陽斗Side
光の中、ミラクル達は手を繋ぎ合う
「私達の出会い、このおっきな世界で巡り合えた奇跡」
「手を繋いで生まれた沢山の素敵な魔法」
「共に過ごした幸せな時、積み重ねた思いを消させない!」
「たとえ傍に居なくても」
「離ればなれになっても!」
「想いは、心は!」
「「「いつも、繋がってる!」」」
3人の想い、それに呼応するように僕の持つリンクルストーンの欠片が今まで以上に輝き始める。
「想いの力が……」
「飛びっきりの奇跡よ!」
「全てを照らす魔法を」
「そしてあたたかな幸せを!」
「「「今、私達の手で!」」」
レインボーキャリッジから金色の魔方陣が現れ、デウスマストを怯ませる
『フル…フル…フルフルリンクル!プリキュア、エクストリームレインボー!サンサンジュエリーレ!』
呪文を唱えると魔方陣から女神のような姿をしたフェリーチェが現れ、フェリーチェが赤い光線を放つ。その光線はルビースタイルのミラクルとマジカル。二人はデウスマストを吹き飛ばすと同時に…
「リゼルファ!ルビー!」
巨大な炎の拳を放ち、デウスマストに更にダメージを与える。
「何が起きた!?」
「ラパーパ亡き今、これほどの力…一体どこから!」
フェリーチェがデウスマストに鋭い蹴りを喰らわしていくと同時に僕らも攻撃を繰り出していく。
「ラパーパを受け継ぎしプリキュア」
「かつての様にはいかんぞ」
「我を封じし太陽も、今は我が力」
デウスマストが溶岩のような体に変化させ、フェリーチェを押し潰そうとするがフェリーチェは両手からバリアを張り、防いでいる内サファイアスタイルのミラクル達が魔法でデウスマストを包み込み、デウスマストの体を変色させ、デウスマストを吹き飛ばす。僕は更に巨大な槍をデウスマストの体に突き刺す。
動けないデウスマストに間髪入れず、ミラクル達はトパーズスタイルになり、巨大な竜巻から巨大なモフルンへ変えて、デウスマストを押し潰す。デウスマストは何とか逃れるが…
「トパーズ!」
無数の弾丸を嵐を永遠に放つ続ける。
「命の力、これほどか!」
「あの帝具使い…何故あそこまでの力を!」
「おかしい!おかしい!」
「ならば!」
デウスマストの姿が消えると宇宙が割れ、そこから巨大な球体が現れ、糸状のものを地球へと放つ中、ミラクル達はダイヤスタイルでフェリーチェと共に守る中…僕はエメラルドの大剣を取り出し……
「欠片の力…みんなの想いと共に僕だけの新しいリンクルストーンに変わった」
エメラルドの大剣を大きく振ると同時にデウスマストの放つ糸が全てかき消される
「この想いは何ものにも混ざり合うことない!僕の想いの力でもある!」
デウスマストに傷を付けると地球から暖かな光が溢れ出す
「命の光、1つの大地からあふれ出た沢山の命は出会い、そして心をつなぐ。宝石の様に固く結びついた命。そこから放たれる光はいかなる災い、困難をも跳ねのけ誰にも壊すことも飲み込むことも、できはしない!」
「バカな!命は混沌をも超えると言うのか!?」
「これが、私達みんなの奇跡!」
「そして、私達みんなの魔法!」
「祝福されし。あまねく命!すべての想いを今、光に!」
『キュアップラパパ!』
地球全体が巨大な魔法陣を化した。
『星々の果てまで!混沌よ、あっちへ行きなさい!』
「我は!滅びぬ!」
「全ては混沌から生まれた。ならば、あなたは飲み込むのではなく、生み出す力を」
何とか耐え抜こうとするデウスマスト。僕はアレキサンドライトの剣を巨大化させ、七色の光の剣を作り出す
「これで終わりだ!!!!」
光の刃がデウスマストを真っ二つに切り裂くと同時にデウスマストはそのまま彼方まで吹き飛ばされ、そのまま消滅するのであった。
気が付くと僕らの前にはーちゃんの姿があったが、その姿はとても大きかった。
「世界は今、元の形に戻ろうとしてるの」
「元の形?」
「魔法界とナシマホウ界。今はそれが自然な形だから…でも、強く混ざってたせいでちょっと困ってるみたいなの。だから私、世界がうまく戻れるようにお手伝いしてくるね」
「それって!」
「はーちゃん、私達も!」
「大丈夫。みんなのお陰で私、こんなに大きくなれた。どこからでもみんなのこと、見ていられるから…感じられるから…私はみんなとずーっと一緒。繋がってるよ」
「はーちゃん…」
「あまねく命…世界に祝福を」
はーちゃんが地球を包み込むと地球が蔦に覆われ、花へと変化する。そこから咲くように元の地球に戻ると
二つの球体が離れていく
「魔法界…離れてく…」
「みらい…私も…」
「うん…」
「大丈夫モフ、モフルンはみらいと一緒に居られるモフ。それに、きっとみんな、また会えるモフ」
「モフルン!」
驚くリコだったが、軽く息を吐き…
「キュアップラパパ、私達は必ず、絶対!また会える!」
呪文を唱え、光が降り注ぐ。
「これで、バッチリよね。魔法かけたから」
「リコ…」
僕とみらいはリコから離れていく
「陽斗!みらいの事、幸せにしなさいよ!絶対に!」
「分かってるよ…」
「また…ね」
「リコ、ありがとうモフ。あの時モフルンを見つけてくれて。モフルンは魔法使いが居たーって、みらいに教えてあげたくて一生懸命伝わるように願ったモフ。そしたらリコはモフルンに気付いてくれて、みらいのお友達になってくれて、モフルンもみらいとお喋りできて、いっぱいいっぱいお喋りできて、とっても嬉しかったモフ。みらい、リコ、はーちゃん、みんな…大好きモフ」
「うん。私もだよ、モフルン」
地球は元に戻り、マホウ界とも離ればなれに…モフルンは魔法が解け、話すことも出来なくなり…涙を流すみらいを僕はそっと抱き締めた。
「ねぇリコ、もし世界が始めから1つのままだったら、私達どうなってたかな?」
「そうね、そんな世界でも、きっとみらいはみらいね。いつも明るくて危なっかしくって」
「リコは魔法が苦手で」
「それで無茶して飛び出して、そしてやっぱりみらい…あなたと出会うの、モフルンともはーちゃんとも陽斗達ともね。もっと近くにいたかもしれない。もっと遠くにいたかもしれない。でも必ず出会った、私達の最初の出会い。それだけでも大きな奇跡なんだもの。だったらもう1度、強い想いを込めて願えば…奇跡は起きる、また会える、絶対に会いに行く! 十六夜の夜に箒に乗って…だから…またね…」
「うん…またね!」
あれから数年が経った。僕とみらいは…
「陽斗くん、おはよう」
「おはよう。みらい」
今も一緒にいる。
感想待ってます