陽斗Side
ポニィが運転する魔法の銃弾でみらいたちがいる森へと向かうと、丁度みらいたちがペガサス達から話を聞き終えた後みたいだった。
「何か分かったのか?」
「ペガサスが言うには見たことがないって。でも森の奥の洞窟には色んな花が咲いてるから行ってみたらって」
森の奥の洞窟か…とりあえず今のところ手掛かりがそこしかないみたいだし、洞窟に向かうことに…
「一体どんな花なのかしら。ジュン達からの連絡もないし、まだまだパチパチ花の本を見つけられてないのね」
洞窟へと向かう途中、そんな話をしていた僕ら。
「きっともうすぐ連絡来るよ」
「でも、図書館には何百万っていう本があるのよ? 簡単に見つけられるはずないわ」
「大丈夫!」
「どうして大丈夫なんて?」
「信じてるから。リコもきっと私と同じこと思ってるって」
「おなじこと?」
「うん!」
不安になるのは分かるけど、みらいからすれば……いや、僕もリコ達の事を信じてるからこそ……
リコSide
図書館でパチパチ花について調べる私達。もう時間がないのに…
「まずいもう時間がないぜ」
「あ、これじゃない!」
「ホントだ、魔法の森の洞窟に咲いている、パチパチ花って!書いてある! このページを写して飛ばそう」
「キュアップラパパ、ペンよ書き写しな!」
「デンポッポ!」
ケイがそう言って、マホウ界の鳩。デンポッポを呼び出した。
「ちょっと待って、まだほかにも情報があるかも!」
「もう時間がないんだ。わかることだけでも連絡しないと」
「魔法の森に届けて、お願いね」
私は飛んでいくデンポッポを見送るしか出来ない。大丈夫よね?
「大丈夫だ。あいつらなら…」
グリーンがそう言うのであった……
陽斗Side
森に降りて走って行くと、洞窟を発見した僕ら。
「洞窟?」
「でもこんなところに花畑なんてあるのかしら?」
すると手紙を持った鳩がこっちに飛んできた。
「これって?」
「みんなからの手紙だわ!」
「パチパチ花、この洞窟に咲いてるって」
「ねぇ~みんな~こっちこっち~」
はーちゃんがそう言って僕らを呼んだ。
「はーちゃん!」
僕らは日差し射す洞窟に入った。その中には花がいっぱいだった
「あ、もしかしてこれじゃない?」
「でも、色違いで同じ花が3種類も…」
「パチパチ花はどの色モフー?」
「えっと、パチパチ花と似た花がある。丸一日中おしゃべりになるペラペラ花、丸一日中眠ってしまうスヤスヤ花。見分けには十分な注意が必要である」
「じゃあ、絶対にパチパチ花を選ばないと」
「えぇ。でもここには花の見分け方が書いてないの。どれがパチパチ花か分からないわ」
だとしたら運任せになるのか……本当にどうしたものか……
リコSide
「大変だ!3つの花の見分け方のところ、汚れていて読めない」
「間違えたらおしまいだわ」
「いいえ、おしまいじゃないわ。花火の打ち上げ準備をしましょ。おしまいになんてしない。だって魔法界のみんなで花火を見るなんて、すごくワクワクもんじゃないの」
「そうだね」
「あぁ」
「それにね、みらい達ならきっとパチパチ花を選ぶって信じてるから」
「そっか、あたい達も信じるよ」
「一緒に頑張って来た仲間だもん」
「うん!」
「信じるか…」
「グリーン?」
「あ、いや、ちょっとな……色々とね」
グリーン…というよりもグリーンたちも本当に色々とあったみたいね
陽斗Side
どれにするか悩んでいる中、みらいがあることを言い出した。
「私、選んでもいい?」
「わかるの?」
「ううん。でも、決めなくちゃ」
「私も手伝う」
「へ?」
「私ももっとみんなの役に立ちたい」
「はーちゃん!」
「信じるよ。みらいがリコを信じているように」
「「ありがとう!」」
「モフー」
「いくよ!」
「うん」
信じるか…確かに大切なことかもしれないな。
「信じる……」
ツクシが少し俯いていた。僕は気になり聞いてみると……
「仲間が裏切ったときに……色々と聞かされたんだけど……私は信じることが出来ずに…」
「ツクシ……今は違うだろ」
「え?」
「この世界に来て…信じることの大切さが分かり始めたなら…大丈夫だろ」
「……そうだね」
ツクシは笑顔でそう答えるのであった。
僕らは急いで学校に向かうと学校の屋上でリコ達が花火の準備しているのが見えた。
「よかったー、ギリギリ間に合ったね!」
「何が間に合ったんだ?」
安堵した瞬間、背後からラブーの声が聞こえた。
「あなたは!」
ラブーは指を鳴らし、闇の結界を張った。
「ったく! 面倒だけどこっちもそろそろ時間がねーんだ。おまえらぜーんぶまとめてぶっ潰しちゃうからさ」
僕、ポニィ、ツクシ、ガイは近くにあった足場に降りた。すると遅れてリコとグリーンも結界の中に入ってきた。
「飛んで火にいるなんとやらか。さっさとすませるとするか」
ラブーは景品のぬいぐるみと射撃用の弓矢に闇のエネルギーを注ぎ込み、ドンヨクバールを生み出した。みらいたちもそれに合わせてプリキュアに変身する
「「キュアップ・ラパパ!サファイア!ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!」」
「キュアップ・ラパパ!エメラルド!フェリーチェ・ファンファン・フラワーレ!」
「2人の奇跡!キュアミラクル!」
「2人の魔法!キュアマジカル!」
「あまねく生命に祝福を!キュアフェリーチェ!」
「「「魔法つかいプリキュア!」」」
今回は空中戦がメイン。空を飛べない僕らからすれば手助けすることは出来ない。
「なので私が相手しましょう」
そう声が聞こえるとそこにはリュウトの姿があった。僕はツクシにある事を指示した
「でも…」
「大丈夫。ツクシならいけるはずだ…」
「陽斗…分かった」
ツクシは僕から離れ、僕らはそれぞれ構えた。
「さて何処まで成長したか確認を……」
「「ハアアアアア!」」
リュウトの背後からポニィとガイの二人が仕掛けるが、リュウトは避けようともせずに二人の攻撃を受けるが、リュウトの身体は二人の攻撃をすり抜けていた。
「流石ですが、その程度は効きませんよ」
リュウトは両腕を振った瞬間、二人が吹き飛ばさせる。
「鞭が!?なら!」
グリーンは自身の臣具である鞭を使い、リュウトの攻撃を止めようとするが、更に攻撃がすり抜け、グリーンに攻撃を喰らわせた
「くっ!?なんだ?こいつ…」
「今のは……」
「武器を持ってないように見えたけど……まさか…」
「貴方方の予想通り……私の皇具の力。液状化で身体を鞭のように扱います」
更に腕を振って、僕とスピアさんに攻撃を喰らわせる。液状化することで攻撃の範囲を広げ、更にこっちの攻撃は液状化で避けているのか……普通なら厄介だけど……
「リゼルファ!エメラルド!」
僕はエメラルドの力を使い、迫り来るリュウトの攻撃を弾いた。エメラルドの力なら皇具の力を無効化することが出来る
「なるほど、もう少し調べたいですが……」
リュウトがミラクル達の方を見ると、ミラクルとマジカルの腕が拘束されて動きを制限されていた。
「あちらは助けなくても?」
「あっちなら大丈夫……」
僕がそう言うと一発の弾丸がミラクルたちを拘束していた輪っかを破壊した。銃を撃ったのは…ツクシだ
「ツクシなら大丈夫だって信じてたからな」
「ほう…」
リュウトは笑みを浮かべ、そのまま姿を消した。ミラクルたちも何とかドンヨクバールを退けたみたいだな。
戦いも終わり、花火の時間。持って帰ってきた花は本当にパチパチ花なのか心配だったけど、みらいたちがお互いを信じたからなのか花火は無事打ち上がった。
「ありがとうね。陽斗」
花火を見ているとツクシが声をかけてきた。
「僕は何もしてないけど?」
「信じて私をプリキュアたちの所に送ったんだよね?」
「まぁ…そうだな…」
「だからありがとう。もしもこっちの世界に……あの子が来たら…謝らないと…」
「そっか」
ツクシ自身も前に進んだ感じかな?さて、後はさっきから物凄く不満そうな顔をしているリコがみらいを連れてきた。
「ほら、貴方達二人はそっちで二人きりで花火を楽しみなさい」
「ちょ、リコ~」
「そうだな。みらい、行くか」
「う、うん」
僕らはそれから二人で花火を楽しむのであった。
そういえば次回はモフデレラ回…どうするか…
感想待ってます