今回は・・・・完全に原作が崩壊します。
「・・・・ここから物語は動き始めるのか」
「一体どうなるんだ?」
それは・・・・お楽しみにということで。それでは本編にいきましょう。
「本編どうぞ」
noside
「ルミナ」
ルミナがイクリプスの調整を行っているとシャルロットが声をかけてきた。
「どうしたシャルロット?」
ルミナは手を止めずに、作業を続けながら尋ねた。
「うん、ちょっと・・・・ね」
シャルロットは少しだけ表情を暗くする。
「イクリプス調整は順調?」
「ああ、何も問題はないよ。それにこの間研究所に行ったときにようやく機能の全てが使えるようになったしな。万全な状態で任務に当たれるよ」
「ルミナ自身の調子はどう?」
「流石に多少は緊張しているけどそっちも問題はないさ。変にプレッシャーを感じたりもしていない」
「今回の作戦は高速戦闘になるけど・・・・それについては?」
「高速戦闘訓練は研究所で何度か受けたから大丈夫だよ。少なくとも一夏と箒よりもよっぽど慣れてる」
ルミナはシャルロットの質問に淡々と語った。
シャルロットの目から見たルミナは本人の言うとおりプレッシャーは感じ過ぎている様子も、気負いすぎているといった感じも見うけられない。まさに平常心といった感じだ。
「そっか・・・・ならいいんだけど」
しかし・・・・シャルロットの表情は未だに優れなかった。
「・・・・そんなに心配か?」
「え?」
「声の調子がいつもよりも重い。それに表情も暗すぎる」
「表情って・・・・イクリプスの調整でこっち向いてないないのにどうしてわかるのさ」
「・・・・表情暗いってこと否定しなかったってことは図星か」
「あ・・・・・」
確かにルミナは先程から調整のためにイクリプスから目を離していなかった。ルミナはカマをかけたのだ。
「・・・・無人機襲撃事件」
「ん?」
「その事件の時・・・・ルミナは無茶をして倒れたって聞いた」
「そうだったな」
「今回も・・・・無茶するの?」
シャルロットは心配そうな眼差しをルミナに向ける。
「さあな」
だがルミナはぶっきらぼうに答える。
「さあなって・・・・・・ふざけないでよ!」
シャルロットは声を荒げてルミナを怒鳴った。
「無茶して・・・・倒れて心配するのは・・・・私たちなんだよ?」
そしてシャルロットは・・・・涙を流す。
愛する者が傷つき、苦しみ、倒れる姿は・・・・・
「・・・あのなシャルロット。別に無茶するなんて一言も言ってないぞ?」
「え?」
「・・・・俺だって好き好んで無茶して倒れたいだなんて思っちゃいないさ。織斑先生に自分の身も守れって言われたし・・・・何より皆が心配するっていうこともちゃんとわかってる」
「ルミナ・・・・」
「それでも・・・・一夏と箒は俺にとって大切な仲間だからな。いざという時は無茶でもなんでもやってやる」
心配する者がいるということはわかっている。悲しむものがいるということもわかっている。それでもルミナはいざという時は無茶をし、自分を犠牲にすることを厭わない。
ルミナにとってそれほど仲間は大切な存在なのだ。
「絶対に無茶しないとは約束できない。でも無茶するのはあくまで最終手段だ。無茶する必要がないように・・・・気をつけるさ」
ルミナはシャルロットの方に顔を向けて安心させるように頬笑みを浮かべて言った。
以前のルミナならばたとえ嘘でも絶対に無茶はしないと言っていたであろう。
だが今のルミナは違っていた。
僅かにだが自らを気遣う人の気持ちを受け止めるようになった。
本人は無意識だが・・・・・仲間たちとの関わりによって『存在しない者』としての意識に変化が訪れている。
「ルミナ・・・・もう、無茶しないように気をつけるって、何をどう気をつけるのさ」
シャルロットは頬笑みを浮かべて呟いた。
心配が完全に消えたわけではない。それでも・・・・ルミナが無茶しないように気をつけてくれるとわかって少しだけ胸のつっかえが取れたようだ。
「頑張ってねルミナ。ルミナは泳げないんだから撃墜なんかされちゃダメだよ」
「わかっているさ」
お互いに悪戯ぽい笑みを浮かべて笑いう。
任務開始10分前ことであった。
~任務開始時刻~
「それじゃあ俺は先に行くな」
イクリプスを展開したルミナは一夏と箒に告げる。
「ああ」
「また後でなルミナ」
『それでは作戦を開始する』
「ルミナ・オーティアス。イクリプス、出撃します」
千冬の任務開始の合図を受け、ルミナは一気に最高速度までスピードを上げて福音の下へと飛び立った。
『ルミナ、聞こえるか?』
「はい」
出撃してから5分後、千冬がルミナにプライベートチャネルをつなげた。
『篠ノ之のことだが・・・・』
「わかっています。間違いなく箒は浮かれていますね」
『今の篠ノ之では何かをし損じる可能性がある。あとで一夏にも話しておくがあいつはこの作戦の要故にサポートするのは難しいだろう。お前の方でフォローしてやってくれ』
「了解」
ルミナは千冬の頼みを迷いなく了承した。
そもそもルミナが今回の作戦に参加した一番の理由は箒にある。今の箒は作戦遂行において危ういと感じていたためにフォローするために名乗りを上げたのだ。故に千冬に頼まれるまでもなかった。
『・・・・頼んだぞ』
千冬との通信は切れた。
「俺が・・・・・守らないとな」
ルミナは二人を守ってみせると改めて決意を固めた。
その決意が意味をなくしてしまうことをこの時のルミナはまだ知る由もなかった。
その時は・・・・・なんの前触れもなく訪れる。
(接触まであと15分か・・・・そろそろ気を入れるか)
戦闘に臨むために、ルミナは気持ちを切り替える。まさにその瞬間・・・
ピュン!
「!?」
ルミナはイクリプスのセンサーによって自身に向かってくる熱源・・・・レーザーを感知した。
「っ!!」
命は体を捻らせてどうにかそれを回避する。
しかし・・・・
ドンッ!
バババ!
間髪いれずにルミナに向かってカノン砲とアサルトライフルの銃弾が襲いかかる。
「クソッ!」
キュイン!
それをセンチネルによって防御するが・・・・
ザンザンッ!
今度は二つの刃がルミナに襲いかかる。
ガキン!
ルミナは間一髪でその斬撃を両手に展開した月架で受け止め、弾き返した。
「ほう、この奇襲を無傷で対処仕切るとは・・・・中々やるな」
ルミナの耳に機械を通した無機質な声が聞こえてきた。
ルミナは声のする方に振り返る。
するとそこには・・・・5機の武器を構えた全身装甲のISがあった。
5機のISは全て同じ姿をしているが全員武装は異なっている。
一機は刀型のブレードを構えている
一機は大型のレーザーライフルを携えている
一機は両手に巨大なアクスを持っている
一機は両手のアサルトライフルを向けている
一機はカノン砲で狙いを定めている
「・・・・貴様ら、何者だ?所属と名前を言え」
ルミナはその5機のISに対して睨めつけながら語りかけた。
「ふふふ、ごめんね。その質問には答えられないな」
5人の内の一人がルミナの問いに答えた。
「反応を示したということは・・・・無人ではないということか」
「!?あんた・・・・それを確認するために質問したの?」
「いや、ただカマかけただけだ」
以前の無人機襲来事件・・・・あの時襲いかかってきたのは全身装甲の無人機であった。ルミナはまず目の前にいる相手が無人か有人かを確かめるためにあの質問を投げかけたのだ。
「・・・・見事に引っかかってしまったというわけですか」
「ふん、構わん。そんなことが知られたところでなんの問題もない」
(この口調、雰囲気・・・・・)
ルミナは目の前にいる5人に何か引っかかるものを感じた。
(・・・・いや、考えるのは後だな。今は・・・・)
「・・・・・織斑先生、聞こえますか?」
ルミナはプライベートチャネルを千冬に繋げた。
『どうしたルミナ?』
「問題が発生しました」
『問題?』
「・・・・・所属不明のIS5機に取り囲まれました」
『なんだと!?』
「詳細は不明ですが・・・・俺に対しての戦闘意思があることが確認できます。衝突はまず避けられないでしょう」
『待て!そもそもこちらのレーダーには何の反応もないぞ!』
(反応がない?ということは・・・・まさかステルス?レーダーに全く反応しないステルス・・・・奴らは一体・・・・)
ルミナは敵の得体の知れなさに戦慄する。
(このままでは一夏と箒もこいつらに接触してしまう。ここは・・・・)
「・・・・織斑先生。一夏と箒に進路変更を指示してください」
『なっ!?何を言っているルミナ!それではお前が・・・・』
「このままでは一夏たちが巻き込まれてしまいます。そうなってしまえば福音の撃墜は難しくなる」
『だが・・・・しかし・・・・』
千冬はどうするべきなのか迷い、決断できずにいた。
「俺たちに課せられた任務は福音の撃墜です!こいつらの相手をすることじゃない!あなたなら今どうするべきなのかわかっているでしょう!」
そんな千冬にルミナは激を飛ばす。
任務内容はあくまでも福音の撃墜。
今ルミナの目の前にいる5人は全くの無関係だ。
任務遂行を優先するのならルミナの言っていることは何も間違いではない。
『・・・・わかった。ルミナ、どうか無事で・・・・』
プツン
「織斑先生?」
突如、通信は切れてしまった。
「そこまでだ。必要なことは全て話しただろう?」
「・・・・ジャミングか。そのISはステルスだけじゃなくて随分と厄介な機能も持っているようだな」
「まあね。なにせこのISはあの人が作ってくれた特別性だから」
機械で無機質になっているがルミナにはその声からおもちゃを与えられて喜ぶ子供のような印象を受けた。
「わざわざ通信を途中で遮断したということは・・・・・狙いは俺ということか?」
「そうよ。なかなか勘が鋭いじゃない。あの人が欲しがるのも頷けるわ」
(あの人?)
「・・・・・お前たちの言うそのあの人というのは誰のことだ?」
「・・・・貴様をよく知る・・・・いや、貴様の
(俺の・・・全てを?)
瞬間、ルミナの脳裏にある人物がよぎる
(まさか・・・・いや、だが・・・・)
「・・・・・どういうことだ?説明しろ」
「知りたくば・・・・・・おとなしくしていろ『ナルミ』!」
5人はルミナに一斉に襲いかかってきた。
「そうか。なら・・・・・力ずくで教えてもらうとしよう」
ルミナは右手に月架を、左手に陽乱を携え、襲いかかる5人に応戦する。
歪む世界
崩壊する正史
その中心は・・・・・
『
あとがき座談会のコーナー!INIS!
今回はゲストなしでお送りします。
ということで早速・・・・・キッツ!
「ど、どうしたんだよ主・・・・」
いや・・・・超きついんです。思うように文章にできないんです!
「まあ今回は原作崩壊の話だから参考にするものが何もなかったもんな」
「主は参考にするものがないと途端に文章が下手になるからな」
・・・・否定できないのが悲しい(泣)
「・・・・というわけで次回からも駄文になりそうだ。そのあたり読者のみんなは了承してくれ」
・・・・マジで申し訳ないです。物語は大きく動き出してきたというのに・・・・
「そうだ、その事なんだが・・・・あの5人って本当に何なんだよ?」
何と言われても・・・・それは言えませんって。でもまあ本編のルミナさんは既に色々と気がつきかけているようですが。
「ああ・・・・あの5人のこともあの人のこともなんとなくだが想像はついているといった感じだな」
「いやいやいや・・・・あれだけでなんでわかるんだよ?」
「ヒントは出ていたからな・・・・読者の中にもなんとなくわかる人はいると思う」
「・・・・俺はさっぱりなんだが」
まあわからなくても仕方がない・・・・と思いますよ?
「・・・まあとりあえずその話はここまでだな次は何の話だ?」
それでは今後のことを少し話しましょう。
何点か話すことがあるのですがまずは一つ。次回はほんのちょっと時間が飛びます。具体的に言うと一夏さんが撃墜した後の時間まで。
「いや、どうしてだよ・・・・」
一夏さんが撃墜されるところは変更点ないので。
「・・・・そうか」
そしてもう一つ、ルミナさんとあの5人の戦闘シーンは描写しません。
「ちょっと待て、そこ重要なところだろ。どうして描写しないんだ?」
・・・・・私に5対1の先頭が描写できるとでも?
「・・・・そんなんでよく小説書けるな?」
・・・・誠に不徳の致す限りでございます。まあそれ以外にも理由がありますが・・・・
「理由?なんだそれは?」
・・・・ほら、アニメや漫画でもなんか重要そうな戦いをあえてカットすることが希にあるじゃないですか?
「ま、まあ確かにあるが・・・・それにあやかってるのか?」
・・・ちょっとね。
「しょうもないな・・・・」
・・・・反論できない。
ま、まあそれはともかくとして、もう一つ言っておくことが。今回の一件でイクリプスの機能が全て判明します。
「とうとうか・・・・結構長かったな」
はい。私も早く出したいなとは思っていました。
「どんな機能か・・・・気になるな」
それはお楽しみです!結構ブッ飛んでますよ。機体の設定的にも。
さて、今回はここで締めましょう。それでは・・・・
「「「次回もまたきてくれ(きてください)!!」」」