バッティと突然現れたザンクともうひとり……リュウトと名乗る男。こいつは一体……
するとブドー師匠とゴズキ師匠がリュウトの前に出た。
「お前の相手は俺達だ」
「お前らはザンクを相手してろ」
「師匠……ポニィ、ツクシ、頼めるか?」
「任せて」
「私達も頑張るから」
「ザンクさん、そちらはお願いしますよ」
「あぁ、楽しませてもらうぞ」
「みらい、行くわよ」
「うん」
「「キュアップラパパ!ルビー!!」」
みらいとリコの二人もプリキュアに変身し、ヨクバールと戦い始めるのであった。
僕、ポニィ、ツクシの三人でザンクと戦っていくが、やっぱりヤツの帝具の力でこっちの動きが読まれている
「愉快愉快。学習しない奴らだ。心を閉ざしたりすることも出来ず、お前たちはそのまま首を切り落とされる」
ザンクは笑いながらそう言っていた。確かにこのままじゃ前に戦った時と変わらない。だけど……
「ポニィ、ツクシ。例のアレ、やってみるか?」
「そうね。やって見る価値はあるわね」
「それにこのまま前と同じように終わるのは嫌だからね」
三人で頷く合い、ツクシは銃弾を放ち続けた。
「銃弾なら読まれないと思っているようだが、その武器の特性上、貴様の心を読めば!!」
ザンクは銃弾を避けた瞬間、ポニィがザンクの足元にいた。
「そしてそれも読んでいる!!」
ザンクの顎を狙ったポニィの蹴りをザンクは避ける。ここまで予想通り
「そしてお前が最後だな。未来を読めばお前の動きは……」
「リゼルファ!サファイアフォーム!!」
青い衣装に、槍を構えた状態で素早く動き、槍をザンク目掛け突き刺そうとした。
だが、ザンクは槍を受け止めていた。
「愉快愉快。新たな力でなら勝てると思っていたのか?」
「あぁ、その通りだよ!!」
僕がそう告げた瞬間、ザンクの体中に切り傷ができた。ザンクは驚いていた。
「……これは?」
「サファイアはスピード型。動きも攻撃の速度も上がっている。それに全力を出せば見えないくらいの速さになれる」
「なるほど……さっきの一撃は一撃ではなく、いくつもの攻撃を繰り出していたということですか。愉快愉快」
ザンクは笑みを浮かべていた。さぁてここからどうしたものか……一回だけ全力を出したけど、正直体がもう動かすのが辛いな……
「リュウト。どうする?」
「ふむ、成長するか……仕方ありませんね。私も少々手こずっていますし……」
師匠たちの方を見ると特に苦戦している様子はなかった。流石というべきか……
「ここは撤退させてもらいますか。バッティさんも撤退しましたし……」
「また会おうか」
ザンクとリュウトはそう告げて姿を消すのであった。
「リュウト……ヤツの持つ皇具……」
「面倒だな。何が手こずるだ」
ゴズキ師匠は面倒くさそうな顔をしていた。一体リュウトとどんな戦いを……
とりあえずミラクルたちのところへ行くと二人は手を握りながら、太陽を見つめていた。
そっか、これで………
僕、みらい、モフルンはカタツムリニアに乗っていた。
「結局……リコとお別れできなかったな」
「うん……」
「ポニィとツクシの二人も見送りに来なかったモフ」
「あぁ……」
見送りに来なかった三人。リコは何となく分かるけど、ポニィとツクシの二人はどうしてなんだろうか?
「みらい……」
気がつくとみらいは涙を流していた。やっぱりずっと我慢してたんだな。僕はみらいをそっと抱き寄せた。
「陽斗くん……」
「何というかこういうときは思いっきり泣いたほうが……」
「モフ!?」
モフルンが窓の外に何かを見つけた。そこにはリコの姿があった。
「私も行くわ!ナシマホウ界に!アナタたちの世界に!!」
みらいは急いで駆け出し、車両の最後尾まで向かい、リコも飛び乗るのであった。
「これからも、ずっと一緒にいられるんだよね!?」
「だから、そう言ってるでしょ」
何というか一件落着ってところなのか?
「いい雰囲気だったけど、残念だったわね。陽斗」
「でもみらいちゃんが喜んでいてよかったね」
「あぁ……ってポニィ!?ツクシ!?」
いつの間にか二人がいた。どういうことだ?
「私達もお父さんに頼まれたからね。これからよろしく」
何というか……一件落着で良いのか?