魔法つかいプリキュア 宝石と帝具使い   作:水甲

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ここからクライマックスに…


87 いつも通りの日常

陽斗Side

 

ある冬の日、いつも通りの朝…僕は窓の外を見ていた。

 

「いつも通りなんだけど…何だろう?この感じ…」

 

いつもの日常の筈なのに何処かイヤな予感がする…この所色々と合ったから不安になってるのか?

 

 

 

 

 

 

マホウ界

 

『校長!外を!』

 

マホウ界に降り始める雪。ナシマホウ界では当たり前だが、マホウ界では異常な事だった

 

「常春の魔法学校に雪が降るとは」

 

「校長」

 

「リアンか…」

 

「遂に始まったようですね」

 

「これが…災いの始まり…」

 

『感じます。恐ろしい何かが迫る気配』

 

「かつて世界に訪れし大いなる災い。一度退けはしたが、いずれこの世界に戻ってくるだろう」

 

「その時が近づいていると?」

 

「大いなる、その名は終わりなき混沌…デウスマスト」

 

 

 

 

 

みらいたちに誘われて、僕らは遊びに誘われた。

 

「それでどこに遊びに行くんだ?」

 

「うーん、どこ行こうか?」

 

「まぁ、歩きながら決めましょう」

 

それもそうだなと思いながら、僕らは駅の方に向かう。するとみらいが見覚えのある人達を見つけた

 

「あれ?あの人たちは魔法使いの…」

 

「年に一度の里帰りよ。ナシマホウ界に棲む魔法使いは今の時期に魔法界で過ごすのが習慣らしいの」

 

「リコは里帰りしなくていいの?」

 

「私は日頃から行ったり来たりだし、こっちで過ごせたらいいなって」

 

「そういえばお父さん達も今度またこっちに来るみたいだよ」

 

「師匠達が?」

 

普通に遊びに来る感じなのか?

 

 

 

 

 

 

闇の世界

 

「我らがデウスマストが…遂に…もうすぐこの地は終わりなき混沌に飲まれて消える。けど、あいつらだけはこの手で!突っ立ってないで、力貸してもらうよ!」

 

 

 

 

近くの公園を歩いていると…

 

「キャワップワパパ!」

 

という声が聞こえ、反応するみらい達。

 

「あれって!?」

 

まゆみと勝木さんの2人がいた。勝木さんは木の棒を振っているけど…

 

「折角魔法使いに会えたのに、ちゃんとあの言葉を覚えておけばよかったよー。なんだったかなー?」

 

「うーん、ホイップ?ララップ?」

 

「よーし、もう1回。キュピップ!」

 

「違うよー、キュアップ!」

 

「あーあーあーあー」

 

「あの、今のはなんでもない、なんでもないの」

 

勝木さん達が僕らに気が付き、さっきまでの光景を見られていたと思い、誤魔化していた

 

「こっちもなんでもないよー」

 

はーちゃん、うっかりバレるからね…そう思いつつ、みらい達と一緒にはーちゃんを連れて離れるのであった。

 

僕らは次に学校に来ていた。学校の花壇では並木と先生が花壇の手入れをしていた。

 

「花壇のお手入れ?」

 

「こんな時期から頑張ってるのね」

 

「春にキレイな花が咲くようにね」

 

「感心感心、先生も手伝うぞ」

 

「十六夜、花海、こっちの冬休みはどうだ?」

 

「とっても楽しいです」

 

「はー!」

 

「そうかそうか!宿題はどうだ?」

 

「バッチリです!」

 

それから僕らはサッカーコートで練習する壮太を見たりしつつ、神社に訪れていた

 

「ここにナシマホウ界でしかできないことがあるの?」

 

「うん、神社で初詣だよ」

 

「「初詣?」」

 

「こうして1年間のお願いや目標を目を閉じて心の中で言うの」

 

「へー」

 

「はー!」

 

鈴を鳴らすはーちゃん、だけど鳴らしすぎな気がする。

 

「ちょっとはーちゃん、鳴らしすぎよー」

 

注意されたはーちゃん。みらいのやり方を見て、同じように真似してみた。

 

「モフモフ」

 

「はーちゃんはなんてお願いしたの?」

 

「私はね、みんなと一緒に楽しく過ごせますようにって」

 

「モフルンは甘いクッキーをたくさん食べて、はーちゃんみたいにおっきくなれますようにモフー」

 

「はー!そうだね、こーんなに大きくなれたらいいね!」

 

「大きくなりすぎよー」

 

「よし」

 

「みらい長かったわね」

 

「うん」

 

「ねぇ、みらいはなんてお願いしたの?」

 

「魔法界もこっちの世界も、みんな一緒に笑顔になれたらいいなって…私はみんなの笑顔を見るのが大好きだから!」

 

「みらいらしい願いだな」

 

「そんな陽斗はどんなお願いをしたのかしら?」

 

「僕の願いは…みんなの幸せかな?」

 

「なーんだ。てっきり…」

 

「みらいとの幸せは願うよりも自分の力で何とかしないといけないから…」

 

「陽斗くん///」

 

「陽斗らしいわね」

 

「はー、素敵だね!」

 

「ねぇ、リコは?」

 

「私は迷わないわ。立派な魔法使いになって何をするか見つけるの!」

 

「はー」

 

「今年は3年生になるし、もっともっと勉強頑張らなくちゃね。ナシマホウ界でも、魔法界でも1番の成績をとってそうして卒業したら…」

 

「リコ?」

 

「卒業したらどうなるモフ?」

 

「そうしたら、どうなるのかしら?これからもずっと今みたいにみんなと一緒にいられるのかな?」

 

「私も」

 

「はーちゃん?」

 

「モフ?」

 

「私もこれからどうなるのかな?」

 

「明日も一緒だよ」

 

「リコも、はーちゃんも、モフルンも、みんな! 明日は一緒に学校だよ?」

 

「みらい…」

 

「そうモフ、学校モフ」

 

「うん、そうだね。明日はみんなと一緒!」

 

すると風が吹き、はーちゃんがクシャミをした。

 

「ちょっと冷えてきたかも」

 

「はーちゃん、こういう時はみんなでおしくらまんじゅうよ」

 

「はー!おしくらまんじゅー」

 

「うん、みんなでやろう!」

 

「モフー」

 

「「「おしくらまんじゅう、押されて泣くな」」」

 

みらいたちがおしくらまんじゅうをしているのを見守る僕、ツクシ、ポニィ。こんな平穏が続いて欲しい。そう思った瞬間、突然太陽が黒い影に隠れ、街中が真っ暗になった




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