知識の森に入り、みらいを探していくが……
「本当に中が複雑すぎないか?」
「そうね。全くあの子は……」
「陽斗は怪我とか大丈夫モフ?」
「少しだけ痛いけど……」
「どんな訓練したのよ……」
「雷を永遠と避け続けるという……」
「……本当にあの将軍は怖いわね。というか避け続けるって言うより耐え抜いてみたら?」
「耐え抜くって、普通だったら死ぬからな」
「あんたの帝具の力だったら多少はいけるでしょ。ねぇポニィ?」
「まぁそうだね。頑張れ陽斗」
耐え抜くって……僕は生きて帰れるのかな?
そんなことを思っていると突然奥の方からなにかの音が聞こえてきた。僕らは急いでその場所へと向かうと本棚の空きスペースにみらいを発見した。
「なんで書庫にいるの!!」
「だって、ちょうちょが入っていったからそれで……でも、来てくれてありがとう」
リコは恥ずかしそうにしていると僕らの所に亀の姿をした怪人が姿を表した。
「貴様がもう一人のプリキュアだな。そしてお前が帝具使い共だな」
「誰だ?お前……」
「われは魔法戦士ガメッツ!!手合わせ願おうか!!魔法入りました!!出でよ!ヨクバール!」
ガメッツは剣の本とサメの本を合体させ、ヒレが刃になったサメのヨクバールを出現させた。
「こんな場所だと戦いづらい!一旦逃げるぞ」
「うん」
僕ら一旦その場から逃げるが、ガメッツがヨクバールと共に追ってくる。どうにかしないと……
そんな時、みらいとリコの二人は奥の本棚から何かを発見し、そこへと向かうと一冊の本が緑色の光を放っていた。
「これは……」
「その本がどうかしたのか?」
「何だか私達を呼んでたの……」
みらいとリコの二人が本を開こうとする中、ガメッツとヨクバールが襲いかかってきた。
だが本を開いた瞬間、まばゆい光が放たれ、ガメッツたちを吹き飛ばしていった。
そして気がつくと僕らは本棚の上に来ていた。
「これって……」
「よくもやってくれたな!どんな魔法を使ったか知らんが…もう逃がさんぞ!」
吹き飛ばされたのにもう戻ってきたのか。それだったら……
「行くぞ!」
「うん!」
僕は白い石をはめ込み、白い騎士の姿に変わり、みらいとりこはダイヤスタイルに変身した。
「現れたなプリキュア!そして帝具使い!我が魔法!ヨクバールの攻撃を受けるがいい!」
『ヨクバール!』
ヨクバールがこっちに目掛けて突撃してきた。僕らは避けるが、本棚の上から下に広がる雲海の中に消えてしまい、居場所がわからない。
「消えた!?」
「どこから……」
「うかつに動くとやばいかもな……」
敵の動きが読めない。どうすれば……
考えていると左からヨクバールが現れ攻撃を仕掛けてきた。僕は咄嗟に避けようとするが間に合わず、剣で防ぐ。
「やばいな……防ぐだけじゃ……」
防ぐだけじゃ駄目だ。どうにかして考えないと……
そんな時、ポニィが僕の頭を叩いた。
「考えすぎだと余計な怪我をするよ」
ポニィがそう言いながら、前に出て雲海の中に身を隠したガメッツとヨクバールに向かって叫んだ
「ほらほら、隠れて攻撃してるだけなの?魔法戦士って意外と臆病者ね」
『何だと!!』
雲海からガメッツの声が聞こえてくる。ポニィは目を閉じた。
「まずは貴様からだ!!」
ガメッツとヨクバールがポニィ目掛けて雲海から出てきた瞬間、ポニィは鋭い蹴りを喰らわした。
「ぐはっ!?」
『ヨクバール!?』
「防ぐだけじゃ駄目。やるんだったら相手の動きを読まないとね」
「相手の動きを読む……」
「将軍が今回の訓練で学ばせようとしたのは防ぐことでも避けることでもない。どこに雷が落ちるかを感じることだったんだよ」
「感じる……」
「確かにそうかもね。考えるよりも感じる」
マジカルも何か理解したみたいだった。僕、ミラクル、マジカルは姿を隠したガメッツ達の動きを読み、出てきた瞬間、攻撃を繰り出した。
「何だ!?さっきと動きが!?」
「今だ!ミラクル!マジカル!」
二人はリンクルステッキを取り出し、リンクルストーンをはめ込んだ。
「「永遠の輝きよ!私達の手に!フルフルリンクル!プリキュア!ダイヤモンド・エターナル!」」
ダイヤモンドエターナルを喰らい、ヨクバールは浄化され、ガメッツはひっくり返ったまま撤退していくのであった。
みらいとリコは変身を解くと紙で作られたちょうちょがこっちに向かってきて、みらいは捕まえるのであった。
「ちょうちょ……」
「何だかんだで課題はクリアね」
「陽斗も一応は課題はクリアだね」
「そうなのか?」
「動きを読むっていう事ができたからね」
僕も課題クリアできたみたいだけど……するとみらいが持っていた本が急に光だし、図書室へと僕らは戻された。
「外に出られた…この本のおかげ?」
みらいがそう呟いた瞬間、本が勝手に開き本から花が現れ、中から小さな赤ん坊が現れるのであった。