魔法つかいプリキュア 宝石と帝具使い   作:水甲

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43 夏のマホウ界に!

マホウ界の学校のある場所にて校長は水晶である人物と話していた。

 

「闇の魔法。その遺志を継ぐ者は去ったのじゃ。しかし……」

 

『えぇ。闇の魔法の使い手。そして例の封印されていた邪悪な存在。状況から見てそれらは別々の存在』

 

「やはり、災いの訪れはこれから」

 

ゴズキとブドーの話ではリュウトいう人物の目的……それも気になる中、校長が部屋から出ると……

 

 

 

陽斗Side

 

マホウ界に来ていた僕らは校長に会いに来たけど、校長はこんな所で何してたんだ?

 

「あ!校長先生!」

 

「君たち、なぜここに?」

 

「この子たちがどうしても魔法界で夏休みをすごしたいっていうもので」

 

「リコも楽しみにしてたでしょ」

 

「モフ」

 

「キュアップラパパ、トランクよ開け」

 

はーちゃんが魔法でリコのトランクを開くと中から水鉄砲、麦わらにビーチボールが飛び出してきた

 

「え!あーこれはその!」

 

何だかんだ言って、リコも楽しみにしてたみたいだな

 

「お母さんにはリコの故郷に遊びに行くって、ちゃーんと許可をもらったんでおもいっきり楽しんじゃいます!」

 

みらいは笑顔でそう言うのであった。そういえばポニィたちはどこにいるんだ?

 

 

 

 

 

図書館で校長にエメラルドを見せていた

 

「これが、命のリンクルストーン…」

 

「はい、エメラルドです」

 

突然緑の光が上から射してきて独りでに浮かんだ

 

「大いなる力を感じます」

 

水晶がそう言うとみらいとリコの2人のペンダントも吸い込まれるように浮かび上がり、更に他のリンクルストーンも同じように浮かび、円を描いた。

 

「世界に恐るべき災いが訪れた時、生きとし生けるものすべての希望となる。それは大いなる力を秘めた命の光であると」

 

水晶がそう言うけど……災いって……闇の魔法つかいたちの事じゃないのか?いや、確か……あのリュウトいう奴がいたはずだけど……

 

 

 

 

 

 

 

校長との話が終わり、校庭の方に行くと何だか魔法学校の生徒が準備で忙しそうだった。

 

「あれ?」

 

「うわぁ~いっぱい居るモフ~」

 

「魔法学校ってこんなに生徒がいるんだ!」

 

「夏休みじゃないモフ?」

 

「もうすぐ夏祭りだからその準備よ」

 

「今、夏祭りって言いました?」

 

「あれ?言ってなかったかしら?魔法学校では毎年夏休み、生徒達で夏祭りを開催するの。まぁ夏とは言っても暦の上のことで魔法学校自体は年中春なんだけどね」

 

なるほど、だからこんなに賑やかなんだな。

 

「はー!楽しみー!」

 

はしゃぐことはだけど…周りにいる生徒達ははーちゃんに注目していた。そういえばことはだけ私服だったな。

 

「とりあえずその恰好なんとかしないと、目立つわ」

 

「あ、そうだね。キュアップラパパ、あたしの制服よ出ろ!」

 

はーちゃんは魔法で自分の制服を作り出し、制服姿に着替えていた。

 

「ずっと着てみたかったんだよねぇ」

 

「おー!」

 

「お似合いモフー」

 

「フランソワさんもビックリだわ」

 

するとはーちゃんの魔法を見ていた生徒達が僕らの所に集まりだした。

 

「何いまの魔法?」

 

「すご~い!」

 

「ねぇ、どうやったらできるの!?」

 

「さっきより目立ってるモフ」

 

「ぬいぐるみがしゃべったー」

 

何だか更に盛り上がり始めたな……どうしたものかと悩んでいると…

 

「なんだー、騒がしいな!祭りの準備はどうしたんだい!」

 

ジュンたちがこっちにやってきた。ジュン達を見て集まっていた生徒達は直ぐさま去っていく。

 

「さすが泣く子も黙るジュンね」

 

「まったく!」

 

「ジュン!」

 

「みらい!リコ!陽斗!」

 

「エミリー!ケイ!」

 

「帰ってくるなら教えろってばー」

 

「さっきついたところなの」

 

「モフちゃ~ん、元気だったー?」

 

「モフー!」

 

みらいたちが再会に喜び合う中、エミリーがはーちゃんのことを見て…

 

「この子は?」

 

「見ない顔だな」

 

「ほら、私だよ! はーちゃんだよ!」

 

「はーちゃんってあの妖精の?」

 

「うん!」

 

そういえばジュンたちはこの姿のはーちゃんを見たことなかったな……

 

「またまたー」

 

「妖精が人の姿になるなんて聞いたことないわ」

 

「ホントにはーちゃんだってばぁ」

 

まぁ普通に考えたら、信じられないよな……

 

 

 

 

 

 

みらいたちは食堂に行くが僕はポニィ、ツクシたちに会いに行くのであった。ポニィ、ツクシ、スピアさんの3人は夏祭りの準備を手伝っていた。そんな中、スピアさんは僕に気が付き声をかけてきた

 

「あら?陽斗さん。いつマホウ界に?」

 

「ついさっきですよ。スピアさん」

 

「そうなのね」

 

「それにしてもこっちは平和みたいですね」

 

校長から聞いた災厄が起きていたりするのかと思っていたが、特に何もないみたいだった。だけどスピアさんは…

 

「それが話を聞く限りだとミカンが採れなくなっているって」

 

「ミカン?」

 

ミカンってあの冷凍ミカンに使ってるミカンか?なんでまた?

 

「たまたま不作だったのかもしれないけど、こっちでは初めてのことみたいなのよね」

 

うーん、何か起きつつあるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

木の上でラブーと呼ばれる魔神みたいな存在がいた

 

「あのお方が来るとなれば…あーあ、まだ本調子じゃないんだけど、あのヤモリもいねーし…やれやれ、俺が行くしかねーか」

 

「ほう、ではこちらも改めて顔を合わせてやろうか」

 

「何だ?お前?」

 

「私はリュウト。とある方に仕えるものだよ。ムホーのものよ」

 

「ほー、俺のことを知っているか…」




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