ダイヤのA×BUNGO   作:スターゲイザー

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第三十二話 一年の差

 

 

 2回は両校共に三者凡退に終わった。

 

「沢村に打つ方も頑張らないとって言っておいて凡打になった感想は?」

「穴があったら入りたい……」

 

 3回の表、同点のまま薬師の攻撃の場になって前の回で真田俊平のシュートに詰まらされた石田文悟は御幸一也のツッコミに身を縮めた。

 

「まずは投げる方に身を入れる所存であります」

 

 心機一転を示すようにビシッと立つ文悟に御幸は溜息を漏らした。

 

「どこの政治家の所信表明だよ」

「東京都?」

 

 天然で返された御幸はガクリと肩を落とすもなんとか踏み止まり顔を上げる。

 

「冗談はそこまでにして」

 

 何が冗談か分かっていない文悟のことは放っておいて話を進める。

 

「この回はどうやっても轟に回る」

「倒すイメージは出来ている。後は気を抜かなければ、どうということはないさ」

 

 市大三高の真中をノックアウトした姿を見て気負い過ぎていた感は否めない。実際に戦ったイメージでは確かに強打者として警戒すべき相手だが倒すイメージがあった。

 

「頼んだぜ、エース」

 

 私生活でそういう自信は失敗の前兆なのだが、こと野球においての文悟が見せる自信は現実の物となる。

 

「二者連続三振…………ギアが上がって来やがったか」

 

 8番・9番と連続三振を取られた薬師の監督である轟雷蔵は通常4回辺りでギアがMAXに成り、そのまま最後まで投げ切れるだけの体力があることを事前のスカウティングで知っているだけに面白く無さげな顔をしていた。

 

「しかも、まだ変化球(カーブ)なしってんですから嫌になりますよ」

 

 3回途中でまだ手札を残している文悟を切り崩しているとは言えない状態にあることを真田は危惧していた。何故ならば反対に真田は既に持てる手札の全てを晒していて、体力的にも不安が残る上に他の不安要素もあった。

 

「本当にお前頼みだ、真田…………足はまだ大丈夫か?」

「ええ、まだなんとか」

「持ってくれりゃいいが……」

 

 真田の着地した左足で地面を引っ掻くように投げ、下半身のエネルギーを余すところなく伝えている。そうすることでボールの威力は増すが、その分だけ左足にかかる負担は他の投手の何倍にもなり、春先に痛めた左脹脛の怪我が完治していない。

 1番(エースナンバー)を付けている三野勇人では青道打線を抑えきることは出来ないだけに真田に任せるしかない。

 

「雷市が打ってさえくれれば」

 

 真田もヒットを打っているが後が続けていない状況で薬師は二巡目を迎えることになり、運良くホームランで取れた点も直ぐに取り返された中で否が応でも雷市に期待が集まる。

 

「今度こそ打つ!!」

 

 チームメイトからの無形の期待を背中に感じながらも、まだチームを背負うことを知らない雷市が勇んでバッターボックスに立つ。

 

「カハハハハハ! さあ、来い!」

 

 1年生にして既に強打者の凄みを滲ませている雷市をマウンドから見下ろす文悟に影響があるようには見えない。

 

(強打者なんて探せば幾らでもいるからな)

 

 横目に見る御幸も警戒度は最高レベルに上げながらも臆してはいなかった。

 同じチームで言うならば結城哲也、西東京に限っても同等程度に警戒しなければならない強打者は片手の指で数えられるだけいる。全国に目を向ければ両手の指でも足りないだろう。

 

(将来性は十分。遠い未来で日本の野球界を背負う器かもしれない。けど、それは今じゃない)

 

 勝負に過去も将来性は関係ない。今ある物だけが全てだ。

 

(文悟、教えてやろうぜ。今の彼我の位置を)

 

 御幸は前の打席のリードも考慮して、初球のコースと球種を決めた。

 

「――っ!」

 

 空気を切り裂くように向かって来るボールは外角低めの最高のコース。

 

「ファール!」

 

 ドギャン、と金属バットがボールを捉えた直後、ライト線を僅かに切れてフェンスに跳ね返る。

 後僅かでホームランという当たりに、球場にどよめきが走る。

 

(さっきの打席で見逃した2球目の2シームと違って、半個分外側に外していたからフェアゾーンに飛ばない。さて、次は)

 

 打者との勝負は決して投手1人だけで行うものではない。共に戦う相棒として勝つ為に御幸は考える。

 

「ストライク!」

 

 外角低めの次はセオリーで行けば内角高めのところを、敢えて内角をエグって来たボールに雷市は手を出せなかった。

 先の球が外角の一番遠い場所だっただけに内角の球がやけに近く感じられ、避けるまではいかなかったが逃げ腰になっていたのは否めない。

 

「凄ぇ……凄ぇっ!!」

 

 高校に上がるまで貧乏だったから野球チームに入れなかった雷市は想像の投手と対戦するイメージトレーニングをしながらバットを振り続けた。

 時速160㎞のストレート、打者の手元で急速に変化するスライダーやカットボール、ゆらゆらと揺れながら落ちるナックルボールなど、頭の中で作り上げた化け物のような投手を相手に毎日休むことなくバットを振り続けた。

 

「これが投手! 関東No.1を争う投手か!!」

 

 どれだけイメージしようとも投手との駆け引きだけは実戦でなければ感じ取ることは出来ない。

 先の打席も含めて手玉に取られていると感じることが雷市のやる気に多量の燃料を注ぎ込み続ける。

 

「楽しそうなところ悪いけど、次が来るぜ」

 

 バッターボックスに立って構えている以上、投手が投げてはいけない理由はない。

 御幸の忠告よりも早くモーションに入った文悟を見て一瞬で集中を取り戻した雷市はどこに何を投げるのか以外の思考を捨てた。

 内外角を広く使って上手く攻められたが、これで意識はフラットになっている。ストライクゾーンを通過するボールならば、どこに来ても対応できる自信が雷市にはあった。

 だからこそ、投げられたはずのボールが消えたことに集中が一瞬途切れる。

 

(消え――)

 

 集中力が高まり過ぎてスローモーションに進む世界の中で、ストレートとは違う軌道を描くボールを直ぐに見つけた。

 文悟に変化球(カーブ)があることはスカウティングで知っている。

 ビデオで見た軌道から予測してバットを振る。

 

「何――ッ!?」

 

 雷市が予測した軌道からボールがノビてバットは何もない空を切った。

 

「ストライクバッターアウト!」

 

 三者連続三振をしたにも関わらず平然とした顔でベンチに戻る文悟の背中を見送る雷市に笑みはなかった。

 

「良いリードだった」

「ありがとうございます、クリスさん」

 

 1人も塁に出さない完璧と言える内容に自信はあったが、滝川・クリス・優に褒められると喜びも一入な御幸であった。

 

「水です」

「あ、ああ」

 

 その横では沢村栄純を押し退けた降谷暁が文悟に水が入った紙コップを差し出していた。

 体格差は如何ともし難い沢村が唸って見ているのに引きながらコップを受け取り、やはり口を湿らせる程度で飲むのを止めた文悟の横から伊佐敷純の手が伸びた。

 

「降谷、次の打順はお前からだろうが!」

 

 今日はレフトでスタメンに選ばれた降谷の打順は8番。

 伊佐敷に追い立てられるようにバッターボックスに向かった降谷を見てニヤリと笑う沢村。

 

「さあ、今度こそ俺の」

「2杯もいらないって」

 

 意気込んで持っていたコップを差し出そうとした沢村の好意は有難くとも、そう何杯も水を飲んでいたら動けなくなってしまうので断る。

 

「じゃあ、自分で飲みます! いやぁ、ブルペンで投げてたら喉が渇いちゃって」

 

 やけくそ気味に沢村が水を一気飲みした直後、球場がわあっと大きく湧いた。

 

「何事!?」

 

 相手に注視していて試合を見ていなかった沢村が慌てている最中、塁を悠々と回っている降谷の姿と気落ちしている様子の薬師の面々を見れば予想はつく。

 

「公式戦初ホームランがこの時期か。随分と早い」

 

 文悟が同じ1年の時は打よりも投への期待が大きかっただけに、打つことよりも一試合を安定して投げ切る方を重視していたから公式戦初ホームランは秋大会であった。

 

「ぐぬぬぬぬ」

「僻まない僻まない。凄い顔になってるぞ」

 

 現時点で自分が全く打てないことは自覚している沢村は、ベンチに戻って来た降谷が手厚い祝福を受けているのを見て嫉妬顔になっているのを指摘されて解そうとしても簡単には変わらない。

 

(甘く入ちまったか。あれで1年なんて、本当に嫌になる)

 

 当の打たれた真田はマウンドで大きく息を吐き、二打席連続で轟雷市が三振してしまった影響を受けていたことを自覚する。

 

(怪我の影響はある。監督に言われて長いイニングを投げれるように考えていたとしても、こうも格の違いを見せつけられるとは)

 

 春先にケガをした左足脹脛はまだ痛みはない。考えるということは大切であるが、どこかに同学年の文悟を意識していた気持ちがあったから真田が本気になった理由である雷市が子供のようにあしらわれている姿はとてもショックが大きかった。

 

(でも、相手は今後も見据えているはずだからエースをいずれ下げるはずだ。雷市だって何時までも燻っているはずがない)

 

 完投などされたら更に勝機は下がるが準決勝、決勝を見据えればその可能性は低い。幾分か希望的観測を含むとしても、まだ試合を諦めるには早すぎるし、1点差は簡単にひっくり返せると真田は信じた。

 

「やっぱ、青道は強ぇわ」

 

 裡にある不安などといった負の感情を胸の奥底へと押し込め、振り返った真田は仲間達に向かって言った。

 

「これからもっと迷惑かけると思うけど、その時は勘弁っす」

 

 1点が大きな意味を持つ序盤において、点を取られても決して腐ることなく仲間を頼ると宣言するに等しい発言に奮い立たない仲間は薬師には1人もいない。

 

「全然大丈夫っすよ、真田先輩! 迷惑かけて下さい!!」

「あ、お前には言われたくねぇ」

「なんで!?」

「お前ん所に打たせるには不安しかないからだよ」

 

 この試合はまだないが薬師内で最多エラーを記録している雷市は打つ方は信用出来ても守る方に対する信頼はかなり低い。偶にスパープレーを見せることがあるだけに悩ましいのも問題であった。

 

「これ()エースのピッチング……」

 

 9番の白洲健二郎と続く1番の倉持洋一を連続で打ち取り、2番の小湊亮介を四球で歩かせたものの、3番の伊佐敷を三振に切って捨てた真田の投球に文悟とはまた違うエース感を見た沢村の口から知らずに感嘆の息が漏れる。

 

「―――――――ストライクバッターアウト!」

 

 一度は取り戻した士気も、5回表の攻撃で文悟によって三者凡退に抑えられては挫けるというもの。

 

「よっ、容赦のない男!」

「褒めてるのか、それ?」

「勿論、チームメイトとして、何よりも相棒としてこれ以上無い称賛だとも」

 

 どうにも褒められている気がしない文悟としては二、三言いたいことがあったが機嫌の良さそうな御幸に口を噤んだ。

 

「失投でホームランを打たれた身としては罵倒してくれた方が気が楽だ。何より御幸が絶賛しても気味が悪い」

「あれは俺のリードミスもあるからとやかく言う資格はないって。って、俺を何だと思ってるんだよ」

「鬼畜眼鏡」

「おい、倉持。何を人聞きの悪いことを」

「本当のことだろ! 今までの俺に対する発言を忘れたとは言わせねぇぞ!」

 

 横から首を突っ込んだ倉持の熱いパッションに、またもや水渡し対決を制した降谷からコップを受け取った文悟はまた一口だけ含んで返してヘルメットを被る。

 

「哲さんが二塁打で出て、未だノーアウト。狙って行くか」

 

 先頭打者であった4番の結城が時折来る甘い球を見逃さずに痛打してツーベースヒットで進塁しており、アウトが1つもなく一塁も空いているので一発狙いで打席に立つ。

 

「これが秋から4番かと思うと不安になるな」

「…………何も言えん」

 

 凡打した文悟がすごすごとベンチに戻ると御幸の毒舌が突き刺さる。

 

「大きいのを狙った時に大体打ち損じる癖、どうにかしろよ」

「御幸は得点圏にランナーが居ない時に打てないのも直せよ」

 

 どっちもどっちという結論に対し、前向きに改善していくよう善処することにして気持ちを切り替える。だが、少し先の秋大会前の練習試合等でこの問題が再び話題に上がることを2人はまだ知らない。

 

「増子さんがバントで哲さんは三塁へ。御幸が得点圏にランナーを置いているとなれば」

 

 得点圏にランナーがいる時の御幸の出塁率は全国クラスと言われる強力打線の青道の中でも群を抜いている。2アウト三塁で御幸と勝負するよりは敬遠という選択肢を文悟も選ぶ。

 

「舐められてるぞ、降谷!」

 

 と、沢村が言ったように、前の打席でホームランを打った自分とならば勝負出来ると思われることは、つまりは舐められているのだと知った降谷も流石に少しムッとした様子で眉根を釣り寄せて打席に立った。

 

「ぬぅ……」

 

 しかし、全身全霊で投げる真田の投球に気圧されてしまった降谷は悔し気にベンチに戻ってきた。

 

「切り替えて行こう」

 

 同じく凡打した文悟は降谷の背中を軽く叩いてマウンドに向かっていく。

 

「3アウト、チェンジ!」

 

 変化球を織り交ぜられて更に的が絞れなくなり、5番の真田が単打で出塁するも、6番から8番の3人を三振と凡打に抑えられた薬師の中で少しずつ生まれた罅が大きくなっていく。

 

(攻撃終わるの早ぇって……)

 

 そんなことを思ったのは誰だっただろうか。

 

「こっちも後一つ乗れないな」

 

 9番白洲が内野のエラーで出塁して、1番倉持が四球、2番小湊が外野フライ、3番伊佐敷がファーストライナー、4番結城が敬遠、5番文悟の単打で1点、6番増子が三振で終わった。

 

「相手さんも肩で息してるし、次辺りで落とせるだろう」

 

 まだ5回が終わったにも関わらず、肩で息をしてベンチに戻る真田の姿を見た御幸が楽観気に言い切った。

 

「だとしても、あまり油断し過ぎるのは感心しないぞ」

「分かってるって。油断するのは相手の心をバキボキにへし折ってからにする」

 

 そう言うことではないのだと、偶に御幸についていけなくなる文悟はツッコミを入れようとして虚しくなったので止める。

 

「薬師の主砲を完膚なきまでに打ち負かせと?」

「向こうさんがまだ折れてないのは、轟なら打てると過信しているからだ。2三振で足りないなら3三振、3三振で駄目なら4三振で戦意を完全に失くさせる」

「でも、狙って三振を取ろうとすると打たれるぞ」

「仮に打たれたとしても2点差がある。今の文悟の調子なら轟に回るのは多くて2回、相手投手を途中で落とせば1回だ。秋からはどうしても打線のパワーが落ちる。今の内に上下関係ははっきりとつけておこうぜ」

 

 御幸の言い分にも利があると文悟も認めざるをえない。

 

「やっぱり鬼畜……」

 

 という小声の呟きがマウンドから離れた御幸にまで聞こえなかったのは幸いなのか。

 

「セーフ!」

 

 薬師の9番太田が振ったバットには当たったものの、ボテボテの凡打と思われた打球はイレギュラーバウンドでサードの増子のグラブから逃げ、その間に一塁にギリギリで突っ込む。そして迎えるは1番轟雷市。

 

「ぶちかませよ、雷市。野球の神さんもお前の打席を見たがってんぜ」

 

 薬師のベンチから多くの期待を込めた声援が向けられる中、とある文悟のいない世界線で似たような状況となって気負い過ぎたのと違って、ここまで完璧に抑えられている状況もあって逆に開き直った雷市の全てがクリアになっていた。

 

「ファール!」

 

 プレッシャーを気にしなくなった所為か、今までの打席なら確実に空振りを取れた球を打った雷市の振りは研ぎ澄まされていた。

 

「ファール!」

 

 まだ2回しか見ていないカーブにもタイミングを合わせられた文悟は一度プレートから足を離した。

 その姿を見た御幸はキャッチャーマスクの中で眉を顰める。

 

(試合中に覚醒とか、主人公かよ)

 

 当の雷市は集中力が極限まで高まっているのか、バッターボックスで微動だにせずに文悟を見ている。

 放たれる威圧は並の投手ならば気圧されて投げてしまうだろう。しかし、文悟はその威圧を柳に風とばかりに受け流し、プレートに足を戻したがモーションには入らない。

 

(やっぱりここで心をへし折っておきたいな…………もっと成長した状態で秋や来年の夏を戦うのは勘弁したいし)

 

 覚醒しても打てないと認識させれば苦手意識を持ったり弱気になるかもしれない。御幸は秘中の秘をここで使うことに決めた。

 

(本気か?)

(稲実に知られても、ここで確実に抑える為だ)

 

 寧ろ意識させれば戦術の幅も広がると、ここで雷市を屈服させることのメリットと合わせて以心伝心で会話する。

 文悟は一度ベンチのクリスを見て、頷きが返されたので納得する。

 

(ん?)

 

 無心になっていた雷市だからこそ気づいた文悟から感じられる僅かな変化。

 投球モーションに入られたことで変化の理由を考えることが出来ない。

 

(相変わらず速い……!! けど、低すぎる!!)

 

 明らかに地面にワンバウンドするほどの低さのボールであると雷市の目と脳は判断した。

 

「?!」

 

 ノビ(・・)たというよりホップしたようにしか見えない軌道を描いて、御幸が構えたストライクゾーンど真ん中にボールが収まる。

 

「ス……ストライクッバッターアウト!!」

 

 球審の判定が遅れた。

 スタンドが、ベンチが、そして球場全体がたった今ミットに収まったボールの軌道を目撃したが故に大きくどよめく。

 

「今、ボールが浮き上がらなかったか?」

 

 ありえない現象を前にして誰かが呟いた言葉を誰も否定できなかった。

 そして、そのことは実際打席で見た雷市が一番感じたこと。

 

「あ」

 

 見たことのない軌道、とんでもないボールに、打席で初めてとも言える寒気に雷市の心は完全にへし折れた。

 

 

 

 

 

 文悟は残りの2人を打ち取り、その裏の青道の攻撃で文悟がマウンドから圧力をかけ続けた影響でエラーが続発して、遂に真田も限界を迎えてノックアウト。次の投手である三野も打ち崩し、7回のマウンドは降谷が代わりに立って3人で締めて青道はコールド勝ちで準決勝に駒を進めるのだった。

 

 

 

 


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