絶望鬼ごっこパロディ(アーカイブ)   作:絶望鬼ごっこパロディアーカイブ

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なぜ映画化されたのか。


第三章 男子高校生の奇妙な非日常 (ヒデノリ、間田)
(ヒデノリ登場話)できんの?お前に


「え……なにこれ。ギャグ?」

 

目を覚ました少年は、赤い空をパラシュートで降下しながら呟いた。風で吹っ飛ばされそうなメガネを、指で抑える。

白いワイシャツ、茶髪にメガネ。彼は、何の特別な設定もない、普通の男子高校生である。

 

「…………おわああああああああああああああああああ!?」

 

のだが、多少は運動神経が良い。幸いに木の上に落下し、怪我もなく降下出来た。

 

「殺す気かあ!?」

 

天に向かって、正確には上空の飛行機に向かって叫ぶ少年。

背負わされたデイパックの中にあった文書や支給品を確認すると、完全に殺す気だ、と如実に理解出来た。

鬼ごっこ。鬼が子を追い、親は子を守る。そして、鬼はガチで子や親を殺しに来る。そういうデスゲームだ。

 

「あー、今日の乙女座は死ぬ、って書いてあったんだろーな。まあ占いとか信じないけどねー俺」

 

少年は膝を突き、頭を抱え、現実逃避するように呟いた。ダメだこりゃ。

 

……いや、俺は子供じゃない。親の役だ。弱者を助ける役目だ。そう書いてある。

かつていじめられっ子だった俺を救った、あのヒーローのように。なってやろうじゃねーか。何の特殊能力もないけどな。

彼はそう思い、顔をあげた。……直後に猛烈な腹痛に襲われ、近くの公衆トイレにダッシュした。

 

 

【???/00時12分】

【ヒデノリ@男子高校生の日常】

[役]:親

[状態]:腹具合が悪い

[装備]:真田北高制服(ブレザーの冬服、上着なし)

[道具]:デイパック(不明支給品2、確認済み)

[思考・行動]

基本方針:生き残り、現世へ帰還する。

1:今日は、腹が騒がしいな……。

※その他

自分の役・各役の勝利条件・制限時間を把握。親が帰還するためには「子を減らす」必要がある可能性には気づいていない。

 

『人物解説』

漫画『男子高校生の日常』の主要登場人物。CV:杉田智和。某県立真田北高校(男子校)二年A組。乙女座。名字は不明(田畑?)。大学生の兄がいる。

茶髪でメガネをかけており、ルックスは悪くないがハイレベルなバカ。笑いに対してはノリがよく、ボケもツッコミもこなすエンターテイナー。

場の空気を読みすぎてドツボにはまることがままあり、他人を謎のロールプレイに巻き込んだりもする。身体能力は意外に高いが、一応常識の範囲内。

コミュ力が高いため友人は多く、よく女性とも恋愛フラグを立てるが、その都度へし折っていく。小学生の頃はいじめられっ子だった。

4巻61話でうんこを漏らしそうになっていたところを拉致され降下。諸事情により冬場に上着を失っていたので腹具合が悪い模様。




普通の男子高校生というポジションは実は彼だけ。
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