陽斗Side
学校が終わり、僕、ポニィ、ツクシの3人で駅前で待ち合わせをしているとみらいたちが荷物を持ってこっちにやって来た
「お待たせ!」
「そんなに待ってないよ。それにしても本当に…」
「もう出ちまうぜ」
「急ぐモフー」
僕が言い掛けるとチクルン達が急かしてきたため、僕たちは急いでカタツムリニアに乗り込んだ。
「は~、間に合った~」
「でも本当にすぐマホウ界に着くのかしら」
「リズ先生はあっと言う間だったって」
「うーん、あっと言う間ねぇ…」
確かにあんまり信じられないような…初めて来たときは急行だったから直ぐって感じがしたけど、基本的にナシマホウ界からマホウ界までって結構時間がかかるイメージがあるけど…
そう思っていると車窓が眩い光に包まれて、光がおさまると外の景色はマホウ界に変わった。
『次は魔法学校、魔法学校!』
アナウンスが流れる中、僕らは驚きを隠せないでいた。
「ホントにあっと言う間に着いちゃった…」
本当に直ぐにマホウ界にいけることが分かり、僕らは暫くの間、放課後マホウ界に通い詰めだった
みらいたちが魔法学校で授業を受けている間、僕はゴズキ師匠に鍛錬をつけて貰っていた
「基本的にリゼルファはプリキュアのリンクルストーンに合わせて使っているみたいだな」
「はい、別の欠片を使えるんですが…そっちの方が力が増すというか…エメラルドとアレキサンドライトはそう言うことないんですけど…」
まぁエメラルドはフェリーチェがいるから使えるようになっているのかも?
「やはり結果的にはその方がリゼルファの力を引き出せるのかもな。と言うよりも欠片をはめ込むことでリゼルファは常時奥の手を使えているとも思える…まぁ強いて言うならばエメラルドとアレキサンドライトが今のリゼルファの奥の手なのかもな」
「奥の手?」
「そういえば話してなかったな。帝具には奥の手と呼ばれる力が存在する」
そんな力が……
「とは言え、奥の手を引き出せる程強くならないといけ…いや、1つだけあったな」
「?」
「俺が昔使ってた帝具。その奥の手は俺でも引き出せなかった」
師匠が引き出せなかった帝具。どんなものか気になる…
数日が経ち、今日から休日のためマホウ界に泊まることになった。流石にみらい達と同じ部屋というのはマズいため、僕は案内された部屋に荷物を置くと校長先生と教頭先生を見掛けて声をかけた
「何してるんですか?」
「今日は賑やかになりそうと話していたのです」
「君だけは別の部屋で良かったのかな?」
「まぁ僕の場合は気まずいというのもありますから…」
「それにしても、本当に騒がしくなりそうだこと」
「ふふ、友と賑やかな夜を過ごす。その楽しみも人生を豊かにする貴重な経験じゃ」
「ですが、生徒達を正しく導くのも私たちの努め。今日は寮の見回りを徹底しないと」
教頭先生がそう言って去っていった。校長先生は窓から楽しそうにしているみらい達の姿を見て…
「友……か」
「校長先生の友達って…」
「すまぬな。変に気にかけてしまって…」
校長先生はそう言って去っていった。校長先生も未だに……
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