IS~存在しない者の戦い~   作:shin-Ex-

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第26話!

今夏は千冬さんとのお話とあの人の登場です!

「なんか・・・・・ここ数話で俺の疲労がマッハなんだが」

「・・・・・まじで同情する」←二話ほど出番無かった人

まあいいじゃないですか!それよりも本編にいきましょう!

「良くはないんだが・・・・それでは本編どうぞ」




第26話

side ルミナ

 

シャルルと話をした次の日の朝。俺はシャルルと一緒に千冬さんの部屋の前に来ていた。

 

「覚悟はいいかシャルル?」

 

「だ、大丈夫だよ・・・・」

 

口では大丈夫と言っているが少し顔色が悪い。やはり少し怖いのだろう。なにせ・・・・・あの千冬さんに正体を明かすのだから。気持ちはよくわかる。

 

だが・・・・ここまで来て引き返すわけにはいかない。千冬さんに話さなければ・・・・・・前には進めないのだから。

 

「それじゃあいくぞ」

 

「うん」

 

コンコン・・・・

 

俺は千冬さんの部屋のドアをノックした。

 

「誰だ?」

 

部屋の中から千冬さんの声が聞こえてくる。

 

「ルミナです。今いいですか?」

 

「ああ」

 

ガチャ

 

扉が開いて中からいつもの黒いスーツ姿の千冬さんが出てきた。

 

「ん?なぜデュノアが一緒にいる?」

 

千冬さんはこの場にシャルルがいることに疑問を持ち聞いてきた。

 

「ええ、少し話がありまして・・・・・廊下では話しにくいことなので部屋の中に入ってよろしいでしょうか?」

 

「なっ!?ま、まてルミナ・・・・・それは困る」

 

千冬さんは焦った様子で拒否してきた。理由はまあ・・・・・大体察しはつく。

 

「千冬さん・・・・・大切な話なんです。お願いします」

 

俺は千冬さんに頭を下げた。

 

「お願いします」

 

それに伴いシャルルも深々と頭を下げる。

 

「・・・・・なにか事情があるようだな?」

 

「はい・・・・・千冬さんに話さなければならない・・・・重要なことなんです」

 

「お願いします織斑先生。話を聞いてください」

 

「・・・・・はあ、わかった」

 

俺達の熱意が伝わったのか、千冬さんは部屋に入ることを許してくれた。

 

「ありがとうございます」

 

「ただし条件がある・・・・・・何を見ても突っ込むなよ?」

 

「え?」

 

シャルルは言っていることの意味が分からないようで首をかしげた。

 

「わかりました。シャルルもいいな?」

 

「う、うん・・・・・」

 

「入れ」

 

千冬さんは俺とシャルルを部屋に招き入れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side シャルル

 

(う、うわ~・・・・これは・・・・・ヒドイ)

 

織斑先生の部屋に入った私はどうにか声には出さずにいられたが思わず心の中で突っ込んでしまった。

 

というのも・・・・・織斑先生の部屋は・・・・・すごく散らかっている。

 

地面は脱ぎ散らかされた衣服で半分近くが埋まってしまっているし机の上にはたくさんの缶ビールの空き缶が何かの書類と一緒に散らばっている。

 

そしてなにより一番目を引いたのは・・・・というよりも引いてしまったのは・・・・・

 

ベットの上に無造作に置かれた黒い下着だ。

 

その下着はなんというか・・・・・大胆で大人っぽい。所謂勝負下着っていうのかな?

 

「・・・・・はあ、千冬さん。あなたという人は・・・・」

 

「な、なんだルミナ!突っ込むなといっただろ!」

 

「突っ込んでるんじゃないです・・・・・呆れているんです。あなた女性なんですからこれはちょっといただけませんよ?」

 

「うっ、それは・・・・・というか待て!今のは突っ込みだぞ!」

 

確かに・・・・・今のは明らかに突っ込みだと思う。

 

「これは説教です。突っ込みではありません」

 

えぇ~・・・・それは流石に屁理屈じゃない?まあルミナの気持ちもわからないでもないけど。

 

「大体なんで下着がベッドに無造作に置かれているんですか?」

 

ってそこに触れるの!?触れちゃうの!?流石にデリカシーが無さすぎない!?

 

・・・・・いや、ルミナのことだからきっとわかっていて敢えて言ってるんだろうなぁ。ある意味すごいよ。

 

「ち、違う!これはその・・・・・ルミナとそういうことになるかもしれないと思って準備したもので・・・・その・・・・(ゴニョゴニョ)」

 

織斑先生はゴニョゴニョと聞こえるか聞こえないかどうかの小声で言った(僕は聞こえたけど)。

 

・・・・ってあれ?この反応・・・・・もしかして織斑先生ルミナのことを?・・・・・あまり深くは考えないでおこう。

 

「・・・・・とにかくもう少ししっかりしましょう?一夏も心配してると思いますよ?」

 

ルミナは諭すように言った。

 

「・・・・・・わかった」

 

あ、あの織斑先生がなんか小さく見える・・・・・・あれ?どっちが先生だっけ?

 

というかこの部屋の状況でルミナはどうして落ち着いていられるの?普通は少し慌てるよね?本当にルミナってなんなの?謎が深まるよ・・・・・

 

「・・・・・まあ今回はここまでにしておきます。本題に入りましょう」

 

ッ!!・・・・きた

 

「話というのは一体なんなんだ?先ほどの態度からしてよほど重大なものだと受け取ったが・・・・・」

 

「ええ、それは・・・・・「待ってルミナ」・・・・シャルル?」

 

「その話は・・・・・僕からするよ。僕の・・・・・ことだから」

 

ルミナに全てを押し付けるわけにはいかない。自分のことなんだから自分の口で説明しないと。

 

「そうか・・・・・わかった」

 

ポンッ

 

「あ・・・・」

 

ルミナは私の頭に手を置いた。そのルミナの行為によって強く勇気づけられる。

 

「しっかりな」

 

「・・・・・うん、ありがとう」

 

私は織斑先生に向き合い、そして・・・・・

 

「織斑先生、実は・・・・・・」

 

織斑先生に打ち明けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・デュノア。お前は今自分が何を言ったのかわかっているのか?」

 

話を終えた私に織斑先生は鋭い目つきで睨みつけながら聞いてきた。正直ものすごく怖い。でも・・・・・

 

「・・・・はい。わかっています」

 

逃げるわけにはいかない。ここで逃げたら・・・・・ダメになってしまう。せっかくルミナが考ええてくれたことが・・・・・無意味になってしまう。だから私は・・・・・・逃げない。

 

「僕は・・・・・この学園を・・・・・一夏を・・・・・ルミナを騙していました。それが・・・・・許されないことだということも」

 

「・・・・・・・」

 

「僕が言っていることはわがままです。自分が助かるために・・・・・織斑先生を巻き込もうとしています。それでも僕は・・・・・僕は・・・・・もう・・・・騙したくない。皆も・・・・・自分も騙したくないんです」

 

皆を騙すのも・・・・自分を騙すのも嫌だ。私は・・・・・・私として・・・・・皆と・・・・ルミナと関わっていきたい。

 

「お願いします織斑先生・・・・・協力してください」

 

僕は頭を下げて頼み込んだ。

 

「・・・・・・ルミナ」

 

「なんですか?」

 

「少し席を外せ・・・・・デュノアと二人で話がしたい」

 

私と・・・・二人で?

 

「・・・・・わかりました。廊下で待っていますので話し終えたら呼んでください」

 

ルミナは部屋から出て行った。

 

「あの・・・・・織斑先生、お話って・・・・」

 

僕は恐る恐ると聞いた。

 

「・・・・・そう身構えるな。大した話では・・・・・まああるな」

 

織斑先生は頬笑みを浮かべて言った。先程のような張り詰めた雰囲気は感じられない。

 

「・・・・・先程の計画、あれはルミナが考えたものだろう?」

 

「は、はい」

 

「全く、よくもまあそこまで頭の回る」

 

「えっと・・・・・織斑先生?」

 

「・・・・・あいつは年不相応すぎる」

 

「え?」

 

「その頭脳も然ることながら物事の考え方や捉え方、冷静さ、態度、雰囲気。どれをとってもいい意味でも悪い意味でも子供っぽくない」

 

「それは・・・・・確かにそうですね」

 

正直私はルミナが同い年っていうのが信じられない。大人っぽいとかそういう次元の話しじゃない。まさに『年不相応』ていう感じだ。

 

「だからこそルミナは・・・・・・ルミナには不可思議な魅力がある。私はそれに当てられた」

 

「え?」

 

「はっきり言おう。私はルミナが好きだ」

 

織斑先生は迷いなく断言した。

 

「私はあいつを・・・・・・心から愛している」

 

「織斑・・・・先生」

 

私はそれを聞いても驚かなかった。織斑先生のルミナに対する態度を見ていればなんとなくわかったことだしそれに・・・・・ある意味仕方がないと思った。だってルミナは・・・・・すごくカッコよくて『優しすぎる』人なのだから。

 

「・・・・・お前はどうだデュノア?」

 

「え?」

 

「お前は・・・・・ルミナのことをどう思っている?」

 

織斑先生は私の目を正面から見据えて聞いてきた。その目は真剣そのもので誤魔化そうという気を一切起こさせないものだ。

 

「僕は・・・・・・私もです。私もルミナのことを愛してます。昨日出会ったばかりだけど・・・・・この思いは本物だって確信が持てます」

 

「そうか・・・・では私とお前はライバルということになるな・・・・・譲る気はないぞ小娘?」

 

織斑先生は不敵に笑い宣戦布告してきた。

 

「・・・・・私も、負ける気は一切ありませんよ織斑先生(ニコッ)」

 

私は笑みを浮かべてそれを受けてたった。

 

「ふっ・・・・さて・・・・・お前たちの計画についてだが・・・・・私も協力してやろう」

 

「本当ですか?」

 

「ああライバルがいなくては張り合いがなくなってしまうからな。ただし・・・・・条件がある」

 

「条件?なんですか?」

 

「その・・・・・・お前は今ルミナと同じ部屋に住んでいるわけだ。だから・・・・・ルミナの部屋での様子を写真に撮ってきてほしい」

 

織斑先生は恥ずかしそうに顔を赤らめながら言った・・・・・って、え?

 

「あ、あの~織斑先生?それは流石に・・・・ダメだと思うんですが?」

 

いくらなんでも・・・・ルミナのプライバシーを侵害しちゃうんじゃ?

 

「う、うるさい!デュノアはいいだろう!ルミナと同じ部屋で過ごせるのだから!だが私は教師という立場上関わる機会が少ないんだぞ!」

 

う、う~ん・・・・・まあ気持ちはわからないでもないけど。

 

「・・・・・頼む、デュノア」

 

織斑先生は頭を下げて頼み込んできた。その姿を見るとなんていうかもう・・・・・本当にこの人は世界最強の『ブリュンヒルデ』なのか疑ってしまう。

 

でも・・・・

 

(・・・・・そっか。織斑先生も『ブリュンヒルデ』である前に・・・・・一人の恋する女性なんだ・・・・・なら仕方がないね)

 

「・・・・・わかりました。その条件飲みます」

 

「本当か?」

 

「はい。織斑先生の気持ちはわかりますから・・・・でもあまり期待はしないでくださいね?正直ルミナにバレないように写真を撮るのは・・・・・かなり難しいと思いますから」

 

ルミナって・・・・・隙無さそうだもんな。

 

「わかった。さて、話は済んだしルミナを呼ぶか」

 

「そうですね」

 

私は部屋の外で待っているルミナを部屋に戻した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ご協力ありがとうございます千冬さん」

 

部屋に戻ってきて織斑先生が協力してくれることを話すとルミナは織斑先生にお礼を言った。

 

「気にするな。だが私が協力すると言っても他の者にバレないとは限らないんだ。十分に注意するんだぞ?」

 

「はい。わかってます」

 

「それでは俺達はこれで・・・・と、そうだ。忘れてました。どうぞ千冬さん。今日の分のお弁当です」

 

ルミナは手に持っていたお弁当を千冬さんに渡した。ちなみにこのお弁当、僕は始め交渉のカードとして使うものだと思っていた。ルミナの料理は交渉に使えるほど十分に美味しいと思うからね。

 

「ああ、いつもありがとう」

 

「いえいえ、でも・・・・・本当に千冬さんが協力してくれることになってよかったです。もし拒否したら・・・・・・明日のお弁当がトマトソースたっぷりのチキンライスにピーマンの肉詰め、人参のバター炒めになっていたところでしたからね(ニコッ)」

 

ルミナは満面の笑みを浮かべて言った。

 

「そ、そうか(・・・・・引き受けてよかった。本当に・・・・・)」

 

織斑先生は顔を引きつらせている。多分さっきルミナが言っていたのは織斑先生の嫌いなものだ。ルミナが昨日言っていた算段っていうのはこれのことだったのかな?

 

・・・・・まあ結局それは交渉には使われずにルミナの隠し撮り写真で契約は成立しちゃったんだけどね。

 

「それでは今度こそ失礼します。行くぞ、シャルル」

 

「うん」

 

僕はルミナに対するほんの僅かな罪悪感と織斑先生に対する親近感を胸に秘め、ルミナについて自分たちの部屋へと戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side ルミナ

 

織斑先生に話をした後、俺はシャルルと登校して自席でHRが始まるのを待っていた。

 

(さて・・・・・どうにか織斑先生を説得することには成功したが・・・・・・問題は楯無先輩か)

 

更識楯無。この学園の生徒会長であり・・・・対暗部用暗部『更識家』の現当主だ。

 

先週の一件から彼女のことが気になり、色々と調べてみた。その結果わかったのがこの事実。

 

(正直面倒なことこの上ないな。シャルルと接触させなければ話す必要はないんだろうが・・・・・・それはまず間違いなく不可能だし)

 

というのもその原因は俺にある。俺は彼女の興味を引く存在になってしまったため度々彼女からストーカーまがいの行為を受けている。先週保健室で話をして以来、アプローチはされていないが・・・・今後もそうだとは限らない。

 

彼女ほど有能な人ならシャルルを見ただけでバレてしまう恐れがある。だから彼女にはこちらから話を通して味方に引き付ける必要があるのだが・・・・・・・はっきり言って関わり合いたくない。

 

あの人は俺を・・・・・・理解できてしまうから。『存在しない者』である俺の心を・・・・

 

(とはいえ話をしなければシャルルが危うい・・・・・腹をくくるしかない、か)

 

シャルルだって勇気を持って織斑先生に話したんだ。俺が及び腰になるわけにはいかない。

 

「ルミナ」

 

「ん?なんだ一夏?」

 

俺が考えにふけっていると一夏が話しかけてきた。

 

「いや、なんか難しい顔してかからさ。どうかしたのかと思って」

 

どうやら表情に出てしまっていたようだな。俺としたことが・・・・・

 

「なんでもねえよ、気にするな。それよりも自分の席に着いたほうがいいぞ。そろそろ・・・・」

 

「席に着け」

 

織斑先生が教室に入って来て指示した。

 

「・・・・な?」

 

「そうだな。それじゃあまた後でな」

 

「おう」

 

一夏は自分の席に戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザワザワ・・・・・

 

現在HR中なのだがクラス内は少しざわついていた。まあ無理もない。なぜなら・・・・・

 

「え、え~と・・・・きょ、今日も嬉しいお知らせがあります。またひとりクラスにお友達が増えました」

 

・・・・また転校生が来たのだから。まあ昨日と違って男ではなく女(昨日も本当は女だけど)なのでそこまで騒がしくなっているわけではないのだが・・・・・

 

(なんで二日連続?というかそもそもなんでうちのクラス?普通は他のクラスに入れないか?)

 

「転校生のラウラ・ボーデヴィッヒさんです」

 

山田先生が転校生の名を紹介する。

 

ボーデヴィッヒと呼ばれた少女は腰まで届くほど長い銀髪もち、左目には黒い眼帯をしている。

 

体格は鈴と比べても小柄であるが身に纏うピリピリと張り詰めた雰囲気のせいか外見以上に大きく思わせていた。

 

「どういうこと?」

 

「二日連続で転校生なんて・・・・」

 

「いくらなんでもおかしくない?」

 

クラスはさらにざわめきたった。

 

「皆さんお静かに。まだ自己紹介が済んでませんよ」

 

「挨拶をしろ、ラウラ」

 

織斑先生はボーデヴィッヒさんに指示した。というか名前呼び?知り合いなのか?

 

「はい、教官」

 

・・・・・教官?もしかして・・・・織斑先生がドイツにいたときの?

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」

 

ボーデヴィッヒさんは一言、自分の名を言った。それ以降は一切何も喋らない・・・・・・自己紹介の意味を分かっているのだろうか?まあ一夏の時も自分の名前しか言ってなかったが。

 

「あ、あの~・・・・・以上ですか?」

 

山田先生は恐る恐る尋ねた。

 

「以上だ」

 

ボーデヴィッヒさんはきっぱりと言い放った・・・・・軽いコミュ症だなこの子。

 

「・・・・・・」

 

ボーデヴィッヒさんは近くにいた一夏を見た・・・・・・憎悪のこもった眼で。

 

(・・・・・はあ、全く・・・)

 

「貴様が・・・・・」

 

ボーデヴィッヒさんは一夏のすぐ近くまで歩み寄り右手を振りかざし、一夏の顔を殴りつけようとする。が・・・・・

 

パシッ

 

「!?」

 

それはかなわなかった。俺が途中で手を掴んで止めたからだ。

 

「貴様・・・・・何をする?」

 

「あなたの国には初対面の人間をいきなり殴りつけて挨拶する風習でもあるんですか?残念だけどここは日本なんでそういった風習は適用外ですよ」

 

俺はボーデヴィッヒさんを見下ろしながら軽口を叩いた。

 

「・・・・・離せ」

 

ボーデヴィッヒさんは殺気を込めた眼で睨んでくる。

 

「お~怖い怖い。一夏を殴らないって約束してくれるならすぐにでも離してあげますよ?あ、だからって蹴ったりもしないでね?というか危害加えないでください」

 

「・・・・・調子に乗るなよ?」

 

調子に・・・・ねぇ

 

「・・・・・それはこちらのセリフですよ?ボーデヴィッヒさん(ニコッ)」

 

俺もボーデヴィッヒさんと同じように殺気込めてを言い放った。

 

「!?(コイツ・・・・・一体?)」

 

「二人共やめろ。騒ぎを起こすな」

 

流石に見かねたのか織斑先生が注意してきた。

 

「・・・・命拾いしたな」

 

「お互いに・・・・・ね」

 

「・・・・・ふん」

 

俺は掴んでいた手を離した。ボーデヴィッヒさんも素直に手を下ろす。

 

「・・・・・私は認めない・・・・貴様があの人の弟であるなど・・・・・認めるものか」

 

最後にボーデヴィッヒさんは一夏を睨みつけて自分の席に着いた。

 

「あいつ・・・・何なんだよ?」

 

「・・・・さあな」

 

俺も自分の席へと戻った。

 

(『ラウラ・ボーデヴィッヒ』か・・・・・また面倒なことになりそうだな)

 

 

 

 

 

 




あとがき座談会のコーナー!INIS!!

今回もゲストなしでお送りします!それでは早速進めていきましょう!

「今回は台本形式ではなかったが・・・・どうして形式を変えたんだ?」

ええ、一部の読者は台本形式は読みづらい、なんかキャラに喋らせてる感じがあるといってあまり好きではないという方がいますからね。なので今回は試しに台本形式をやめてみたんです。

「というかそもそもなんでこの小説は台本形式だったんだ?東方とバカテスの小説は台本形式じゃなかっただろ?」

正直ISの小説を台本形式にしたのは試しにといった感じですね。読者がどういった反応を示すのかが気になったのもでして。それと台本形式は誰がどのセリフを言っているかがわかりやすくなるからというのも理由の一つです。私ってキャラを口調で判別させるのが苦手ですから・・・・・特にルミナさんと一夏さんは台本形式じゃないとわかりにくくなることがたまにあります。

「まあ確かにそれはな。で、どうするんだ?これからは台本形式やめるのか?」

読者の反応次第ですね。基本的には戻して欲しいという意見がない限りは今回と同じ形式にするつもりです。タグも修正しますし。

「そうか・・・・・まあ主が決めたんならそれでいいと思うぞ。それじゃあそろそろ本編の話をしよう」

ですね。さて、今回は前半は千冬さんとの会話だったわけですが・・・・

「まさかの千冬姉がシャルルにライバル宣言だな」

「これは正直かなり予想外だった」

でしょうね。このふたりは原作でもあまり関わりがなかったですし。

「千冬さんとの話がこうなったということは・・・・楯無先輩はどうなるんだろう?」

それは・・・・・まあお楽しみということで。次いきましょう。

「後半はラウラの登場がメインか」

「これでアニメ第一期の主要ヒロインキャラが全員登場したわけだな」

ですね。ただ・・・・一夏さんはもちろんのことルミナさんとも結構険悪な雰囲気ですね。

「まあそれは仕方が無いだろう。いくらなんでも友人が目の前で殴られそうになるのを黙って見過ごすことはできなかったからな」

「それに関しては感謝してる。ありがとな」

「いや、気にするな・・・・・だがこれで確実に目は付けられてしまったな」

(そして今後も色々とある予定ですし)まあドンマイです。

「・・・・・なんか今変なこと考えなかったか?」

気のせいです。さて、今回はここで締めましょう。

それでは・・・・・

「「「次回もまたきてくれ(きてください)!!」」」
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