学校に来ていたモフルンとはーちゃんを探していくと、校舎裏の方からモフルンとはーちゃんの声が聞こえた。
「やっと見つけた。全く……」
「陽斗!?大変モフ」
「大変って何が……」
影の方からこっそり覗き見るとガメッツとその側にガメッツの姿があった。このままじゃ……
「モフルン、はーちゃんはどこかに隠れてろ……ここは僕が……」
「陽斗、モフルンも頑張るモフ!」
「いや、だって……」
いくらなんでもモフルンが危ない。だったらこのまま隠れていたほうが……
「モフルンはみらいとリコの学校が滅茶苦茶にならないようにしたいモフ」
「モフルン……仕方ないな。僕が隙を作るからその間にリンクルストーンを頼んだ」
「はー」
「はーちゃんはみらいたちを連れてきてくれ」
「はー」
はーちゃんは空を飛んでいき、僕はリゼルファで白い騎士の姿に変わりガメッツの前に出た
「亀がこんな所に迷い込んでいて良いのか?」
「ぬっ!?貴様はプリキュアと一緒にいる!」
「名前ぐらい覚えておけよ。陽斗だ」
「ふっ、お前の相手はリュウトたちだが、ここでお前を倒せばあいつらがでかい顔をすることはない!」
「モフ~!!」
ガメッツが襲いかかろうとした瞬間、モフルンが急いでガメッツの足元にあったリンクルストーンを掴み取った
「ぬっ!!ぬいぐるみ風情が!!誰であろうと手加減はせぬぞ!魔法入りました!いでよ、ヨクバール!」
ガメッツは掲示板と桜の木を合わせたヨクバールを召喚し、僕に襲いかかってきた。
「モフルン!?にげろ」
「モフ」
「逃がすか!!」
逃げ出そうとするモフルンをガメッツは捕まえ、リンクルストーンを奪い取ろうとしていた。
「させる……くっ!?」
モフルンを助けようとするが、ヨクバールが邪魔をしてきて助けに行けなかった。
このままじゃまずい
「往生際が悪いな、よこさんか!ならば…力ずくで奪ってやるわ!」
無理やりモフルンからリンクルストーンを奪い取ろうとした瞬間、ガメッツの頭に銃弾があたった。
「命中!!」
「おまたせ!陽斗」
「こんなところまで来るなんてね」
「モフルンを放して!」
危ないところだったがみらい、リコ、ツクシ、ポニィの四人が駆けつけてきた。ガメッツはモフルンを掴みながら
「待っていろ、プリキュア。リンクルストーンを取り上げた後、我も相手をしてやるわ。そしてこの場所も滅茶苦茶にしてくれるわ!!」
「だめモフ…。学校はワクワクで楽しい所モフ!みんなの邪魔しちゃだめモフ~!」
モフルンがそう叫んだ瞬間、黄色の光が照らし出され、ガメッツとヨクバールは目をくらんでいた。
僕はモフルンを助け出すと
「トパーズ…ワクワクのリンクルストーンモフ!」
「それにこれは……だったらみらい!リコ!」
「「うん!キュアップ・ラパパ!トパーズ!!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」
二人は黄色の衣装に変わり、髪型も三つ編みに変わった。
「2人の奇跡!キュアミラクル!」
「2人の魔法!キュアマジカル!」
「「魔法つかいプリキュア!!」」
そして二人の周りには光の玉が2つ付き従うように飛んでいた。
「新しいスタイルならこっちも!!」
僕も巾着から黄色の石を取り出し、腕輪にはめ込むと黄色い衣装に両手には黄色い銃が握られた姿に変わった。
「トパーズフォーム!!銃での戦闘ができるのか」
「私と一緒だね。一緒に行くよ」
「だから私も忘れないでって」
僕たち三人はガメッツに向かっていった。
「姿が変わろうが俺の相手じゃない!!」
ガメッツはパンチを繰り出してきたが、ポニィが蹴りで弾いた。
「どんな力かみせてくれよな!!」
右手の銃の引き金を引いた瞬間、銃口から無数の黄色の弾が放たれていく
「ショットガンなの?」
「いや!」
ガメッツは無数の銃弾を防いでいくが、ガメッツの後ろの方に弾が移動し、攻撃を与えていった。
「ぐううう!?」
「ある程度の操作ができるのか。それじゃこっちは」
今度は左の銃を放つと、銃弾ではなく、ビームが放たれガメッツを吹き飛ばした。
「凄い!」
「ミラクルたちは……」
ミラクルたちの方を見ると光の玉の形を変え、ブーメランとハンマーに形を変え、ヨクバールを吹き飛ばしていた。ヨクバールが地面に落ちた衝撃で石とかがモフルンに向かっていくが、はーちゃんがバリアを展開させ防いでいた。
「はーちゃん、すごい……」
「ただの赤ん坊じゃないってことだね」
「とりあえずミラクル、マジカル、トドメを!!」
「「リンクルステッキ!金色の希望よ!私たちの手に!フルフルリンクル!」」
黄色い竜巻と稲妻が発生すると共に巨大なリンクルステッキが現れ、魔法陣でヨクバールを固定し
「「プリキュア・トパーズ・エスペランサ!」」
ヨクバールがレールガンのように射出され浄化されるのであった。
「ぐっ!?オボエテ―ロ!」
ガメッツはそう言い残して姿を消すのであった。
みらいは学校についてきたモフルンを叱ろうとすると、はーちゃんがまばゆい光に包まれ、更に成長した。
「また大きくなった!!」
「みらい、リコ…モフルンは2人の学校、邪魔しないように……でもやっぱりモフルンもはーちゃんも、2人と一緒がいいの。学校も一緒がいいの」
「モフルン、私達の為にありがとう。明日からはちゃんと隠れててね」
「学校に来ていいモフ?」
「皆で学校に通えるなんて、ワクワクもんだよ!」
まぁモフルンならきっと大丈夫だろうな。わりとしっかりしてるし……
「さてとそれじゃ僕は保健室に行くか……」
「あれ?どこか怪我したの?それだったら……」
みらいが僕に近寄ってきた。僕は咄嗟に顔を背けた。
「みらい、近い……僕は具合が悪いからってことで抜け出したんだから、それ通りにやらないと」
「あっ、そっか」
「……ふ~ん」
「なるほどね~」
「どっちも鈍いってことかしら?」
ポニィ、ツクシ、リコの三人が何故か僕とみらいの方を見てそう呟くのであった。