ことはSide
ある日の夜、私はある夢を見ていた。それはミラクルとマジカル、そして陽斗たちが敵と戦っていたが、敵の攻撃を受けて倒れていた。
そして気が付くと後ろにヤモーの姿があった。
「あなたがエメラルドを持っている限り、私は狙い続ける!」
そこで目を覚ました私。夢だったんだよね……でももしあの夢が本当だったら……
私はあることを決断するのであった。
朝食はみらいとリコの二人が作った特製メニュー。みんな美味しそうに食べていた。でもどうして今日は二人が作ったのかと思っていると……
「今日の朝ご飯は、皆さんへの日頃の感謝の気持ちを込めました」
感謝の気持ち……
「私も、ありがとうしなくっちゃ……」
陽斗Side
みらいの家に行くとキッチンではーちゃんが何かを作っているけど、苦戦してるようでそれを見てみらいとリコが手伝おうとしていたが、モフルンがそれを止めた
「1人で頑張るからって、はーちゃん言ってたモフ!」
「1人で頑張る?」
「クッキーを作るって、魔法も使わないで、自分1人で頑張るって、そう言ってたモフ!」
「なるほどな…」
それなら手を出すのも悪いよな…とりあえず僕はみらい達と一緒に完成するのを待つことにした。
「そういえば今日は陽斗一人?」
「みんな、それぞれ出かけてる」
何かの調査を頼まれたとかではなく、普通に買い物に出かけたりしてる。
「所でみらい?」
リコは僕の隣に座るみらいを見つめていた。
「なに?」
「その距離感……正式に付き合うって事で良いの?」
「その……自分の気持ちを確かめて…私は陽斗の事が大好きだって…」
「みらい///」
「だから…その///よろしくね」
見つめ合い、互いに微笑み合う僕ら。それを見たリコは……
「はいはい、ご馳走様。とりあえず今ははーちゃんが頑張ってるからキスくらいに止めておきなさい」
「「しないから!」」
暫くしてはーちゃんがクッキーを作り上げ、早速僕らは食べることに…
「どう? 美味しい?」
「うん! とっても美味しいよ!」
「ありがとね! はーちゃん!」
「サックサックモフ!」
「あぁ美味しいな」
「あのね……これは、私からみんなへの、ありがとう、だよ!」
ありがとうの気持ちを込めたのか……でも何でまた?そう思いつつ、クッキーをもう一枚食べたけど……
次の日の早朝、朝食を作ろうとしたとき、何度も呼び鈴が鳴らされた。こんな朝早くから誰だろうと思いつつ、出てみるとみらいとリコの二人が慌てた様子でいた
「陽斗くん!はーちゃん見なかった!?」
「朝、起こしにいったらこんな手紙が!?」
リコから渡された手紙を見ると『ありがとう。さようなら』と書かれていた。これって……
「手分けして探すぞ」
「「うん!」」
みらいとリコの二人は箒で空から探し、僕は地上で探すことになった。
暫く探し回るとベンチに座るはーちゃんとモフルンがいた
「やっと見つけた……何してるんだ?はーちゃん。それにモフルン」
「陽斗……」
「はーちゃん、どうして黙って出て行っちゃうモフ?」
「このままエメラルドが狙われ続けたら、みんな大変な目に遭っちゃう……私は、みらいとリコのとこにいちゃ、ダメなんだよ…」
「そんなことは……」
僕が言い掛けた瞬間、はーちゃんからお腹の音がなった。それに続いて僕のお腹も鳴った。そう言えば朝食がまだだった……
はーちゃんは魔法でサンドイッチを出そうとするが魔法が発動しなかった。
「どうして…魔法が…」
「はーちゃん、元気がないから魔法が使えなくなったモフ?」
「そんな事ない…」
はーちゃんはもう一度魔法を使おうとした瞬間、周りの仲睦まじい家族を見て、俯いていた
「はーちゃん…」
「そうだ!昨日焼いたクッキーがあった!」
「あ、それは…」
はーちゃんはクッキーを一口食べると…
「しょっぱ!?何で……」
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