魔法つかいプリキュア 宝石と帝具使い   作:水甲

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16 マホウ界にお別れ

バッティと突然現れたザンクともうひとり……リュウトと名乗る男。こいつは一体……

 

するとブドー師匠とゴズキ師匠がリュウトの前に出た。

 

「お前の相手は俺達だ」

 

「お前らはザンクを相手してろ」

 

「師匠……ポニィ、ツクシ、頼めるか?」

 

「任せて」

 

「私達も頑張るから」

 

「ザンクさん、そちらはお願いしますよ」

 

「あぁ、楽しませてもらうぞ」

 

「みらい、行くわよ」

 

「うん」

 

「「キュアップラパパ!ルビー!!」」

 

みらいとリコの二人もプリキュアに変身し、ヨクバールと戦い始めるのであった。

 

 

 

僕、ポニィ、ツクシの三人でザンクと戦っていくが、やっぱりヤツの帝具の力でこっちの動きが読まれている

 

「愉快愉快。学習しない奴らだ。心を閉ざしたりすることも出来ず、お前たちはそのまま首を切り落とされる」

 

ザンクは笑いながらそう言っていた。確かにこのままじゃ前に戦った時と変わらない。だけど……

 

「ポニィ、ツクシ。例のアレ、やってみるか?」

 

「そうね。やって見る価値はあるわね」

 

「それにこのまま前と同じように終わるのは嫌だからね」

 

三人で頷く合い、ツクシは銃弾を放ち続けた。

 

「銃弾なら読まれないと思っているようだが、その武器の特性上、貴様の心を読めば!!」

 

ザンクは銃弾を避けた瞬間、ポニィがザンクの足元にいた。

 

「そしてそれも読んでいる!!」

 

ザンクの顎を狙ったポニィの蹴りをザンクは避ける。ここまで予想通り

 

「そしてお前が最後だな。未来を読めばお前の動きは……」

 

「リゼルファ!サファイアフォーム!!」

 

青い衣装に、槍を構えた状態で素早く動き、槍をザンク目掛け突き刺そうとした。

だが、ザンクは槍を受け止めていた。

 

「愉快愉快。新たな力でなら勝てると思っていたのか?」

 

「あぁ、その通りだよ!!」

 

僕がそう告げた瞬間、ザンクの体中に切り傷ができた。ザンクは驚いていた。

 

「……これは?」

 

「サファイアはスピード型。動きも攻撃の速度も上がっている。それに全力を出せば見えないくらいの速さになれる」

 

「なるほど……さっきの一撃は一撃ではなく、いくつもの攻撃を繰り出していたということですか。愉快愉快」

 

ザンクは笑みを浮かべていた。さぁてここからどうしたものか……一回だけ全力を出したけど、正直体がもう動かすのが辛いな……

 

「リュウト。どうする?」

 

「ふむ、成長するか……仕方ありませんね。私も少々手こずっていますし……」

 

師匠たちの方を見ると特に苦戦している様子はなかった。流石というべきか……

 

「ここは撤退させてもらいますか。バッティさんも撤退しましたし……」

 

「また会おうか」

 

ザンクとリュウトはそう告げて姿を消すのであった。

 

「リュウト……ヤツの持つ皇具……」

 

「面倒だな。何が手こずるだ」

 

ゴズキ師匠は面倒くさそうな顔をしていた。一体リュウトとどんな戦いを……

とりあえずミラクルたちのところへ行くと二人は手を握りながら、太陽を見つめていた。

そっか、これで………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕、みらい、モフルンはカタツムリニアに乗っていた。

 

「結局……リコとお別れできなかったな」

 

「うん……」

 

「ポニィとツクシの二人も見送りに来なかったモフ」

 

「あぁ……」

 

見送りに来なかった三人。リコは何となく分かるけど、ポニィとツクシの二人はどうしてなんだろうか?

 

「みらい……」

 

気がつくとみらいは涙を流していた。やっぱりずっと我慢してたんだな。僕はみらいをそっと抱き寄せた。

 

「陽斗くん……」

 

「何というかこういうときは思いっきり泣いたほうが……」

 

「モフ!?」

 

モフルンが窓の外に何かを見つけた。そこにはリコの姿があった。

 

「私も行くわ!ナシマホウ界に!アナタたちの世界に!!」

 

みらいは急いで駆け出し、車両の最後尾まで向かい、リコも飛び乗るのであった。

 

「これからも、ずっと一緒にいられるんだよね!?」

 

「だから、そう言ってるでしょ」

 

何というか一件落着ってところなのか?

 

「いい雰囲気だったけど、残念だったわね。陽斗」

 

「でもみらいちゃんが喜んでいてよかったね」

 

「あぁ……ってポニィ!?ツクシ!?」

 

いつの間にか二人がいた。どういうことだ?

 

「私達もお父さんに頼まれたからね。これからよろしく」

 

何というか……一件落着で良いのか?

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