絶望鬼ごっこパロディ(アーカイブ) 作:絶望鬼ごっこパロディアーカイブ
「おっほ!やったッ!! 自由だ、オレは自由なんだぁ!!」
デラウェア河の底で長い長い時を、"考えることをやめて"過ごしていたマジェントは、鬼ごっこへの参戦という形でとうとう解放された。
パラシュートから飛び出し、二の足でしっかりと地面にたつ。
そうした自由の感触に、忘れていた歓喜が波のように押し寄せてくる。
動ける、走れる、歩ける、踊れる、嗅げる、転がれる!
ひとしきり自由を堪能し、満足したのか脱げてしまったシルクハットを拾いつつ、漫然と周辺を見渡す。
マジェントが投下されたのは見慣れない街並みの区画であった。
町にしては人気のなさがどこか陰気臭いが、それでも嫌になるほど見続けてきた川底よりは断然マシである。
ふと空を見上げると、先程マジェントを投下した飛行機がビラとパラシュートを次々とばらまいていた。
その光景に目を輝かせるマジェント。
「おっおっおっ!アレって噂の『飛行機』ってヤツじゃあねーのか! 俺が川底にいる間にもう完成してたのかよ!
つーかさっきまでオレ、アレに乗ってたのか!文明の利器ってスッゲ~なぁ!
アレがもうちっと早く出来てればあの日の移動も楽だったのによォ~」
そう、あの日。遺体の回収のためにウェカピポとジョニィたちを追跡したとき。
マキナック海溝への移動のときは随分と手間がかかった。寒かったし、死にかけもした。
そこで久しく忘れていた憎しみの感情がマジェントの心を支配した!
「ウェカピポの野郎ォ……覚えてやがれ!謙虚にふるまえだとか偉そうな口ききやがって! 帰ったら速攻でぶっ殺してやる! あとDioもだ! 俺たちは運命の糸で結ばれてんだからよぉ、とっとと助けにこいよ!」
自分を見捨てた男たちの恨み言を吐きつつ、任務達成のため支給品を漁るのだった。
【???/00時05分】
【マジェント・マジェント@ジョジョの奇妙な冒険 SBR】
[役]:親
[状態]:健康
[装備]:???
[道具]:デイパック(不明支給品3)
[思考・行動]
基本方針:鬼ごっこで優勝する。
1:とりあえず『子』を守れば良いのかぁ?任せろ!
※その他
各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。
『人物解説』
ヴァレンタイン大統領の配下のスタンド使い。
無敵の能力を持つが、その軽率さと物事を深刻に捉えない性格から、かつてコンビを組んでいたウェカピポに「下っ端のクズ」とまで言わしめた男。
ウェカピポと共に「6th,STAGE」終盤、マキアナック海峡でウェカピポと共にジャイロ達を襲撃する。
スタンド「20th Century BOY」で攻撃を防御し、ウェカピポの「レッキング・ボール」による「左半身失調」で動きを封じたジャイロ達を銃撃する。
自分の撃った弾丸を撃ち返すという策もスタンドで防御し、勝利したかに思えたが、 油断してスタンドを解除して会話をしているところに、防御して空へ打ち上がった弾丸が落下して頭を貫通し、敗北した。
倒れはしたが死亡しておらず、極寒の地に置き去りにされながらも通りかかかったディオに助けられ、生還。
左目を失い、偏頭痛などの障害が残ったが今度はディオの手先としてスティールを襲撃。
ルーシーを警護するためにやって来たウェカピポと対峙する。
置き去りにされた恨みを晴らすため、スタンドで防御した上でダイナマイトを爆発させる自爆作戦を繰り出して追い込んだが、
またもさっさと止どめを刺せばいいのに無駄な会話をした隙に馬車の車軸をワイヤーで結びつけられてデラウェア河に沈められてしまった。
スタンドで防御して溺れはしなかったが、ワイヤーを外すにはスタンドを解除しなければならず、
かといって解除すれば溺れてしまうということになり、最初はディオの助けを待っていたが当然現れるはずもなく、そのうち待つ事と考える事をやめた。参戦時期は考えるのをやめたあとから。
【スタンド能力】
『20th Century BOY』
破壊力 - なし / スピード - C / 射程距離 - なし / 持続力 - A / 精密動作性 - D / 成長性 - C
昆虫のような頭部と、肩当てのようなパーツとそこからベルトのようなものが伸びる、鎧のようなスタンド。
「身に纏う」タイプのスタンドで、身に纏っている間はあらゆる攻撃を受け流し、完全に防御する。
攻撃エネルギーだけではなく、水中など無酸素状態も防ぐことができる。
つまり、スタンドを身に纏っている間は決して死ぬことはない。
ただし、スタンドを身に纏っている時はマジェント本体は指一本動かすことはできない。
攻撃は本体が行わなければならず、攻撃するにはその度にスタンドを解除する必要が生じる。
そのため、防御は完璧だが攻撃に転じる隙を狙われると弱い。
100%防御特化の能力という、珍しいスタンド
地獄に再現された沖木島の赤い空を飛ぶ飛行機では現在、親の役である24名への役と勝利条件と制限時間が説明されている。予めツノウサギが収録していたそれが予定通り流れるのを聞いていた牛頭鬼は、コックピットに後付されたタブレットにそのツノウサギからの連絡があることに気づいた。
前回の鬼ごっこでの子供達の脱出を許すという失態により、彼の待遇は馬頭鬼より一段低いものとされている。序列は馬頭鬼>牛頭鬼>ツノウサギ>荒井というあんばいだ。であるからしてこうしてコパイに甘んじている彼は機長権操縦士である馬頭鬼がやらぬ全ての用務を担当していた。主催者本部との通信も彼の担当であり、それへの対処全般も彼の担当である。
牛頭鬼はデカい身体を慎重に動かしてタブレットを操作し連絡に目を通す。内容は、不正な参加者についてであった。どうやら数名が事務的ミスや調査不足で正しくない役に割り当てられてしまっているらしい。こうした想定外の事態は現場判断で処理――という名の隠蔽――するしかない。
ピピピピピ……
アラームが鳴った。0時丁度だった。
牛頭鬼はコックピットにいくつもあるスイッチのうちの一つを入れた。これで機体のハッチが開き、親達は一定の間隔でパラシュートで降下される。その第一陣として赤いスーツに銀髪の男が落下していくのを認めて、牛頭鬼は馬頭鬼に一つ合図を送りコックピットから出た。向かうは先程親達が拘束されていた格納庫だ。
狭い機内を壊さぬよう慎重に歩き、目当ての場所へと着く。この飛行機は島の上空を旋回しているため、一周すれば親一人一人が落とされた場所の上空を通ることとなる。つまり、ある親の落としたタイミングが分かればその時飛び降りればその親の近くに落下できるということである。そして排除すべき親の名前はわかっている。マジェント・マジェントなる超能力者と努突(本名津久井道雄)なる毒殺師だ。他にも子に排除すべき参加者がいたりするが、まずは超能力を自在に操るような存在から殺そうと牛頭鬼はしていた。殺す為の武器もある。王道を征く近接武器たる金棒と、鬼役として用意した男のいた現世から取り寄せた重火器――ハルコンネンⅡ。300kgを超すそれを担ぎ上げると、金棒を片手に椅子に拘束されている彼らを見た。今ここで殺せば隠蔽は困難だ、とにかく一回落とさなくてはならない。だがこの飛行機が一周した後には確実に殺してやる。牛頭鬼はそう決心すると彼らが夜の闇に消えるのを待った。
【島上空/00時00分】
【牛頭鬼@絶望鬼ごっこ】
主催者側の鬼。強いが足の速さは牛並。
【馬頭鬼@絶望鬼ごっこ】
主催者側の鬼。強いが足の速さは馬並み。
※マジェント・マジェント並びに努突は『超能力などの特殊な力が無いもしくは非常に使いにくいあるいはあってもなくても影響が薄い』という参加条件を満たすキャラでは無いのでレギュレーション違反となります。
※よって主催者側の鬼は両名を殺すことにしました。
レギュレーションを満たさない参加者を直接殺しに行くスタイル。