陽斗Side
目を覚ますと見知らぬ天井が目に入った。そういえば今はマホウ界にお泊まりしてるんだった。
身体を起こして窓の外を眺めているとみらい、モフルン、チクルンが何処かに出掛けるのが見え、追い掛けた
「あ、陽斗。おはようモフ」
「何処に行くんだ?」
「チクルンと蜂蜜を取りにいくんだ」
「だったら僕も付き添うよ」
こうして僕らは蜂蜜を取りに向かった。
近くの花畑でモフルンが蜂蜜を取っている中、いつの間にかチクルンの姿がなかった。少し探していると話し声が聞こえてきた
『えっとー、今日もあいつらは魔法学校に居まして。特に変わったこともなく』
『そうかい。まあいいや、今はこれに集中したいしね』
『ゴチャゴチャと…もはや待ってはおれぬ。これよりプリキュアを叩き潰しに参る』
『まじー?チョーこわ』
『ちょっと、待!』
『ん?』
『あ、いやー…あ!そんなことしなくても奴らを始末できるんじゃないかとー』
『なんだと?』
『あのリンクルストーンってのをとっちまえば、奴らはもうなんもできねーし、プリキュアをぶっ潰したも同じですぜ』
『貴様、まさかプリキュアに情でも移ったのではあるまいな?』
『うぃ?全然そんなことありませんって』
『真か?』
『ホントですって』
『分かってるよね、君の立場』
『も、もちろん!オルーバ様になんでも従います!』
『じゃあ君にお願いしよう。リンクルストーン、楽しみにしているよ』
『へへ~』
『オルーバに免じてお前の策、見届けてやろう。だが、しくじれば、その時こそ我がプリキュアを叩き潰す』
『必ずや』
あの声、オルーバたちだったな。やっぱりチクルンは奴らと繋がってたみたいだけど、チクルンは揺らいでるのか…
「どうする?陽斗」
「チクルン、問いただす?」
いつの間にか僕の後ろにいたポニィとツクシの2人。どうするかって言われても…
「チクルンをもう少し信じたい。甘いかもしれないけど、チクルンは揺らいでるから…」
「そう…とりあえず警戒しておく」
「陽斗、もしもの時のことを考えてね」
「分かってる」
「何の話?」
僕ら三人が話しているとみらいが声をかけてきた。
「えっと…みらい。今日も可愛いな」
「えっ////あ、ありがとう」
咄嗟に誤魔化したけど、これ、誤魔化せてるのか?
蜂蜜を取り終え、僕らは学校に戻るとリコとはーちゃんが待っていた
「おかえりー、どこに行ってたの?」
「チクルンがハチミツ集めに連れて行ってくれたモフ」
「はー!」
「とーっても楽しかったモフ。モフルンもチクルンに何かしてあげたいモフ」
「いいねー」
「それなら、今日のお菓子作りチクルンの分も作ってあげたらどうかしら」
「良い考えモフー」
「うん!今日もワクワクもんだぁ!」
「はー!」
今日はプリン作りか。とは言えみらいに男子禁制って言われたから外で待機することになった。
少ししてから調理室がある窓を見つめているとチクルンが何かを持って、何処かに行くのが見え、僕はポニィとツクシと合流して、急いでチクルンを追い掛けようとするとみらい達も箒に乗って飛び出してきた
「みらい!」
「陽斗くん!チクルンがリンクルストーンを持ってちゃったみたいなの」
「だけどモフルンが匂いで追えるって」
「陽斗達も乗って!」
「分かった!」
僕らは箒に乗り、チクルンを追うとチクルンがシャーキンスと一緒にいるところに遭遇した
「プリキュア!」
「なんでここに」
「甘い匂いがしたモフ」
「チクルンから離れなさい!」
「チクルン逃げて!」
「寄越せ」
シャーキンスの言葉に渡すか迷うチクルン。
「グズグズするな」
『あ!』
「チクルン、ダメモフ」
チクルンはモフルンの制止を無視して、シャーキンスの手の上にリンクルストーンが入った袋を置いて、背を向けた
「まだ気づかんのか?こやつはオルーバの手先。奴の命令でリンクルストーンを盗んできたのだ」
三人が驚く中、シャーキンスは強風を起こして、僕らを吹き飛ばした。
「プリキュア敗れたり!」
「まだだ!」
僕、ポニィ、ツクシが立ち上がり、構えると空から異形の姿のウェネグが現れ、僕らを吹き飛ばす
「ウェネグ!」
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