Afterglow 〜夕日に焦がれし恋心〜   作:山本イツキ

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どうもっ! 山本イツキです!

総UA数65000回達成しました! ご愛読の皆様、本当にありがとうございます!

恋愛裁判カバーきたー! ということで、いつもより多めの文章となっています。


第36曲 新人店員の 自作菓子

 何故、日本には "冬" という季節がやってくるのだろうか───?

 

 

 まず、冬と言えば沢山のイベントが目白押しだ。

 クリスマスに年末年始の特番、バレンタイン……どれもすごく盛り上がるし、スキーやスノーボードのようなウィンタースポーツもボクは好きだ。

 花で言えば、クリスマスローズやパンジー、梅の花が凛々しく咲き誇っている。

 そしてなんと言っても、鍋などの温かい食べ物が非常に美味しく感じる素晴らしい季節といっても過言ではないだろう。

 

 しかし───それ以上にボクは寒いのが苦手だ。

 今年は例年よりも暖かい日が続いていたが、1月ともなればそうやすやすとそんな日が訪れることはない。

 どれだけ厚着をしても体はちっとも温まりはしないし、カイロは手放せないし……何より何時間もかけて温めたベッドから出てこられない。

 冬場のベッド(あいつ)はボクと一心同体、心の友、頭が上がらない存在となる。

 

 過去に、ボクが毛布にくるまっている様子を、蘭は『羽沢珈琲店のロールケーキ』という言葉で表現した。

 日替わりでしか食べられない、あれ程美味しいスイーツに例えられてボク自身嬉しかったけど、蘭にとっては全く別の意味で言ったのだろう。なにせ、目がそう語っていた。

 

 

 3学期の始業式もつい先日に終わり、学期末テストもしばらくは無いし、父さんと母さんは仕事で家にいないし、蘭は『駅前に用事がある』とだけ言い残し、家を出た。

 

 

 

 はっきりと言おう───ボクは今日、ものすっっごく暇だ。

 

 

 

 なにも予定が無いというのも非常に稀で、正直何をしたらいいかわからない。

 誰からも遊びの誘いが来ないと言うことは、みんなが何かしらの予定があるってことだろうから、連絡しようにもできない。

 

 

 「蘭から羽沢珈琲店のロールケーキに似てるって言われたのを思い出したら、無性にあそこのスイーツが食べたくなってきたな………よし、行くか!」

 

 

 自分でも呆れるほど、予定がすんなりと決まった───。

 

 

 

 

 

 玄関を出ると、アスファルトの歩道に雪がしんしんと降り積もり、近くの公園で子供たちがはしゃぐ声が聞こえる。

 家の側にある高さ5メートルは下らない梅の木は白色の花を咲かせており、降り続ける雪と相まって、その幻想的な風景に思わず心踊らされる。

 

 

 しかし、その中にも問題が一つ───。

 

 

 携帯の現在の気温計は、"()() " というボクには理解不能の数値を示していた。

 それに加え、冷たい風がビューッと容赦なく吹き続けている。それはまるで、ボクを家に引き返せと囁くように………。

 

 やっとの思いで羽沢珈琲店に到着し、扉を開けるとカランカランとベルの音が店内に鳴り響いた。

 

 

 「いらっしゃいませ〜……あ、アオイさん! お久しぶりですね!」

 

 

 ニコッとした笑顔で出迎えてくれたのは、この店でバイトをしている若宮 イヴさん。

 Pastel*Palettsに所属している彼女は、モデル業、3つの部活動の兼部、そして羽沢珈琲店でのバイトを全て卒なくこなす超個性派高校生だ。

 

 

 「久しぶり、イヴさん。まぁここ最近寒かったからね……今日はまったりとさせてもらうよ。そういえば、今日はつぐみちゃんの姿が見えないけど……非番なのかな?」

 

 「ツグミさんは生徒会の仕事で学校にいるそうです!」

 

 

 こんな日にも生徒会活動とは………つぐみちゃんの働きっぷりには感服するな。

 それにしても、今日はいつもよりお客さんが少ないような気がする。いや、開店してしばらく経つはずなのだが、お客さんがボクを含めて2人しかいない。

 きっと、町の人もこの寒さに耐えかねて家に引きこもっているんだろう。うん、そうに違いない。

 

 

 「そういえば、最近新しいバイトさんが加入したんです!」

 

 「新しいバイトさん?」

 

 「私より一つ年上で、すごくクールな人です! もう直ぐで出勤の時間ですよ!」

 

 

 イヴさんがそう言い終わると同時に店の扉が開かれ、カランカランとベルが鳴る。

 ボクよりも一回りほど大きい体つきで、短めに整えられた黒髪の上に多量の雪が積もっていた。

 

 

 「はぁ、さむかった……。師匠、お疲れ様です。湊 雄樹夜、ただいま到着しました」

 

 「え、えぇ〜!? ゆ、雄樹夜さん!?」

 

 

 予想だにしなかった人が現れた───。

 

 

 

 

 

 

 「まさか雄樹夜さんがここでバイトしてるなんて……知らなかったですよ」

 

 「色々と縁があってな。師匠……ここのマスターに、色々学ばせてもらっている」

 

 

 カウンター席に腰掛け、仕事服に着替えた雄樹夜さんに応対してもらっている。

 先程までいたお客さんもいなくなり、ボクの貸切状態となった。

 雄樹夜さんはボクが以前着たものと同じ仕事服に袖を通しているが、見た目からして

明らかにこちらの方が様になっている。

 ヘアワックスでセットした髪も、男らしい佇まいも、幾年もの経験を積んだバリスタにしか見えない。

 ここまで大人っぽく見せられること自体に羨ましさを感じる。

 

 

 「それで、注文は何にする? 因みにだが、今日の日替わりスイーツはビターに仕上げたロールケーキだぞ」

 

 

 ナイス!と思わず心の中で、雄樹夜さんにグーサインを出した。

 

 

 「それじゃあ……いつものブレンドと、ロールケーキをお願いします」

 

 「了解した。少しだけ待っててくれ」

 

 

 雄樹夜さんはミルでコーヒー豆を挽き、お湯を注いで数十秒蒸らす。これを3回ほど繰り返した。

 その間に冷蔵庫からボクが待ち望んでいたビターロールケーキを取り出し、手頃な大きさにカットし苺やバナナなどのフルーツを添えお皿に盛り付けた。

 

 

 「待たせたな。存分に味わうといい」

 

 「それじゃあ、お言葉に甘えて。いただきます」

 

 

 コーヒーの苦味を強調しつつ、生地に練り込まれた蜂蜜の甘さややヨーグルト甘酸っぱさとの相性も抜群。もちろん、ブレンドの香りや味も申し分ない。

 

 

 「喜んでくれて何よりだ」

 

 「もう最高です! このロールケーキは、雄樹夜さんが調理したんですか?」

 

 

 すると雄樹夜さんは頬をかき、苦笑いしながら答えた。

 

 

 「残念だが、オレにここまで完成度の高いロールケーキを作ることはできない。なんなら、今ここで試食してみるか?」

 

 「まぁ誰もいないですし、せっかくなのでお願いします」

 

 「………ユ、ユキヤさん!? だ、大丈夫なんですか!?!?」

 

 

 声のする方を向くと、イヴさんの顔が青ざめていた。ガタガタと震えながら心配するかのような眼差しを送り、事の重大さを示している。

 

 

 「……どうしたの、イヴさん? そんなに心配なの??」

 

 「心配というか……不安というか……ものすごくキケンな気がします! はやくツグミさんのお父さんを呼ばなくては!」

 

 

 そこまで心配ならなぜこの人をキッチンに立たせるのか……。

 

 

 「それじゃあ、ボクが雄樹夜さんを見てるから、イヴさんは早くつぐみちゃんのお父さんを呼んできて」

 

 「はっ! 若宮イヴ、行って参ります!」

 

 

 右手の甲を心臓に当て敬礼した後、そそくさと店の奥へ入っていった。

 

 

 「…………と、イヴさんに言われてますが?雄樹夜さん、自信のほどは?」

 

 

 ボクがそう問いかけると、雄樹夜さんは自信満々に胸を張りながら答えた。

 

 

 「問題ない。ここでバイトを始めて7日目の実力を思い知らせてやる」

 

 

 ………問題ない?

 ………始めてから7日目の実力?

 

 

 どれも不安要素の塊じゃないですか!!

 

 

 その根拠のない自信はどこから湧き出てくるのか。通りでイヴさんが小動物のように怯えていたわけだ。

 人の判断基準というものは本当にわからない。

 

 頭の中でそう考えているうちに、雄樹夜さんは調理器具と材料の準備に取り掛かっていた。大小2つずつのボウルにハンドミキサーそして天板。牛乳に卵に生クリームとその他諸々……使っているものには、特に変わったものは見受けられない。強いて言うなら、インスタントコーヒーが置いてあるくらいか。

 

 

 「さぁ、始めるとするか」

 

 

 雄樹夜さんの、その声と同時に調理が始まった。

 

 オーブンを180度に熱して余熱した後、小さいボウルの中に卵黄と卵白を分け、それぞれに砂糖を入れて別立てで生地を作り始めた。

 

 ………調理風景を見ていても違和感などは全くなく、むしろ手際がいいように感じる。

 逆にイヴさんがあれ程慌てていたのが不自然に思えてきた。まさか、本当に7日でマスターしたのか?

 

 雄樹夜さんが調理を始めてしばらく経つと、イヴさんが用を済ませ戻ってきた。

 

 

 「つぐみちゃんのお父さんはなんて言ってたの?」

 

 「えっとですね、『ああ、それなら構わないよ。彼の好きなようにやらせてあげなさい』との事です!」

 

 つぐみちゃんのお父さんの声に似せたのか、すごくイケボな声と仕草で返答してきた。なんと言うか……すごく可愛らしい。

 

 

 「私には、ツグミさんのお父さんの考えが理解できません!」

 

 「そんなに酷いの!?」

 

 「騒がしいぞ、イヴ。今日こそ美味いもの食わせてやるから黙って見ていろ」

 

 「そう言って、前に作ったチーズケーキも、その前に作ったシュークリームも全然ダメダメだったじゃないですか!!」

 

 「あれはオレの経験が浅かったからだ。今日は葵もいるし、なんとかなるだろう」

 

 「料理に関して、ユキヤさんの言うことは信用できません!」

 

 

 ───どうやらボクは、雄樹夜さんの料理スキルを上げるアイテムか何かに任命されたようだ。

 そしてここまで必死になるイヴさんを、ボクは初めて目の当たりにした。

 

 そして、それからから1時間半が経過し全ての調理工程が終了した。

 

 

 「完成だ。さぁ、ご賞味あれ」

 

 先程と同じように、手頃な大きさにカットされ、フルーツを添えた皿を渡された。

 見た目という観点でいうと、このロールケーキは完璧といえる。生地のきめ細やかさといい、クリームのふんわり感といい、マスターが作ったロールケーキと瓜二つだ。

 

 さて、問題のお味は…………。

 

 

 「ア、アオイさん、本当に食べるんですか………? 」

 

 「ははっ、葵くんは勇敢だね」

 

 

 イヴさんが震えながら聞いてきた。そして、いつの間にか来ていたマスターも笑顔でボクを讃えてきた。

 

 

 「せっかく作ってくれた訳だしね。イヴさんもマスターも、よかったらどうですか?」

 

 「それを食べて命を落とすなら、切腹します」

 

 「僕も若宮くんと同じ意見だね」

 

 

 イヴさんはまるで汚物を見るかのような目線でロールケーキを指差し、もう片方の手で懐からおもちゃの切腹刀を取り出した。

 マスターは笑顔で、イヴさんと同じように懐からおもちゃの切腹刀をだした。

 

 

 ───ダメだ、この人達、本気(マジ)だ。

 

 フォークで一口大の大きさに切り、何のためらいもなく口に運ぶ。

 

 

 「………うっ!? こ、これは………!!」

 

 

 味の感想を言う間もなく、このロールケーキに意識を持っていかれた。

 その傍ら、マスターは線香に火をつけ、イヴさんは数珠を持ちお経を唱えていた。

 

 ………ちょっと、勝手にボクを殺さないでくださいよ。

 

 

 「どうだ、味の方は?」

 

 「雄樹夜くん、聞くまでも無いと思うんだが……」

 

 「ユキヤさんは次の犠牲者を出す前に二度と調理台に立たないでください!!」

 

 

 

 

 

 ───あれから何時間気絶していたのだろうか。ここは……更衣室かな、真っ白な天井が見える。

 そして、頭の下には柔らかい太もも、そして目の前にはスヤスヤと眠っている黒髪に赤いメッシュを入れている顔見知りの女子高生………ん!?

 

 

 「……………!?////」

 

 

 思わず飛び起き、その子の額と勢いよくぶつかってしまった。ボクはあまりの痛みに、床を転がり回る。その衝撃とボクのうめき声により、彼女───蘭も目覚めたようだ。

 

 

 「いった……! ちょっと葵、いきなり何すんの……!」

 

 

 蘭は赤くなった額を抑え、頭の上には怒りのマークが浮かび上がっていた。

 右手も握り拳を作っていて、今にも襲いかかってきそうな勢いだ。

 

 

 「い、いや! これは偶然で……決してわざとじゃないんだよ!?」

 

 

 ボクがそう言うと、蘭はやれやれと言う感じでため息をつき、握り拳を解いた。

 お互い落ち着きを取り戻し、蘭が座っている横に腰掛けた。そして、蘭はいつも通りの口調で話しかけてきた。

 

 

 「それで? 湊さんが作ったロールケーキを食べて気絶したってホントなの? それって結構失礼なことだと思うけど」

 

 「はい……全て事実であります………」

 

 「その……そんなに不味かったの………?」

 

 

 不味い───と言う言葉で表現していいものだろうか? むしろ、不味いと言う言葉に失礼な気がする程、あのロールケーキには衝撃的な印象を受けた。

 

 調理したものを全てを暗黒物質(ダークマター)にするあの人でもなく、鍋の中に蝉の抜け殻などを入れる大柄な小学生でも無い。

 雄樹夜さんはその人達と違い、ちゃんと調理手順は守っている上に材料も極普通だ。正直、何がどうなってあれが出来るのか不思議で仕方ない。

 

 しかし、雄樹夜さんとあの人達が共通するものが一つある。

 それは、" 不味いという自覚がなく、人に料理を振舞っている "ということだ。

 

 

 「そういえば、なんで蘭がここにいるの?」

 

 「帰り道に羽沢珈琲店(ここ)でコーヒー飲もうかなって思って……来たら来たで葵が気絶してるから、起きるまでの2時間の間、介抱してあげてたって訳」

 

 

 誠に申し訳ございません。

 そういう敬意を込めて、無言で土の下に座った。

 

 

 「そういえば今お店の中で、リサさんとイヴが湊さんにおかし作り教えてるけど………葵もやる? あたしは教えられる自信ないから見物するだけど」

 

 

 なるほど、さっきから店内が活気付いていると思ったらそういうことか。

 料理上手のリサ先輩がいるなら問題ないと思うけど……あの料理を食べた後だと、いくらリサ先輩でも手が追えないのではないのか不安になる。

 

 

 「わかった、すぐ行くよ」

 

 

 先程のロールケーキの余韻が残っているからか、気だるげにそう答え店の中へ入っていった。

 

 

 「え〜っと、美竹 葵、復活しました」

 

 「あ、葵じゃん! やっほ〜☆ さっきはごめんね、うちの雄樹夜が変なもの食べさせたみたいで……」

 

 リサ先輩は手を合わせて、笑顔でボクに謝ってきた。

 腰まで届く長い髪をポニーテールでまとめ、エプロンを身にまとうその姿はまるで───。

 

 「……おい、葵。リサをそういう目で見るんじゃないぞ?」

 

 「そ、そんな訳ないですよ!」

 

 「アオイさん、ご復活おめでとうございます!」

 

 「ありがと、そしてごめんね、イヴさん……あの時に言ってたことを素直に聞いていれば……」

 

 「仕方ありません! アオイさんの好奇心を止めることはできませんから!」

 

 「………お前たち、今オレにすごく失礼なことを言っている気がするんだが?」

 

 「まぁまぁ、もうその辺にしといて、葵もほら! 雄樹夜に料理の仕方教えてあげて!」

 

 「わかりました! 雄樹夜さん、覚悟しててくださいね?」

 

 「あぁ、お前に教えを請うのは癪だが、ご教授願う」

 

 

 こうして、非公式の羽沢珈琲店料理教室が開催された───。

 

 

 

 

 

 「ダメだ……どうしても上手くいかない」

 

 

 あれから何時間も調理を続けては、自分で試食し続けている雄樹夜さんだが、成果が得られていない様子。

 まず、そのお菓子を誰も食べようとしないから成果が出ているかすらわからない。

 なにせ、あのリサ先輩ですら、雄樹夜さんの作ったお菓子に手をつけようとしないのだから。

 

 

 「何かいい方法はないのか? 葵、リサ?」

 

 

 雄樹夜さんの問いかけに対し、リサ先輩は腕を組み悩んでいるものの、解決策を見出せいない模様。

 実際に調理手順も全てあっている。材料もどれも普通だ。

 何がいけないのか、ボクもリサ先輩も全くわからない。イヴさんと蘭も含め、4人で懸命に考えていると、つぐみちゃんが学校から帰ってきた。

 

 

 「ただいま……….って!? みなさん、何をしてるんですか!?」

 

 「おぉ、つぐみか。おかえり」

 

 「おかえり〜、つぐみ! ちょこっとお邪魔してまーす!」

 

 「みんなで、雄樹夜さんがどうやったらお菓子を上手に作れるようになるのか……」

 

 「考えてるとこなんだけど、つぐみは何かいい案ない?」

 

 

 困惑した表情を浮かべるつぐみちゃんだったが、とんでもない案を出してきた。

 

 

 「実際に食べてみてもいいですか? 正直、それしか解決方法はないかと……」

 

 

 突然何を言いだすんだ!? 天に召されに行くだけだよ!!

 

 全員が止めに行く間もなく、つぐみちゃんは雄樹夜さんが作ったロールケーキを口にした。万事休す、そう思った瞬間───。

 

 

 「えっと……詳しいことは分かんないですけど、一つ一つの調理の時間とか気にしてますか?」

 

 「いや、気にしたことない。全部オレの感だな」

 

 

 ………その手があったか!!

 ボクとリサさんはお菓子作りそのものに手慣れてるから、" およその時間 " が分かるけど、雄樹夜さんはそれが無い。

 

 お菓子作りをよくする人が見落としがちの注意点だ。

 リサ先輩の顔を見ると、ボクと同じように理解したらしい。

 

 ここまで分かったなら、やる事は一つ。

 

 「「雄樹夜(さん)! 一つ一つの工程をちゃんと時間を測ってやって(ください)!!」」

 

 「了解した。それでやってみよう」

 

 

 そこからは早かった。

 全ての調理に時間を測りながらやる事で、何とかみんなが食べられるようになるまで成長した。みんな食べるのが怖くて、なかなか手をつけなかったが………。

 

 

 悪い事は言わない。

 

 料理が苦手な人は、ある程度の技術を身につけて、一つ一つ丁寧に時間も気にしながら調理場に立った方がいい───。

 

 




いかがだったでしょうか?

次回、バレンタイン編予定!

お楽しみに〜
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