魔法つかいプリキュア 宝石と帝具使い   作:水甲

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62 モフルンの思い出の場所

チクルンと出会った次の日、みらいと一緒に宿題をしていた僕。

 

「んー、この問題難しいなー」

 

「みらい、ファイトモフー」

 

「トイレ行って来る」

 

「うん…」

 

「行ってらっしゃいモフ」

 

僕はトイレを済ませ、みらいの部屋に戻るとモフルンの姿はなかった。

 

「みらい、モフルンは?」

 

「あれ?さっきまでいたけど…」

 

僕とみらいで部屋の中を探しているとモフルンの肉球で書かれた手紙が置かれていた。それと同時にツクシからメッセージが入った。

 

『モフルンとチクルンが何処かに行こうとしてる。とりあえずポニィちゃんと一緒に追い掛けてる』

 

僕はみらいにモフルンの居場所を伝え、リコとはーちゃんと一緒にモフルンを追い掛けた。

 

 

 

 

 

 

ポニィSide

 

モフルンとチクルンが花畑に降り立ったのを確認。私とツクシは影から様子を窺っていた。

 

「モフー!甘い匂いがいっぱいモフー!」

 

「お前ーこんなコスモス畑よく知ってるなー」

 

「モフー、ここは実はー」

 

突然何かの気配を感じた瞬間、花畑の花が散らされ、モフルンが吹き飛ばされると見知らぬ男にモフルンが捕まった

 

「やぁこんにちは。君が噂のヌイグルミさんだね。会いたかったよ」

 

「モフー、モフルンに何の用モフ?」

 

「ふん、本当に不思議だね」

 

「くすぐったいモフ」

 

「君のような存在がどこから来たのか。そして、プリキュアの力との関わり。興味深い」

 

「モフー!」

 

私とツクシは咄嗟に謎の男に襲いかかるが、その前に誰かに顔を掴まれ、地面に叩きつけられた。私達は咄嗟に離れると襲撃者の正体はウェネグだった

 

「あんた!」

 

「生きてたんだ」

 

「ぐ…グオオオオオ!?」

 

ウェネグが吠えると同時に異形の姿へと変わる。こいつ…

 

「彼は改造されたみたいだよ。確かその強さは前の時より倍になってるって…まぁ改造した結果、元々の能力は失われているみたいだよ」

 

謎の男がそう言う中…

 

「モフルン!」

 

箒に乗ったみらいたちがやって来た。

 

「みらーい!」

 

「なんでここに?」

 

「キュアップラパパ、箒よ速く飛んで!」

 

みらいがそう言って突撃していく

 

「モフルンを離してぇ!」

 

謎の男は指を鳴らし、みらいの突撃を躱した

 

「やぁ、君たちがプリキュアだね。そう焦らなくても返してあげるよ」

 

謎の男はそのままモフルンを放り投げた

 

「あぶねー!う、うわー!」

 

みらいは何とかモフルンをキャッチすることが出来た

 

「モフルン!」

 

「心配したんだよ」

 

「みらーい」

 

「ふん!プリキュア、その力、見せてもらうよ」

 

謎の男はそう言ってドンヨクバールを召喚した。

 

「陽斗!ウェネグは私達が相手するから!」

 

「そっちは任せたよ!」

 

「分かった!」

 

私達は少し離れた場所にウェネグを誘導し、ツクシは遠距離から銃を撃ち、私はスピードで撹乱しつつ、蹴りを入れていく

 

「確かにあの厄介な呪いとかはないけど…」

 

「それでも…」

 

ウェネグの身体は恐ろしいくらい硬い!?あの身体に傷を付ける方法は…

 

「私達じゃ無理そうね」

 

「うん、だけど…」

 

「あっちに合流させない!」

 

 

 

 

 

陽斗Side

 

ゴミ箱とベンチで生み出されたドンヨクバール。みらいたちはサファイアで対抗しているけど、ドンヨクバールが放つミサイルに苦戦を強いられ、更に放たれたミサイルが花畑にクレーター開け続けている

 

「やめるモフ!」

 

荒らされた花畑を見て、モフルンが咄嗟に叫んだ

 

「ん?」

 

「モフルン!」

 

「ここは思い出の場所モフ!小さい頃から、みらいはいつも外で見たことをモフルンに沢山おしゃべりしてくれたモフ!初めてみらいと一緒に来た場所が、このお花畑モフ!」

 

「本当に面白いね。決めた!あのヌイグルミを捕まえて帰るよ!」

 

突撃してくるドンヨクバール。僕とミラクルはそれを受け止める

 

「モフ!」

 

「モフルン、私も覚えてるよ!だからここだってすぐわかったんだよ!」

 

「僕もよくみらいから聞かされた!だからツクシから送られたメッセージで直ぐに分かった!」

 

「私も、このお花畑を守る!」

 

「2人の思い出の場所!」

 

「壊させはしません!」

 

ミラクルたち3人でドンヨクバールを受け止め、持ち上げると…

 

「「「はあーーー!!」」」

 

そのまま投げ飛ばしたが、戻ってきたドンヨクバールに僕はアレキサンドライトの剣で大きくダメージを与えた。

 

「今だ!」

 

「「「アレキサンドライト!魔法つかいプリキュアオーバーザレインボー!プレシャスブレス!フル! フル! フルフルリンクル!プリキュア! エクストリームレインボー!」」」

 

ドンヨクバールをはエクストリームレインボーで浄化される

 

「良いものを見せてもらったよ。またねプリキュア」

 

「お前!何者だ!」

 

「僕はオルーバ!よろしく…」

 

オルーバはそう言い残して姿を消した。その後、ポニィたちが合流してきたが、オルーバが消えたと同時にウェネグも姿を消したらしい。

 

 

 

 

 

「あれからみらいはいろーんなものを見せてくれて、いろーんなことを教えてくれたモフ。きっとみらいがたーくさんお喋りしてくれたからモフルンもみらいに何か伝えたいと思うようになったモフ」

 

「…モフルン!」

 

二人が笑い合う中、精霊が現れると…

 

「サファイア、ミトメール」

 

そう言ってレインボーキャリッジに吸い込まれていった

 

「みらいとモフルン、本当に楽しそうだね」

 

「まぁ、あの二人は本当に生まれたときから一緒だからな」

 

リコとはーちゃんと話しているとチクルンがこっちにやって来て、お礼を言ってきた

 

 

「た、助けてくれてありがとよ。まさかお前達が伝説の魔法つかいプリキュアだったなんてなー!」

 

「エッヘン、すごいでしょ!」

 

「あ、他の人には内緒だからね」

 

「リコ、はーちゃん、陽斗、みんなもおいでモフ」

 

「モフルン、これからもずーっとよろしくね」

 

「モフ!いつまでもいつまでもずーっと一緒モフ」

 

モフルンが無事で良かったけど…

 

「陽斗」

 

「私達はチクルンのこと…」

 

「うん、お願い」

 

今回の襲撃は偶々なのか分からないけど…もしかしたら…




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