陽斗Side
リコ達と再会した次の日、僕らは桜並木を歩いていた
「きれーい」
「お花いっぱい!」
「今日どうする?」
「まずは」
「やっぱり」
「イチゴメロンパン!」
「モフー!」
「よーし、イチゴメロンパン目指してはーしろう!」
「はー!」
「あー、みらいー、はーちゃん!」
「何というか…本当に中学時代に戻った感じだな」
僕はそう呟きながら、みらい達を追いかけるのであった
イチゴメロンパンを買い終え、近くのベンチに座る僕たち
「イチゴメロンパン!」
「はー、久しぶり!」
「新しい、クリーム乗せもあるんだよ」
「昨日も聞いたわ」
「みらいずっと喋りっぱなしだったもんね」
「そんなに?まぁ、それだけ再会できたのが嬉しかったんだろ」
みらいは僕らの話を聞いて、少し照れくさそうにしていた。
「じゃあ、次はリコの番だね」
「私?私はこの春から魔法学校の先生になったのよ」
「すごいモフー」
「リコ先生かーリコ先生、魔法を教えてくださーい」
「もう。今日は昔みたいに楽しみましょ」
リコの言葉を聞いて、はーちゃんは何かを閃き、杖を取り出すと
「キュアップラパパ、イチゴメロンパン」
はーちゃんが魔法をかけると僕らは中学2年生の頃の姿に、しかもみらい達は魔法学校の制服に着替えていた
「「「魔法学校2年!魔法使い!」」」
「モフルンモフ!」
「すごーい」
「懐かしいモフ」
「どうなってるの?」
「イチゴメロンパンに込められてた思いをギューっと力に変えて、魔法をかけたの」
「前より更にすごいわ」
「うん!はーちゃんは今、なにをしてるの?」
「私は魔法界とナシマホウ界の向こう側の、そのまた向こう側から、あまねく命が笑顔になりますようにってお祈りしてるの」
何というかはーちゃんは地母神みたいなことを……
「すごーい!そうなんだー」
「きっと、とっても大切なことをしているのね」
「さ、食べよ!」
はーちゃんがそう言ってイチゴメロンパンを食べようとした瞬間、突然強風が吹き始める。
「モフルン!」
ただの強風ではなく、黒い穴が吸い込もうとしていた。みらい達は何とか吸い込みから耐えているとイチゴメロンパンとはーちゃんの杖が突然現れた黒い穴に飲み込まれる
「あ、私の杖!」
黒い穴から骸骨の案山子が現れる
「ヤミヤミ」
「これって…」
骸骨の案山子は黒い穴を出現させ、中に飛び込んだ
「あ!」
「行っちゃったモフ」
「取り返さないと」
僕らは急いで案山子が飛び込んだ黒い穴に飛び込んだ
「ここは…魔法学校!ひさしぶりだー」
みらいがそう言う中、学校から悲鳴が聞こえ、僕らは悲鳴が聞こえた食堂に向かうと、さっきの骸骨の案山子がお菓子を吸い込んだ後だった。骸骨の案山子はまた黒い穴を使って逃亡したみたいだった。
「リコ!」
「杖見つかった?」
「また逃げられたわ」
「みらいさん」
「ことはさん!陽斗くん!」
リリアさんとリズさん、それに近くにいる魔法学校の制服を着ているのは人魚の里の…
「ひさしぶりー」
「人魚の里のみんなー!」
「入学してたんだ!」
「リコ先生が誘ってくれたの」
「ペガサスや森の動物との学校生活ワクワクもんだよって」
「みんな、リコ先生が誘ったんだよ」
「へー、リコすごいね」
「それほどでもないわよ」
「どうしてそんな姿になったの?」
「それは…」
まぁはーちゃんの魔法でって言えないよな
「あの案山子めぇ!」
「落ちついて、ポニィちゃん」
聞き覚えのある声が聞こえると食堂から少し背が伸びたポニィとツクシの二人がいた
二人は僕らの事を見ると…
「みらい!陽斗!」
「二人とも久し振り!」
「と言うか何で成長止まってるの?」
「色々と説明しないといけないみたいだな…」
とりあえず校長先生のところへ向かうことに…
「なんと、ことは君の魔法で!」
「はい」
「ワシはまた災いかと」
「へ…」
『新しいお告げがでたのです』
「世界を大きく変えようとする、とてつもない大きな力が目覚めようとしていると。そしてプリキュアが光輝くとも」
「いや、そうと分かればワシもやってもらいたいものじゃ」
「それが、さっきのヤミーって言うのに杖を食べられちゃって」
「あれはなんですかー?」
「ドクロクシー様の忘れ形見」
「あなたは!」
天井に張り付いていたのは魔法学校の制服を着たバッティだった。
「バッティ君、校長室の天井にぶら下がってはいけません」
「先生、すみません」
「はい。彼は新しい目標を探して悩んでいたの」
「その時、リコ先生の体験を伺い、入学を進めていたのです」
「すごい!すごいよリコ!」
「それほどでもないわよ」
「バッティ君、続きを」
「ドクロクシー様は甘いものがとてもお好きでした」
「うーむ、クシィもそうじゃったからのう…」
「ところがある日、虫歯になってしまったのです。ヤモーが抜きましたが、恐らくあの者は虫歯より生まれし者。それゆえ、スイーツを求めて暴れているのでしょう」
「闇って言うのは?」
「闇ではなく、yummyです。恐らく狙いはスイーツの独り占め」
「ヤミー?」
「あ、yummy!英語で美味しいって意味だよ」
「甘いものを狙っているとなると…」
「きっと魔法商店街モフ」
「うむ。このことはワシからもみんなに伝えておこう。では頼んだぞ」
僕らは頷き、魔法商店街に向かうことに
感想待ってます