絶望鬼ごっこパロディ(アーカイブ)   作:絶望鬼ごっこパロディアーカイブ

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まだ新しい声に慣れません。


第三一章 見た目はオルフェンズ(除一名) (グレーテル、しんのすけ、エスター、リク、今泉)
(野原しんのすけ登場話)嵐を呼ぶ鬼ごっこ


「うーん、完全に迷いましたな。」

 

 赤い空を眺めながら、原っぱの斜面をゴロゴロとしている人影が一つ。野原しんのすけは言葉とは裏腹にのんきな顔でそう呟いた。見上げる空には火花が散るが、それを見続け既に小一時間、それだけの時間彼は周囲を散策して帰り道がわからないということだけは把握していた。

 今日はネネちゃんの家でリアルおままごとをすることになっていたのでなるべく遠回りする道で向かっていたのだが、気がついたらこの状況である。とりあえず最初に迷ったと思ったときにいた林から出て人がいそうな方に向かったのだが、どういうわけか人に出くわさず、それどころか海が見えて今に至る。春日部に海が無いことから自分がどこか遠くに来た気もするが、しかし家から地続きで歩いてきたためそのうち知ってる場所に出るだろうと楽観していた。

 

「お?」

 

 ゴロゴロと転がる中でポケットの異物感に気づいた。手を突っ込む。出てきたのは小さなお守りだった。

 

「なんで?」

 

 尤もな疑問である。

 いつの間にか入っていたそれと、一緒に入っていた紙をとりあえず見てみるが、正直よくわからない。というか、ぶっちゃけ気味が悪い。そう思い暫しの間胡散臭い物を見る目で見ていたが、「ま、いっか」とポケットに戻した。細かいことは気にしないのだ。

 

「さーていきますか――お?」

 

 小休止を終え立ち上がるしんのすけの目が、一本の木に留まった。そろそろ不安になってきたので早く戻りたいと言う気持ちがそうさせたのか、頭の中で木登りして高い所から見渡すという発想が出てくる。それが林の木とは違い人里に人工的に植えられた低木ということにはもちろん気づかず、ぬるぬるとした動きでいとも簡単に登ってみせると、割と近い場所に鳥居が見えた。どうやら神社があるようだ。そしてその彼方に、一面の濃い霧に覆われた海が見えた。

 

「……これが地球温暖化か。」

 

 絶対違う。

 

 とにもかくにも当座の目的地は決まった。「出発おしんこー!」と高らかに声を上げて歩き出す。自分が既に大冒険に巻き込まれていることを、彼はまだ知らない。

 

 

 

【C-04/00時29分】

【野原しんのすけ@クレヨンしんちゃん】

[役]:子

[状態]:健康

[装備]:『お守り』

[道具]:なし

[思考・行動]

基本方針:ネネちゃん家に行く。

1:とりあえず神社に行く。

※その他

自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。

人物解説……地上最強の五歳児。スケベでマイペースだが、なんだかんだで友情に熱く、本質的には純粋な子供。




ドラえもんと並ぶ劇場版でやたら強くなる族。
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