公安特捜班俊作集 ひかり最終便の女   作:新庄雄太郎

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琵琶湖と言えば、ミシガンという遊覧船が人気である

今回は、図書館で借りたある作家の推理サスペンス小説を参考にして書いてみました。




東海道新幹線・琵琶湖周航殺人事件 

11月9日

 

 東海道山陽新幹線上り「228号」は満席だった。

 

自由席では立っている人が多かった。自由席は1号車から5号車まで、6号車と7号車が指定席、そして8号車、

 

9号車は2階建グリーン車で下階は個室とカフェテリアになっている。10号車がグリーン車で、11号車から16号車が指定席である。上り列車は16号が先頭になっている。

 

「228号」は、13時52分に東京駅ホームに着いた。乗客たちはドヤドヤと降りていく。たちまち列車は空になった。

 

 青柳車掌は16号車から車内を見回る。忘れ物があったりするのだ。13号車に入った。13号車はトイレが先にある。客室に足を踏み込み、歩き出そうとして足を止めた。一番端だから19番である。進行方向左側の19E席に男が眠っていた。

 

青柳車掌は、

 

「お客さん!。」

 

 と声を掛け、肩をゆすろうとしてギョッとなった。男の足元にどす黒いものが溜まっていたのだ。それが血であることがわかるまでには2、3秒かかった。男の右胸からまだ血が流れだしていたのである。

 

 わっ、と声をあげかけて、やっと呑み込んだ。

 

男は死んでいたのである。血だまりはまだアメーバーのように動いていて、テカテカと光っていた。

 

 青柳は勇気を出して男の頬に触った。まだ体温はあった。死んだばかりなのだ。彼は13号車のトイレの前の通りホームに降りた。

 

「おーい、誰か来てくれ」

 

と叫んだ。駅員は振り向いた。大きく手を回した。登場の車掌2人が走ってきた。

 

「どうした。」

 

「人が死んでいる。多量の血を流している」

 

車掌の1人が走って行った。助役が駅員3人を連れて走ってきた。

 

「死んでいるだって」

 

それを居合わせた公安特捜班の高山と桜井と小泉が新幹線ホームに向かって走って行った。

 

「何、100系新幹線で死体。」

 

「よしっ、行って見よう。」

 

高山は青柳車掌と助役に声を掛けた。

 

「すみません、鉄道公安隊の者ですが何かありましたか。」

 

「はい、13号の車内に男性が死んでいるんです。」

 

「何だって、新幹線で男性の死体。」

 

「ええ、今警察にも連絡しているとこです。」

 

「そうですか。」

 

5分後、3人の刑事が駆けつけてきた。捜査は開始されていた。

 

「何だこれは。」

 

高山は内ポケットを探って名刺入れを取り出した。1枚を引き抜く。

 

「兵頭 将」、肩書には四谷創業と会ったポケットを探っていた鑑識が2枚の切符を取りだした。1枚は彦根から

東京行の乗車券、1枚は米原から東京までの東海道新幹線の指定券である。

 

名刺の四谷創業の住所も彦根になっている。

 

坂野刑事が、西丸刑事に名刺を渡した。

 

「ここへ連絡を取ってみて下さい」

 

と言い、西丸は走っていく。

 

「高山、被害者は拳銃で胸を2発撃たれています。小型拳銃でしょう。押し付けて撃ったらしく縦断は貫通してシートに埋まっていますよ。」

 

「恐らく犯人は、会社に恨みのある人かあるいは暴力団の可能性も考えられます。」

 

「なるほど。」

 

特捜班では、新幹線「228号」の殺人事件の内容を高杉公安班長に説明した。

 

「被害者は兵頭 将さん、30歳、滋賀県大津市在住、勤務先は四谷創業の総務課の主任だそうです。」

 

「うん、被害者はどうして新幹線に。」

 

「滋賀から東京に出張へ行くと言っていました。」

 

「なるほど、犯人はそれを狙って殺害したのか。」

 

「ええ、恐らく。」

 

そこへ、香川は高杉に拳銃の種類が特定したと報告に来た。

 

「班長、使用された拳銃は25口径の自動拳銃とわかりました。」

 

「25口径か。」

 

「女にも使えるありふれた銃ですね。」

 

そして、滋賀県で第2の事件が起きた。

 

善子と梨子と廉とは、琵琶湖遊覧のミシガンに乗りに来た。

 

「まぁ、琵琶湖ってこんな湖なの。」

 

「うん、風が強く吹いてるよ。」

 

「今日は、いい天気だからな。」

 

善子たちは、琵琶湖周辺を散策した。

 

「おいっ、見て見ろよ。」

 

「何か人が浮いてるぞ、人魚かな?。」

 

「ちょっと、行って見ようか。」

 

善子たちは、琵琶湖周辺の人盛りを見に行って見た、それは男性の水死体だった。

 

「ひぃっ!、ちょっとずら丸、その人死んでるわよ。」

 

「えっ、何だって。」

 

キャーッ!

 

善子と花丸と梨子は叫んだ!

 

数分後、滋賀県警のパトカーと捜査一課の刑事が到着した。

 

東京駅・公安特捜班

 

「何ですって、琵琶湖で水死体!。」

 

「琵琶湖。」

 

「よし、南、高山、小泉と桜井を連れて滋賀へ向かってくれ。」

 

「了解。」

 

そこへ、滋賀県警に協力要請が出た、早速南と高山と桜井と小泉は早速滋賀へ向かった、南と高山達は早速、東海道新幹線「こだま471号」に乗って滋賀へ向かった、米原に着いたのは11時02分である。

 

「どうも、私は滋賀県警捜査一課の警部の津上です。」

 

「公安特捜班の南です。」

 

「桜井です。」

 

「小泉です。」

 

「同じく高山です。」

 

「では、ご案内します。」

 

現場には既に大津署の刑事も到着していた、捜査は開始されていた。

 

「被害者の身元は分かったんですか。」

 

「ええ、害者は夏目裕司さん、彦根市在住38歳です。元暴力団員だそうです。」

 

「うん、やはり東京で起きた新幹線「ひかり」のと同じ手口か。」

 

「ええ。」

 

「犯人は暴力団関係者か元会社員じゃないかと考えるんだけど。」

 

「ああ、その可能性もあるな。」

 

大津署

 

「主任、犯人の思われる男がわかりました、えーと速水 透さん46歳です。」

 

「速水、元暴力団で密輸ブローカーか。」

 

「犯人はこの男に可能性があるな。」

 

「よしっ、奴は25口径の拳銃を持っている、拳銃は持っているな。」

 

「はい。」

 

南と高山と桜井と小泉は、38口径のリボルバーに弾丸を込め、犯人の逮捕に向い。南達はミシガンに乗った。

 

「よしっ、あれが速水だ。」

 

「うん。」

 

「私の合図で、確保するんだ。」

 

「わかった。」

 

「主任、どう似合う。」

 

「どうするんだ、桜井。」

 

「私が、暴力団の妻に成りすまして、犯人をおびき寄せるのよ。」

 

「なるほど、無理するなよ。」

 

桜井は、速水に近づいた。

 

「ちょっとお兄さん、私と付き合ってくれない。」

 

「ああ、何だこの女は。」

 

「いいから。」

 

「ああ、悪いな。」

 

「ねぇ、アンタさ私と付き合ってくれるかな。」

 

「もちろんだよ。」

 

速水は桜井に近づくと、蹴りを一発喰らった。

 

「この、女の敵めっ。」

 

「てめぇ、なにしやがる。」

 

そこへ、南と高山と小泉は38口径のリボルバーを構えていた。

 

「動くな、鉄道公安隊だ。」

 

「何、てめぇ警察だったのか。」

 

と、ミシガン乗り場には滋賀県警の刑事たちが包囲され、速水は逮捕された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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劇中の新幹線「ひかり228号」と「こだま471号」は昭和63年と平成2年のダイヤを使用しています

この作品はすべてフィクションです
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