やはり俺が315プロにいるのはまちがっている。   作:Hoffnung

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前半は俺ガイルキャラが出てきますので苦手な方は少し注意かもです、口調難しい…
ライブ回まで後もうちょっとって感じです、最近筆のノリがいいのでそこそこ良い執筆ペースですが突貫工事気味なところも多々ありますので誤字などあれば報告してくださると嬉しいです。
ではどうぞ


第十一話

最近、比企谷君が部活に来なくなった。

何故なのかはわからない、特に変わった事も無かった筈だし私も由比ヶ浜さんも一色さんもわからないという。

最初は唯単にサボっているだけかと思っていたのだけれどあの男は意外にも律儀で平塚先生からこの部活に入部させられてからはほぼ毎日ちゃんと来ていたし特に何もない日でも部活終わりまでちゃんと付き合うぐらいの男だ。

 

だけれど余りにも来なさ過ぎる、そもそも学校に来ていないのかとも思ったけれでも由比ヶ浜さんや戸塚さんの話では毎日ちゃんと学校に来てるのだと言う。

平塚先生にも理由を聞いてみたが「今はまだ話すべきじゃないな。」なんて言われてはぐらかされた。

直接会いに行けば良いと思うが私は彼とは違って国際教養科に所属している為か彼とのエンカウント率は自然と低くなるし、彼は昼休みになると彼曰くベストプレイスとやらに行ってしまうようだ(戸塚さんから聞いた事があるだけでそれがどこなのかは知らない)こうなると唯でさえ影の薄い彼を探すのは困難を極めるうえにどこかでわざわざ探す事でも無いと割り切っていたのかもしれない。

 

だが蓋を開けてみれば来る日も来る日も来ない状況が続いている状況だ、今現在この奉仕部の部室にいるのは私1人。

由比ヶ浜さんはどうやら課題の不備で居残りを食らったみたいで一色さんは生徒会の書類が貯まってしまっているので処理に忙しくてこれないなんて話をしていた。

誰かの物や紅茶の入ったコップを置くために私1人の時では設置していなかった長テーブルの端っこで本を読んでいるが何故か頭に入って来ない。

 

…どうしてしまったのかしら私は、この私とあろうものが寂しいだなんて感情を抱いてそれに動揺してるなんて。

こんな状況は1年生…いやこれまでもずっとそうだったでは無いか、常人とは違って大抵の事はなんでも出来たし群れて楽しむなんて下らないとすら思っていた。

 

だがどうだろう今の私は、つい数ヶ月前までは有った部室での風景が思い浮かびそしてそれを恋しく思ってしまっている、そんな馬鹿ななんてプライドが邪魔して思っていたけれどこんな状況になってる自分をどう取り繕えば良いのだろうか、どんなに言い聞かせても何処からか滲む様に出てくるこの感情。

 

ふう…なんて溜め息をつきながら愛用の猫のイラストが刺繍されたブックカバーを付けた本を閉じる、寂しい、どうしようもなく寂しい。

これが今の私…雪ノ下雪乃の現在の姿だ。

 

「…今日はここまでにしようかしら」

 

私以外に誰もいない部室に私自身の声が響く、チラッと設置されている時計を見ればまだ5時を少し過ぎたくらいだった。

いつもならまだまだ部活をやっている時間だが今日はもうそんな気分では無い、お悩み相談メールも一通り受理し終わっている事だし何か適当な事情でも言えば問題無いだろう、普段真面目にやっているのだから。

本を鞄の中にしまい込み、もうすっかりと冷めてしまった紅茶を喉に通すと鍵を持って席を立とうしたその時だった。

タッタッタッと誰かが走ってくる音がする、この教室がある学舎は放課後は需要が少なく滅多に人が来ない場所だ。

もしかして依頼なのかしら、そうだとしたらこのまま帰るなんて選択肢は無い。

 

足音は止まる事無く寧ろどんどん大きくなって行きそして…

ガララッ!!

 

「ゆきのん!ゆきのん!大変、これ見て!!」

 

「…由比ヶ浜さん、部室に入る時はもう少し静かに入って貰えると嬉しいのだけれど。」

 

「あ、ごめんゆきのん…はっ!そんな事よりこれ見てよ!」

 

足音の主は同じ部員である由比ヶ浜さんだった、あんまり大きな音を立ててドアを開けるものだから少しビクッとしたのは秘密だ。

由比ヶ浜さんはそうとう急いで来たみたいで肩で息をしている様だったけど私の注意を聞くないやな手に持っていたスマホを持ちながら近づいて来た、見てという言葉から何かスマホで見せようとしてるのでしょうと推測を付ける。

 

「ほら!これどういう事だと思う!?」

 

「…由比ヶ浜さん、私に音楽番組のHPなんて見せられても反応に困るのだけれど。」

 

あ、ごめん間違えたと由比ヶ浜さんが謝ってスマホを改めて操作しだす、どうやら見せたい内容は音楽番組の事に関しての事らしい。

毎週末のゴールデンタイムにやっているその番組は芸能関係に疎い私でも知ってる程のメジャーな番組だ、恐らく由比ヶ浜さんのことだから大手のアーティストが出演するだとかそういう情報を伝えたかったのだろう。

 

由比ヶ浜さんには悪いだろうけど私にとってはどうでも良い情報だ、軽くあしらった後部活を再開しようなんて思っている内に由比ヶ浜さんの操作が完了したのか画面を再び私に見せてくる、今度は見やすい様にか指でズームしながらだ。

 

「ほら!ここ!」

 

「ごめんなさい由比ヶ浜さん、私はそこまで興味は………

 

は?」

 

なるべく傷付けずにやんわりと断ろうとして言葉を紡ごうとしたが由比ヶ浜さんが見せて来た液晶に写った文字列がその行為を中断させた。

思わずは?なんて気の抜けた声を出してしまったがその文字を見た瞬間にそんな些細な事は彼方へと吹っ飛んでいた。

由比ヶ浜さんの手からスマホを受けとり再び目にしてもその文字は変わる事は無い、見間違いでもなんでも無かった。

概要欄を見れば出演者一覧の文字が、そしてその一覧の中にある人名が彼女をここまでの動揺を誘った、その人名とは…

 

「ゆ、由比ヶ浜さん、何故…何で…

 

比企谷くんの名前が出演者欄に載っているの?」

 

比企谷八幡、その文字がHPの出演者欄に確かにその名前が載っているのだ。

比企谷八幡なんて名前早々被る様な名前じゃ無い、だが万が一という事がある、どうやらそのページから出演者達の詳細などが載っているページに飛べるらしく詳細と書かれているボタンを押し確認してみたが液晶に写った写真は正に自分達が知っている比企谷八幡その物でーーー

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

『…で?比企谷くん、これはどういう事かしら、しっかりとした説明が欲しいのだけれど。』

 

「え、ほらその…あれだよあれ、あれがこうしてあれがあれなんだよ。」

 

事務所帰りにマイスイートエンジェルである小町からの着信に意気揚々と出てみれば氷の女王こと雪ノ下雪乃様が降臨なすった、ひえぇ…怖いよぉ…

 

『あら?私は"しっかりとした説明"を求めたのだけれどあれなんて抽象的な表現で説明しないで下さる?それとも最早人間の言語すら理解不能になったのかしらヒキガエルくん。』

 

「おい小学生の頃のトラウマ掘り返すのを止めろ、一時期結構気にしてたんだぞ。」

 

あれ途中からヒキがとれて唯のカエルになってたからな、他にも比企谷菌やら色々派生はあったけど。

 

…どうやら話を聞く限り、由比ヶ浜経由で俺が某メジャー音楽番組に出演する事を知り、それを問い詰める為に連絡した際に無視する可能性が低いであろう小町に協力して貰ってこっちに連絡を寄越したらしい。

 

「…はぁ、わーったよ、1から説明するけど流石に全部説明してたら時間がかかりすぎるんでな、所々掻い摘んで説明するぞ。」

 

『掻い摘んで、ね…どこか後ろめたい事でもあるのかしら?』

 

「言ってろ、時間効率の問題だ、ダラダラと説明しても時間の無駄だろ、要点だけでもしっかりと覚えたらテストだって高得点は取れるだろ?それと同じだ。」

 

軽口を叩きながらも随分と久し振りな感覚に少し安心した様な感じがした、絶対言わねぇけど。

それから俺は雪ノ下に所々掻い摘みながら、しかし重要な場所は解る様になるべくわかりやすく説明した。

説明を全て終える頃にはもう既に15分程の時間が過ぎているようだった。

 

「〜〜〜ってな風に今に至るって感じだ、あ、質問タイムは程々にしてくれよ、普段あんまり喋らねぇから喉が少し痛ぇ。」

 

『…そう、わかったわなら質問は今はよしておきましょう。』

 

「ああ、そうしてくれると助かる。」

 

意外にも俺が説明してる間は雪ノ下は黙って聞いてくれていた、一々罵倒もして来なかったしどうやら本気で聞いていたらしい。

正直なところ説明が終わり次第に次々と質問責めに会うと思っていたがそれは杞憂に終わったようだった。

 

『でも、1つだけ…良いかしら…』

 

「何だ?なるべく手短に答えられる奴で頼むぞ。」

 

唯でさえボーカルレッスンで喉を虐めた後だったってのに、これ以上長話させられたら慣れてない八幡の喉の機能死んじゃうよ?

 

『比企谷くんの…その…出演する番組は何日なのかしら?』

 

「ん、そんな事か、確かーーーー」

 

これでもちゃんとプロデューサーから渡された資料ぐらいは読み込んでいる、雪ノ下に俺が出演予定の日にちをしっかりと伝えた。

プロデューサーが作成した資料自体が間違っていなければこれで問題無い筈だ。

 

『そう…わかったわ、まぁ精々頑張りなさい?自己承認欲谷くん。』

 

「谷しかあってねぇじゃねぇかよ…まぁ応援はサンキューな、期待して良いぞ。」

 

『ええ、公共の放送で放送事故を起こすの楽しみにしているわ。』

 

「おいそこ、それ結構起こさないか心配にしてんだから不安を増長する事を言わない。」

 

『あら?貴方は存在自体が放送事故の様な存在では無くて?放送事故谷くん、ウフフ…』

 

だから谷しかあってねぇって…最後に楽しそうに楽しそうな笑い声までプラスしちゃってさ、可愛いとか思っちまっただろ。

 

「言ってろ、てかそろそろ終わりにしていいか?俺外にいるから寒いんだわ。」

 

『そう、確かに私も結構長電話していた自覚はあったしそろそろ終わりにしましょうか。』

 

「ああ、寒くてしょうがねぇよ、じゃあな。」

 

ようやく氷の女王との戦いが終わった…ずっと外で電話していたせいかかなり寒い、まだまだ暖かい季節とはいえ夜に長時間いれば冷えるのは当たり前だ。

帰りにあったかいマッカン買って帰ろう、しかも滅多にやらない二本買いだ、悪くない。

俺はマッカンを買う算段を立て冷えた体を手で擦りながら帰路へと足を運んだ。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

雪ノ下と話して翌日の315プロのレッスン室、良く磨かれた床にキュッキュッとレッスンシューズの小気味良い音が聞こえる、だがそれ以上に聞こえてくるのは目の前のステレオから流れてくる音楽。

それは俺、いや俺たちもう何度も何度も聞いた音楽だ、ラスサビも終わった、後は決めるだけ……!!

 

「「「!!」」」

 

音楽が鳴り終わるのと同時に俺、真丈さん、神波さんの3人は揃って決めポーズをとった、最初はこれをやる事に恥ずかしさが凄まじかったが今じゃもう慣れたもんだ、慣れって怖い。

 

「…すっげぇじゃねぇかよ!最初の頃とは見違えるぐらいに良くなってるじゃねぇか!なぁ、翼!」

 

「はい!3人ともすっごく格好良かったです!!」

 

「ハァ、ハァ…ありがとう、ございます…」

 

息を切らして肩で息をしながら通しでやっていた所を見学していたDRAMATIC STARSの天道輝と柏木翼の賞賛を俺が返した。

どうやら次のレッスンスケジュールがここらしく、時間もあるという事でTVでライブ経験のあるDRAMATIC STARSが見学していたのだ。

 

「3人とも以前は結構バラバラだったのにさ…今じゃ結構形になってきてる、くぅ〜っ良いよなぁこういうの!」

 

「わかります!最初はバラバラだったのに1つの目標に向かって団結して取り組む…俺もパイロット時代に良く経験したのですっごいわかります!」

 

「だよなぁ〜〜!!」

 

「ケハハハハ、そりゃどうも。」

 

天道さんと柏木さんが俺たちの通し練習を見て褒めると同時になんか勝手に盛り上がっている、なんかああいう風な姿見てると社会経験がある大人というよりも男子高校生に近い物を感じるな。

神波さんは体力にかなり余裕があったのかストレッチしながら軽く笑って礼を言っている、マジで通しでやったのに殆ど疲れてないような様子の神波さんの体力はどうなってんだ、バ○オのタ○ラントかよ。

 

「いやぁ、良かったぜ!なぁ桜庭はどう思った?」

 

「…僕か?」

 

「お前以外にどこに桜庭がいるんだよ。」

 

天道さんは一歩下がって黙っていた桜庭さんに話を振る、天道さんの言葉に多少イラッとしたのかジロリと天道さんを睨みつけると仏頂面に磨きが更にかかっている。

なんか桜庭さんって誰かに似てると思ったらルミルミに似てる気がしてきた、林間学校の時の。

 

「そうだな…僕の意見としては、真丈さんはステップが半歩分程遅れているところが幾らか見られたし、比企谷くんは全体的に悪くない物のどこか遠慮してる節があるのか多少不自然だった、神波くんはダンスこそ完璧だが発声が半音単位でずれる事が4、5回程あったな。

総合すると、いまのパフォーマンスでは完璧には程遠い、プロのステージでは無いな。」

 

「ハハハ…手厳しいね…ハァ、ハァ…」

 

「あっちゃ〜、やぁっぱ外してたかぁ…今回は割りかし自信あったんだけどな…」

 

「ハァ、ハァ、色んな人にアドバイス貰いましたけどやっぱ俺がセンターっていう個人的な違和感が現れてたりするんですかね…?」

 

天道さん、柏木さんと違って随分辛口の評価だ、確かに俺たちは最初よりかは揃って来た自覚はあるがまだまだ甘いって事も勿論解る。

 

「またお前はそんな事言ってら…」

 

「純然たる事実だ、彼らがさっきの賞賛で思い上がって本番で失敗なんかすれば被害を被るのは彼らなんだぞ。

天道、お前こそ手放しに褒めるのはどうかと思うがな。」

 

「何おう!良いところを探すってのは良い事じゃんか!褒められて育てた方が効果的だなんて研究はちゃんとあるんだぞ!」

 

「逆にそれが逆効果になるパターンもあるがな、僕たちはアマチュアじゃ無くプロなんだぞ?完璧なステージを披露するのは当然のことだろう。」

 

「まぁまぁまぁまぁ!落ち着いて、輝さん、薫さん!」

 

今度は急にいがみ始めた、止めに入った方が良いのかと思ったが柏木さんがいつもの事ですからなんていって笑顔で静止して来たのでやめておいた。

柏木さん大変そうだな…

 

「ふぅ、どうやら時間みたいだねそろそろ出て行かなくちゃ。」

 

「あれ?もうそんな時間ですか?」

 

どうやらそんなやり取りをしてる間にそこそこ時間は経っていたらしい、もう少しで交代の時間だ。

 

「りょーかい、翼〜あんまり無理すんなよ〜」

 

お気遣いありがとうございますーなんてほんわかした声をバックにレッスンルームを後にした、勿論、退出する時に失礼しました、お疲れ様でしたなんて挨拶はしてある。

 

「うーん、やっぱり完全に合わせる事は難しいね。」

 

「俺ら結構経歴とかバラバラだもんなぁ、ただダンス合わせるだけなら簡単なんだけと、歌とか入ってきちまうとちょいとキツイもんがあるわな。」

 

「でも、もう本番まで一週間切ってますからね、それまでにはなんとか形にしたいところです。」

 

俺たちが出演する番組の収録日までもう一週間を切っている、悠長にしてる暇は無い、一刻早く合わせなければ本気でやばい。

 

「昼飯食ったら屋上で自主練でもしようぜ、賢さんに聞いたら屋上でも近所迷惑になら無い範囲内ならオッケーらしいぞ。」

 

「それは有難いね是非とも使わせて貰おう、私もパフォーマンスはしっかりとした物にしたいからね、でなきゃこの曲に失礼だ。」

 

神波さんの提案に真丈さんが肯定の意を示す、目線でチラッと聞いてきたが俺だって賛成だ。

真丈さんが懐から出したのは一枚のCDケース、安物の透明なCDケースだが中に入っているCDは俺たちとってとても大事な物だ。

 

それは俺たちのユニット曲のデモ音源。

この世に2つと無い、俺たちFantastic Dreamersの為の曲だ。

初めてプロデューサーからこれを手渡された時は思わず3人で感嘆したものだ、貰ってからもう何日も経つがその間にレッスンする度に流し体に染み込ませていった大事な音源。

これに収録されている曲を俺たちが実際にステージで歌って踊るのである、収録後にはちゃんとしたレコーディングの予定もあるらしくテレビの番組が最速でのお披露目になるらしい。

 

「…ぜってぇ成功させようぜ、ここまで来たらもう後は観客達の度肝を抜くぐらいのとんでもねぇパフォーマンスを見せてやろうじゃねぇか。」

 

「ふふふ、熱いね、まぁ私も同感だけど。」

 

「俺、こういうノリ本来ならそこまで好きじゃ無いんすけど…でもやっぱ、成功させたいって気持ちがその、凄いです。」

 

神波さんの言葉を筆頭に真丈さんも俺も同意した、俺がこんなスポ根漫画みたいな展開を味わう日がくるなんて予想だにしてなかった。

だが、悪くない。

 

「ま、腹が減っては戦はできぬって言うし、とりあえず先に飯食いに行こうぜ〜!」

 

「そうだね、直ぐに練習はしたいし下の階の弁当屋に行こうか。」

 

「弁当なら持ち運びできて屋上で食べればそのまま練習が出来るし効率的だな、俺も賛成っすわ。」

 

「んじゃ、決まりだな!俺はさっきに行ってるぜ!とうっ!」

 

弁当屋だと決まるやいなや、神波さんは1人階段かなりスピードで駆け下りていった、子供か。

 

「…ああ、神波君行っちゃたよ、しょうがないなぁ」

 

「あの人結構自由っすよね、まぁとっとと向かいましょう、正直俺も腹結構減ってるんで。」

 

真丈さんの横顔を見ながら俺も淡々と告げる、実際かなり空腹だし早く行きたいという欲求が凄い。

ふふふ、と真丈さんが微笑むように笑うと俺に目線を合わせ…

 

「奇遇だね、私もだよ。」

 

悪戯っ子の様にそう答えた。

もう既に見えなくなっている神波さんを追いかけ、少し早めに下の階で経営している弁当屋に向かって2人揃って階段を駆け下りた。




久々に結構がっつり書きました…指が少しいたいのでちょっと休みたい気分です。
八幡と雪乃のシーンはこの作品を作ろうと思った際に絶対に入れようと思っていたシーンでもあるのでやっと執筆出来て嬉しい限りです。
感想、評価絶賛募集中です。
感想くれると作者は飛び跳ねて喜びますのでモチベ向上の為になにとぞ…!(感想乞食)
それでは次回もお楽しみに

オリキャラどっちが好き?

  • 真丈拓哉(元マジシャン)
  • 神波狩人(元ストリートダンサー)
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