さて!今週はISウィークなのでISを連続投稿です!
「今回の話は・・・・・決闘前の準備ってとこか?」
「まあ大まかに言うとそんなかんじか?」
そうですね。では本編にいkますか。
「ああ。それでは本編どうぞ」
side ルミナ
昼休み、食堂にて。
「「・・・・・はぁ」」
「二人共、食事中にため息をつくのはやめてくれ。こちらの気が滅入ってしまうだろう」
「ああ、悪い箒。でも・・・・」
「・・・・・俺達はため息の一つや二つや三つつきたい気分なんだよ」
「・・・・・まあその気持ちはわからんこともないが」
ああもう、なんでこうなっちゃたかな?正直オルコットさんと戦うだなんて不本意もいいところだ。俺にメリットは何もない・・・・・わけではないがどう考えても面倒だ。
「周りからの視線も痛いし」
「全くだ」
俺と一夏は周りからの視線を集中的に受けていた。それは男である俺と一夏が物珍しいから・・・・・ということだけではない。どうやら先ほどのオルコットさんとのやりとりが学園中に知れ渡ってしまったようだ。それによって一部で俺と一夏は『代表候補生に喧嘩を売った愚か者』というレッテルが貼られているらしい。まああながち間違いではないが。女尊男卑のこの世の中じゃあ俺たちのしたことは愚かと取られても仕方がない。
「まあ別にいいけどな。知らない人にどう思われても何も思うところはないし」
「ルミナってそういうところ結構あっさりしてるんだな」
「気にしても仕方がないからな。それよりも・・・・・・少し意外だったな」
「意外?何がだ?」
「お前のことだよ。オルコットさんが日本のこと侮辱したときお前だったら侮辱し返すんじゃないかと思ったんだが・・・・思いのほか冷静だったからな」
「それは私も思ったな」
「お前ら俺のことなんだと思ってるんだよ?・・・・・・まあ確かにはじめは頭に血が上ってそういうこと言いそうになっちまったけどさ。でも昨日ルミナに散々言われたからな。ちゃんと考えてから発言しろって。それを思い出したら冷静になれたんだよ。侮辱されたからって侮辱し返すのは間違ってるからな」
へぇ。一夏は昨日俺が言ったことをちゃんとわかってくれてるんだな。
「ちゃんと成長してくれているみたいでお兄ちゃんは嬉しいぞ一夏」
「いや、ルミナは俺の兄貴じゃないだろ。というか同い年だし」
「お前は手がかかるからなんか弟って感じがするんだよ」
「確かに手はかかるな」
「ヒデェなおい!というか箒も同意するなよ!」
まあ実際前世からの引継ぎで考えると俺って一夏よりも年上だからな。なんとなく一夏は弟って感じがして目が離せないんだよな。
「さて、それはともかくとしてどうする一夏?」
「決闘のことか?」
「ああ。俺は多少知識があるしISの操作も研究所で何度かやったから多少はマシだがお前はずぶの素人だ。このままじゃ何もできずに負ける確率が高いぞ?」
「それは・・・・・・否定できないな。どうするかな・・・・」
一夏は額に手を当てて考え込んだ。
「なあ一夏。お前さえよければ・・・・・」
「ねえ君達」
箒の言葉を遮るように声をかける人が現れた。
(赤いリボンってことは・・・・3年か)
「君達って噂の子達でしょ?」
先輩は俺と一夏を見て言った。
「はあ・・・・多分」
というか確実だな。いまIS学園で噂になってるのなんてオルコットさんとにことぐらいだろうし。
「代表候補生の子と勝負するって聞いたけど本当?」
「ええ、まあ」
「君達ってIS稼働時間ってどれくらい?」
「二十分くらいです」
「俺は10時間ほどですね。研究所で動かす機会が結構ありましたから」
「う~ん・・・・・そっちの栗色の髪の君はともかくそっちの君は厳しいわね。ISって稼働時間に比例して上達するのよ?」
確かにな。来週に代表候補生と戦うっていうのに二十分しか動かしたことがないというのは少し・・・・・いやかなり無謀だな。
「よかったら私がISのことを教えてあげよっか?」
先輩は笑顔で一夏にそう言った。ただ・・・・・
ル(善意で言ってるわけじゃあないだろうな。明らかに下心を感じる。まあ一夏はイケメンだし相手は男との付き合いなんてほとんどないんだろうからある意味仕方がないか?)
「はい。ぜひ・・・・」
「それなら私が一夏に教えるので結構です」
「箒?」
一夏の言葉を遮って箒がきっぱりと言った。
(あ~・・・・・ヤキモチか。初々しいねぇ。まあそういうのは好きだからどんどんやってくれていいけどさ)
「・・・・あなたも1年でしょ?私は3年よ?私のほうがうまく教えられると思うんだけど?」
先輩は努めて笑顔を保とうとしているが目つきが悪い。邪魔をした箒のことを煩わしく思っているのだろう。
「・・・・・私は篠ノ之束の妹ですから」
箒は先輩を睨みつけながら言った。それは先輩に対して怒りがあるから・・・・・ではなくおそらく姉の名前を利用した自分に嫌気がさしているからどろう。箒は多分・・・・・・篠ノ之束のことをよく思っていないからなおさら自分に対して怒りを感じているのだと思う。
ル(それでも一夏を取られたくなかったか・・・・・健気だね。ますます応援したくなったな)
「し、篠ノ之ってええっ!?そ、そう。それなら仕方がないわね」
箒が篠ノ之束の妹だと知り先輩は食い下がった。それほどまでに篠ノ之束という名には力があるようだ。
「じゃ、じゃあそっちの栗色の髪の子はどうする?10時間動かしてるって言ってもそれはつい最近からでしょう?まだまだわからないことも多いだろうし色々と教えてあげるよ。私も君よりはISの稼働時間はずっと長いし」
一夏は無理だと判断した先輩は俺を標的にした。
「・・・・・大変嬉しい申し出ですがお断りさせていただきます」
俺は先輩の申し出を断った。
「え?どうして?」
「はっきり言ってしまえば先輩の助力は必要ないからですね。先輩が教えるであろうこと・・・・・俺にとっては無意味でしょうから」
「・・・・・どう言う意味?」
「言葉通りの意味です」
俺は先輩に今出来る限りの最高の笑顔を向けながら言った。失礼なのはわかっているが正直この先輩のことはあまり好ましくないので関わり合いになりたくない。
「・・・・わかった。勝手にすればいいよ」
先輩は苦虫を噛み潰したような表情でこの場を去っていった。
「ルミナ・・・・・お前笑顔で結構できついこと言うな」
「た、確かに・・・・・あれは少しどうかと思うぞ?」
「そう言われてもな・・・・・俺はできるだけあの先輩に関わりたくなかったんだよ。正直あまり好ましくないタイプだったからな」
「だ、だからってあれは・・・・・」
「まあお前たちの言いたいこともわかるが思いつく限りで手っ取り早く引き離すにはあれが一番だったんだ。ああしとけばもう俺に関わろうなどとは思わんだろう。まあ流石に少し悪い気はするがな」
「そ、そうか・・・・・」
「それに・・・・・本当なことだしな」
「え?」
「先輩の教えることは俺にとって無意味だっていうのがだよ。先輩はこのIS学園で学んできたことはほぼ間違いなくマニュアル通りのことだろう。俺にはそれはほとんど役に立たない」
「どういうことだ?」
「俺のISは・・・・ちょっとばかしユニークでな。普通のものとは違うんだよ。だから普通のISとは違ったスキルが必要となってくる。しかも俺のISの操作の自体が他の人とは少し違うからな」
本当にその辺りが面倒なんだよな。
「違うって・・・・どう違うんだ?」
「それは話すと長くなるから今はやめとく。それよりも一夏は自分のことを考えてろ。俺よりも状況的にまずいんだからさ」
「わかった。と、そういえば箒。本当に教えてくれるのか?」
「そう言っているだろう」
「そっか・・・・ありがとな箒」
一夏のイケメンスマイルが発動した
「!!あ、ああ・・・・気にするな////」
箒は顔を真っ赤にした。効果は抜群のようだ。
「と、とりあえず今日の放課後剣道場に来い。一度腕がなまっていないか見てやる」
「ああ」
「じゃあ一夏のことは箒に任せるよ。俺は俺で勝手にやっておくから気にしなくていいからな」
「わかった」
「あ、そうそう。ISを使った特訓はしばらくしないほうがいいぞ」
「え?どうしてだ?」
「おそらく・・・・・いや、確実に一夏には専用機が与えられる」
「え?俺に専用機?」
「ああ。俺とお前は希少な存在だからな。研究者にとってはデータは喉から手が出るほど欲しいものだ。だからデータ取りのために専用機があてがわれるはずだ」
俺も専用機を持ってる理由の9割はそれだからな。
「それとさっきの話とどう関係があるんだ?」
「専用機っていうのは個人に合わせてフォーマット、フィッティングされるんだ。対して量産機は万人に使えるように調整されている。つまり専用機と量産機じゃあ癖が違うんだよ。量産機の動きに体を合わせちまうと専用機が動かしづらく感じる可能性がある。だから専用機が届くまではISを使った訓練をするな」
「なるほどな。わかった。そうする」
今の説明で納得してくれたようだ。
「よし、それじゃあ教室に戻ろうぜ。もうすぐ昼休みが終わるしな」
「わかった」
俺、一夏、箒は食器の乗ったトレイを返却して教室へと戻っていった。
プルルルル♪
今日の授業が全て終わり寮の自室へと帰ってきた俺は研究所に電話をかけた。
『はいもしもし』
「どうも秋菜さん。ルミナです」
『どうも。何か御用ですか?』
「ええ。実は・・・・・」
俺は秋菜さんにオルコットさんと決闘することを説明した。
『決闘ですか。私としてはイクリプスの戦闘データが取れるので嬉しい話ですがルミナさんは大丈夫ですか?イクリプスはまだ完成していないんですよ?それにあなたはまだイクリプスに慣れていないでしょう?』
「はい。それでも・・・・やれるだけやるしかないでしょう」
『確かにそうですが・・・・無理をせずにラファール・リヴァイヴで戦ってもいいんですよ?そちらの方が動きやすいですし・・・・・・安全ですよ?』
秋菜さんは心配そうな声で言った。
「まあ確かにそうですけど・・・・・俺としてもイクリプスに早く慣れておかなければならないですからね。俺の専用機なのにをうまく使えないなんて冗談にしたって笑えませんから」
『・・・・・わかりました。あなたがそういうのならばもう何も言いません。私はあなたが可能な限り万全な状態で戦えるようにサポートに徹します』
「ありがとうございます秋菜さん」
『ただ一週間では通常武装は完成しても特殊武装の方はおそらく無理です』
「わかっています。あれはまだ時間がかかりますからね。通常武装だけでも完成していれば十分です」
『そうですか。それではこちらで武装のデータを構築しておきます』
「こっちでも可能な限りのセッティングはしますのでよろしくお願いします」
『はい。頑張ってくださいねルミナさん』
「はい。それではこれで失礼します」
俺は電話を切った。
どうにか通常の武装の方は完全な状態で使えそうだ。問題は・・・・・
「・・・・早いところお前に慣れないとな」
俺は太陽と月をかたどったペンダント・・・・・待機状態のイクリプスに触れながら呟いた。
あとがき座談会のコーナー!INIS!
今回のゲストは真月研究所の所長!真月秋菜さんです!
「よ、よろしくおねがいします」
はいよろしくお願いします!それでは座談会を進めていきましょう!
「え、えっと・・・・いいんでしょう?私なんかがゲストで」
「大丈夫ですよ。秋菜さんはこの小説で結構重要なポジションなんですから」
そうですね。なにせ秋菜さんはルミナさんのISを開発した人なんですから。
「そ、そんな重要なポジションなんてだなんて・・・・私には荷が重いです」
(・・・・・なあルミナ)
(ん?どうした一夏?)
(秋菜さんって本当に33歳なのか?どう見ても中学生・・・・いや、小学生ぐらいにしか見えないんだが)
(失礼なこと言うな・・・・・と言いたいところだがお前の気持ちはよくわかるな)
(背は低いし顔は童顔ですし声はハスキーですし・・・・どう見ても少女にしか見えませんよね)
(なんで明奈さんはああいう容姿してるんだよ?決めたの主だろ?)
(一言で言ってしまうと・・・・・・面白そうだったからです!)
((・・・・・言うと思った))
「あ、あの?皆さん集まってこそこそと何を話していたんですか?」
「あ、いえ、大した凍ではありません」
ジー・・・・・・
「えっと・・・・・明奈さん?」
「・・・・・どうせ私のことを子供っぽいって話していたんでしょ?」
「「「!?」」」
「その反応・・・・・図星みたいですね」
「いえ、あの、これはその・・・・」
「・・・・・別にいいですよ。もう慣れていますから」
(((・・・・・いじけちゃった)))
さ、さて!そろそろ本編の話をしましょう!
「あ、ああ!そうだな」
(・・・・・明らかに誤魔化してる)
「今回話すことって言ったら・・・・ルミナの専用機についてか?」
ですね。作中でも言いましたがルミナさんの専用機はまだ完成していません。一部の武装が機能していない状態ですからね。
「しかもオルコットさんとの戦いまでに完成しないんだよな」
「そんな状態でセシリアと戦って大丈夫なのか?」
「はっきり言って大丈夫じゃない。問題ありだ」
まあそれは仕方がないことですから。物語が進めば完成しますのでそれまでは我慢してください。
「まあそうするしかないからな」
「それと気になったんだけどルミナの専用機がユニークっていうのはどういうことだ?」
「それは私から話します。ルミナさんの機体は他のISではまず考えられない機能を有しています。それ故にユニークなんです・・・・すなわちオンリーワンな機体なんです」
「まず考えられない機能?それってどんな機能だ?」
「それはまだお教えできません。企業秘密ですので」
「まあ言えることはこの機能は全くお勧めできないっていうことだな。間違っても俺以外は使わないほうがいいと思う」
「あなたも使わないほうがいいんですけどね」
「それは・・・・まあそうかもですけど」
「一体どんな機能なんだ?」
それもいずれまたということで。さて、そろそろ締めますか。それでは・・・・
「「「「次回もまたきてくれ(きてください)!!」」」」