デュエ魔法少女マジカル☆ベル   作:モノクロらいおん

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 今回は月光王国のためだけに、フォントとか、文字をちょっと弄ってみた。どうかな? それっぽくなったかな。初めての試みだから、ちょっと意見を聞きたいところ。


50話「再活です Ⅳ」

 狂信と慈愛の渦巻く、昏くも清廉な祭祀場にて、バタつきパンチョウとミネルヴァ・ウェヌスが相対する。

 厳かな空気はいまだ破られず、互いにゆっくりと、されども鋭利に、牙と刃を研ぎ澄ます。

 

「私のターン! 呪文、《ジャンボ・ラパダイス》なのよ! 山札から4枚を捲って、《デデカブラ》と《ヴァム・ウィングダム》《ゼノゼミツ》2体を手札に、残りは山札に下に。そして1マナで《デデカブラ》を召喚!」

「ならばこちらはシールドから唱えよう、《十・二・神・騎》! 山札から4枚を捲り、そのうちの1枚を手札へ。そして3マナで《ケンザン・チャージャー》だ。山札の一番上を公開し《ヘブンズ・ゲート》を手札に」

 

 

 

ターン3

 

 

バタつきパンチョウ

場:《ジュラノキル》《デスマッチ》《デデカブラ》

盾:5

マナ:3

手札:4

墓地:1

山札:24

 

ミネルヴァ

場:なし

盾:5

マナ:4

手札:5

墓地:1

山札:25

 

 

 

 

「《ヘブンズ・ゲート》……」

 

 まだお互いに手札補充をして準備を整える段階。バタつきパンチョウは、相手の手札に加わったカードを見て、思索を巡らせる。

 

(《デスマッチ・ビートル》がいるから相手ターンは問題ないけど、攻撃するとカウンターされちゃいそう……でも、私のデッキなら、シールドを割らずに勝つ手段がある……!)

 

 踏み倒しに大きな圧力を掛けられる《デスマッチ・ビートル》だが、過信は禁物。出て来たクリーチャーに《デスマッチ・ビートル》を除去されたり、そもそも《デスマッチ・ビートル》のパワーを上回るクリーチャーを出される可能性もあるので、あまりもたもたしていられない。

 迅速に、必要な仲間を呼び寄せる。

 

「もう一度、《ジャンボ・ラパダイス》! 山札から4枚を捲って、《デスマッチ・ビートル》《ヴァム・ウィングダム》《ゼノゼミツ》《ジ・エンド・オブ・ユニバース》の3枚を手札に! そして2マナで《ヴァム・ウィングダム》を召喚なのよ!」

「私のターン、5マナをタップし、《音奏 ハイオリーダ》を召喚」

「? 《ハイオリーダ》……?」

「シールドを1枚追加。そしてシールドが増えたことでGR召喚を行う。《サザン・エー》。マナドライブにより自壊、2枚ドローする」

 

 ぼちゃんっ、と黒い雫が滴り落ち、新たな命が産み落とされる。

 かと思えばその命はすぐさま溶け落ちていった。

 

 

 

ターン4

 

 

バタつきパンチョウ

場:《ジュラノキル》《デスマッチ》《デデカブラ》《ウィングダム》

盾:5

マナ:4

手札:6

墓地:2

山札:18

 

ミネルヴァ

場:《ハイオリーダ》

盾:6

マナ:5

手札:6

墓地:1

山札:21

 

 

 

 ただの天門ではない。相手のマナゾーンに見える文明は光、闇、水。

 なにか狙いがありそうな動きだ。

 

「一筋縄ではいかなそうなのよー……私のターン!」

 

 カードを引くパンチョウ。彼女は引いたカードに目を輝かせる。

 

(! 《ゲイル・ヴェスパー》を引けた……残りは《ナハトファルター》!)

 

 キーパーツの片割れは引けた。あとはもう一枚、《ジーク・ナハトファルター》さえ引き込めば、勝ちの流れを強引に引き寄せられる。

 

「《ユニバース》をチャージして、2マナで《デスマッチ・ビートル》と《ヴァム・ウィングダム》を召喚! ターン終了なのよ!」

 

 そしてそれまでの間、なんとか耐えきらなくてはならない。

 今はまだ場固め。パンチョウはジッと待って耐え凌ぐ。

 虫のように、羽化し、羽ばたく時まで。艱難辛苦を乗り越え、飛翔する時まで、待つ。

 

「動かないな」

 

 そこに、ミネルヴァは切り込むような一声を発する。

 

「神に畏れをなしたか」

「むむ、煽られてるのよ?」

「否。神たる女王を畏敬するのは至極当然の摂理。そこに咎などあるはずもない」

「なんだか誤解されてるのよ。お母さまのすごさはわかってるけど、私は別にビビってはないのよ。そのあたり勘違いされると、ちょっとイラッとくるのよー」

「そうか。ならば改めて、貴様には母の偉大さを刻みつけなければならないな。我が神罰を以て」

 

 ミネルヴァは、剣を抜く。

 そしてそれを、宙高く掲げた。

 

「悪行を秘するのならば暴こう。密やかに逃れるのならば捉えよう。触れなけば安らかであるなどと、浅はかな幻想は打ち砕こう。その手段は簡潔である。ただ、そこにあればいい。疑似あれ、化身であれ、神の御姿を示すだけで事足りる」

 

 詞のように祝詞を諳んじる。

 抜いた剣は鍵となり。

 虚空に浮かぶ門を開く。

 

「6マナをタップ。開け、神の道――《ヘブンズ・ゲート》!」

 

 天国へと続く門扉が開かれる。本来であれば、清浄と光明に溢れるはずの扉だが、今この瞬間において、それは異様な暗黒を滲ませている。

 明るさを損なっているわけではなく、光を灯してなお暗く、黒い。

 

「光の裏に影在り。我が王国に闇潜み、我が宙に月昇る。暗夜の頂天まで届く無明。月光は世界に満たされ、信奉者に恵みをもたらさん。嗚呼、姫よ、母よ、麗しの天使よ、悍ましき魔王よ。女王の導きに応えよ、我が正義に殉じよ。昏き月の光を、我が王国に与え給う」

 

 彼は詠う。冒涜の詩を、狂信の詞を。

 崇拝者として神を賛美するために。遙かなる月へと、信仰という供物を捧げるために。

 

「出づるは《から来た科学のウラガワ》、そして――」

 

 隠しきれない闇。闇と共に共存する光。

 表裏一体にして二律背反。矛盾しながら共生する神格が、現れる。

 

 

 

「月も闇も、夜も光も、貴女が為に――《と破壊と魔王と天使》!」

 

 

 

 ――月光(ムーンレンズ)鉄塔()が、舞い降りた。

 

 

 

「っ、お母、さま……!?」

 

 目を見開くバタつきパンチョウ。

 機械的ながらも神秘的な偉容に目を奪われる。果てしない神々しさに、本物の女王の姿を幻視してしまう。

 

「い、いいえ! これは化身ですらない、虚像の現し身……! 畏れは、しないのよ!」

 

 狂気を抑え込み、飲まれそうになる自我を手放さず、なんとか踏みとどまる。

 相手も仕掛けてきた。しかしこちらも対策はしてある。

 女王の刺客といえども、簡単に屈指はしない。

 

「踏み倒しは許さない! 《デスマッチ・ビートル》の能力でバトル――」

「不許可だ」

 

 ザクリ、とパンチョウの手に待ったを掛けるように、ミネルヴァの刃が振り下ろされる。

 

「我が儀式が完了するまで、貴様は待機だ。動くことを禁じる」

「むぅ……!」

「処理開始。まずは《魔王と天使》の能力で、シールドを2枚追加する」

 

 これでシールドが8枚、普通に割り切るにはかなり厳しい枚数だ。

 《ジ・エンド・オブ・ユニバース》でのエクストラウィンを狙うパンチョウとしては、シールドが何枚あろうと関係ないことだが……

 

「続けて《科学のウラガワ》の能力起動。手札からコスト4以下の呪文を唱える。唱える呪文は《ヴァリアブル・ポーカー》! 呪文の効果で、私はシールドを閲覧。そしてこの8枚のシールドすべてを入れ替える!」

「8枚全部を……!?」

 

 8枚もあれば、一枚や二枚くらいはS・トリガーもあるはず、それさえも山札に戻すというのか。いや、パンチョウがエクストラウィン狙いと見て、トリガーは不要という考えか。

 否、否である。違う。そもそもシールドの“質”など、彼にとってはどうでもいいのだ。

 重要なのは、数。シールドを移動させる、それそのものが、狙いだ。

 

「私のシールドが離れた。よって、オシオキムーン発動!」

 

 昏き月が、輝く。

 神の名で、罰を下せと囁きかける。

 その主命に従い、ミネルヴァ・ウェヌスは神罰の剣を振り上げる。

 

「月下制裁。月の御名の下、背信者に裁きを。まずは《科学のウラガワ》のオシオキムーン! 墓地の呪文を回収する!」

 

 離れたシールドは8枚、8回分のオシオキムーンが発動するが、墓地には8枚も呪文は落ちていない。しかし墓地の呪文をすべて取り戻した。

 大きな手札リソース。しかし、こんなものはまだ序の口だ。

 彼の裁きは、より大きく、拡大していく。

 

「さらに《魔王と天使》、《ヴァリアブル・ポーカー》により、私のシールドが合計10枚追加された! 《ハイオリーダ》の能力で10回GR召喚を行う!」

「じゅ、10回!?」

 

 目を剥くバタつきパンチョウ。GRゾーンをすべて絞り尽くす勢いで、次々とカードが捲れ上がっていく。

 

「《サザン・エー》《超衛の意志 エイキャ》《救命の意志 テュラー》《防羅の意志 ベンリーニ》《続召の意志 マーチス》《浄界の意志 ダリファント》! 《サザン・エー》は自壊し2枚ドロー! 《ダリファント》の能力で《デスマッチ・ビートル》をシールド送りだ!」

「う、で、でも、そのために2体用意してるのよ! だから1体なら……!」

「1体? なにを言っている。《続召の意志 マーチス》の能力で、追加で2回GR召喚だ! 《サザン・エー》! 《ダリファント》!」

「っ……!」

「こちらもその程度は想定済み。そのために2体用意している」

 

 完全に手が読まれている。対策を対策されている。

 《ダリファント》が2体目の《デスマッチ・ビートル》をシールドに送り込み、メタカードが排除されてしまった。

 強制バトルで踏み倒しを制する弱点を突かれた。もう、ミネルヴァの招来の儀式は止められない。

 

「最後の裁定を下してやろう。月に代わり、貴様を裁く――神罰執行(オシオキムーン)

 

 シールドを増やし、手札を増やし、盤面を増やす。

 そして最後は、光が反転し、闇へと堕ちる。

 加護をもたらす光が翻り、それは害為す闇となり、命を削る。

 

「《と破壊と魔王と天使》のオシオキムーン、起動! 貴様のシールドをブレイクだ!」

 

 砲塔が向けられる。マズルフラッシュが瞬く。

 無数の砲弾が、バタつきパンチョウに降り注ぐ。

 

「っ……!」

 

 轟音が響き渡る。目の前で、数多の盾が炸裂する。

 1枚、2枚、3枚と、順番にシールドが撃ち抜かれ、粉々に砕けていく。

 そして気がつけば、バタつきパンチョウを守る5枚のシールドは、すべて粉砕されていた。

 

「い、一瞬で、シールドが……!?」

 

 身を守るシールドも、次の手を打つための手札も、立ち並ぶクリーチャーも、副次的な“おまけ”でしかない。

 ミネルヴァの真意、彼の神罰の本懐は、《月と破壊と魔王と天使》による瞬間砲撃――ワンショットキル。

 凄烈にして清廉な暴力が、無慈悲に降り注ぎ、すべてを薙ぎ払うのだった。

 

「終わりだ。《ハイオリーダ》でダイレクト――」

「ま、待った! S・トリガーなのよ! 《輪廻暴聖》!」

 

 撃たれた最後の1枚、シールドが光を放つ。

 

「《ハイオリーダ》と《魔王と天使》をタップするのよ!」

「……逃れたか」

 

 大量殺戮兵器のような砲撃だったが、このターンに限っては、攻撃可能なクリーチャー自体は少ない。《ハイオリーダ》を止めるだけで、この場は難を逃れた。

 

「ターン終了時、《と破壊と魔王と天使》の能力で、私のシールドが1枚、供物となる」

 

 

 

ターン5

 

 

バタつきパンチョウ

場:《ウィングダム》×2《デデカブラ》《ジュラノキル》

盾:0

マナ:5

手札:11

墓地:3

山札:17

 

ミネルヴァ

場:《ハイオリーダ》《魔王と天使》《科学のウラガワ》《エイキャ》×2《テュラー》×2《ベンリーニ》×2《マーチス》×2《ダリファント》×2

盾:7

マナ:6

手札:10

墓地:0

山札:14

 

 

 

「…………」

 

 ギリギリ、首の皮一枚で繋がった。しかし、ターンが返ってきたからと言って、希望が見えたわけではない。

 むしろ、絶望しかない。

 

(けっこー山札掘り進んだはずなんだけど、《ナハトファルター》は来ない。シールドにもないし、手札にあるのは《ゲイル・ヴェスパー》だけ……)

 

 これほど盤面に差があると、ターンを返すことはできないだろう。必要なパーツは足りず、しかしこのターンで終わらせなければ、負ける。

 およそ活路など見出せそうにない絶望的状況だが、

 

「……やるしか、ないのよ」

 

 勝ちの目が、まったくないわけではない。

 バタつきパンチョウは、か細い糸を手繰り寄せる。

 

「Wシンパシー発動! 2マナで《天風のゲイル・ヴェスパー》を召喚!」

 

 競り合うように天を舞うのは《ゲイル・ヴェスパー》。しかし相方の《ナハトファルター》はいない。

 半永久的にクリーチャーを産み落とし続ける、という真似はできないが、しかしその蜂のもたらす甘露な蜜には、永久でなくとも大きな価値がある。

 

「《ゲイル・ヴェスパー》の効果で、私のクリーチャーはすべてWシンパシーでコストが軽くなる! 1マナで《デデカブラ》を――超無限進化!」

 

 地より伸びる巨木。それは暗天を覆い尽くさんばかりに成長し、枝を広げ、無限に膨張する宇宙となる。

 

「お母さま、あなたの宙は私が貰うのよ。来て――《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》!」

 

 本来であれば、《ゲイル・ヴェスパー》と《ジーク・ナハトファルター》の力を借りて、大量の生贄を捧げて呼び出されるはずの切り札。

 だが今回の生贄は、たったひとつ。メガメテオバーン10の発動には、まるで足りない。

 しかし、逆に言えば。《ジ・エンド・オブ・ユニバース》を降臨させるだけならば、供物はひとつでいい。

 そしてたったひとつの贄で呼ばれる《ジ・エンド・オブ・ユニバース》の意味とは。

 

「……この布陣を前に、殴りきるつもりか。よもやその戦力で」

「なのよ。それしかないもの」

 

 答えは単純明快。エクストラウィンを狙うための戦力が足りないのなら、力ずくで殴りきるまで。

 地を這ってでも、空に浮かぶ邪神を、引きずり下ろす。

 矮小な身の丈に見合わない野心を背負い、バタつきパンチョウは暗夜に座する支配者に牙を剥く。

 

「1マナでもう一体、《ジュラノキル》を《ユニバース》に進化! 《ゼノゼミツ》を召喚! 《科学のウラガワ》とバトル!」

 

 これでTブレイカーが4体。7枚のシールドをすべて打ち破ってとどめを刺すだけの打点は、揃った。

 

「もうブロッカーもいないのよ。行って、《ユニバース》でシールドをTブレイク!」

 

 宇宙の闇に、無限の銀河がぶつかる。

 力任せに、暴力的に、愚直に。

 眷属は、母なる邪神に反抗する。

 まずは、3枚。

 

「2体目の《ユニバース》でTブレイク!」

 

 続けて、3枚。

 残り、1枚。

 

「パワー12000以上のクリーチャーが攻撃したから、《ヴァム・ウィングダム》も攻撃できるようになったのよ! 《ヴァム・ウィングダム》で攻撃する時に、スマッシュ・バースト! 《ソニック・ダンス》! パワー7000以下の《エイキャ》をマナゾーンに送って、Tブレイク! これでシールドゼロなのよ!」

 

 暴風が巻き起こる。クリーチャーも纏めて巻き込み、邪神を守る盾を切り裂き打ち壊す。

 シールドはすべてなくなった。故にあと一撃。それだけで、母に届く。

 眷属でも、虫けらでも、この牙を突き立てられる――!

 

「……公爵夫人と同じだな。惰弱な牙と分かっていて尚、その矮小な牙を向けるとは、愚かなり。その愚考にして愚行、もはや憐憫を感じずにはいられない。」

 

 ミネルヴァは、嘆息する。

 バタつきパンチョウは、決死の輝きを以て、黒き空に飛翔して見せた。

 しかし彼女が暗中に見出した希望よりも、宙に渦巻く闇は、圧倒的に深淵だった。

 

 

 

「S・トリガー――《ヘブンズ・ゲート》」

 

 

 

 闇の中に、昏い光が漏れる。

 遙か彼方の宇宙に続く門が創造された。

 絶望と無慈悲が詰め込まれた、非道の門扉だ。

 

「手札から《冥界を統べる新のハーデス》と《音奏 ハイオリーダ》をバトルゾーンへ」

「あ……」

 

 ブロッカー。それも2体。畳みかけるようにシールドも増えた。

 《ヴァム・ウィングダム》1体では突破しようがない。この瞬間においてそれは、どうしようもないほどに鉄壁だった。

 バタつきパンチョウは、天を仰ぐ。

 女王が君臨すべき宙。そこにはまだなにもいないが、いずれ彼女が座するだろう場所。

 

「……高い支払いさせられたのに、全然効果ないじゃないのよ。なにが加護、なにが誓約なのよ。お母さまの嘘つき」

 

 いや、嘘つきなのは自分の方だ。

 自分はどうなってもいいから弟を、だなんて。本音じゃなかった癖に。

 弟は大事だ。彼らのために命を張れる自信だってある。だけど、

 

「やっぱり、最後まで一緒に生きたかったなぁ」

 

 生まれた時から3人一緒。

 気付いた時には三位一体。

 誰も欠けて欲しくなかった。自分自身だって。

 かけがえのない“3人”で、共に在りたかった。

 その心の揺らぎが、誓約を崩してしまった。

 まったくもって、女王は無慈悲だ。姉弟愛すら、見逃してくれないなんて。

 

「神罰再開。貴様の一切合切を討ち滅ぼさん」

 

 運命は決まった。ミネルヴァ・ウェヌスは手を緩めることなく、処断を再開する。

 魔王にして天使。(くろがね)の邪神像が、冷たい魔手を伸ばす。

 背信者へと、罰を下すために。

 

 

 

「《と破壊と魔王と天使》――執行(ダイレクトアタック)




 死星団で作者が一番気に入ってるのが、ミネルヴァの月光王国だったりします。ややデザイナーズ感がありますが、天門から科学のウラガワと魔王と天使を出してポーカー撃てばサクッとコンボ完成。ドレミ24とか面倒なことしなくても良くなったのがいい。しかも、ここにハイオリーダを噛ませればGRから大量展開とかできたり、さらにコンボに幅を持たせられるのも面白い。ヴァリアブル・ポーカーがたった3マナかつ1枚でシールドを大量に動かせるので、オシオキムーンとの相性がいいのは語るに及ばずですが、シールド動かした後に科学のウラガワで自主回収できるので、科学のウラガワがいれば3コスト支払い続ければ何度でも撃てるっていうのも凄い。なんやかんやカスタマイズし甲斐があると思います。
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