Afterglow 〜夕日に焦がれし恋心〜   作:山本イツキ

12 / 62
どうもっ! 山本イツキです!

GO! GO! MANIAC 難しい!!笑笑

今日までにはフルコン目指して頑張ります笑

本編としては、Roseliaのメンバーと語り合います!
それでは、本編とスタートです!


第12曲 影で支える 義キョウダイ

 あこちゃんの粋な計らいにより、さっきまでステージに立っていたガールズバンド "Roselia" の方々と話せる機会ができた。

 

 …さっきまでの演奏が頭から離れられない。全員が同じことを考えていた。

 

 「あれが本物のバンドなんだよね…」

 

 「あこの演奏には本当に驚かされた…」

 

 「モカちゃんも〜。あのギターの人すごいカッコよかったね〜」

 

 「キーボードの人も! あんな凄い人たちと同じ学校出身ってすごいね!」

 

 「全員とは限らないよ、今わかってるのはボーカルの人だけだし…。でも、あの心に響くような歌声…聴いてて惚れ惚れした」

 

 「たしかに、あの人の歌声は桁違いだったね…。カラオケに行ったらモカちゃんと同じか、それ以上じゃないのかな?」

 

 「モカは食べないと歌えないじゃん」

 

 「モカちゃんは歌ってカロリーを消費してるのだ〜、余った分はひーちゃんに転送〜」

 

 「ちょっ!? やめてよモカ!!」

 

 演奏を聴いて、ふわふわした気持ちだったボクたちだったけど、モカちゃんはモカちゃんだった。

 "ゴーマイウェイ" でマイペース。ボクたちが落ち込んだり、喧嘩したりすると必ずいつも通りに接してくれる。Afterglowには欠かせない支柱的存在だ。

 

 数十分すると、先ほどまで堂々とステージで演奏していたRoseliaのメンバーの一人、宇田川 あこちゃんが飛び出して来た。

 

 「あ! おねーちゃん!!」

 

 あこちゃんが猛ダッシュで姉の巴ちゃんに駆け寄り抱きついていた。

 

 「おぉ〜、あこ!! カッコよかったぞ!」

 

 「えへへ〜/// いっぱい練習したもん!!あ!みなさんお久しぶりです!」

 

 巴ちゃんを抱きつくのをやめ、あこちゃんはボクたちにペコっと礼をする。

 あこちゃんに続き、他のメンバーも続々と姿を現す。

 

 「宇田川さんが合わせたいと言っていたのはあなた方ですか?」

 

 「はい! さっきのライブ、すごい感動しました!」

 

 「あ…ありがと。わたしは…白金 燐子…です」

 

 「私は、氷川 紗夜と言います。ギターを担当してます」

 

 「アタシは今井 リサ!ベースやってるよ〜」

 

 「ボーカルの湊 友希那です。美竹さんご姉弟とお会いするのは、2回目ね。以前とは少し違う髪ね…よく似合っているわ」

 

 「あたしのこと、覚えてくれてたんですね。この赤のメッシュはあたしの意思の象徴です。」

 

 「それは非常に興味深い話ね」

 

 「本当にビックリしました!まさか、バンドでボーカルをやってたなんて…!」

 

 「気に入っていただけて良かったわ。あなた方はどうしてここに?」

 

 「あたしたちも、バンド始めました。"Afterglow" と言います。結成したばかりですが、先輩方に負けない演奏を出来るように頑張ります」

 

 「えぇ、是非頑張って。私たちも励みになるわ」

 

 そう言い、蘭と湊先輩は握手を交わす。

 

 その瞬間、SPACEのスタッフルームからとある男性が出て来た。

 

 「友希那、そろそろ出ないと店閉めるぞ……その子たちは?」

 

 「私たちの演奏を見に来てくれた子たち。同じ高校の後輩よ」

 

 「後輩…? そうか、オレたちはもう先輩か。自己紹介させてもらうな、オレは湊 雄樹夜(ゆきや)。友希那の…兄か弟か分からないが、義理の()()()()()だ」

 

 「分からないってどう言うことですか?」

 

 ひまりちゃんが純粋な質問をぶつける。そこで、今井先輩が別の話題を切り出す。

 

 「立ち話もなんだしさ!Afterglowのみんなも今から晩御飯食べに行かない? 色々話したいしさ〜!」

 

 少し気まづい顔をしてた友希那先輩と雄樹夜先輩からしたら助け舟だろう。

 見た目はギャルというか…ひまりちゃんに似た明るい性格の持ち主で、どこか気がきく人らしい。

 

 「はい! わたしは行きたい!」

 

 「アタシも構わないぜ!」

 

 「モカちゃんも行く〜」

 

 「蘭はどうする? みんな行くみたいだけど??」

 

 「あたしは行きたい。湊さんにいろんな話聞きたいし…。母さんにはあたしから連絡しとくね」

 

 「じゃあボクは父さんに連絡するよ!」

 

 父さんと母さんから『遅くならないように』と通達を受け、Roseliaの皆さんと晩御飯を食べに行く。

 

 着いた先はSPACEの近くにあるファミリーレストラン。

 AfterglowとRoseliaのメンバー全員が一緒になるように席をくっつけ、それぞれが料理を注文する。

 

 「湊さんはいつからバンドをしてるんですか?」

 

 「高校に入ってすぐよ。その時、あこはいなのだけれどね」

 

 「はい! あこは、中2の夏からRoseliaに入りました!」

 

 「以前ドラムをしていた人が転校してしまったんです」

 

 「それであこが…でも、一言ぐらいアタシに言っても良かったんじゃないか?」

 

 「おねーちゃんごめんね…。どうしても、カッコいいあこになるまでは隠したかったんだけど…見に来てくれて嬉しかったよ!」

 

 そう言い、再び巴ちゃんに抱きつく。本当に仲がいいようで微笑ましい。

 

 「今井先輩は、オシャレとか詳しそうですけど…何かこだわりとかあるんですか?」

 

 「リサでいいよ! こだわりか〜…女の子らしい小物で女子力アップとか??」

 

 「なるほど…参考になります!リサ先輩!!」

 

 今井先輩とひまりちゃんは、女子力絡みの会話で盛り上がっている。

 

 「白金さんって〜、ゲームとかよくするんですか〜?」

 

 「う…うん。あこちゃんと…よくネットゲームをやってますよ……」

 

 「おぉ〜、モカちゃんもゲーム好きですよ〜。RPG物とか〜?」

 

 「あ…うん。……分かるよ、ストーリーとかも……好き」

 

 「今度、オススメのゲーム教えてください〜」

 

 「はい…! 喜んで……!」

 

 モカちゃんと白金先輩は趣味の話。見た感じ、オドオドしていて自信がなさそうな雰囲気を感じるけど、キーボードを弾いてる彼女の姿はとても勇ましく見えた。

 

 「羽沢さんは実家で喫茶店を?」

 

 「はい! 羽沢喫茶店と言って、ここからは少し遠いですけど…落ち着いた雰囲気が人気のお店です! 学校では、生徒会の方々から誘いが来てるのでやってみようかと思ってます!」

 

 「なるほど…喫茶店に、生徒会、バンドに勉強ですか。文武両道をしているとは素晴らしいことです。私は、弓道部とバンドと勉強の両立で大変だというのに…」

 

 つぐみちゃんと氷川先輩は何やら真面目な話。生徒会に入るか、ボクたちとすごく相談して悩んでいたけど…入ることにしたんだね。

 

 「…頑張れ、つぐみちゃん……(ボソッ)」

 

 ボクはそうエールを送り、先程届いたシーフードピラフを食す。

 

 「なぁ、葵って言ったか? 少し話いいか?」

 

 そう話しかけて来たのは友希那さんのキョウダイ、雄樹夜さんだった。

 

 「何ですか? 雄樹夜先輩??」

 

 「雄樹夜で構わない。オレも葵と呼ばせてもらうぞ。一つ聞きたいことがあるんだが……」

 

 「ボクも構いませんよ!じゃ、じゃあ雄樹夜さん、聞きたいこととは?」

 

 「葵も…何か楽器を演奏するのか?」

 

 「ボクは、姉弟でボーカルをやってます。楽器はどうしても弾けそうになくて…」

 

 「そうか…オレは友希那を側で応援することしかできないから、葵が羨ましいよ」

 

 「それでも十分すごいことですよ!友希那先輩も、すごく感謝してるはずですよ!」

 

 「そう言ってもらえるとありがたい。…そろそろ出ないといけない時間だな。良かったらアドレス教えてくれ。また話がしたい」

 

 「ボクもです!今日だけでは物足りなかったですしね!」

 

 他のメンバーも、Roseliaの人たちとの連絡手段を得たようだ。

 全員が、会話と食事で満足したところで店を出る。現地解散となり、それぞれが自分の家への帰路に着く。

 

 「今日は…色んな人と話ができたね」

 

 「うん!また集まれたらいいね!」

 

 今日は夕日ではなく、一面に光る星空を眺めながら蘭と今日の出来事を語り合った。

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?

新オリジナルキャラ、雄樹夜さん登場です!

詳しいプロフィールは、活動報告で載せておきます!

次回は、楽器購入と初練習です!
次回もお楽しみに〜
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。