さて、今回の話ですが・・・・・ルミナさんの異常スペックの一端が垣間見れます。
「マジでお前は何もんなんだよ・・・・・」
「只者じゃない一般人だ」
それ矛盾してます・・・・まあいいや。本編にいきましょう。
「そうだな。それでは本編どうぞ」
noside
『一組、織斑一夏。二組、凰鈴音。両者規定の位置に移動してください』
アナウンスに従い、2人は規定の位置についた。
「よく逃げずに来たわね。今謝れば少しは痛めつけるレベルを下げてあげるわよ」
「手加減なんかいらないさ。真剣勝負だ・・・・・全力で来い!」
両者闘気をむき出しにする。その闘気からは試合に対するモチベーションの高さが伺える。
「どうあっても気は変わらないっていう事ね。なら・・・・・微塵も容赦はしないわ。この甲龍で叩きのめしててあげるわ!」
「そう簡単にはやらせねえよ」
両者武器を構え、その時を待つ。
『それでは両者・・・・・試合開始!』
ガキンッ!
試合開始のアナウンスが流れるのと同時に2人は手にした武器で斬りかかった。
ギリギリ・・・・・バッ!
しばらくの間鍔迫り合いが続いたあと、両者間合いを取る。
「ふうん・・・・初撃を防ぐなんてやるじゃない」
「そいつはどうも」
「と、そうそう。あんたの試合はビデオで見させてもらったわよ。確かに雪片のバリアー無効化攻撃は厄介だわ。でもね、雪片じゃなくても攻撃の高いISなら絶対防御を突破して本体に直接ダメージは与えられるのよ。・・・・・勿論この甲龍もね」
「・・・・ああ、それくらい知ってるさ」
「そう。ならわかるでしょ?この勝負・・・・・条件は互角よ!」
鈴は両手に持った青龍刀、双天牙月で一夏に斬りかかる。
ガギンガギンガギン!
(くっ、早いな・・・・・それに捌きにくい。箒とルミナが特訓をつけてくれなかったらやばかった)
一夏はかろうじてにだがその斬撃を捌く。だが反撃に出ることはできなかった。
(このままじゃ防戦一方だ。ここは一旦距離をとって・・・・)
一夏が距離を取ろうと後退する。が・・・・・
「甘い!」
ドウッ!!
「なっ!?」
一夏は見えない何かから衝撃を受け弾き飛ばされてしまった。
場所は変わって管制室。ここで千冬と山田先生、そして千冬に特別に許可をもらいルミナ、箒、セシリアの5名が試合を観戦していた。
「一夏!?なんだ今のは・・・・・何も見えなかったぞ?」
「・・・・・衝撃砲ですわね」
「衝撃砲?」
「空間自体に圧力をかけ砲身を生成。余剰で生じた衝撃を砲弾にして打ち出す第3世代兵器です」
「砲身も砲弾も目に見えず、更に砲身に稼働限界角度もない。あれを躱すのは今の織斑には難しいだろうな」
事実モニターに映る一夏はどうにか回避しようと動き回っていた。それでも躱しきることができずに何発もヒットする。砲弾も砲身も見えないのだから無理もない。そんな中・・・・・
「・・・・・これは当たるな」
「え?」
ルミナが呟いた後にモニターを見ると一夏に衝撃砲がヒットする。
「・・・・・これは躱せる・・・・・・次のは左肩にかする」
「なっ!?」
モニターを見るとルミナの言うとおりになっていた。
「ル、ルミナさん・・・・・どうしてわかるのですか?」
「完全に不可視っていうわけでもないからな」
「え?」
「織斑先生ならわかるでしょう?」
「・・・・・ああ。だがまさかお前もわかるとはな」
「ど、どういうことだルミナ?」
「空間にかけた圧力が強すぎるんだ。わかりにくいが蜃気楼のようなものができている」
「蜃気楼?」
「ああ。そのせいで空間が若干歪んで見える。それである程度は予測することができる」
「ゆ、歪んで見えるって・・・・・それでも本当に若干ですよね?それだけで照予測するのは難かいいのでは?」
「確かにそれだけでは難しいですが・・・・・鈴の視線を見ていればなんとかわかりますよ」
「視線・・・・ですか?」
「鈴は衝撃砲を打つ場所を目で見てしまうんです。ISの性能であれば360度全てを見渡せるので本来はそんなことをする必要はないのですが・・・・おそらく鈴の癖でしょうね」
「つまり空間の歪みと視線の動きから照準を予測しているということですか?」
「はい。その二つがあればかろうじてですが予測可能です」
「お、織斑先生も同じですか?」
「まあな」
「そ、そうですか・・・・・」
(二人とも・・・・・・凄すぎます)
山田先生は二人のスペックの高さに驚愕した。
「それにしても・・・・・・一夏のやつ何か狙っているのか?さっきからタイミングを図っているように見えるが」
ルミナはモニターに映る一夏の様子を見ながら言った。
「
「
「一瞬でトップスピードを出して敵に接近する奇襲攻撃ですね」
「そうだ。使いどころさえ間違えなければ織斑でも代表候補生に渡り合えるだろう」
「なるほど。確かに白式は攻撃力も然ることながら機動力も高い。
「しかし・・・・・通用するのは一度きりだろうな」
「・・・・・・一夏」
「へえ、予想以上にうまく躱すじゃない。驚いたわ」
「はあはあ・・・・・まあな」
(とはいえ、辛うじてだけどな。ルミナ達に特訓をつけてもらわなかったらこうはいかなかった)
ルミナ達の3対1の実戦形式の特訓。あの特訓によって一夏の危機回避能力が格段に上がったことによって一夏は致命的なダメージを受けずに済んでいた。
一(・・・・・そろそろ腹をくくらないとな)
一夏は覚悟を決めた。
「鈴!本気で行くからな!」
「当たり前でしょ!格の違いを見せてあげるわ!」
両者が決死の攻撃を繰り出そうと互いに突撃しようとしたその瞬間。
ドガン!!
「「!?」」
何かが・・・・・・アリーナのシールドを突き破り二人の前に降り立った。その時の衝撃で砂煙が巻き起こる。
ゴオオオオオオ・・・・
「な、なんだよ・・・・・こいつら?」
砂埃が晴れ、それが姿を現す。
それは・・・・・・黒い全身装甲の二機のISであった。
「山田先生!アリーナにいる者に避難勧告を!」
「はい!」
山田先生は千冬の指示で我に返り、アリーナにいる生徒たちに避難を促した。
「な、なんなのだ一体?」
「一体何が起こって・・・・・?」
箒とセシリアは突然のことに呆気にとられる。
「・・・・・」
そしてルミナはモニターに映る二機の所属不明機を見つめている。
「織斑くん!凰さん!今すぐアリーナから脱出してください!すぐに先生たちが制圧に向かいます!」
観戦していた生徒たちへの避難勧告を終えた山田先生は今度は一夏と鈴に離脱するように指示した。
『・・・・・いや、先生たちが来るまで俺達が食い止めます』
「織斑くん!?」
『あいつらの攻撃で生徒たちに動揺が広がっています。先生たちは皆の避難を優先してください』
「だ、駄目ですよ!あなたたちにもしものことがあったら・・・・」
ブチッ
そこで通信は切れた。
「織斑くん!凰さん!聞いていますか!?もしもし!もしもし!」
「落ち着け」
ビシッ!
「ひゃうっ!?」
通信が切れてしまって動揺している山田先生に千冬がデコピンした。
「お、織斑先生・・・・・通信が切れちゃって・・・・織斑くんと凰さんが!」
「わかっている。本人がやると言っているのだ。やらせてみてもいいだろう」
「何をのんきなことを言ってるんですか!早く救助に行かないと!」
「これを見ろ」
千冬は一つのモニターを指差した。
「え?・・・・こ、これは!」
モニターを見た山田先生の表情が強ばる。
「遮断シールドがレベル4に設定、全ての扉がロックされている。これでは救助に行くことも生徒を屋外へ避難させることもできない」
「まさか・・・・あのISが?」
「だろうな。ロックの解除を3年の精鋭たちに任せているがどれだけかかるかわからない。政府に援助の連絡も入れたが・・・・それもすぐには来ないだろう。しばらくあの二人には持ちこたえてもらわねばならない」
「そんな・・・・」
山田先生はこの危機的状況に思わず顔を青くさせる。
「システムの解除が済み次第ステージに部隊を突入させる。部隊以外の教員は生徒たちを誘導させるように。山田先生、全教員に連絡を」
「は、はい!」
「織斑先生!私も突入隊に入れてください!お願いします!」
セシリアは千冬に訴えかけた。だが・・・・・
「ダメだ」
それは却下された。
「な、なぜですか!?」
「お前のISは一対多向きだ。お前が複数側に入るとむしろ邪魔になる」
「そんなことありませんわ!この私が邪魔になるなど・・・・」
「なら連携訓練はしたのか?その時のお前の役割は?ビットの使い方は?味方の構成は?敵はどの程度のレベルを想定している?連続稼働時間は?」
「う・・・・わかりましたわ。もう結構です」
反論できなくなったセシリアおとなしく引き下がった。
「わかればいい」
「織斑先生!教員に連絡が行き渡りました!」
「そうか。ご苦労」
「織斑先生・・・・その・・・・私たちにできること・・・他に何もないんでしょうか?」
「できることはもうやっている。コーヒーでも飲んで落ち着け」
千冬はコーヒに砂糖を淹れようと容器に手をかけるが・・・・
パシッ
「・・・・・オーティアス?」
ルミナが織斑先生の手を掴んで止めた。
「織斑先生・・・・・それは塩ですよ」
「なっ!?」
ルミナの言うとおり、千冬が手にしているのは塩の入った容器だった。
「織斑先生。心配する気持ちはわかります。ですが落ち着いてください。あなたがここで平静を欠けば・・・・他の人たちが不安にかられてしまいます」
「・・・・・・」
「しっかりください織斑先生」
「・・・・・ああ、そうだな」
ルミナに言われ、千冬は気持ちを落ち着けた。
「わかってくださればいいです・・・・・すみません。ちょっと席借りますね」
ルミナは管制室のコンピューターの前の席についた。
「オーティアスくん?一体何をするつもりなんですか?」
「コンピューターをハッキングしてシステムをあのISから奪い返します」
「!?できるのか?」
「さあ?どうでしょうか?」
「ど、どうでしょうかって・・・・・」
「ただまあ・・・・・・やれるだけやってみます」
カタカタカタカタ・・・・・・
ルミナはものすごいスピードでコンピューターを操作し始めた。
「なっ!?」
(早い・・・・・束並みのスピードだ)
「・・・・っち、面倒なプログラムを・・・・・だがまあ・・・・・」
カタカタカタカタ・・・・・・
ルミナはキーボードを打つスピードを更に早めた。
「・・・・・・・」
ガタッ
ハッキングを初めて3分ほど経ったところでルミナは席を立った。
「オーティアス?」
「織斑先生、第3出口のロックを解除しました。そこから避難するように指示を出してください」
「!?なんだと・・・・?」
千(たったの3分でシステムを?・・・・・・3年の精鋭が手こずっているというのにこいつは・・・・)
「セシリア、ついてきてくれ」
「ついてきてくれって・・・・・どこにですか?」
「一夏と鈴の援護に向かう。アリーナに通じるルートのロックも解除してある」
「え?」
「駄目だ。後は教師に任せておけ。お前たちはおとなしくしていろ」
「そういうわけにはいきません。あれを見てください」
そう言ってルミナはアリーナの様子が映ったモニターを指差した。そこには二機の所属不明機に追い詰められている一夏と鈴の姿があった。
「織斑くん!凰さん!」
「教師の部隊が突入する準備はまだ完了していない・・・・そうでしょう?」
「・・・・・ああ」
「だったらすぐに出撃できる専用機持ちの俺とセシリアが援護に向かったほうがいい・・・・・・手遅れになる前に」
「・・・・・・」
「後で10枚でも100枚でも反省文を書きますしどんな罰も受けます。だから・・・・・行かせてください」
ルミナは正面から千冬を見据えて言った。
「・・・・・わかった」
そんなルミナの強い眼差しを受け、千冬は渋々といった様子で了承した。
「ありがとうございます・・・・・そんなに心配そうな顔をしなくても大丈夫ですよ織斑先生。俺には・・・・策がありますので」
ルミナは千冬を安心させようと優しい笑みを浮かべて言った。
「!?そ、そうか・・・・・・わかった」
千(何だあの笑顔は・・・・・・反則だ///)
どうやらルミナの笑顔は千冬のドツボに嵌ったようだ。
「行くぞセシリア」
「はい!・・・・・ってあら?」
「どうしました?」
「箒さんが・・・・・いませんわ」
あとがき座談会のコーナー!INIS!
今回のゲストは天然系童顔巨乳教師!やまやこと山田真耶先生です!
「よろしくお願いしま・・・・ってなんですかその恥ずかしい紹介は!」
え?なにか問題でも?
「あります!セクハラですよ!」
と言われましても・・・・・的確な紹介だと思うんですが?
「そんなはずありません!」
((いや・・・・・正直これ以上ないくらい的確だと思う))
「・・・・・お二人ともなにか失礼なこと考えてません?」
「「そんなことないです」」
「そうですか?ならいいんですが・・・」
(山田先生結構鋭いな)さて、気を取り直して座談会を進めましょう。
今回は対抗戦から例のISの奇襲までだったのですが・・・・
「まず対抗戦のことで一つ。衝撃砲にかんしてああいう説明していたが実際はどうなんだ?」
正直わからないですね・・・・・私のにわか知識でこうじゃないかな?と思ったことですので。
「それ大丈夫なのか?」
・・・・・・もしかしたら大丈夫じゃないかもしれません。
「「おい」」
「ま、まあいいんじゃないですかね?二次創作ですし・・・・・」
そ、そうですよ!山田先生の言うとおりです!
((いいのだろうか・・・・?))
「それじゃあ次にいきましょう。なんで例のISは二機なんですか?原作だと一機だけですよね?」
単純な話一機だとルミナさん、一夏さん、セシリアさん、鈴さんに圧倒されてしまうからですね。
「まあ流石に一機だけなら・・・・・4人なら楽勝だな」
「確かにな」
それでは次にいきましょう。
「次はなんといっても・・・・ルミナの異常なまでのスペックの高さだな」
「そうですね。目の前でコンピューターをハッキングしてシステムを取り戻すだなんて・・・・目の前で見ていた私は驚いたどころの話ではないですよ?」
「それに関しては・・・・まあ普通ではないと自覚しているな」
「なんであんなことできるんだよ」
「前世の経験」
「「お前は(あなたは)本当に何者なんだよ(なんです)!?」」
「だから、今は只者じゃない一般人だ」
「今はって・・・・それって前世では只者じゃない特殊な方だったということですか?」
「どうだろうな?」
「結局話さないのかよ・・・・」
まあまあ。それはまたいずれということで。さて、ここらで締めにしましょう。それでは・・・・
「「「「次回もまたきてくれ(きてください)!!」」」」