魔法つかいプリキュア 宝石と帝具使い   作:水甲

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35 戻ってきたはーちゃんと爆弾発言

僕らの前に現れた謎の少女。その正体はまさかのはーちゃんだった。

みらいはあまりにも嬉しさに、はーちゃんに抱きついた。

 

「おかえり!はーちゃん!」

 

「まさか…本当に!?」

 

「はー」

 

「心配したのよ」

 

リコも再会できた嬉しさで抱きついた。本当に良かったな……

 

「陽斗、陽斗も……」

 

いや、抱きつけっていうのかよ……それは恥ずかしいからやめたいんだけど……

 

「僕はやめておくよ……」

 

「どうして?」

 

「どうしても」

 

何とかはーちゃんを説得し続けていくと、モフルンが何かを嗅ぎつけた。

 

「くんくん…とってもとっても甘い匂いがするモフ!」

 

「それはこれだよ。リンクルストーン・エメラルド!」

 

はーちゃんの手に渡っていたんだな。エメラルドは……それが関係しているのか僕の持っている欠片も使えるようになった。どうしてなのか聞こうとしたけど……

 

「どうしてそんな大きくなれたの?」

 

「なんでプリキュアになれたの?今までどこにいたの?」

 

思いっきりみらいたちに質問攻めにあっていた。とりあえず一旦落ち着ける場所まで行くことになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近くにいちごメロンパンの屋台があったから、そこで落ち着いて話をすることになった。

 

「はーちゃん、今までどこにいたの?」

 

「うーん、なんか温かいものがフワフワーッて来て、ピカッて光って、バーッてくるくるーってなって…プリキュアにもなれた!!」

 

何というかよくわからない説明だった……いやこの間までは小さかったから仕方ないけど……

 

「それと誰かに呼ばれたような気がして…」

 

「誰かって誰?」

 

「さぁ?」

 

「他には?」

 

「うーん、辺り一面のお花…まるで海みたいに広がってて…よく思い出せない……」

 

まぁこういうのはゆっくり思い出していかないとダメかもしれないな

 

「とにかくはーちゃんが無事に帰ってきてよかった」

 

「これからは皆と一緒に、寝て起きて、ごはん食べて、学校にも行けるんでしょ!?」

 

「わぁ~ワクワクもんだぁ!」

 

「ワクワクもんだし~!」

 

「ワクワクモフ~!」

 

三人は喜び合ってるけど、そうそう簡単な話じゃないと思うんだけど……リコも同じことを思っていた。

 

「ちょっと待って!そういうことは私達だけで決められないわ」

 

「そうだね。お母さん達に説明しないと……」

 

「それに私、帰らなきゃいけないかも…魔法界に、ひょっとしたらはーちゃんも」

 

「え、どうして!?」

 

「エメラルド見つかっちゃったし…私がこっちにいられる理由が…」

 

確かにリコがこっちにいられる理由はエメラルドが見つかるまでだったな。それがもう達成したのだから、いられる理由がなくなったということだ。だけど……

 

「校長先生にお願いしてみないか?あのヤモーとかいうやつのことも気になるし」

 

「そうだよ。校長先生にお願いしよう!はーちゃんは赤ちゃんの時からずっと一緒で…私とリコとモフルンがお母さんで、やっとまた会えたのにバラバラになっちゃうなんてやだよ!私、皆とずっと一緒にいたいもん!」

 

「モフルンもみんなと一緒が良いモフ!」

 

「そうね。今までみんな一緒に乗りこえてきたんだから!今バラバラになるわけにはいかないわ」

 

「みらい……リコ……」

 

「ずっと一緒にか。それもいいかもな」

 

「陽斗……」

 

とりあえずはーちゃんはしばらく外を見て回りたいということで、一緒に散歩をすることになったけど……

 

「そういえば陽斗はパパでいいの?」

 

「……頼むからそれはやめてくれ。というかそれだとみらいとリコとモフルンとは夫婦になるぞ」

 

「というか一夫多妻制になってることに関しては突っ込み入れないのね」

 

「はー、でも陽斗、みらいのことが大好きだよね」

 

「えっ!?」

 

はーちゃんの言葉を聞いて、みらいは顔を真赤にさせ、僕、リコ、モフルンは固まった。

 

「はー?違った?前にリコとポニィとツクシが話してるの聞いたよ。陽斗はみらいのことが好きなのに告白しないって……」

 

「………」

 

僕はリコの方を見た。頼むから妖精の頃にそういった話をさせるなよ……

 

「えっと……陽斗くん……」

 

おずおずとみらいが僕に声をかけてきた。これはどうしたものか……ごまかすか?いや、誤魔化した所ではーちゃんに何を言われるか……逃げ出すのも……どう考えても無理だ。それなら……

 

「みらい……その……」

 

「う、うん」

 

「僕のこの気持ちが本当にみらいの事が大好きなのかわからないけど……その……」

 

「うん……」

 

「…………いや、待て、何でお前らがいる前で答えを言わないと……」

 

「キュアップ・ラパパ。気にせず続けなさい」

 

リコが杖を向けながら脅してきた。頼むからやめてくれ……

 

「近すぎて分からなかったけど、僕はみらいのことが大好きなんだ……」

 

「……私も陽斗のことが好きだけど……友達として好きなのかどうかわからない。だから……ちゃんと二人で確かめ合おう」

 

みらいの返答。これは成功でいいのかな?リコの方を見ると……

 

「まぁ二人らしいわね」

 

「はー、これで陽斗はパパだね」

 

祝福してもらっているんだよな

 

 

 

 

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