魔法つかいプリキュア 宝石と帝具使い   作:水甲

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31 校長先生を探せ

ガメッツとの戦いが終わり、僕らはその帰り道……

 

「はーちゃんにあんな不思議な力があったなんて…」

 

「私もビックリだよ~」

 

「それにあの時……僕の持っている石が反応して……」

 

「陽斗と私に力をくれた感じよね」

 

あの戦いの中、僕とポニィは今まで以上に力が上がった感じがした。あれもはーちゃんが関係してるのか?

 

はーちゃんに聞こうとするが、はーちゃんはお腹が空いてご飯を食べると満足して眠ってしまった。

 

「こういうときはやっぱり」

 

「うん、校長先生に聞くべきだね」

 

校長先生だったら何かしら知ってるかもしれないし……それにもしかしたら師匠たちもいるかも知れない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法学校に着き、校長先生を探す僕ら

 

「校長先生~!聞きたいことがあるんですけど~!」

 

みらいがそう呼びかけるが校長先生の返事はなかった。一体どこに行ったんだ?

 

「おや。あなた達も校長先生にご用があっていらしたの?」

 

すると教頭先生とアイザック先生がやってきた。みらいとリコは二人に校長先生のことを聞くことにした

 

「はい。校長先生はどちらでしょうか?」

 

「それが、急に何も言わずにいなくなって、私達も探してるんですよ。それにブドーさんとゴズキさんの二人も一緒に……」

 

師匠たちも……一体どこにいるんだ?するとモフルンが鳥型のポットを見つけてきた。するとポットから突然煙が出てきて文字が浮かび上がった。

 

『しばしの間、魔法学校を留守にする。後のことは皆に頼んだぞ』

 

これって書き置き?一体何が起きてるんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある場所

 

「ガメッツさんを倒したプリキュアの戦い…あれこそまさしく伝説の書リンクルスマホンの力。必ずや奪ってくるのです!」

 

ヤモーがバッティにそう言うと、バッティはこれまでの疑いをヤモーに問い詰めた。

 

「ヤモーよ、それはお前の作り話ではないのか?本当にドクロクシー様のご命令なのでしょうか?どうかお答え下さいドクロクシー様!」

 

「だそうですよ。ドクロクシー様」

 

「我がしもべ達よ、ドクロクシーの名の元に命ずる!2つの力を、必ずや我がもとに」

 

ドクロクシーは闇のオーラを放ちながらバッティにそう告げた。

 

「ははっ!かしこまりました!」

 

「ほら御覧なさい。私の言葉はすなわちドクロクシー様のお言葉。逆らうことは許しませんよ」

 

バッティも納得し、すぐにどこかへ消えるのであった。するとそれとすれ違いにリュウトが現れた

 

「幹部も残りはバッティさんとヤモーさんだけですか」

 

「リュウト殿。貴方もいい加減動いたらどうですか?その皇具とやらの力は……」

 

「あぁそろそろ改造も終わる頃だからな……まずはバッティさんの最後の勇姿を見てあげましょうか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校長先生を探しながらみんなに話を聞くと……

 

「えぇ? 校長先生がいなくなっちゃったの?」

 

「校長先生のいそうな所、どこか知らない?」

 

「校長先生って謎の多い人だから」

 

「そうそう。校長先生の七不思議って魔法学校の中で語りつがれてるよね~」

 

七不思議って……あの人は怪談かなにかか?いやまぁ謎が多い人だっていうのは分かるけど……

 

それから七不思議を聞くとどうにも魔法学校を支えているこの木の頂上に開かずの扉があるらしく、そこは校長先生しか開けられないとのことらしい。みらいはそこに校長先生がいると思い、すぐさま飛び出すのであった。

 

「あの子は……陽斗、行くわよ」

 

「あぁ」

 

「まぁ仕方ないわね」

 

僕らは急いでみらいの後を追いかけるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みらいに追いつき、リコはこの木を登ることは校則で禁止されていることを伝えた。確かに落ちたら危ないよな……

 

「まぁこれぐらいだったら……」

 

「ちょっとした鍛錬になるよね」

 

「それに僕らは……」

 

「ここの生徒でもないからな」

 

たしかにそうかも知れないけど、ポニィ達はこの木を登り始めた……どんだけだよ

 

「登っちゃダメなら、飛んでいけばいいんだよ!!」

 

みらいはそう言って箒に乗って飛び始めるが、木の幹が動き出し、みらいを吹き飛ばすのであった。

 

「こういう事があるのか……」

 

「落ち着いてないで、早くみらいを探すわよ!!」

 

僕らは急いでみらいを探しに行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当にどうしたものか……」

 

二人で木を登っていき、ちょっと休憩しているとリコがため息を付いていた

 

「どうかしたのか?」

 

「実は言うとこの木に毛虫が」

 

「毛虫ぐらい……」

 

するとどこからともなく物音が聞こえてきた、リコは杖を取り出し

 

「け… 毛虫!?キュアップ・ラパパ!毛虫よ、あ… あっちへいきなさい!」

 

どんだけ毛虫が苦手なんだよ。思いっきり振り回しているとリコは杖を放り投げてしまった。

投げた場所からは……みらいとモフルンが出てきた

 

「いたたた…リコ、陽斗くん」

 

「みらい……よかった」

 

「怪我はないか」

 

「うん」

 

みらいと合流できたな。すると今度は大きな音が響いてきた。するとそこには巨大な毛虫がでてきた。

 

「「うわぁぁぁぁぁ!」」

 

「でかすぎだろ!?」

 

僕らは必死に逃げ出していくのであった。その中所々に毛虫が倒れているのが見えた。あれってまさか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく走っていくと広い場所にたどり着いた。そしてそこには扉とポニィ達がいた。

 

「やっと来た」

 

「陽斗くんたち、もうちょっと鍛えたほうが良いよ」

 

「いや、彼らの場合は一般人だったんだから……」

 

「にしてもここはいい鍛錬場所になるな。毛虫とか倒し放題だしな」

 

「やっぱりあれって……」

 

「もうこの人たちに関してはツッコミを入れないほうが良いわね」

 

「ここってもしかして頂上?あっ!あれが開かずの扉?」

 

頂上にたどり着くと、はーちゃんも起きてきた。

 

「みらい、リコ…ここどこ?」

 

とりあえずこの扉を調べないと……みらいが触れた瞬間、扉が倒れた

 

「開かずって…」

 

「こういう意味だったの?」

 

ということはこれでもう手がかりがないってことか……

 

「見つけましたよ…。リンクルスマホンはこの私がいただきます」

 

突然バッティの声が聞こえ、僕らは身構えた。バッティは3つの杖を取り出し

 

「魔法入りました!いでよ、3つの杖に宿りし力!スパルダ・ガメッツ…この私の力となるのです!」

 

バッティの姿が代わり、怪人みたいな姿へと変わった。

 

「「うん、キュアップ・ラパパ!サファイア!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」

 

「2人の奇跡!キュアミラクル!」

 

「2人の魔法!キュアマジカル!」

 

「「魔法つかいプリキュア!」」

 

「リゼルファ!サファイアフォーム!!」

 

僕らは戦う準備を終わらせた。

 

「空飛ぶプリキュアですか…。今日の私は一味も二味も違いますよ!」

 

バッティに攻撃を仕掛けていくが、バッティは両手から糸を放ち、僕らを縛り上げてそのまま投げ飛ばしていく

 

「これこそ闇の魔法の力なのですよ。ドクロクシーさまのお望みは闇の魔法でこの世の全てを覆いつくす事!」

 

ミラクルとマジカルと一緒にキックを放つが、バッティは避けていった。

 

「リンクルスマホン、さぁ私の元へ!」

 

まずい!このままだと……

するとグリーンがバッティを鞭で縛り上げた。

 

「こんなもの……」

 

「そうそう破られるような縛り方じゃないよ。それに……ツクシ!」

 

グリーンがそういった瞬間、バッティの後ろの翼を銃弾が貫いていった。だが翼はすぐに再生し、僕らを吹き飛ばしていった。

 

「この程度!!さぁ、大人しくスマホンを渡すのです!」

 

「はーちゃんとスマホンはモフルンが守るモフ!」

 

「はーーーーーーー!!皆をいじめないで!」

 

はーちゃんがそう叫んだ瞬間、スマホンからまばゆい光が照らし出されると木の幹がバッティを縛り上げていく。それにグリーンがまた縛り上げていった。

 

「これは……力が溢れてきている」

 

「また石が……」

 

僕の方も力を感じ、槍でバッティを切り刻んでいった。

 

「二人共!」

 

「「うん!リンクルステッキ!サファイア!青き知性よ!私たちの手に!フルフルリンクル!プリキュア・サファイア・スマーティッシュ!」」

 

二人の浄化技を喰らい、バッティはそのまま吹き飛ばされていくのであった。完全には浄化は出来なかったか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦いが終わり、はーちゃんが助けてくれた木の幹に触れると……倒れた扉が元の位置に戻り、扉の上からリンクルストーンが現れた

 

「アメジスト…扉のリンクルストーンモフ!」

 

「リンクルストーン……」

 

「お腹すいた…」

 

はーちゃんがまたそう言い出し、リコがご飯を上げるとはーちゃんはまた眠りについた

 

「はーちゃんまた寝ちゃったモフ?」

 

「どうしたのかしら。いつもと様子が…」

 

「早く校長先生を見つけよう」

 

はーちゃんの様子も気になるけど、この扉はどうすれば開くんだ?

そんな事を思っているとリンクルスマホンからペンが勝手に飛び出し、鍵を描き出した

 

「ひょっとして通れるように?校長先生は この先?」

 

「行きましょう!」

 

「うん!」

 

一体このさきで何が待ってるんだ?

 

 

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