あ、ごめん。ちょっとダンジョンしてくる。   作:トウキキュウギョウ

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遅くなってごめんなさい、許して下さいね





番外編 人間性のベクトルは絶対値で見るべし

 

※今回の番外編の主人公は条ヶ島 燈です。

 

 

さて、僕の番が回ってきた。他のトウキキュウギョウのメンバーがあまりに更新しないのでとぶちこまれた番外編。唐突な事この上無い。

 

話数の調整なのに番外編書いても1話書いてるのには変わり無いだろう?と思う人も居るだろうが、これは番外編。それ以上でもそれ以下でも無い。

 

まぁ、兎にも角にも、読者(みんな)もさっきから語っている僕は誰だと気になっているだろう。

 

 

自己紹介をば、僕の名前は条ヶ島 燈(じょうがしま とも)。しがない、大学2年生だ(彼女募集中)。好きなものは焼き肉と可愛い女の子。

 

僕にとっての可愛い女の子と言うのは…

 

「お前、気持ち悪い顔すんなって」

 

おっと、邪魔が入った…。

 

「何だよ、俺をじっと見つめるなよ気持ち悪い」

「さっきから気持ち悪いと連呼しないでくれ」

 

僕を気持ち悪いと罵るのは一人しか居ない。

 

「ホントに気持ち悪いんだよ」

「そんな事は無いだろう、片理」

 

猫坂 片理(みょうざか へんり)、僕の本性を知る唯一の友人だ。

 

「お前、学校では本性隠すとか言ってたけど、一切隠す気ねぇな」

 

僕の中身はこんなんでも、一応学校では清楚系キャラで通っている。

 

「清楚系(笑)だろ」

「何だと!」

「やめろやめろ!脇腹つつくな、地味に痛い!」

 

ふははははははははは…。僕を嘲笑った報いだ。

 

ツンツンツンツンツンツン…

 

「やめい!」

「痛ッ!」

 

ヘンリ ノ チョップ!

ツウコン ノ イチゲキ

トウ ニ 946ダメージ

 

「酷い!なんでそんな事するんだ」

「お前は因果応報と言う言葉を知らないのか?」

 

はて?因果応報とはなんだ?犬の餌か?はたまた、タスマニアデビルの餌か?

 

何れにせよ、そんな物は僕の辞書には載ってない。

 

「あのなぁ、お前そんな事してると通り魔に襲われるぞ」

「通り魔?」

 

「知らないのか?ここら辺で噂だぞ?鎌鼬の通り魔って」

「かまいたち?」

 

片理から聞いた話をまとめよう。

ここら辺では最近、「鎌鼬の通り魔」と呼ばれる通り魔事件が起きているらしい。

 

とある通りを通るといつの間にか衣服の一部が切り裂かれて、深く切り裂かれて怪我してても気付かないらしい。

 

けれど、被害者は皆、一同に言うらしい。

「自分が切られた感覚が無い所か、自分の周りを過ぎる人すら居なかった」と

 

「鎌鼬の通り魔ね」

 

会いたくないなぁ…。

 

「学校行くぞ」

「僕のアホ毛を引っ張らないで~」

 

 

 

ー学校ー

 

 

「片理の馬鹿!僕のcharmpointが延びきって戻らないじゃないか」

「それの方が格好いいぞ(棒)」

「ま?じゃ、これにするわ」

 

格好いい男として格好良くなるのは嬉しい。

 

「「「「おはよう、燈君」」」」

 

教室に入ると次々にクラスの皆が自分に挨拶をしてくる。

 

「チッ」

 

片理が不満そうな顔で舌打ちをし、顔を背ける。僕が何故、人気なのかと不満を抱いているのだろう。

 

「ごめんね」

 

と皮肉混じりに言ってやった。

 

「世界はなぜあんなのを産み出したのか」

 

ボソッと片理が何かを言う。それを見ていた女子達が

 

「燈君、また喧嘩?」

「たいした事じゃないよ、明日には直ってるさ」

「分かった…ちゃんと仲直りしてね」

 

片理の方をチラッと見ると、片理は寝る振りをしながら、血眼で此方を睨んでた。

 

「それじゃ、僕は用事あるから…」

 

教室から逃げるからと有りもしない用事を思い出す。

 

僕の用事は僕が何時も使っているサボり部屋行く事だ。

 

 

 

扉を開けると埃臭さがするが、僕は案外これが好きだ。学校の校舎の本当に隅の隅、備品置き場としてすら使われていない教室。

 

「やぁ、とう君。また、サボりかい?」

「何時でも居ますね、先輩」

「私は勉強なんてやる気力もやる必要も無いからね」

 

古臭い教室に対を成すかの様に、真ん中にポツンと座っている美人が居る。

 

江崎志 渡子(えざし とのこ)。黒髪ロングの美人で「全方位美人」とか謎のアダ名がある。彼女は勉強が出来る…僕とは真逆に(泣)。

 

なのだが、何故か彼女は運動がからっきしだ。スポーツをしてるときには彼女の周りに居ると死人が出ると真しやかに囁かれている。

 

それでも尚、彼女はあらゆる人から人気がある。

 

そんな彼女に出会ったはついこの間。

 

 

 

何時も通り、サボる為に教室行くと渡子先輩がいた。

 

それだけでも驚きだが何より驚いたのが、渡子先輩の格好はパンツと真っ白なTシャツのみ、パソコン片手にカバーを付けてない官能小説を読んでいた事だ。

 

「む、ここに人が来るとは聴いてないぞ」

 

お楽しみの時間を邪魔されてイラついているようだ。

 

「と…のこ先…輩?」

「そうだ、私は江崎志 渡子だが?」

 

情報量が多過ぎて何が何だか。

 

「あの…これは?」

「ん、これか?これは私が理事長、脅して作った堕落ルームだ」

 

もう何が何だか解らないのでシャットダウン準備…。

 

「と言う訳で眠って貰おう」

 

僕が情報量の余り固まって居ると、先輩は僕の腹部に何かを突き付けてくる。

 

僕に突き付けられたのはスタンガンだった。

 

「へ?」

 

バチィ!!

ハイ、何となく分かってたよ。

 

僕の視界が闇に染まる。





ちょくちょく番外編は挟んでいくつもりですが、何時挟むかは未定です
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