今回はVanguardネタが主となります!
「物語の進行に影響を与えないから興味がない人はリターンしてくれ」
「しかもVanguardネタといってもファイトしないという・・・・」
以上注意事項になります。
「それでは本編どうぞ!」
side ルミナ
俺は自室で明後日に控えた臨海学校の準備をしているのだが・・・・
「ねえ、ルミナ~・・・・暇~」
(・・・・はあ、またか。これで何度目だ?・・・・・いい加減少し鬱陶しい)
「相手して~」
楯無先輩はベッドの上でゴロゴロしながら言ってきた・・・・・それ男の前で女の子がやっていいことじゃないでしょ。
「・・・・何度も言わせないでくださいよ楯無先輩。俺は臨海学校の準備で忙しいんですって」
俺は楯無先輩の方に振り返り呆れ顔で言ってやった。
「そんなの明日でいいじゃない。臨海学校は明後日なんだから」
「前日になって慌てて準備するの嫌なんですよ。俺は準備は確実に二日前に終わらせる派なんです」
「・・・・・ルミナって優等生ね」
「褒め言葉として受け取っておきます」
そう言って俺は準備に戻った。でもまあ・・・・また直ぐに同じこと言ってくるんだろうな・・・・仕方がない。
「・・・・・準備が終わってからなら相手しますからそれまで待っていてください」
「本当!?」
楯無先輩は目を輝かせる。俺に相手してもらえるのがよほど嬉しいようだ。
「本当ですから・・・・おとなしく待っていてくださいね?」
「は~い!」
返事をして直ぐに体を起き上がらせ、ベッドの上で正座して待機する楯無先輩。
(・・・・・この前虚先輩に諭されてから甘くなったか?・・・・まあ別にいいか)
以前虚先輩に諭されてから、俺の楯無先輩に対する不快感はなりを潜め、拒絶することはしなくなった。未だに俺のことを知られたくないという思いもある。だが冷静になって考えると別に全てを知られないようにする必用などない。
全部を知られないようにするなんて疲れるだけで意味がないのだから、知られても大して問題ない面だけ出しておけばいい。そう判断した俺の態度はわかりやすく軟化したのだ。
まあとはいっても・・・・
「はあ、こんなのが天下のIS学園の生徒会長だとは・・・・」
「こんなのってどう言う意味!?」
・・・・・このスタンスはあんまり変えるつもりないけど。
「あ、でもルミナに罵倒されるの・・・・やっぱりいいわ♪」
(・・・・・本当にどうしようもないな。これ俺のせいか?)
「よし、終わり」
俺は必要なものを全て鞄に入れたことを確認して臨海学校の準備を終えた。
「お疲れ様。ということで・・・・相手してもらうわよ?」
楯無先輩はウキウキ顔で俺の顔を見つめてきた。
「はあ・・・わかってますよ」
(とはいったものの・・・・・暇を潰す方法が全く思いつかないな)
どうしたものかと俺が頭を悩ませていると・・・・・
バタンッ!
「「「「ルミナ(さん)(お兄ちゃん)!!」」」」
セシリア、鈴、シャルロット、ラウラがものすごい勢いで扉を開けて部屋に押しかけてきた。あまりの勢いに俺は少し気圧されてしまった。ちなみに四人の後ろから一夏と箒が苦笑いを浮かべながら部屋に入ってくる。
「あら?あなたたちどうしたの?」
そんな中楯無先輩は全く動じずに冷静に4人に問いかけた・・・・・この人の肝の座り具合は尊敬に値するな。
「「「「Vangurd教えて(教えてください)!!」」」」
「・・・・は?」
事の顛末を説明すると・・・・・
①一夏の部屋に遊びに来たセシリア、鈴、ラウラ
②だけど部屋の中には楽しそうにVangurdをする一夏と箒がいた
③事情を聞いて来た4人に俺に教得てもらったと一夏と箒は説明
④一夏との距離を近づけるべく自分たちも教えてもらおうと俺の部屋に押しかける←今ココ
補足
騒ぎを聞きつけたシャルロットもまた同行したもよう
とまあ大体こんな感じだ。
「早く教えなさいよルミナ!」
「そうですわ!箒さんにだけ教えるなんてずるいですわ!」
「教えてくださいお兄ちゃん!」
「僕も教えて欲しいな」
一夏と箒を除く4人は興奮気味に俺に迫ってきた。
「いや、4人とも少し落ち着けよ」
「Vangurd・・・・面白そうね。ねえルミナ。私にも教えてくれないかしら?」
さらに楯無先輩も便乗してきた。
「・・・・はあ、わかった。5人共面倒見てやる」
「「「「「やった!!」」」」」
皆嬉しそうだな~・・・・まあ俺にとっても相手が増えるのは嬉しい限りだが。
でも・・・・5人に教えるとなると骨が折れるな。
「あ~・・・悪かったなルミナ」
「私たちが不用意なことを言ったばかりに迷惑をかける」
一夏を箒が申し訳なさそうに謝ってきた。
「いや、俺としても相手が増えるのは嬉しいからな。気にするな」
「ならいいけど・・・・」
「それよりもお前達も教えるの手伝ってくれ。もうルールは完璧に把握してるだろ?」
「「わかった」」
こうして俺と一夏、箒の3人の元皆にVangurdのことを指導した。
「・・・・と、まあルールは大体こんな感じだ。何か質問はあるか?」
「特にないわ」
「ええ、大丈夫よ」
まあ皆頭いいからこれくらいは直ぐに覚えられるか。
「それじゃあ次はデッキの作成だな。カードは俺が持ってる奴分けてやるから好きに使ってくれ」
こうして皆はデッキ作りを始めた。
noside
セシリアの場合
「セシリアはどのクランでデッキを組むんだ?」
「そうですね・・・・やはり優雅で美しくエクセレントなデッキがいいです」
一夏が尋ねるとセシリアは胸を張って答えた。
「いや、そんな抽象的なこと言われても困るんだが・・・・・」
あまりの物言いに一夏は苦笑いを浮かべる。
「優雅で美しくエクセレントね・・・・だったらこれはどうだ」
ルミナはカードの束をセシリアに渡した。
「これは・・・・『宝石騎士』?」
「パワーはあまり高くはないが展開力に優れている。それにセシリアの望み通り気品があると思うが?」
「ふむ、セシリアにぴったりかもしれないな」
「ああ、いいと思うぜ」
箒と一夏も同意した。
「そうですね。でしたら私は『宝石騎士』を中心に組んでみますわ」
まずセシリアのデッキが決まった。
鈴の場合
「う~ん・・・・」
鈴は2種類のクランのカードを広げて悩んでいた。
「鈴は何に悩んでいるんだ?」
「一夏・・・・『かげろう』か『なるかみ』どっちを使おうかと思って」
「『かげろう』に『なるかみ』か・・・・確かどちらも相手のユニットを退却させることを得意とするクランだな」
「違いってあるの?」
「・・・・どうなんだルミナ?」
「私達はこのクランを使っていないからよくわからないのだが・・・・」
一夏と箒はルミナに尋ねた。
「そうだな・・・・強いてあげるなら退却出来る範囲が違う。『かげろう』の退却は相手のリアガード全域に及ぶが『なるかみ』は相手の前列の退却に特化しているって感じだ。ただ『なるかみ』は退却させた時に自己強化するユニットが多いっていう特徴もあるな」
「そう・・・・」
鈴はしばらく考え込む仕草をとり、そして・・・・・
「決めたわ!私は『なるかみ』を使う!」
自分の使うクランを決定した。
「というわけでルミナ、何かおすすめの構築はある?」
「そうだな・・・・なるかみ使うならやっぱり『抹消者』かな?」
「『抹消者』?それって強いの?」
「鬼強い。まあ細かい構築は自分で考えてくれ」
「わかったわ。ありがとう」
シャルロットの場合
「ルミナ。僕このクランでデッキを組もうと思うんだけど・・・・」
シャルロットがルミナに見せたのは『エンジェルフェザー』だった。
「『エンジェルフェザー』か・・・・またエグいの選んだな」
「え?これってエグいのか?」
「名前からしてそこまで凶悪そうに思えないのだが・・・・」
一夏と箒はどうやらその恐ろしさをわかっていないらしい。
「エグいぞ。なにせこれダメージゾーンからカード拾えるおかげで事故率低いしリアでパワー30000とか結構余裕で出せる」
「「エグいな」」
ルミナの説明で一気に理解した一夏と箒。
「うん、僕もそれが魅力的だったから選んだんだ」
シャルロットは笑顔で言い放った・・・・天使のように可愛らしい笑顔なのに何故か若干黒く見える。
「それで『守護天使』軸にしようかどうか悩んでて・・・他のユニットも強力なのが多いからそれも使いたいんだけど・・・」
「まあ『守護天使』は名称を指定する効果が多いからなちょっと混ぜにくいな。だが混合にするのも悪くはないと思うぞ?バランスを考えれば事故ったりはしないしむしろより強力にもなるからな」
「そっか・・・・あるがとう。色々と考えてみるね」
ラウラの場合
「お兄ちゃん!できたぞ!」
ラウラは出来上がったデッキをルミナに見せてきた。
「どれどれ・・・・って、うわぁ」
ルミナはラウラのデッキを見て思わず絶句した。
「どうしたルミナ?」
「いや、ラウラが組んだの『ダークイレギュラーズ』なんだが・・・・G3の割合が多い。しかもそれ以外もほとんど効果がシナジーしてない」
「それは・・・・」
「・・・・問題ありだな」
ラウラのデッキの内容を知り、一苦笑いを浮かべる一夏と箒。
「なぜだ?パワーの高いユニットで一気に叩けば勝てるだろう?」
「うん・・・・まあ極論間違ってはいないんだがこれでは運に頼りすぎてしまっている。しかも『ダークイレギュラーズ』の特性を生かしきれていないから・・・・はっきり言って弱いぞ?」
「そ、そんな・・・・」
きっぱりと弱いと言われて落ち込んでしまうラウラ。
「とりあえずはG3の割合を減らすところだな」
「そうだな。あとはデッキの主軸を決める事だな・・・・ラウラはパワーの高さに重点を置きたいのか?」
「ああ、そうだが・・・・」
箒の問いに素直に答えるラウラ。
「何かいいのあるかルミナ」
「『ダークイレギュラーズ』ならおあつらえ向きのがある。これだ」
ルミナは1つのカード郡をラウラに渡した。
「これは・・・・『アモン』?」
「そう。『アモン』デッキならパワーは高いぞ。上手くいけばブーストつけてパワー40000ぐらい出せる」
「いや、それ高すぎだろ・・・・」
「『アモン』か・・・・わかりました!これで組んでみます!」
こうしてラウラのデッキも決まった。
楯無の場合
「ルミナ、デッキができたから見て頂戴」
「はい。えっと・・・・は?」
楯無のデッキを見たルミナは先程のラウラのときとは別の意味で驚いていた。
・・・・・あまりにも完成度が高すぎるからだ。
(テトラドライブを主軸にした『アクアフォース』・・・・・ユニットの構成もトリガーのバランスも理想的だな・・・・ルール教えただけでこの完成度ってなに?本当にこの人有能すぎるだろ・・・・)
「何かアドバイスが欲しいんだけど・・・・どう?」
「・・・・・ないです」
「え?」
「話すことは何もないです。以上」
実際に楯無のデッキにルミナがダメ出しする要素は全くなかった。
「えぇ!?ちょっとそれはないんじゃない!?皆にはしっかりとアドバイスしてたのに!?」
「まああとは実践で経験を積んでください。それじゃあ失礼します」
「ちょっと待って~!?」
その場から去るルミナを必死になって引きとめようとする楯無。・・・・・こういう時有能なのも困りものである。
その後全員のデッキが完成し、残った時間はファイトして楽しんだのだ。
・・・・・ファイトの内容はまたの機会に。
あとがき座談会のコーナー!INIS!!
今回はゲストなしでお送りします!
「今回の本編の内容・・・・・わかる人どれぐらいいるんだ?」
「一応タグにはVanguardネタ有りとはしているが・・・・メインは結局ISだからな。わからない人の方が多いと思う」
それは・・・・否定できませんね。
「主・・・なんでVanguardネタを入れたんだよ?」
私の趣味です!
「・・・・あっそ」
「・・・・まあいいや。それよりも、今回で全員のデッキが決まったんだから発表しようぜ」
ですね。それでは皆さんのデッキ発表!
ルミナ
『解放者』
『撃退者』
『星輝兵』
一夏
『マジェスティ・ロードブラスター』
箒
『エイゼル』
セシリア
『宝石騎士』
鈴
『抹消者』
シャルロット
『守護天使』
ラウラ
『アモン』
楯無
『テトラドライブ軸アクフォ』
とまあ以上ですね!
「ルミナだけ3つあるな」
まあルミナさんは皆さんよりも経験豊富ですからね。
「だけど設定では『星輝兵』はなかったはずだが?」
最近手を出したもようです。
「・・・・あっそ」
基本的にはキャラのイメージに沿ったデッキを選んだつもりです。どれも中々に強いと思いますよ。
「いつか登場する簪もVanguardやるんだよな?」
ええ。ちなみに彼女のデッキは『次元ロボ』にするつもりです。
「そうか・・・・で?今回ファイトさせなかったが理由は?」
・・・・・まだファイトの描写がうまく書けないからです。
「だろうと思ったよ・・・・」
だって・・・・だって難しいんですもん(号泣)!
「わかったから泣くなよ・・・・」
「ということでファイトはいずれまたの機会ということになる。どうか楽しみにしていてくれ」
では今回は早いですがここで締めにしましょう。
それでは・・・・・
「「「次回もまたきてくれ(きてください)!!」」」
あ、ちなみに私のメインデッキは『神器』です。