さてさてさて!今回はとうとう私が大好きなあの人が登場だぜ!イエァ!!
「・・・・・テンション高くてウザイな」
「本当にな」
何とでも言うがいいさ!とっとと本編にいくぞ!
「はいはい。それでは本編どうぞ」
side ルミナ
無人機の襲撃事件から一週間経ったある日・・・・
「やっぱり私はハヅキ社製のがいいなぁ」
「そう?ハヅキってデザインだけって感じがしない?」
「そのデザインがいいの!」
「私は性能的に見てミューレイのがいいかなぁ。特にスムーズモデル!」
「あ~、あれね~。モノはいいけど、高いじゃん」
一夏と共にいつもどおりの時間に教室に入るとクラスの女の子達が集まってをしているのが聞こえてきた。
「おはよう皆」
「おはよう」
「おはようオーティアスくん、織斑くん」
「皆集まってなんの話してるんだ?」
「これだよこれ!」
そういって一人の女の子が雑誌を広げて見せてきた。
「これって・・・・・」
「ISスーツのカタログだね。そういえば今日から申し込みだっけ」
なるほど、それで盛り上がってるのか。何かにつけて女の子は服とかこだわるからな。ISスーツも例外ではないのだろう。
「どれにしようか迷っちゃってさ~」
「アハハ、なるほどね」
「そういえば二人のISスーツってどこのやつなの?見たことがない型だけど?」
ふと女の子の内一人が聞いてきた。
「俺のは倉持技研の特注品だよ。確かイングリッド社のストレートアームモデルを元にしてるとか聞いたな」
「俺のは真月研究所のフルオリジナルのやつだよ。まあちょっと俺用に手を加えたけどね」
「手を加えたって?」
「ちょっと露出を減らしたんだよ。俺ってあんまり人前で肌晒すの好きじゃないからさ」
だからIS学園の制服が夏、冬共に共通っていうのは結構嬉しかったりするんだよな。俺って半袖の服とかあんまり好きじゃないから。
「へ~」
「ISスーツは肌表面の微弱な電位差を検知する事によって操縦者の動きをダイレクトに各部位に伝達、ISはそこで必要な動きを行います。性能やデザインも各社個性がありますから自分の気に入った物を探してくださいね」
山田先生がISスーツについてスラスラと解説した。流石は教師って感じだな。
「お~!まやまや詳しい!」
「見直したよまやまや!」
そんな山田先生を皆は褒め称える。ただ・・・・・
「あ、あだ名で呼ばないでください~!」
山田先生はちょっと涙目になって抗議した。
山田先生はクラスの皆にまやまやとあだ名で呼ばれている。それだけ親しまれているということではあるが・・・・・山田先生自身は教師としての威厳が保てていないと感じてしまっているようだ。
「落ち着いてください山田先生。あだ名で呼ばれるということはそれだけ皆に親しまれているということです。それは教師として喜ばしいことだと思いますよ?」
特にうちのクラスではね。担任はなんというか・・・・・恐れ多いカリスマの塊のような人だから。山田先生がいることによってバランスが取れていると思う。
「う・・・・それはそうかもしれませんが」
「それに、少なくとも俺は山田先生は非常に有能な先生だと思っています。だからあまり気にせず自信を持ってください」
「オーティアスくん・・・・ありがとうございます」
「いえいえ、皆も親しみを込めてあだ名で呼ぶのはいいことだと思うけどあんまり相手が嫌がるようだったらダメだよ。失礼なことだからね」
「は~い」
「気をつけるよ」
「わかればよし」
うん、やっぱりうちのクラスは物分りがいい子が多いな。
(・・・・・ねえねえ、前から思ってたんだけど)
(オーティアスくんって・・・・)
((((・・・・・お兄ちゃんみたい))))
「ん?皆ボソボソ何話してるの?」
「な、なんでもないよお兄ちゃん!」
俺が声をかけると焦ったように誤魔化した。というか・・・・
「・・・・・お兄ちゃん?」
「えっ、あ・・・その・・・・アハハ~・・・・」
・・・・・うん、今ので何を話してたのかなんとなくわかったな。まあ俺は前世からの引継ぎでは皆よりも年上だしそう呼ばれるのは・・・・・うん、やっぱりちょっと違和感あるな。よく一夏たちにはお兄さんぶってるけどいざ人に言われるのは慣れない。
「諸君、おはよう」
「あ、織斑先生、おはようございます」
ここで織斑先生が登場。それと同時に空気が締まるのを感じる。流石はカリスマ教師である。
「席に着け。HRをはじめるぞ」
織斑先生に言われて皆サッ席に着く。なんというか・・・・・よく訓練された生徒たちである。まあすぐに席に着いた俺も人のことは言えんが。
「さて、今日からは本格的な実戦訓練を始める。訓練機ではあるがISを使用する授業なので気を引き締める様に。各自、それぞれのISスーツが届くまでは学校指定のISスーツを忘れないように気をつけろ。忘れた者は学校指定の水着で受けてもらう。それも忘れたら・・・・・・まあ下着で構わんだろ」
そこは構ってください。このクラスには例年とは違い男が2名いるんですよ?流石に男の前で下着姿とか女の子にとっては恥ずかしすぎ・・・・・あ、だからより一層皆気をつけるようになるのか。そこまで考えているとしたら流石は織斑先生といったところですね。ただ・・・・・
「/////」
なんか山田先生が顔を赤くしてるのが気になる。まさか下着で授業をしたことがあるとか?・・・・・・凄く失礼だけど山田先生だったら本当にありそうだ。
「ではHRを始める。山田先生」
「あっ、はい。今日はなんと転校生を紹介します」
転校生?
「え?」
「転校生?」
「どんな子だろう?」
転校生と聞いてクラスの皆は少し騒ぎ出した。転校生というものに対するリアクションはどの世界でも同じのようだな。
「では入ってきてください」
「はい」
山田先生が呼ぶと転校生は返事をして教室に入ってきた。
「え?」
その転校生に対して一番最初にリアクションをとったのは一夏だった。まあ一夏の気持ちはわかる。なにせその転校生は・・・・・・・・・・・・・男の格好をしているのだから。
「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。皆さんよろしくお願いします」
長いブロンドヘアに俺とほぼ同じの紫色の瞳をした転校生は頬笑みを浮かべて挨拶をした。
「お、男?」
誰かが呟いた。
「あ、はい。こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いたので本国から転入を・・・・」
転校生はそのつぶやきに答える。
(これは・・・・・おそらく来るな)
俺は自分の勘に従って耳を塞いだ。それと同時に・・・・・
「「「「キャアアアアアア!!」」」」
教室内で歓喜の爆弾が炸裂した。
(っ!?耳塞いでるのに痛え・・・・・こんなもんまともにくらったら・・・・・)
「・・・・・」
(・・・・・ああなるな)
俺は歓喜の爆弾に当てられピクピクと痙攣している一夏を見た。おそらく・・・・というか間違いなく一夏は耳を塞いでいなかったのだろう・・・・・・哀れな。
「え・・・・あ・・・・え?」
転校生はかなり戸惑っている。まあ・・・・こんなリアクションを受けたら誰だってこうなるに決まっている。
「男子!3人目の男子!」
「しかもうちのクラス!」
「織斑くんとオーティアスくんとも違ったタイプ!」
「守ってあげたくなる系の美形だ~!」
クラスのテンションはフルマックスだ。これはもはや誰も止められ・・・・
「騒ぐな。静かにしろ」
シ~ン・・・・・
織斑先生が言うと皆一斉に静まった。・・・・・・そうだ。うちのクラスには絶対の存在たる織斑先生がいたんだった。
「全く・・・・・今日は二組と合同でIS実習を行う。各自すぐに着替えて第二グラウンドに集合しろ」
「「「は、はいっ!」」」
クラスの皆は着替えの準備を始めた。
「織斑、オーティアス。デュノアの面倒を見てやれ。同じ男子だろ」
「あ、はい」
「わかりました(同じ男子・・・・・ねぇ)」
「頼んだぞ」
織斑先生と山田先生は教室から出て行った。
「織斑くんにオーティアスくんだね。僕は・・・・」
ガシッ
「えっ!?」
俺はデュノアさんの手を掴んだ。
「(この反応・・・・・やっぱり)話は後ね。急ぐよ」
「ああ、そうだな」
「え・・・・え?」
俺はデュノアさんの手を掴んだまま走り出した。
「あ、あの・・・・二人共どうしたの?」
「女子は教室でだけど男子はアリーナで着替えるんだよ」
「実習の度にこの移動だから早めに慣れたほうがいいよ」
「う、うん・・・・」
デュノアさんは繋がれている手を見ながら返事をした。
「どうした?なんかそわそわしてるけど・・・・トイレか?」
「ううん、違うよ」
「なんでもないなら急いだほうがいい。でないと・・・・・」
「転校生発見!」
「本当!?でかしたわ!」
「・・・・・はあ、やはり来たか」
恐れていた事態だ・・・・・女子に見つかってしまった。
「な、何?」
デュノアさんは突然のことに戸惑ってしまっている。
「しかも織斑くんとオーティアス君と一緒!」
「者ども出会え出会えい!」
「・・・・・・IS学園はいつから武家屋敷になったんだ?」
「・・・・知らん。それよりも・・・・・面倒なことになったな」
「これって・・・・・いったいどういうこと?」
「この学園には男子は俺達3人しかいないからな。わかるだろ?」
「え?」
デュノアさんは本当にわかっていないようで首をかしげた。
「(まあわからなくても仕方がないか・・・・)皆物珍しがるんだよ。しかもデュノアさんのような美形が転校生だから注目度はかなり高くなってる」
「・・・・そ、そっか。なるほど・・・・(び、美形・・・・)」
・・・・・はあ、この子は本当に
「織斑君の黒髪やオーティアス君の茶髪もいいけど、金髪っていうのもいいわね!」
「オーティアス君と同じ色の瞳・・・・・いい!」
「きゃあっ! 見て見て!オーティアスくんと手繋いでる!」
「日本に生まれて良かった!!ありがとうお母さん! 今年の母の日は河原の花以外のをあげるね!」
(いや・・・・・もうちょっといいものあげよう?それとできたらお父さんにも感謝してあげて・・・・・と、今はそんなことを考えてる場合ではないな)
呼び声に反応してどんどん女子が押し寄せてくる。そのせいでアリーナへの通路が閉ざされてしまった。しかも見事に囲まれてしまっていてまともに動けない。
「ル、ルミナ・・・・どうする?このままじゃ千冬姉の出席簿アタック+地獄の特訓が・・・・・」
それはなんとしても避けなければならない。こうなったら・・・・・
「・・・・・一夏。ゴメンな?今度なんか奢ってやるから」
「・・・・・へ?なんで謝ってるんだ?つうか奢ってやるって・・・・どう言う意味だ?」
「・・・・・あとは任せた!」
俺はデュノアを抱えてた(世に言う所謂お姫様抱っこ)。
「ふぇ!?」
「「「「キャアアアア!!」」」
俺がデュノアさんを抱えた瞬間に女子から黄色い歓声が聞こえるが今は構っていられない。
「また後でな一夏!」
「ちょっ・・・・!?」
「デュノアさん、舌噛まないようにね!」
「えぇ!?」
バッ!
俺はデュノアさんを抱えたまま窓から飛び降りた。
「は、はあ!?」
「「「「と、飛び降りた!?」」」」
その様子を見た皆はあまりのこと声を出して驚く。
「よっと」
俺は地面に着く瞬間にISを足だけ部分展開し着地した。
「流石に追ってくる子はいないだろうな。っと、そうだごめんねデュノアさん」
俺は抱えていたデュノアさんを下ろした
「えっ!?う、ううん。大丈夫だよ気にしないで・・・・」
デュノアさんは顔を赤らめながら言う。
「それじゃあ更衣室に急ごうか」
「えっと・・・・・織斑くんはいいの?」
「・・・・・一夏は尊い犠牲になったんだよ」
お前のことは忘れないぞ・・・・・一夏(死んでねえよ! by一夏)
「ぎ、犠牲にしたの間違いじゃ・・・・・・」
デュノアさんは苦笑いを浮かべている。
「細かいことは気にしなくてもいいよ。今度お詫びにおごってあげることにしたんだから。それより行くよ」
俺は再びデュノアさんの手を掴んだ。
「あ・・・う、うん」
デュノアさんはまた顔を赤らめる。
ル(いちいち反応しちゃって。そんなんじゃ・・・・・・・・
自分から女ですって言ってるようなもんだぞ?)
そう俺は気がついている。目の前にいる男の格好をしている転校生が実は女であることを。
これは別に原作知識があるからとかそういうのではない。一目見た瞬間に気がついた。前世の時からそういうことには鋭いほうだからな。
(どうしてわざわざ男装してるのかは知らないが・・・・・また厄介なことになりそうだ。『デュノア』っていう苗字からも嫌な予感しかしないし)
俺はこれからのことに頭を抱えたくなる気分に苛まれながらも、今はとりあえず更衣室に急ぐことにした。
あとがき座談会のコーナー!INIS!
今回のゲストはモチのロンこの人!シャルル・デュノアさんだぁ!
「よ、よろしく・・・・」
よろしく願いします!それでは進めていきますよ!
「本当にテンション高ぇ・・・・」
「・・・・・ウザすぎる」
それがどうした!俺の彼女への愛は止められねえんだよ!
「微妙にキャラ崩壊してるぞ・・・・・というかひとつ気になったんだが。今はまだ『シャルル』なんだな」
はい!本編ではまだ『シャルロット』と名乗っていませんからね!だからそれに合わせてあとがきでも『シャルル』なんですよ!ちなみに格好も男性制服ヴァージョンです!きっと画面の向こうにはそれを想像してガッツポーズをとってる人がいるはず!
「そ、そうかな?・・・・僕にはよくわからないんだけど」
「わからなくてもいいよデュノアさん。これは主の勝手な妄想だから」
「そ、そっか・・・・そういえばルミナ、聞いてもいい?」
「なに?」
「どうして僕のことデュノアさんって呼ぶの?口調も丁寧だし」
「ああそれ?まだ本編では会ったばっかりで距離がそんなに近くないからね。だからだよ。ちなみに俺は基本的にあとがきでは本編の状態を引き継いでるからここでも本編と同じ口調で接っするからね」
「そうなんだ・・・・(なんか残念だな・・・・)」
「残念そうな顔してるなシャルル」
「!?そ、そんなことないよ!」
本当にですか~?
「う、うぅ・・・・」
「おい、あんまり苛めんなよ。特に主、お前生粋のシャルロッ党だろ?」
好きな子ほど苛めたい!俺の本質はSなんだぜ!
「・・・・あっそ(しょっちゅう余計なこと言ってぼこられてるからMなのかと思った)」
なんか失礼なこと考えませんでした?
「気のせいだ」
ならいいですけど。
「そうだ主、俺も聞きたいことがあるんだが・・・・」
なんですか?
「原作ではシャルルと手を繋いだのは俺だよな?どうしてこの小説ではルミナになってるんだ?」
・・・・一夏さん。それを聞くのは野暮ってものですよ?
「ということはやっぱりシャルルはルミナのヒロ・・・・」
「う、うわぁぁぁ!?いきなり何言ってるの一夏!!」
「この反応・・・・やっぱりそうか」
まあ本編であそこまでスキンシップすれば・・・・ねえ?ルミナさん美形ですし。
「う、うぅ・・・・というかどうしてルミナはあんなに僕にスキンシップしたのさ!」
「そうしてと言われても・・・・デュノアさんが本当に女の子かどうかを確かめるためっていうのが一番の理由かな?一目見て気がつきはしたけど完全に確信したわけじゃなかったし」
「そ、そうなんだ・・・・(なんかちょっとがっかりだなぁ)」
あははは!なんか面白い感じになりましたね!
「お、面白くない!!」
まあまあ、さて、そろそろ締めますか。それでは・・・・・
「「「「次回もまたきてくれ(きてね)(きてください)!!」」」」