霧の湖を消し飛ばし東方不敗の自然を守る思いとは違い順調に幻想郷を壊滅へと突き進む。
道なりに進み、日が傾き始めてたどり着いたのは赤く染まった洋館。館の前にはこっくりと器用に立ったまま寝ている一人の女。
「んがっ!?おや?お客様とは珍しいですね」
こちらに気づいたのか目を覚まし声をかけてきた。
その女を一目見た瞬間、東方不敗はこの女の力量をはかり始めた。
(一見スキだらけに見えるが、中心線がぶれることなくどの方向からの襲撃にも対応が出来る体勢・・・)
「おっと!そんなに見つめられると照れますね」
「ふむ、これは失礼した。しかし貴様ほどの力量を見せられては武道家としては是非とも手合わせ願いたいものよ」
「それはお褒めいただきありがとございます。時に、この紅魔館に何かご用意で?」
「紅魔館とな?この館はどの様な場所なのだ?」
この土地に来てまともに人と話したのはこれが初めてだ、この東方不敗ともあろう者がこの素晴らしき自然に巡りあい浮かれ情報の収集を怠ったわ。
「紅魔館を知らない?だとするとあなたは外から迷いこんだ方ですか。」
(外?確かにわしが知っておるネオジャパンとは余りにもかけ離れておる)
「ここはネオジャパンではないのか?」
「ネオジャパン?いえいえここは幻想郷、すべてを受け入れる最後の楽園ですよ。」
(幻想郷?最後の楽園?解らぬことが多すぎる、まずはこの女より情報を聞き出すとしよう。)
「わしはこの幻想郷のことを知らぬ、出来れば教えてはもらえぬか?名乗りが遅れたがわしの名は東方不敗」
「おや?未だ敗けを知らぬは東方不敗ですか・・・私の名は美鈴、紅美鈴といいます。そうですね、どこから説明しましょうか?」
・・・少女説明中・・・
「にわかに信じられぬが、わしは全く違う世界に紛れ込んだようたの。」
(しかしわしとすればこれは好都合よ、ガンダムと言う破壊兵器もなく自然が溢れ正に理想郷。あとはこの女より聞いた妖怪や妖精などのあやかし共を滅ぼすことが可能かどうかよ。さすればこの幻想郷はより良い世界となる)
多方面に敵を作りのは愚の骨頂、まずは紅魔館の主であるレミリア・スカーレットなる吸血鬼と話してみるか・・・
「美鈴」
「!?何奴!」
そこにはメイド服身を包んだ銀髪の少女が佇む。
(このわしが気配を一切感じぬとは!?一体いつの間に現れた?)
「あっ!咲夜さん」
「お嬢様がそちらの方を連れてくるようにと、それと美鈴あなたも来なさい。」
「初めてまして、わたくし十六夜咲夜と申します。どうぞよろしくお願いいたします。東方不敗、マスターアジアさま?」
(なぜ!?わしのもう一つの名を!?)
「お嬢様はあなた(運命)を見ておられましたので、知っておられるのです。」と咲夜は東方不敗を館へ誘うのだった。
戦闘なし 幻想郷壊滅まであと97.3%
流派東方不敗は王者の風よ全新系裂天破侠乱見よ東方は赤く燃えている
続くかも