魔法つかいプリキュア 宝石と帝具使い   作:水甲

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29 最果ての島へと向かおう

リンクスストーン・ガーネットが奪われてから数日がたった。はーちゃんは未だに落ち込み、僕らはと言うとリュウトの攻略を考えていた。

 

「リュウトに対して拘束、攻撃は全く効いていなかった……」

 

「俺やグリーンはもちろん、ポニィやツクシでも攻略できそうにないな」

 

「もしかしたら師匠たちでも……」

 

それにリュウトだけじゃない。ザンクに対しても攻略する方法が見つかっていない……あの二人の皇具に勝つためにはどんなに鍛えてもどうにもできない……

 

「どうしたものか……」

 

五人で考え込んでいると家に誰かが訪ねてきた。僕は出てみるとそこにはみらいとリコの二人がいた。

 

「どうしたんだ?」

 

「陽斗くん、大変なの!?」

 

「実はこれが届いて……」

 

二人が見せてきた手紙にはガメッツからのものだった。書かれていた内容は……

 

『最果て島で待つ…ガメッツ』

 

果たし状って言うことか……だとしたら

 

「行くんだよな」

 

「当たり前でしょ」

 

「陽斗くん達も……」

 

「あぁ」

 

僕らは急いで準備を済ませてマホウ界へと行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マホウ界にたどり着いて早速ある問題が発生した。最果て島は空を飛んでいかないと駄目みたいだった。みらいとリコの二人だけじゃ僕らを乗せていくのは難しい……

 

「ふたりだけで行くのは心配だしな……」

 

「おまけに手紙だと陽斗たちのことも指定してるしね……」

 

どうしたものか考え込んでいると二匹の小さな龍が現れた。

 

「あれって!?ホウキ・ワイバーン!?」

 

「かっこいい~」

 

「飛ぶスピードは箒と同じくらいだけど、決して人になつかないで有名な……」

 

「なつかない?」

 

にしては僕とポニィに思いっきりすり寄ってきてるんだけど、フッと気がつくと首に何かをつけていた。僕はそれを取ってみてみるとブドー師匠からの手紙だった。

 

『いずれ必要になると思い、お前たちにこれを送る』

 

師匠はこの事を予想していたっていうのか……

僕、グリーン、ガイで、ポニィ、ツクシと分かれてワイバーンに乗り、みらいたちと一緒に最果ての島へと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何の用だ」

 

ガメッツの前にリュウトが現れた。

 

「いえいえ、お力を貸そうと思ってね」

 

「……悪いが何人たちとも邪魔は許さない」

 

「1対7ですよ。いいんですか?」

 

「戦士の戦いに前に数は関係ない!!」

 

「そうですか……では健闘を祈りますよ」

 

リュウトは姿を消すとガメッツは……

 

「まだか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

海まで行くが未だに最果ての島が見えなかった。

 

「最果て島はまだモフ?」

 

「もっと近くで待っててくれればいいのにね~」

 

「とにかく、急ぎましょう」

 

にしても本当にどこにあるんだ?最果ての島は……すると海の中から何かが出てきた。あれって……

 

「みらいさん、リコさん、陽斗さん達も久しぶり」

 

「ロレッタ先生!」

 

前に補習でお世話になった……それに周りにいる子達も確か……

話を聞くとプリキュアを見てから、空を飛ぶ練習を始めたらしい。確かに昔は空を飛んでいたって言うからな……

 

「みんなは何してるの?」

 

「私達、最果て島に向かってるんです」

 

「最果ての島?箒やそのワイバーンでは3日かかるわ」

 

3日かかるって……ガメッツはどんだけ遠い場所で待ってるんだよ……

どうにかして急いでいける方法がないかと思っているとロレッタ先生はあるものを用意してきた。それは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕らはロレッタ先生が用意したクジラ型の潜水艦に乗せてもらった。

 

「海の中を走る船!ワクワクもんだぁ!」

 

「これを使えば最果て島の近くまですぐ行けるわ」

 

「ありがとうございます。ここまでしてくれて……」

 

「いいのよ。お礼みたいなものね」

 

「お礼?」

 

「空とぶ人魚は本当にいた。みらいさんとリコさんが私達に勇気をくれたの」

 

「プリキュア…勇気…」

 

はーちゃんは何かを呟いていた。あんまり無理をしないでほしいけどな……

 

 

 

 

 

 

しばらくして最果て島近くまでたどり着くが、最果て島があるのは嵐雲の中を通っていかないと駄目みたいだった。ワイバーンに乗っている僕らは大丈夫だけど、みらいとリコはきついかもしれない。

するとペガサスが二匹こっちにやってきた。このペガサスって……前に助けた

 

「えっ…乗せていってくれるの!?」

 

「ペガサスの翼なら、嵐もこえられるわ。ペガサスは人に懐かないのに、2人のことはとても好きみたいね」

 

「私達は皆の強い思いに支えられて、これまで頑張れただけ……」

 

「繋がりっているからこそじゃないのか?」

 

「そうだよ。だから私達はこうしてね」

 

「そうね」

 

みらいとリコの二人はペガサスに乗り、嵐雲を抜けていくのであった。

 

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