IS~存在しない者の戦い~   作:shin-Ex-

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第78話!

今回からヴァンガードです。

他の小説との兼ね合いもありますので2、3話にわけてお送りしますご了承を。

「ちなみにファイトするのは・・・・・」

「・・・・・主、これ本当にサイコロ振ったのか?」

振りましたよ。正直私自身『マジで?』と思いました。

この意味は本編でお確かめください。

それでは本編にいきましょう。

「本編どうぞ」




ちなみにこのファイトに関してですが双闘、超越は使わず、使うのはブレイクライドまでです。

理由としましては単純に私がこの時のファイトが一番好きだったからです。


第78話

「いきますわよ。準備はよろしいですかシャルロットさん?」

 

「うん。いつでもいいよ」

 

テーブルを隔て、互いに向き合うセシリアとシャルロット。

 

そして‥‥‥

 

「「スタンドアップ!ヴァンガード!」」

 

掛け声と共に、二人のファイトが開始される。

 

シャルロットのファーストヴァンガードは突貫の守護天使 ゲダエル、セシリアのファーストヴァンガードは大望の宝石騎士 ティファニーだ。

 

「手加減はしませんことよ」

 

「うん。当然だよ」

 

セシリアとシャルロットは互いに好戦的な笑みを浮かべながら、火花をちらしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえルミナ、二人の使ってるデッキってどんなのなの?」

 

セシリアとシャルロットのファイトを観戦している鈴がルミナに尋ねた。他の者も気になるようでルミナに視線を向ける。

 

「セシリアの使ってるデッキは宝石騎士軸のロイヤルパラディン。総合的なパワーはそこまでたかくないけどユニットの効果でスペリオルコールを多用する展開力に優れたデッキだ」

 

「なるほど、つまり手数で勝負するクランということか・・・・・ならばシャルロットのデッキはどうなのだ?」

 

今度は箒がルミナに尋ねる。

 

「シャルロットの使ってるのは守護天使軸のエンジェルフェザー。他のクランに類を見ないダメージゾーンを利用するデッキだ。ダメージゾーンからカードを回収する効果も多いから安定性が抜群に高い」

 

「ライド事故が少ないってことか?」

 

「それだけではないぞ一夏。状況によってを手札に加えるカードを選ぶことで攻守の対応が的確に行える」

 

同室であるため何度もシャルロットとファイトしているラウラが一夏に補足する。

 

「それで?ルミナはどっちが勝つと思ってるわけ?」

 

「何とも言えないな。互いに特別相性の良し悪しがあるわけじゃあないしデッキスペックも殆ど互角だと思うしな。いい勝負が見られると思う。まあどうなるかは見てのお楽しみだ」

 

ルミナの説明を聞いた一同は、二人のファイトに視線を戻した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ僕からいくよ。ドロー。刻印の守護天使 アラバキにライド。スキルでゲダエルを後列に移動させて終了だよ」

 

 

ターンを終えるシャルロット。先行なので大きな動きは見せなかった。

 

シャルロット

手札:5枚

ダメージ:0

 

ユニット配置

 

空き (V)アラバキ 空き

空き   ゲダエル 空き

 

 

 

 

 

「私のターンですわ。ドロー。宝石騎士 ぷりずみーにライド!ティファニーはスキルで後列で移動して必中の宝石騎士 シェリーをコール」

 

ユニット配置

 

空き (V)プリズミー シェリー

空き  ティファニー 空き

 

「バトルフェエイズに移行しますわ!まずはシェリーでアタック!」

 

アタック値

パワー 7000

 

「ノーガードだよ。ダメージチェック・・・・・トリガーはないよ」

 

ダメージカード

レミエル

 

「次いきますわよ。ティファニーのブーストを受けたぷりずみーでアタック!」

 

アタック値

7000+5000→12000

 

「・・・・・・これもノーガードだよ」

 

「ドライブチェック・・・・・トリガーはありませんわ」

 

ドライブカード

トレーシー

 

「よかった。ダメージチェック・・・・・あ」

 

めくられたカードを見てシャルロットの顔色が変わった。

 

「どうしましたシャルロットさん?」

 

「・・・・・・僕が引いたのはヒールトリガー。アラバキのパワーを+5000してダメージを1枚回復するよ」

 

ヒールトリガーの効果でシャルロットのダメージゾーンにあったレミエルはドロップゾーンに置かれた。

 

ダメージカード

ラムエル(治)

 

「ヒールトリガーですか・・・・・ダメージは1止まりですね。残念ですわ」

 

「・・・・・本当に残念だよ」

 

「え?」

 

「なんでもないよ。気にしないで。それよりもこれでセシリアのターンは終了でいいのかな?」

 

「ええ。私はこれでターン終了ですわ」

 

セシリア

手札:5枚

ダメージ:0

 

ユニット配置

 

空き (V)ぷりずみー シェリー

空き  ティファニー 空き

 

 

 

 

 

 

 

「シャルロットの奴なんかヒール引いたのに落ち込んでないか?」

 

「確かにそうだな・・・・・どうしたのだ?」

 

シャルロットが何故落ち込んでいるのかわからない一夏と箒は首をかしげていた。

 

「まああれはな・・・・・エンジェルフェザーにはよくあることだ」

 

「どういうことよ?」

 

「ラウラ、シャルロットとよくファイトしているお前ならわかるだろ?説明したやれ」

 

「はい。わかりましたお兄ちゃん」

 

ルミナに促され、ラウラは説明を始めた。

 

「お兄ちゃんがさっき言ったがエンジェルフェザーはダメージゾーンからカードを回収するのが特長だ。それ故に序盤はガード出来る状況でもガードせずにわざとダメージを受けることが多い」

 

「そういやシャルロットガードしなかったもんな」

 

「だが・・・だからこそあのタイミングでのヒールトリガーはシャルロットにとってデメリットだったんだ。現にヒールを引いたせいでブレイクライド持ちのG3のレミエルがドロップゾーンに移動して回収不可能になってしまったからな」

 

「なるほど・・・・・そういうことか。トリガーを引いてもいい結果に繋がるわけではないのだな」

 

「箒の言うとおりだ。トリガーってのは適切なタイミングで出せなければデメリットになることもある。そう言う意味でもヴァンガードは奥が深いとも言えるし楽しいんだよ」

 

「「「なるほど」」」

 

ラウラとルミナの説明を受けた一夏、箒、鈴の3人は納得したように頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕のターン、ドロー」

 

(このカードは・・・・良し。これなら・・・・)

 

ドローしたカードを確認したシャルロットは戦略を練る。

 

「要の守護天使 ベカにライド。そしてリアに愛天使 ノキエルをコールするよ」

 

「愛天使?守護天使ではないのですか?」

 

「うん。僕のデッキには守護天使以外のエンジェルフェザーも入ってるんだ」

 

「統一していなくてよろしいのですか?」

 

セシリアはシャルロットに尋ねる。ヴァンガードは名称を指定する効果が多いため、デッキのカテゴリを統一することが多い。故にセシリアが尋ねるのも無理もないことであった。

 

「いいんだよ。このノキエルのスキルはかなり有用だからね。ノキエルのスキル発動。このコールされたことにより手札からダネルをダメージゾーンにおいてダメージゾーンからラムエルを手札に加えるよ」

 

(わざわざ入れ替えるということは・・・・・よほどガード値を増やしたかったのでしょうか?それともダネルをダメージゾーンに置くのが目的?)

 

ノキエルの効果により手札のカードとダメージゾーンのカードを入れ替えるのを見たセシリアは、シャルロットの意図を考え込んだ。

 

「バトルフェイズに入るよ。まずはノキエルでアタック」

 

アタック値

8000

 

「セイクリッド・ユニコーンでガードしますわ」

 

ガード値

7000+5000→12000

 

「それじゃあ次だよ。ゲダエルでブーストしたベカでアタック!」

 

アタック値

10000+5000→15000

 

「これはノーガードですわ」

 

「ドライブチェック・・・・トリガーはないよ」

 

ドライブカード

レミエル

 

「ダメージチェック・・・・・・クリティカルトリガーですわ。効果は全てぷりずみーに」

 

ダメージカード

ラシェル(☆)

 

セシリアが引いたのはクリティカルトリガー・・・・効果によりパワーとクリティカルが上昇するがこれ以上攻撃が来ることはなく、さらに自ターンではないため全く意味がなかった。

 

「これで僕のターンは終了だよ」

 

シャルロット

手札:5枚

ダメージ:1(ダネル)

 

ユニット配置

 

空き (V)ベカ  ノキエル

空き   ゲダエル 空き

 

 

 

 

 

 

「スタンド&ドロー。連携の宝石騎士 ディルダにライド。そしてそーどみーをコールしてそーどみーのスキル、カウンタブラスト1でデッキから宝石騎士 ぷりずみーをコール」

 

そーどみー (V)ディルダ シェリー

ぷりずみー ティファニー  空き

 

「スペリオルコール・・・・・宝石騎士の本領発揮だね」

 

「それだけではありませんわよ。ぷりずみーのスキル発動。リアガードに3枚以上宝石騎士がいる時にこーるされたので手札からカードを1枚ドロップゾーンに置いて1枚ドローしますわ」

 

セシリアはぷりずみーのスキルで手札の交換をする。

 

「それではいきますわよ。まずはシェリーでヴァンガードにアタック!シェリー以外の宝石騎士のリアガードが3体以上いるのでシェリーのパワーは+3000されますわ!」

 

アタック値

7000+3000→10000

 

シャルロットのヴァンガードのパワーは10000。スキルによるパワーアップでヒット圏内に入った。

 

だが・・・・・それはシャルロットにとって想定内であった。

 

「ノキエルでインターセプトするよ」

 

ガード値

10000+5000→15000

 

すかさずノキエルでインターセプトするシャルロット。ノキエルは守護天使ではないのでインターセプト要因として考えていたようだ。

 

「次ですわ!ティファニーでブーストしたディルダでアタック!」

 

アタック値

9000+5000→14000

 

「ノーガード」

 

「ドライブチェック・・・・ヒールトリガーゲット!そーどみーのパワーを+5000してダメージを回復しますわ!」

 

ドライブカード

ポリー(治)

 

ヒールトリガーの効果によりダメージが回復した。

 

「(これでセシリアのダメージは0か・・・・・ちょっと痛いね。ここでトリガーを引かないと)ダメージチェック・・・・・ゲットスタンドトリガー!ベカのパワーを+5000してゲタエルをスタンド!」

 

ダメージカード

タミエル(醒)

 

希望通りトリガーを引き当てたシャルロット。ベガのパワーがプラスされた。

 

「ぷりずみーでブーストしたそーどみーでアタック!」

 

アタック値

9000+5000+7000→21000

 

「ラムエルでガードするよ!」

 

ガード値

10000+5000+10000→25000

 

シャルロットは先程ダメージゾーンから回収したラムエルでアタックをガードする。

 

いくらエンジェルフェザーがダメージゾーンにカードを置くことで真価を発揮するといってもこのアタックを通してダメージが0対3となるのはよろしくないと判断したのであろう。

 

「防がれましたか・・・・・私はこれでターンを終了しますわ」

 

「今のターンでダメージ2対0かぁ・・・・・これはちょっときついなぁ」

 

シャルロットは不利な状況に思わず苦笑いを浮かべる。

 

「ふふふ。ですがこの程度で怯んだりは致しませんわよね?」

 

「当然だよ。まだまだ勝負はこれからなんだからね」

 

勝負はまだまだ序盤。

 

果たしてどのような結果が待ち受けているのであろうか?




今回は座談会はお休みにして今回からのファイトについての補足とちょっとした小話を致します。


まずファイトの内容に関しては基本的にはご都合主義ですがトリガーチェックだけはリアルで行っています。

なのでシャルロットさんのあのタイミングでのヒールは正直吹きました(笑)



そしてファイトするメンバーの選出についてですが・・・・・まさかシャルロットさんが当たるとは。

シャルロッ党の私にとっては喜ばしいことなのですが・・・・・これ絶対セシリアさん以外のヒロイン勢に文句言われますね(汗)



最後にセシリアさんとシャルロットさんの使うデッキですがこれは実は私のリア友が使うデッキとまるきり同じにしています。

そのほうがファイトをイメージしやすいというのが理由ですね。

ちなみに私はこのエンジェルフェザーの相手取るのが苦手です。ぶちゃけ勝率低いですしね。



それでは次回もまたきてくださいね!

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