知らせを耳にし、思わずイーライは「それは本当か?」としつこく聞き返したが。今度は一転して、そのことを誰にも話すなと念を押すといつも連れまわしている若者の首根っこをつかみ。有無を言わせずにバンカーの外へと飛び出していく――。
留守にしたのはわずかな時間。しばらくするとバンカーの入り口が騒がしくなった。
「――よし、ここからは俺達が連れて行くからいいぞ。
ああ、それからお前たちは急いで戻って。いつものように他に生き残りがいないかどうか、確かめるんだ。わかったな?」
「……」
「そうだ。頼むぞ、後はいつもの通りだ。それとこのことについて、後で連絡を入れるとハ―レイに伝えてくれ。気をつけてな。
よし、それじゃ――ウーティ、俺達で彼女を奥まで運ぶぞ」
「わかってる。でも、これ、匂いがやばいよ」
「ああ、そうだな。だが我慢しろ、今だけはな」
何事かとバンカーの中で待機していたホワイトテイル自警団のメンバー達が廊下をのぞきみると、入り口からひどい匂いを放つ。やせた大きな女をイーライとウィーティの2人で奥へ運び込もうとしていた。
数分後、タミー・バーンズはこの知らせを聞くと慌てて部屋を飛び出し。
イーライたちのいる部屋へと駆け込んでいく――。
「ちょっと!いったい何を考えているのよ」
「ああ、タミー」
「正気なの、こんなものをなんでっ!?」
「ハ―レイの部隊が見つけた。彼らの努力が報われたってことだろうな。ここしばらくはずっとジェイコブに張り付いて監視を続けていたんだ」
「そういうことじゃない。わかっているんでしょ」
「言いたいことはわかる。だが――放っておけないだろう。ほら、そこにいる小僧も俺の意見に同意した」
「ウィーティ、本気!?」
「ちょっ、巻き込まないで。僕はただ、中立の意見を採用しただけさ。子供だしさ、ね?」
「馬鹿け出るわ。どうしてこんなことをするの?」
悪臭を放ち、見ただけでは女性とわからないほど弱っているその姿は病的で、幽鬼のように静寂の中に危険なものを秘めている。
だがこれはトラブルだ。人の形をしていても、気を許してはいけないものだ。
「それじゃどうしろって言うんだ」
「放っておけばよかったのよ。ここに連れ帰ったりするのは最悪」
「タミー……」
「いいえ、駄目よ。わかっているでしょ?
私たちはジェイコブに頭をいじられた人がどうなるのか、もう嫌というほど見せられてきたわ。彼女だってそう。
なにかしたいのよね?それなら楽に死なせてあげるしかない」
「おい、タミー!?」
イーライは信頼する部下の口から飛び出してきた言葉に驚きの表情を向けた。
「今のは言うべきではなかったし、聞きたくもなかった。仲間として信頼を失う、危険なものだったぞ」
「私は必要なことをただ、ごまかさずに口にしただけよ」
「だとするなら、俺は今の言葉は聞かなかった。いいな?
もう意見を聞くつもりはない。これは必要なことだったんだ。彼女は、ここに連れてきた。戻ってきたんだ」
「――壊れてなければ、でしょ」
「おい、もうやめろ!
みんなしばらくここから出て行ってくれ。彼女を休ませてやりたいんだ」
そう言うとイーライは部下たちを部屋から追い出してしまう。
ジェシカらしき物体に向き直り、改めてその姿を見つめる。タミーの口にしたことは大きくは間違っていない。
あのジェイコブにたっぷりと頭の中をかき回されて2か月近くを暮らしていたのだ。なにも後遺症がないわけでもないだろう。
だが、一方で期待もある。
ジョンやフェイスのように、あのジェイコブから戻ってきたただひとりの女性が彼女だ。
これが何も持っていないなどと、考えるのは間違ってはいないだろうか、と。
それもすぐにわかる――。
イーライは水筒を手に取ると、それをゆっくりとジェシカの唇に持っていく。
「慌てて飲んではダメだ。もう少しだけで――ああ、そうだ。それでいい。
服を着替えてシャワーを浴びてこいと言いたいところだが、そんな元気もないだろう?いいさ、その長椅子はゴミ捨て場から拾ってきたやつだしな。アンタがそのまま使ってくれ」
水筒を脇に置くと、今度はジェシカを眠らせにかかった。
「タミーはああいったが。俺達にはお前が必要なんだよ。
でも、いまさらあせったりはしないさ。今は休め、お前がまだ戦場に立てるかどうかは、それからみんなで考えよう」
ジェシカは逆らわずに横になると、あっという間に寝息を立てはじめる。
いったいなにが、どうなって。彼女はここに居るのであろうか?
―――――――――――
2014年、ポーランド――。
作戦開始時間が迫る中、私もまた自分の中に爆弾を抱えつつあった。
口腔内に波のようにひいては押し返す不快感。急激に、そして瞬間的に感じる疲労感。体温はわずかに高く、下腹部には月のものとはまた別の重たさが徐々になにかが悪くなっていることを脳に告げている。
遠からず私は嘔吐か下痢、もしくは何らかの症状を引き起こして最悪ぶっ倒れることになるかもしれない。そうなったら――私の執念はその時が最後を迎えたということになる。
もう、こうなっては執念というしかなかった。
違法すれすれのやり方で、無理を押してこの作戦に参加した。もしかしたらこれがメリルと共にできる任務かもしれない、そう感じるだけの危機感が私をここまで駆り立ててきている。
「最終確認だ。これより秘密結社、アウターヘブンの幹部連中を一斉検挙。
出ている名前は軒並み我が軍の元精兵たちだ。戦力差はこちらに分があるが、だからといって交戦はないという保証はない。
抵抗の姿勢を見せるなら容赦はするな。穏やかに逮捕できればいいが。そうはならないとしても、敵を無力化することに全力でやれ」
私はそっと私物の鉄仮面でバラクラバでは隠し切れない目元を隠す。
ナノマシンを用意したロイドから、もし適合しないとして。上官は私の目元が充血するのをみて、怪しむはずだと言われていたからだ。
私の残り時間は減り続けている。
だが、それでもこの作戦中はなんとかやり切れれば問題はない。
メリルが率いる
慌てて陸に上がろうとしても、ヘリと橋から攻撃を受けるし。
上陸ができても、川沿いに足になるようなものはないと確認も終わっているらしい。2時間もかからずに、全ては終わるはずだった――。
だが、異常事態が起きていることも分かっている。
先ほどから町の中で、少なくない射撃音、爆撃音が鳴り響いてきている。だれがやっているのかはわからないが、どうやら派手なカーチェイスに、古い時計塔で暴れている奴らがいるらしい。
想像でしかないが、あいつらアウターヘブンがここにいる理由のために。そうした騒ぎを起こしているのだろう、とのことだった。
それは町が静寂を取り戻した。ようやくそう感じた瞬間に始まった。
「よし!始めるぞ、お前等。GO、GO、GO!」
指示が出たのだとわかり、私も声を上げる。
「作戦に変更の予定はない。当初の予定通り、橋でアイツらを抑える、海にはいかせるな!」
「……」
「ヘリも予定通りに出発。我々が橋を抑えると同時に、アウターヘブンを。オセロット以下、十数名を一斉検挙する!」
隠れていた小学校を出て、止めていた車に次々と乗り込むと誰の指示が出ることなくそのまま走り出していく。
私も遅れずにその中の一台に飛び乗った。
誰が口にしなくても分かっている。作戦はすでに動いているのだ。システムが、必要な指示を次々とこちらに送り。兵士はそれに従って無言でただ、動き続ければいい。
その頃、川沿いに止めた一隻のパトロール艇は目標の乗った船にサーチライトを当て。
準備と警告。その体制に移ろうとしていた――。
『オセロット!そこまでよっ』
ガタガタと揺れる車内の中からでもわかった、彼女の声だ。
『ただちに武装を解除し、エンジンを停止するのよ!』
システムからリアルタイムの情報が体の中に流れ込んでくる。
川上と川下から船が、空からは予定通りヘリが。そしてもうすぐ地上を我々が埋め尽くすことになる。
車両が傾いて橋の上へと入っていく。
車は停止するが、エンジンは動いたまま。兵士はおりて武器を一斉に川の中央に向ける。
まさにこれと同じことが、遠くに見える橋の上でも起こっていることのはずだ。
『全員銃を捨て。両手は見えるように上げなさい』
奴らにとっては絶望、そう表現するしかないだろう。
もはや多重の包囲網は見事に完成し、水中を除けば陸も空も水上も。そこに逃げ場は全く存在していないのだから。
あとは諦めるのを待つだけ――。そうしないというなら、もっと悲惨な最期が待っている。
メリルの乗る船が動き出した。
包囲網が銃口を向けて見守る中、目標が素直に武装解除したかどうか確かめようというのだろう。
あいつらがバカをしでかさないなら。これで終わりになる――。
突然、メリルから『構え』との指示が出た。
ライフルのスコープの先に、船の舳先に立つ長身の男が見えた。その姿は怯えるわけでもなく、自棄をおこしているようでもない。
それなのに手を上げ、まるでこれから攻撃を支持するかのようなそぶりを見せている。
川のどこからか、男が「やめろ、リキッド」と叫ぶ声がした気がした――。
メリルは容赦なく「放て」の命令を下す。
――何も起きなかった。
この日、最初の異常事態がここから始まった。
兵士たちの手の中にある銃が、この瞬間にいきなりロックをかけてしまったのだ。地上に展開してる部隊だけではない。水上も、空中でも。
ここにある武器のすべてが、誰かの指示に従ったかのように沈黙してしまったのだ。そしてそれをどうにかする方法は、兵士たちには与えられていない。
苛立ち、困惑、戸惑い。それらが広がっていく。
すると男は皆に聞かせるように叫ぶ。
『お前たちのSOPはとうの昔に頂いた。ここにある銃も兵器も、もはや貴様らのものではない!』
ありえないことがおこり、立場は逆転していた。
幾重にも包囲する力なき兵士たちは、世界の笑いものへとつきおとされていこうとしていた。
『見るがいい、これがガンズ・オブ・ザ・パトリオット』
男の言葉が始まりとなり、世界に生み出された歪みはいきなり巨大なものとなって私たち兵士を襲い始めた。
ヘリがコントロールを失い、川に展開するボート郡へと突撃を開始する。
そして驚きで何もできないでいる私たちに向け、テロリストたちはたった一隻の船の上から一方的な攻撃をかけ始めた。
「くっ、おい。なんだよ、これはっ」
それが本格的な攻撃を告げるものだと、理解することはなかった。
システムは私たちに何も助けになるようなものを与えなかった。それどころか、兵士たちのナノマシンに暴走するような指示を出し。その影響を受けた兵士たちは、なんの抵抗もできないまま。次々と襲ってくる、戦場でのトラウマを無差別に呼び起こして苦しめる。
私にもそれは例外なく襲ってきた。だが、その内容は仲間たちとは違っていた――。
混乱、恐怖、怒り、それが私の中の不快感に直撃すると。
私は仮面を投げ捨て、バラクラバを必死で脱ぎ捨て。橋の欄干から川へと一気に嘔吐する。
胃の中のものをすべて吐き出すが、終わらない負のイメージに私はボウと突っ立っていることしかできない。その私がたまたま、視線を隣で苦しんでいた仲間に向けた。
燃え上がる怒りが、混乱と恐怖を押し流してしまった。
出てくる記憶には軍のなかで、私を正当に評価しようとしない男達。システムに順応出来ないでいる私を嘲笑する、彼らへの憎悪。
押しとどめる理性はかけらもなく。それらはすぐに私に攻撃を始めることを命令していた。
銃口を両手で握りしめると、思いっきり振りかぶり。頭を抱えて腰を曲げることしかできない無能な男の後頭部に叩き込んでやる。
わずかな満足と喜びに震えてもっと必要だと思った。
その隣で同じようにしかできない奴の頭を今度は蹴り上げ、あおむけになってのたうち回るそいつに跨って再びライフルの銃床を今度は何度もそいつの頭部に振るおろしてやる。
――訓練じゃ良くても、システムでいつも平均以下の奴に教えられるほど落ちぶれちゃいないんだよ。
そんな言葉、もう聞けなくても全く心は痛まない。
――女のくせに……
――おい、やめてやれよ
4人目まで、気分良く動くことができた。
奴らは訓練でもそうだったように地面に倒れ伏したが。もう、あの憎しみの目を私に向けることはない。それが気持ちがいい。
突然、横殴りに腰に飛びついてきたやつがいた。
勢いをうまく殺すことができず。止まっている軍用車の扉にバウンドして、はっきりとした肉体からの痛みが走った。
それが怒りを燃え上がらせた。
私の暴走を止めようと、苦痛の中でも必死に止めに来た奴がいたようだ。
3人の男たちは私にしがみつき、何とかして地面に押し倒して拘束しようともがいていた。もう、怒りが私を突き動かさない。
もみ合いながらハンドガンを――メリルにあこがれて当時はデザートイーグルを下げていた――取り出すが、当然だが発射はできない。
それに気が付くと私はそれを逆手に握り。こん棒のようにしてまとわりつく彼らの身体を滅多打ちにしていく。
私の暴走は全く止まる気配は見えなかったが、これ以上悪いことは起こらずには済んだ。
移動してきた車線上の上に私たちが入り、4人はすべてなぎ倒されてしまった。
撃たれた衝撃から地面に倒れ。徐々に意識が薄れゆく中でも、私にあったのはこの長く隠し続けていた暗い欲望を満たせたという喜びだけ――。
―――――――――――
ジェイコブの屋敷の壁はなく、私の自由を遮る牢の格子もない。
バンカーの入り口に立ち、輝く太陽が美しく彩るこの大地を徐々に明るくしていくのをじっと私は見つめていた。背後に立つ男の気配を感じた。
「起きたんだってな。気分はどうだ?」
「――いいわ」
「多分、ちゃんとした挨拶ってやつをやっておくべきだと思う。イーライだ。イーライ・パーマー、このホワイトテイル自警団をやってる」
「ジェシカ。ジェシカ・ワイアット。新人の保安官だった」
「風呂に入ってくれて助かったよ。着替えてもくれたんだな」
「好きでやってたわけじゃなかったから」
「ああ、わかってる。大変だったんだろう」
どこかの農場にでもいそうな男物の白いシャツと青いジーパン。
だが、体のボリュームは一回り以上やせ細ってしまっている。SWATの時代でも落とさなかった体重は、見る影もなくなっていた。
「私は、どうすればいい?」
「――それをあんたと話し合おうと思ってきたんだがね」
「まだ私は戦えると思う?ペギーと、ジョセフと」
「あんたは自分ではどう考えてるんだ?」
「準備はできていると思う。自分では」
「俺もそうであってほしいと願ってる。これは正直な話だ、今のホワイトテイル・マウンテンの状況は良くないんだ」
イーライが言うにはホワイトテイル・マウンテンは停滞を始めている、らしい。
ジェイコブは屋敷をまったく離れなくなり。イーライは動けず、グレースたちは攻撃を続けているが。最近ではペギーの反応も良いようで、なかなかこれと言った戦果につながっていないらしい。
「単純な話、あんたが戻れば彼らは――ジェスやグレースなんかは元気を取り戻すとは思う」
「反対なの?」
「――どうかな。ただ、うちではアンタはもう戦えないと主張する声があるんだよ。今のアンタを外に出すのはマズいってね。
当然だろう。あのジェイコブに2か月もたっぷり可愛がられていたんだから。今、正気を保ってこうして話していることさえ、俺には奇跡だと思わない瞬間はないんだ。ただラッキーだった、とはなれないんだよ。保安官」
「私が戻れば同じようなことを言われると?」
「多分な――まぁ、連中にしてもあんたを心配してのことだから。仕方ないんだろうが」
フェイスを倒した直後。
私の行動を見て不安になっていた皆の顔が思い浮かんだ……。
「彼女たちは何をしてるの?」
「俺も以前は援助していたんだが。ジェイコブが使う”神狼”に対処しようとしているようだな。
ファング・センターの周辺を抑えて学者をそこに戻して研究させてるらしい。そのせいでジェイコブも無視できなくなったらしく、逆に彼女たちもそれに対処するために動きにくくなったようだな」
「ということは、今ならあなた達は動く余地があるってこと?」
「期待してもらって悪いが、それほど単純な話じゃない。俺は、確信がないなら動かない男だ。ジェイコブにもそう聞かなかったか?」
「そんなことを言ってたわね」
「あいつのことさ。どうせ弱者だ弱虫だ、言いたい放題だっただろうな。でも、それでやり方を変えたりはしない。俺たちはそうやって
「ここのリーダーは渡さないって言いたいわけね。了解」
「ああ、そういうことじゃないんだが――でも確かにそれだとジェイコブの奴も喜ぶ、やめてもらいたい」
苦笑しあって、少しだけ黙る。
「それなら、あなたが私を使ってみるというのはどう?指示をくれれば、兵士として動いてもいいわ」
「有難い申し出だが――俺があんたをうまく使いこなせるとは思えないんだよ。そこも、悩ましいところでね」
「そう……」
「だが、ウルフズ・デンはあんたを温かく迎えるよ。ここは俺達のバンカーだ、これのおかげで今までジェイコブと戦ってこれた」
「それじゃ、どうしたらいいと思う?なにか考えがあるなら、聞かせて」
イーライは景色を見るのをやめて私に向くと、下からじっと見つめてきた。
静かに首を横に振りながら――。
「なによりも前に、まずは本当に戦えるか確かめたほうがいい。それに体力が戻るのを待たないと」
「どちらもこれからに必要なものね。でもゆっくりリハビリ生活を楽しめるような状況でもないでしょ」
「武器と弾薬はある。でも当分、攻撃する予定はないんだ」
今の私には用はないということか。
「――わかったわ。新しい服があるなら、もらえないかしら。
それと銃も。数日狩りに出てくるわ、このホワイトテイル・マウンテンで」
「それならウィーティーの奴をつけよう。俺の信頼の証としてな。
でも、あまりこき使ったり甘やかせたりしないでくれよ?大切な俺の友人でもあるんだ」
うなづきながら太陽に背を向ける。
ウルフズ・デンへと戻りながら。私は自分の心に問いかけてみた。
――私はまた、戦場に立てるのかしら。
答えはなかった。
そのかわりに暗い炎がチリチリと爆ぜてここにまだあるのだと告げてきていた。
(設定・人物紹介)
・タミー
ホワイトテイル自警団の幹部、中年女性。
捕らえたペギー相手にシャレにならない処置を施している。彼女の部屋に最初に入った人はだいたい驚いた後でドン引きすることになるだろう。
イーライを支え、ペギーとジェイコブに対する容赦のなさは。どうやら恋人をペギーとのトラブルでひどい結末を迎えたからと思わせる節がある。
・ポーランド
MGS4、欧州ステージ。
原作では断言されていなかったが、こちらでは断言させてもらった。
同時にこの物語が誕生するきっかけとなったシーンでもある。