IS~存在しない者の戦い~   作:shin-Ex-

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第2話!

さて、第2話に入ります!

「今回は・・・・俺とオルコットさんの会話がメインになるのかな?」

まあそうですね。

「それじゃあ話すことなんてあんまりないし、とっとと本編にいこうぜ」

そうですね。それでは・・・・・

「「「本編どうぞ!!」」」


第2話

side ルミナ

 

「大丈夫か一夏?」

 

HR後、俺は机に突っ伏している一夏に声を掛けた。

 

「・・・・・これが大丈夫に見えるか?」

 

一夏は突っ伏したまま答えた。

 

「ハハハ、全く大丈夫には見えないな」

 

「笑い事じゃねえよ。まだ頭痛え・・・・」

 

「あの出席簿アタックな。あれすごく痛そうだったもんな」

 

「痛いなんてもんじゃあない。あれは心が折れるし絶対に脳細胞もいくつか死滅してる」

 

「ご愁傷さん。でもあれはお前が悪いぞ?自己紹介なのに名前しかまともに話してないし『千冬姉』って呼んじまったんだしさ」

 

「そうだけど・・・・・・というかお前だって『千冬さん』て呼びそうになっただろ?」

 

一夏は起き上がり聞いてきた。

 

「あ、やっぱ気づいた?」

 

「当たり前だ。それに自己紹介きっちりこなしてるし」

 

「あれぐらいが普通だよ。まあ確かに緊張はしたけどな。周りみんな女子ばっかだし」

 

「・・・・・・そこなんだよなぁ。周りは皆女子、唯一の男はルミナだけ・・・・・・すげえ疲れそうだ」

 

一夏の纏う空気が更にどんよりと重くなった。

 

一夏の気持ちはよくわかる。どこを見回しても女子女子女子、男は俺と一夏の二人だけ。おかげでさっきから好奇の目を向けられて落ち着かない。しかも・・・・・・中にはいかがわしい目で見てくる子もいるし。

 

「・・・・確かに色んな意味で疲れそうだ。でも・・・・・うまくやっていくしかないだろう」

 

「・・・・・そうだな」

 

「「・・・・・・はあ」」

 

「・・・・・少しいいか?」

 

今後の学園生活のことを考えて項垂れている俺と一夏に話しかけてくる子が現れた。篠ノ之箒だ。

 

「箒?」

 

「少し一夏と話がしたいんだが」

 

「どうぞ。持ってってください」

 

「ありがとう。私は篠ノ之箒だ。箒と呼んでくれて構わない」

 

「うん。なら俺のこともルミナって呼んでくれ。それよりも一夏に話があるなら早くしたほうがいい。休み時間終わっちゃうから」

 

「ああ、行くぞ一夏」

 

「待てよ。話ってなんだ?」

 

「いいから早くしろ」

 

「お、おう・・・・」

 

「いってらっしゃ~い」

 

一夏は箒と共に教室から出て行った。

 

(う~ん・・・・・あの二人が一緒にいると絵になるなぁ。相性も結構よさそうだし・・・・・・作中での組み合わせも結構好きだしここはやっぱり箒の応援をしようかな?)

 

俺がそんなことを考えていると・・・・・

 

「少し宜しくて?」

 

またしても話しかけてくる子が来た。

 

「なんでしょうか?ミス・オルコット」

 

「あら?私のことを知っていますの?」

 

「ええ、何せオルコットさんはイギリスの代表候補生ですからね。この学園に入学すると決まってから色々と調べましたから知っています」

 

これは本当のことだ。ただ楽しむために漫画とかアニメ見ていた時とは違ってここで生活することになるのだからそういった情報は知っておくべきだと思ったからな。何故か最近原作知識がおぼろげになってきているし。

 

「そうですの。まあ当然のことですけど」

 

アハハ、やっぱりこの時期のオルコットさんは少し高圧的だな。まあそれが彼女の処世術なんだろうからあまり気にはしないけど。

 

「ところで俺に何か御用でしょうか?」

 

「ええ、ISを動かすことのできるただ二人の男性がどのような人物か気になりまして」

 

「ハハハ、今一夏は居ませんけどね。それで?俺の印象はどうですか?」

 

「そうですね・・・・・昨今の男性にしては礼儀がなっていますわ。褒めて差し上げましょう」

 

「ありがとうございます」

 

「ところで・・・・あなたはISのことをどれぐらい理解していらっしゃいますの?」

 

オルコットさんは俺を品定めするかのような目で見ながら言ってきた。

 

「どれくらいですか・・・・そうですねぇ・・・・私としては最低限必要な知識は持っていると思いますよ」

 

「最低限・・・・ですか?」

 

「ええ。と言っても実際にどこまで通用するのかは授業が始まっていないのでまだわかりませんが」

 

「そうですか・・・・・・よろしければ私が教えて差し上げましょうか?」

 

オルコットさんがそう言ってきた。少し態度は大きいけれど彼女なりに気を使ってくれているのだろう。根は優しい子なんだろう。でも・・・・・

 

「・・・・・大変ありがたい申し出ですがお断りさせていただきます」

 

今はそれを受けるわけにはいかないな。

 

「あら?どうしてですの?」

 

「はじめから誰かに頼ってしまうとそれが癖になってしまいそうですからね。それでは俺自身の成長につながりません。自分の力で出来るところまでは自分で何とかします」

 

この世界で生きていくには必要なことだしな。

 

「・・・・・そうですか」

 

「ええ。ですが・・・・・どうしようも無くなった時はオルコットさんのことを頼らせてもらいたいのですがよろしいですか?」

 

「ええ、構いませんわ」

 

「ありがとうございます」

 

「それでは私はこれで」

 

「はい。わざわざありがとうございます」

 

「いえ、それでは失礼しますわ」

 

オルコットさんは自分の席に戻っていった。

 

(一夏の時や千冬さんのときやさっき箒に話した時もそうだけど・・・・・やっぱり実際に話してみるとはじめは緊張するな。早めに慣れないと)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side セシリア

 

『ルミナ・オーティアス』

 

ISを動かせるからといって所詮は男性だから大した人物ではないと思っていましたが・・・・・なかなか見所がるようですわね。

 

礼儀正しくその上でしっかりと自分の意思を持っている。

 

今まで私が見てきた自分を卑下してただ媚びへつらうだけの愚か者とはまるで違う。

 

(・・・・織斑一夏もオーティアスさんのような方なのかしら?だとしたら・・・・・少しは評価してあげませんとね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side ルミナ

 

時間は進み、今は授業を受けているのだが・・・・・

 

「・・・・・・(ダラダラダラ)」

 

単刀直入に言おう。一夏がヤバイ。顔を青くして汗をダラダラと流している。

 

大方授業の内容がさっぱり分かっていないんだろう。必読のあの参考書読まずに来るなんて・・・・・自殺行為もいいところだ。

 

(ル、ルミナ・・・・・)

 

一夏は顔を青くしたまま俺の方を見る。

 

・・・・・グッ

 

俺はそんな一夏に向かって親指を立てて返事する。・・・・・問題ないという意を込めて。

 

すると一夏はホッとしたような表情をした。おそらくだが俺もわかっていないのだと思っているのだろう。

 

まあ実際は授業内容でわからないところは今のところ何一つないのだが。俺はきっちりと参考書を内容を暗記するぐらいに読み込んだからな。

 

「ではここまでで質問がある人はいますか?」

 

しばらくして、授業を進めていた山田先生が俺達の方を向いて聞いてきた。

 

「織斑くんは、何かありますか?」

 

「えっ!?あの・・・・えっと・・・・」

 

「質問があったら遠慮なく聞いてくださいね。何せ私は先生なんですから」

 

山田先生は優しい笑顔を向けって一夏に聞いた。その笑顔は今の一夏にとってかなりきついものがあるだろうなぁ・・・・・

 

「・・・・・先生」

 

「はい。なんですか?」

 

「・・・・・・ほとんど全部わかりません」

 

・・・・・・ぶっちゃけたな、一夏。

 

「そうですか。全部わからな・・・・・って、ええっ!?全部ですか!?」

 

一夏の衝撃発言に山田先生は驚愕の声を上げた。

 

「えっと・・・・今の段階でわからないっていう人はそれくらいいますか?」

 

シ~ン・・・・・・

 

山田先生の問いかけに反応するものは誰ひとりとしていなかった。すなわち・・・・・・現段階でついていけていないのは一夏のみということになる。

 

「ってルミナ!?お前は大丈夫なのかよ!」

 

「ああ、全く問題はない。というかさっき大丈夫だって合図送っただろう?」

 

「あれそう言う意味だたのか!?」

 

やっぱり誤解してやがったのか・・・・・

 

「・・・・・織斑、入学前の参考書は読んだか?」

 

「参考書?・・・・・・え~と・・・・あの分厚いやつですか?」

 

「そうだ。必読と書いてあっただろう?」

 

「・・・・・古い電話帳と間違えて捨てました」

 

バンッ!

 

「っ痛!」

 

一夏の頭部に千冬さんの出席簿アタックが炸裂した。今日3度目・・・・・自業自得とはいえ同情するな。マジで脳に障害とか出ないといいが。

 

「後で再発行してやるから一週間以内に暗記しろ!」

 

「い、一週間で!?いくらなんでもそれは・・・・・」

 

「やれと言っている」

 

「・・・・・・はい」

 

おお、実の弟に対して厳しいですねぇ・・・・・まあ甘やかすよりはずっといいですけど。

 

「あ、すみません織斑先生。俺一応その参考書持ってきてますんで一夏に渡します」

 

「そうか。なら頼む」

 

「はい。ほら、一夏」

 

俺は鞄から参考書を取り出して一夏に渡した。

 

「いいのか?」

 

「ああ。俺はもう全部暗記したからな」

 

「そうか・・・・・ちなみに暗記するのにどれどれぐらいかかったんだ?」

 

一夏は恐る恐る聞いてきた。

 

「三日」

 

「・・・・・えっ?」

 

「三日だ。それで全部覚えた」

 

思ったよりもかかっちまったけどな。

 

「三日って・・・・・・マジかよ」

 

一夏は何故か項垂れた。どうしたんだ?

 

「それでは授業を再開しますね」

 

項垂れている一夏をよそに。授業は再開された。

 

 




あとがき座談会のコーナー!INIS!!

前回に続き、ルミナさんと一夏さんと共に進めていきます!

「箒かオルコットさんをゲストに呼ばないのか?」

ええ。まだ呼びませんよ。まあ彼女たちの出番はこの先まだまだたくさんありますしから。いずれということで。

「そうか・・・・・というかルミナはセシリアのこと『オルコットさん』って呼んでるんだな」

「ああ、まだそこまで親しいわけじゃあないからな。ただ今後の展開次第では名前を呼び捨てしすることになると思う」

まあ確かに今のところはその予定ですね。私の気が変わらなければルミナさんの言っていた通りになると思います。

「そうか」

「ところで主、ひとつ聞きたいことがあるのだがいいか?」

なんですか?

「俺って一夏よりも先にオルコットさんと接触してるけど・・・・まさかフラグが立ってるとか?」

ああ、そのことですか。フラグならたっていませんよ。ただまあセシリアさんはルミナさんに興味は持っているみたいですけどね。

「そうか」

「・・・・・なあ主。興味を持ったっていうことは・・・・もしかしてルミナのヒロインってセシリアなのか?」

いえ、違いますよ。

「って、違うのかよ。というか随分とあっさり答えたな」

正直隠すつもりは全くありませんので。ともかくルミナさんのヒロインはセシリアさんじゃあありません。別の人です。

「いったい誰なんだ?」

それは流石に言えませんよ。タグでも隠しているんですから。

「まあそりゃあそうだな」

「・・・・・というか一夏。お前なんでそんなにグイグイ聞いてんだよ?お前そういう話には疎いはずだろ?」

「それは本編の俺だ。あとがきの場でぐらいはそういうことに積極的になりたいんだよ」

「そうか・・・・・まあお前がそれでいいなら別にいいけど」

さて、今回後話すことといえば・・・・・ルミナさんのスペックですね。

「そうだな・・・・・あのクソ分厚い参考書を三日で全部暗記するとか・・・・・どんだけ頭いいんだよ?」

「?別にそれぐらい普通じゃあないのか?」

「いや、全然普通じゃないから」

「そうなのか?」

なんというか・・・・・さすがですね。これならフェニスさんに頭良くなるように頼まなかったのも納得です。そんな必要全くないくらい頭いいですもん。

「そんなことないと思うんだが・・・・・」

(・・・・・謙虚さもここまできたら嫌味に感じるな)

(しかも本人に一切含みがないのがタチ悪いですね)

「ん?どうしたんだ二人共?」

「いや、なんでもない」

「そうか」

さて、そろそろ締めますか。それでは・・・・・


「「「次回もまたきてくれ(きてください)!!」」」
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