絶望鬼ごっこパロディ(アーカイブ)   作:絶望鬼ごっこパロディアーカイブ

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なぜか若おかみは小学生!の二次小説が検索で出てこなかったのでこれがハーメルン初めての若おかみは小学生!の二次小説だと思います。


※二話投稿『(関織子登場話)サイレントヒル・トゥ・フレグランスリバー』&『(たえちゃん登場話)やったねたえちゃん!』

 スマートフォンである。

 

「むぅ……」

 

 本体に特段の変哲は無い。

 しかしディスプレイには、「01:00から使用できます」の文字。

 

「うーん……」

 

 そしてそれを手に難しい顔をしている少女が一人。

 紺の着物に見を包み、上を後ろで一つにまとめた、くりくりとした目。

 彼女は手の上の機会をじぃと見たあと、呟いた。

 

「落とし物かな……?」

 

 

 関織子ことおっこは春の屋という温泉旅館に住んでいる。小学生だてらに若おかみをやっているが、これは昨今叫ばれる中小企業や自営業での後継者不足ということもさることながら勢いと勘違いと巡り合わせによるところも大きい。しかし一つ言えることは、今や彼女は知る人ぞ知る業界の新星だということだ。

 

「……その前に、ここどこだろ……」

 

 そんな彼女だが、残念ながら機械には弱かった。パソコンなどもほとんど触ったことは無い。というか、スマートフォンというものを見たのも今が初めてだ。なにせ彼女の生きていた時代はガラケー全盛期である。干支にして一回りという文化の差がそこにあった。

 

「空は赤いし変な飛行機がチラシまいてるし……あ、JAだ。えっと、香川県沖木島――香川県!?」

 

 そして彼女が暮らす春の屋は静岡県の熱海。太平洋側である。まかり間違っても四国の瀬戸内海ではない。

 情報が理解できず手掛かりを求めて農協の建物に入っていく。今日もご宿泊があるのだ、迷子になどなっていられない。そしてもし仮にここが香川だったら、いち早く連絡しなくてはおばあちゃん達が心配するだろう。

 若おかみの鬼ごっこは、こうして静かに始まった。

 

 

 

【H-06/00時06分】

【関織子@若おかみは小学生!】

[役]:子

[状態]:健康

[装備]:『スマートフォン(子)』

[道具]:紅水晶

[思考・行動]

基本方針:農協(H-06)に行く。

※その他

自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。

人物解説……温泉旅館春の屋の若おかみで小学六年生。生命力に溢れた少女で明るく元気、それでいて年齢以上にしっかり者だが、熱くなると年相応以上に突っ走る上に運と要領が悪い。なのでこんな地獄にうっかり巻き込まれたのだろう。また、霊媒体質である。

なお、4/8よりテレビ東京系で毎週日曜日朝7時15分よりテレビアニメが放送中である。4/15からは各種動画サイトでも配信されるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ……うぅ……」

 

少女は泣いていた。

見知らぬ町、赤い空、空を舞うビラ、その全てが怖い。

彼女はずっと一人だった。

言い付け通りに良い子にしていたのに、母は孤児院に置き去りにしたまま帰ってこない。

 

それでも寂しくは無かった。

肌身離さず彼女を見守っていた親友は、今も変わらずたえを励ます。

 

"大丈夫だよたえちゃん!僕が居るじゃないか!

怖い鬼がやって来ても、僕はずっと一緒に居るよ!"

 

「うん、そうだね……コロちゃんだけはわたしを見捨てないよね」

 

"当然じゃないか!ぼくはたえの家族なんだからね"

 

「うん、うん、そうだね」

 

不安が薄れたのか、涙を拭うと励ましてくれた親友に笑顔で頷く。

 

"それに、もうすぐ家族が増えるじゃないか!早くお家に帰ろう"

 

「そう、そうだね。家に帰ろう」

 

 

 

【???/00時03分】

【たえちゃん@コロちゃん】

[役]:子

[状態]:健康

[装備]:不明

[道具]:『コロちゃん』

[思考・行動]

基本方針:家に帰りたい

※その他

自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。

参戦時期は引き取られる直前

 

人物解説……

カワディMAX作の"涙あふれる現代のファンタジー"エロ漫画「コロちゃん」に登場する少女。 

「コロちゃん」はコミックス「少女奴隷スクール」に収録されている。タイトル通り18禁に属するので、未成年の人は気になっても大人になるまで我慢しよう。

 

『コロちゃん』

たえちゃんの友達。精神医学で言うところの「イマージナリーフレンド(Imaginary friend)」という症状がその正体。

実際は何の変鉄もない熊のぬいぐるみ。勿論喋らないし動かない




なぜかコロちゃんの二次小説が検索で出てこなかったのでこれがハーメルン初めてのコロちゃんの二次小説だと思います。
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