ハス様とヒツジグサ様が好きすぎて衝動で書いてしまいました。
文章下手くそ且つ遅筆、キャラ崩壊、設定捏造、団長オリ主など多くの不快な表現があります。
生暖かい目で見守ってくだされば幸いです。
第1話 ババ抜き
「ハス!私とババ抜きで勝負です!」
突然、団長室に大きな声が響く。
声の主は、ロータスレイク水上都市の女王ヒツジグサである。
「何なのだ、藪から棒に...」
これに答えたのは、ロータスレイク水中都市の女王ハスである。
2人はスプリングガーデン南東に位置する水の都ロータスレイクの女王である。ロータスレイクは水上都市と水中都市の2つに分かれ、各々の女王が統治している。ハスとヒツジグサは騎士学校時代に出会い、そのときから事あるごとに勝負をしているという話をよく聞いていたが...
「ヒツジグサよ...そもそもババ抜きは2人でやっても面白くないだろうに...」
そう反論するハスに対し、ヒツジグサは
「いいえ!団長様をかけて2人で真剣勝負です!」
と宣った。
いつの間にか、俺が景品になっていた。
「なに?! ふぅむ...そうか...」
と真面目に悩むハス。
「そうですね...では勝った者は団長様からなでなでしてもらえる、というのはどうでしょう?」
「ほぅ...受けて立とう...!」
受けて立っちゃったよ...
こんな感じで、当の本人である俺の意見を全く聞くこともなく、ハスとヒツジグサのババ抜きは始まった。
といっても、すぐにカードがなくなり、ハスが手持ち1枚、ヒツジグサが手持ち2枚という状況となった。
ジョーカーを持ってるのはヒツジグサで、ハスはヒツジグサの持つ2枚から1枚を選ぶところであった。
「う〜む...こっちか...? いやこっちか...?」
ハスは迷いながら手を動かす。
ハスが手を動かす度、ヒツジグサの顔つきがころころ変わっていた...というか、ジョーカーに手がいくとニヤニヤし、離れると青ざめていた。分かり易すぎる...
「ハス、そっちはオススメしません。こっちを取るべきです!」
と言いながら、ジョーカーを勧めるヒツジグサ。
「うるさい!黙っておれ!集中してるのだ!」
と言いながら、カードを凝視してヒツジグサの顔の変化に気づかないハス。
なんというか、非常に微笑ましい光景であった。
「むむむ...!どっちだ...どっちが正解なのだ...!」
と終いには頭を抱えだすハス。
しかし、、、
「女王には...決めねばならないときがあるのだ!!!」
と叫びながら、ハスは1枚のカードを勢い良く取った。
そのカードは...
ジョーカーではなかった。
「いやったぁぁぁぁ!私の勝利なのだ!」
ハスはガッツポーズをとって喜びを表した。一方、ヒツジグサは今にも泣きそうになっていた。少し不憫に思い、様子を伺っていると
「大丈夫です、団長様...これは純然たる勝負...負ければ大人しく引き下がるのも女王の務め...」
女王も大変なんだなとフォローになっていないフォローをする。
「よしっ!それでは約束通り団長!私になでなでするのだ!」
と胸を張るハス。一言も了承した覚えはないのだが、本人がこうも乗り気なのに、やらないのはさすがに可哀想である。
ゆっくりハスの頭に手を伸ばす。
一国の女王の頭を撫でてよいのかと逡巡したが、むしろ俺のハスを撫でたいという欲望が優った。
緊張しつつ、ハスの頭に手を乗せ、丁寧にゆっくり動かす。
「んぁ...っ/// 団長の手.../// 気持ちいいっ...///」
撫でているだけなのに、変な気分になった。もっと撫で回したいと思っていたところで...
「次はぜったい私が勝つんですからねーーー!!!」
と泣きながらヒツジグサが団長室から飛び出ていってしまった。
しばらくして我に返り、ハスの頭にのせていた手を慌ててひっこめた。ハスの様子を伺うと、ハスはほんのり頬を赤らめていた。
「なんというか...うん...とても良かったぞ...」
そう言葉を呟き、ハスはそそくさと団長室を後にした。
そして俺は団長室にひとり残された。執務中でまだ片付いていない書類と共に。
目を通してくださり、誠にありがとうございます。
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