特捜班の南と高山と小海は北海道へ飛んで、殺人事件の犯人を追うのだ
小泉陽一の妹花陽は、穂乃果、ことり、兄の陽一と一緒に北海道へ旅行へ出かけていた、札幌を見物した花陽達は札幌駅から石勝線・根室本線経由の特急「おおぞら1号」に乗って釧路へ向かった。
「おっ、あれはキハ183系の500番台だ。」
「陽一君、私達が乗るのはどこなの。」
「俺たちは、5号車だよ。」
「あれね、今話題の。」
「うん、この「おおぞら」のグリーン車はハイデッカー車なんだよ。」
「ハイデッカー車!!。」
「俺、前からハイデッカーグリーン車に乗って見たかったんだよ。」
「へぇーっ。」
「ねぇねぇ、はやく乗ろう。」
「うん。」
俺達は、特急「おおぞら1号」に乗り、釧路へ向かった。
「うわーっ、眺めがいいわ。」
「高原を通ってゆくのね。」
「ここはね、石勝線を通ってるんだよ。」
「そこを通るともう根室本線だ、いよいよ釧路だ。」
「うん。」
陽一達が乗った「おおぞら1号」は12時46分、釧路に到着した。
「へぇ、ここが釧路か。」
「ロマンチックだわ。」
「でしょ。」
そして、陽一と穂乃果とことりと花陽は釧網本線の乗り、釧路湿原に向かった。
釧路湿原では唯一湿原内を歩ける木道が整備されています。景色を見ながら歩けるだけでなく、季節の花々や湿原植生の変化、野鳥などを間近で観察することができる、人気スポットである。
「うわっ、きれいね。」
「ホントだわ。」
穂乃果は、夢ヶ丘展望台に叫んでいた。
「ヤッホー。」
「もう、穂乃果ちゃんったら。」
「あれっ、何か見えるよことりちゃん。」
「どうしたの。」
穂乃果とことりは、何かを見つけた、それは男性の死体だった。
「死んでる。」
「キャーッ!。」と穂乃果とことりは叫んだ。
「どうしたの、穂乃果、ことり。」
「陽一君、人が、人が死んでるの。」
「何だって。」
まもなく、北海道警察捜査一課のパトカーが到着した。
陽一は、東京公安室の特捜班に連絡した。
「何ですって、絞殺死体。」
南と高山と小海は、特捜班で待機していた。
「えっ、釧路で。」
高杉は、南と高山と小海に北海道へ向かえと指示した。
「南達は、すぐ釧路へ向かってくれ。」
「はいっ。」
南と高山と小海が乗った道警のパトカーに乗って、釧路湿原に向かった。
「どうもご苦労様です、北海道警察の橘です。」
「特捜班の南です。」
「高山です。」
「小海です。」
「小泉大変だったな。」
「ええ、旅行中に事件に巻き込まれるなんて、ついてないよ。」
「害者は。」
「被害者は、免許証によると青山一27歳です。」
「なるほど、死因は。」
「おそらく、誰かにひもで縛られたと考えられますな。」
南と高山と小海は、道警と協力してもらい聞き込み捜査を行った、だが手掛かりは見つからなかった。
釧路署
「小泉と花陽ちゃんも大変だったな。」
「うん、びっくりしたけど。」
「明日はどうするんだ。」
「明日は、摩周湖へ行こうと。」
「行って来い、俺達が犯人を捕まえてやる。」
「ありがとうございます、南主任。」
「うん。」
そこへ、小海が南と高山に事件の一報が入った。
「南主任、今本部から連絡があって摩周湖で男性の死体が発見されました。」
「わかったすぐ行く。」
南と高山と小海が乗った覆面パトカーは、摩周湖へ向かった。
「溺死か。」
「ええ、被害者は桐谷一馬さん24歳。」
「そうか、これは何だ。」
「次はお前だ、殺してやる。」
「どういう意味なんでしょうか。」
南と高山と小海は、釧路駅に張り込んでいた。
「すいません、その荷物の中身を見せて戴けませんか。」
「何っ、くそっ。」
「ちょっと、待ちなさい。」
「止まれーッ、止まらんと撃つぞ。」
「くそっ。」と男はナイフを振り回した。
バキューンと南が一発発砲した。
「ぐはっ。」
「成田ユキオ、銃刀法違反及び公務執行妨害の現行犯で逮捕する。」
犯人成田は、南と高山と小海に逮捕された。
特急「おおぞら1号」の時刻は、1988年3月のダイヤを使用しています