魔法つかいプリキュア 宝石と帝具使い   作:水甲

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30 ガメッツとの死闘

嵐雲を抜けた先には最果ての島があった。僕らはそこへ向かうとガメッツが待ち構えていた。

 

「来たわよ!」

 

「ようやく来たか。待ちぼうけでこちらをイラだたせ、油断させようという、お前らの作戦は分かっているぞ」

 

いやただ単に遠かったからなんだけど……もう少し場所を選んでほしかったな。

 

「今まで抑えてきた我が力、お前らのために全て開放しよう…ふん!」

 

ガメッツが力を解放し、ガメッツの甲羅が砕け散った。

 

「甲羅が!?」

 

「まずいわね……」

 

「あぁこのプレッシャー……ブドー将軍クラスだ」

 

グリーンとポニィの二人がガメッツから感じたものを言っていた。師匠と同じクラスって……ヤバすぎだろ

 

ガメッツはすべての力を解き放ち、体つきも細くなっていた。

 

「赤いプリキュアで来い。本気で力比べをしようじゃないか…」

 

ここはやっぱり全力を出さないと行けないみたいだな

 

「「キュアップラパパ!ルビー!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」

 

「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」

 

「ふたりの魔法!キュアマジカル!」

 

「「魔法つかい!プリキュア!」」

 

みらいとリコの二人がルビースタイルに変身し、僕もルビーフォームに姿を変えた。

 

「プリキュア…小僧ども……おまえ達の本気の力を見せてみよ!」

 

ガメッツがこっちに向かって突撃してきた。僕らはガメッツの拳を避けるが、ガメッツの拳があたった地面が思いっきり砕けていた。

 

「押さえつけられるかどうかわからないけど……」

 

グリーンが鞭でガメッツを縛り上げ、ポニィ、ミラクル、マジカルの三人で攻撃を繰り出すが、ガメッツは微動だにせず三人を吹き飛ばした。

 

「はあああああああ!!」

 

僕も思いっきり殴りかかるが、ガメッツに拳を捕まれ、そのまま地面に叩きつけられる。ツクシも背後から銃を放つがガメッツの体に弾かれてしまい、ガイも地面から攻撃を仕掛けるが、ガメッツが思いっきり地面を砕き、吹き飛ばす

 

「こいつ……強すぎる……」

 

「なんだ…全然物足りんぞ。もっと力を見せろ!強い者こそが正義!」

 

強いものが正義とか……ふざけんな!

 

全員で攻撃を仕掛けていくがガメッツはすべて防ぎ、殴り飛ばしていく。

 

「強大なパワーを持った者が世界を手に入れる!闇の魔法の強大な力こそが、今の軟弱な魔法界・ナシマホウ界を支配するにふさわしいのだ!」

 

僕、ミラクル、マジカルの三人で同時に殴るが、受け止められ、そのまま壁に叩きつけられた。

 

「我はすべてを…力で滅ぼす!」

 

「そんなことさせない……」

 

「私達は……」

 

「諦めたりしない……」

 

ミラクル、マジカル、ポニィ、ツクシ、ガイ、グリーンは立ち上がろうとするがダメージが大きすぎて無理そうだった。僕はなんとか立ち上がり、拳を構えた。

 

「帝具使いだったな……貴様らはリュウトたちの獲物だが……ここで倒させてもらう!!」

 

ガメッツがパンチを繰り出してきた。僕はそのパンチに自分のパンチをぶつけた。その瞬間、ガメッツが後ろへ下がった。

 

「ぐうう、今のは……」

 

「力が……湧いてくる……」

 

両拳に炎をまとわせながら、ガメッツを殴り続ける。ガメッツはただ防ぐだけだった。

 

「はああああああああ!!」

 

「ヌンッ!!」

 

最大の一撃を繰り出そうとするが、ガメッツの手刀を喰らい地面に倒れ込んでしまった。

 

「今の力は……まぁいい!トドメを……」

 

ガメッツがとどめの一撃を僕らに喰らわせようとした瞬間、はーちゃんが前に出てガメッツを止めようとしていた。

 

「駄目!」

 

はーちゃんが必死にガメッツを叩いているが、ガメッツからしてみればただの遊びみたいなものだった。

 

「おまえが我を止めるというのか?それでも戦ってるつもりか?痛くも痒くもないぞ」

 

「はーちゃん…」

 

「逃げて…」

 

「逃げない!!」

 

ガメッツを止めようとするはーちゃん。ガメッツは呆れながら

 

「その勇気は立派だが、誰かを思う気持ちだけでは我には勝てぬ」

 

はーちゃんは吹き飛ばされながらも必死に抵抗していた。こんな小さい子が必死に頑張ってるんだ……

 

「無駄な事を…もうプリキュアは起き上がれん」

 

「ミラクルとマジカルは諦めない!プリキュアは強い!パパたちも……つよいのーーーーーー!!」

 

はーちゃんが叫んだ瞬間、まばゆい光が辺りを包み込み、さっきまでより力が溢れてきた。僕はすぐに立ち上がろうとした瞬間、ポニィが一瞬でガメッツの顔面に蹴りを喰らわした。

 

「ぐう!?」

 

「陽斗、その体じゃ動くの辛いでしょ……ここは私に任せて」

 

「任せられるか……僕だって……」

 

僕は立ち上がり、ポニィの隣に並び立った。

 

「そう、それじゃ合わせてね!!」

 

「そっちこそ!!」

 

ガメッツに向けて同時に攻撃を繰り出していく。ガメッツは攻撃を受けていくがさっきまでと違い、痛みを感じ始めていた。

 

「何だ?こいつらの力は!!」

 

「「はあああああああああ!!」」

 

ポニィの蹴り、僕の拳が同時に当たり、ガメッツを吹き飛ばしていった。

 

「ふたりとも!今だ!」

 

「「リンクルステッキ!ルビー!紅の情熱よ、私達の手に!フルフルリンクル!プリキュア・ルビー・パッショナーレ!」」

 

ミラクルとマジカルの浄化技を食らったガメッツは満足そうにしていた。

 

「それがおまえ達の強さか…誰かを思う力…全力を尽くせる強敵と出会えた事、悔いはない…」

 

ガメッツはそのまま浄化されるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦いが終わったけど、僕とポニィは動けずにいた。

 

「陽斗君、大丈夫?」

 

「無茶するわね……」

 

「何だか力が湧いてきたと思ったら……これだもん」

 

「あの光……それに……」

 

あのまばゆい光が現れた瞬間、僕が持っているまだ色がつかない石から力を感じたんだけど……これってもしかして……

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