する微粒子様物質である事が、私の時代には判明しているが、当時はそんな事を知る者は一人も居なかった。

 また、魔素そのものが知られていない以上、それを検出する技術もなかった。

 よって、その植物からこの現象がなんであるかを解明しようと、採取されたサンプルは世界中の協力関係のある植物学者に配布され、協力関係に無い国はひそかに奪取していった。

 その結果、世界中に魔素が拡散され、汚染された。

 これが我々の文明の、滅びの始まりだ。

 

 今更な話であるが、この丘の植物を即座に焼き払っておけば、我々の文明は滅ぶことはなかったかもしれない。

 滅ぶ理由が変わっただけかもしれないと思わせるのが、すこし情けない所ではあるが。

 

 世界各地に送られた植物は、まず調べる為に栽培された。

 毎回サンプルとして採取するよりも、栽培しながら観察や実験をした方が効率的で、そうするのは当たり前の事だった。

 しかし、そうして世界中で増えながら魔素を放出し続けた結果、徐々に世界は魔素が濃くなっていった。

 魔素はエネルギーと非常に親和性の高い物質であると判明している。

 まるで意思があるかの如く、エネルギーのある場所に集まるのだ。

 それは、人々が使う電気エネルギーであったり、山間や洞穴を吹き抜ける風であったり、勢いのある川や滝であったり、溶岩噴き上がる活火山の火口であったりだ。

 そして、ある一定以上の濃度に達すると、精霊を発生させる事が分かっている。

 

 精霊が発生する程の濃度になると、生物の魔化が始まる。先ずは植物の魔化だ。

 魔化した、魔力もつ植物、所謂魔法薬の材料になる薬草の発生である。

 これを読む時代の人々ならば、それらを採取しに魔物の巣窟に赴いたりと経験則で知っているだろう。

 

 丘とそこから持ち出されて栽培されていた場所にしかなかった魔化した植物が、自然発生し始めた。

 魔力もつ植物が、世界中で発生し、もはや魔素汚染は止められる一線を越えてしまった。

 魔素は増え続け、次に発生したのは、魔力もつ植物を餌とした、魔力もつ昆虫や小動物、草食動物だ。

 さらにはそれらを餌として大型の獣が魔化、魔物になっていった。

 

 魔物が発生しだしたのは諸説あるが、公的に確認されたのは、丘が現れて50年経った頃とされている。

 この頃の魔物はしょせん凶暴化し、大型化しただけの獣に過ぎなかった。

 軍や警察組織による対処で十分に駆除できていただけに、魔素への対処は遅れ、後手後手に回り続けた。

 

 なにせこの頃は、他の要因による環境破壊も進んでおり、変異した魔物も凶暴化しただけの動物もたいして違いが認識できていなかったのだから仕方がない。

 大型化したり、凶暴化したモノも、環境変化に適応した物の範疇を大きく逸脱する程ではなく、銃で撃てば死ぬ程度の生き物でしかなかったのだから。

 特に一般人でも銃を持っている事が当たり前の銃社会の国では、それこそ身を守るために銃を持とう、より大型の銃を、より強力な銃をとキャンペーンを打ち上げていた。

 実際それによって民間人の被害が抑えられていただけに、対症療法としては間違っていなかったのかもしれない。

 

 魔物が認識されだしてからの世界の変化は、加速度を増した。

 魔化した生き物が増えれば増える程、世界に魔素が満ちる速度は増し続けるのだから当然だった。

 それが意思を持つ魔物ともなれば、魔素を生む力は魔化植物の比ではない。

 魔物の発生から20年、精霊が飽和し出来上がった魔素だまりに、遂にダンジョンが生まれ始めた。

 内部と外部の空間の連続性が失われ、巨大に広がったダンジョンは、魔物を大量に抱え込む恐るべき魔窟だ。

 

 世界で最初に確認されたダンジョンは、日本の富士、青木ヶ原樹海である。

 樹海の植物の魔化と魔物の出没の調査に向かった公務員が発見したと、記録に残されている。

 この頃の日本は、民間人の武装を許可するかどうかという議論がなされており、公民問わず現状の危険度の調査が頻繁に行われていたために他の国よりも早く発見できたのではないかと言われている。

 実際日本の国土は狭い割りに人が多い。人の目が行き届かないところの方が少ないのだから、この発見も理解できるものだろう。

 その後に次々と世界中でダンジョンの確認がなされ、その中に犇めく大量の魔物に人々は恐怖した。

 

 また、そこまで魔素汚染が進んだ世界で、予測されていた人間への影響がついに確認された。

 

 魔力もつ人類の発生である。

 

 彼らは空気中の魔素を感じ取ることができ、呼吸するように体内に魔素を取り込み、排出し、魔法を使う事ができる。

 おそらくこれを読む時代の人間は皆、その能力を持っているだろうが、この時代に初めて生まれ始めたのだ。

 人の魔物化と言えなくもないが、魔素に適応進化した人類とも言える。

 最初は問題視されたが、瞬く間にそれを利用する流れに落ち着いた。

 なぜなら、最初は数%だった魔力もつ人類も、世界にあふれる魔素による影響が強く、たったの数年で20%にも達したのだ。

 その後20年で、魔力を持たない人類は20%以下に減り、それらもパワースポットと呼ばれる霊地と重なる魔素の濃い地域で数年生活することで魔力を得られる事が周知されてしまったからだ。

 それだけで魔力を、魔法を得られるのだ。迫害するよりも、手に入れて有利に立ち回りたいと言う思いの方が強かったのだろう。

 

 魔力そのものは、不明であった丘の魔法陣の解明に大きく貢献し、これまで謎とされた現象の数々に説明が付いた。

 魔力を認識できる人類の登場により、魔法陣の魔力の動きから魔法のフォーマット解析が行われた。

 勇者召喚と言う大儀式に含まれる様々な要素が、魔力もつ人類の感性で分析されてスーパーコンピューターで瞬く間に解析された。

 短い期間に、様々な魔法が生み出され、世に魔法時代を齎した。

 それと同時に、勇者召喚から始まる、異世界の魔化植物の流入、汚染。魔物化した様々な生き物、ダンジョン。

 それらすべてが、空想上妄想上のオカルト的存在から、魔素と魔法と言う観点から説明のつく現実的な物となった。

 さらにこの異常が、もはや収拾のつけられないスタンピードと化しており、誰にも止める事の出来ない苛烈な変化の始まりに過ぎない事が明らかとなった。

 

 それまで、あちこちで発生していた魔物だが、所詮は野生動物が魔化しただけの強い動物でしかなかった。

 銃器による攻撃で容易に対処できる範疇を越えないものに過ぎなかったのだ。

 しかし、ダンジョンの発生により状況が変わった。

 ダンジョンには無数の魔物が犇めいている。もし外に溢れだしたら多勢に無勢、被害規模は想像もつかない。

 しかもダンジョンの危険はそれだけにとどまらない。沢山の魔物がお互いを食らい、魔力濃度が凝集されていく、蠱毒の壺でもあったのだ。

 

 結果、ダンジョン内にとても大きく強い魔物が出没するようになった。

 所謂、ドラゴン等の幻獣と分類されるに至った魔物だ。

 他にも、高い魔力の恩恵なのか、知性の芽生えた恐るべき魔物も生まれた。

 魔物だけあって、人類に友好的なものは殆どおらず、人類は苦しい局面を迎える事になった。

 なにせ、それら強大な存在があるかぎりダンジョンを攻略して駆除し、魔素だまりを解消する事は不可能になってしまったのだから。

 

 そして、被害は魔物だけに留まらなかった。

 

 我々の文明は、たくさんの複合したインフラによって支えられている。

 身近に使う道具類はすべて工場生産だし、道路、水道、電気、ガス。ありとあらゆるものをインフラに頼っている。

 それらに精霊の悪戯が行われ、故障が頻発するようになり不便になりはじめた。

 しかし、魔法が使える人類にとってはどうだろうか。

 水も火も明かりも魔法で代用できる。

 電化製品、通信、テレビやゲーム等の娯楽は魔法で代用するのは難しいにしても、生活において多くの物が魔法で代用できてしまう。

 よって、それらのインフラを提供していた組織がことごとく赤字経営に追いやられた。

 個人で見た場合、どちらでも構わないなら出費を抑えられる分、魔法で賄う方がいいと思った事だろう。

 しかしそれにより、自らの文明の首を知らず知らずのうちに絞めていったのだ。

 

 インフラを提供していた公共機関は、管理が雑になり、モラルが低下し続けていった。

 真面目に仕事をし続けても精霊の悪戯により、無くならない頻繁な故障と報われない管理者達。

 安定しないサービスに不満を募らせる利用者。

 一つの組織を見てもそれなのだ。社会全般であってもそれは同じだった。

 

 魔法は使い方を間違えれば、もしくは使う者の心根が間違えれば、簡単に人を殺せてしまう。

 それまで、殺傷力のある武器等は厳しく管理されていた。

 それが、見た目では分からない、いつでも使う事ができる魔法と言う凶器が万人に行きわたってしまった。

 さらにそれは、日常生活を送る上で常に研鑽されていく。

 その気になりさえすれば、誰もが誰でもを殺すことができる。

 市街地に出没する魔物の数は増え続けており、誰もが魔法を用いて駆除している。

 ちょっと人に向けて魔法を使って殺し、出没した魔物に殺されたと虚偽報告をするだけで、誰もが簡単に反社会的な殺人者になりえたのだ。

 治安は千々に乱れた。

 

 さらには死人がアンデッドモンスターとして魔物化して起き上がる事件も起き始めた。

 幸い我が国は火葬し、骨格の一部を骨壺に納めて弔う風習であったために被害は少なかった。

 が、他国では土葬もあるし、遺体に宗教的意味を持つ地域も多かったので、宗教がその地位を揺らがせられる事態となった。

 宗教の力によって人々が一つになっていた国は、宗教観が揺らぎ、人心の乱れてタガが外れたようになってしまった。

 

 そんな人心が乱れたままでも、事態は進み続けた。

 我々の国の生活を支えていた物は、主に海外の国に頼っていた。

 発電のための油や、資源。とにかく我が国は、我が国だけでは成り立たない国だった。

 

 そこに大きな打撃を与えたのが、大型魔獣の出没である。

 

 それまでにもドラゴンや幻獣は確認されていたが、出没数や出没地域がダンジョンに限定されていたために大きな被害はなかった。

 だが、大型魔獣はどこの空にも現れた。翼長10mにも及ぶ大型飛行魔獣。

 空中に出来上がった浮遊移動する空のダンジョン、通称竜の巣から溢れたものだ。

 ワイバーンやロック鳥等と呼称されるようになったそれらにより、飛行機の利用が難しくなった。

 

 下手に飛ばすと、高空で襲われ、簡単に墜落させられてしまう。

 戦闘機であれば容易く撃墜し駆除できる程度の空の魔物。

 かといって毎回戦闘機を護衛につける程のコストもかけられない。

 空の魔物を使役し、飛行機に変わる手段とするまでは、空の交通、物流は、厳しい時代を迎えた。

 空を誰もが気軽に利用できる時代の終わりであった。

 

 次に、海の魔獣、大海獣の出現だ。

 今でこそ、海底や海溝にたまった魔素によるダンジョンの発生が原因である事が分かっているが、その当時は誰もが予想しえない事であった。

 クラーケンだのリヴァイアサンだのと呼ばれるそれらは、大型船ほど襲う傾向があった。

 モーター音、スクリュー音に反応しているのではと推測されているが、決定的な事はわかってはいない。

 しかしそれらの発生により、海運もまた断たれる事となった。

 

 そうして世界は物流を絶たれ、エネルギーを絶たれ、交流を絶たれた。

 残されたわずかな物資を、戦うための道具へと注ぎ込み、細々とした交流は続けられている。

 

 海の向こうの大国でも、もはや圧倒的に巨大な魔物に対する武器を製造し続ける余裕は失われつつある。

 我々の文明は、世界が繋がっていて初めて最大の力を発揮できるものだった。

 これほどまでに世界の交流が寸断されてしまっては、魔物に対して有利に立てる程の武器を作り続ける事は難しくなってきている。

 

 唯一の救いは、これほどまでに文明を追い詰めた魔法が、最後の戦う力になるかもしれないと言う事ぐらいだ。

 

 これは直接的な戦う力と言う意味ともう一つ、魔物が進化し続けたように、人間も魔力に適応し進化すると言う二つの意味でだ。

 

 未来の人類よ、君たちはいったいどれほどの能力を得られているだろうか。

 それはこの時代の人々の苦心した成果の一つかもしれない。

 人の魔力による強制進化。我々の文明の最後の置き土産だ。

 

 魔力もつ人をさらに魔力に特化させたエルフ。

 肉体の強化に努めたドワーフ。

 感覚の強化に動物の因子を取り込んだ獣人。

 さらに強くなるために魔物の因子すら取り込んだ魔族。

 全ては同じ我々人類が生き残りをかけて自身を作り変えた成果だ。

 同じ祖を持つ者として、共存共栄していてくれている事を切に願う。

 我らの文明と同じく、君たちの文明もまた、交流こそが最大の武器になりえるのだから。

 

 

 

 最後にこの施設は、できる限りエネルギーを排して作られている。

 保存も、密封したガラスケースに窒素を充填する等、欠片もエネルギーを使わないように極力気をかけている。

 それは、エネルギーある所に精霊ありだからだ。

 精霊は悪戯好きで、何が書かれているかもわからない資料など、おもちゃにしてしまう。

 エネルギーの流れが生まれたら、この施設内でも魔物が発生し、資料は失われてしまうだろう。

 

 できる事ならば、ここの資料を解析し、複製したら、

 そっと封印をし、更なる未来へとこの世界の歴史を受け渡してほしい。

 

 旧文明日本最初のエルフ、人類文明保存委員会 会長 山田新次郎

 

 

 

 以上が古代遺跡の碑文プレートに記された全文を訳した物だ。

 なお、遺跡はゴーレム種の魔物が発生し、崩落した事をここに追記する。

 




すこし時間が作れたのでTSかっちゃんの続きを書こうとして
生活の不安からなのかネガティブな内容しか書けなかったので、
鬱展開にするぐらいならば別の鬱展開の短編を書こうとした結果、
勇者召喚から始まる文明の崩壊と言う話に。
しかもなんかダイジェスト風になってしまった。

攻め込む異世界の魔物を、科学文明の銃と兵器で蹂躙する話の方が好きで色々見ましたが
たかが魔法の草、薬草に滅ぼされた話はあっただろうか……
めちゃくちゃネガティブになっていますね。ちょっと辛い

ギルド研究員は、ロイド・石橋さんです。
ひらがな、カタカナ、漢字、数字と記号。
ファンタジー世界で翻訳するのに、日本語は手ごわかったに違いありません。

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