刹那の軌跡   作:Seli

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今回から新章に入ります。
零の軌跡のヒロイン達がようやく出せる!

オリ展開なので、苦手な方はブラウザバックをお願いします。


それと、刹那の奇跡ヒロインアンケートは今日までなので、リクエストがありましたら投稿よろしくお願いしますm(__)m


第2章 クロスベル 黒の密売会編
24話


ケルディックでの研修を終えて、数日がたった。 俺は今、ロジーヌと共にクロスベル行きの列車へ乗っていた。

 

 

「なあ、ロジーヌ?」

 

 

 

「何ですか?」

 

 

 

「クロスベルに着いたらどこ行きたい?」

 

 

「ツヴァイさん、仕事で行くんですよ?

遊びにいくわけじゃないんですよ!」

 

 

「いやいや。クロスベルとかなかなか行く機会無いから、楽しまないと。しかも最近のクロスベルすごいんだぞ? パンフレット見るだけでも観光する場所たくさんあるぞ!」

 

 

 

「はあ.... ツヴァイさんってこういう所は子供っぽいですよね。」

 

 

 

「童心は忘れたらダメだと思ってんだよ。それにクロスベル来るのも久しぶりだからな。教団の殲滅作戦に参加した時だから6年ぶりぐらいか? まさか敵対していたカシウスさん達と共闘するとは思わなかったよ...」

 

 

 

「そうなんですね。その時は、一人で参加されたんですか?」

 

 

 

「いいや、部下と一緒だったよ...

俺に仕える従騎士とかホント物好きだよな。」

 

 

 

「ツヴァイさんに従騎士いたんですか!? 私が騎士団に入ってから私以外ツヴァイさんに付く方を見たことが無いのですが....」

 

 

 

「そういやアイツは、ロジーヌと入れ替りぐらいで騎士団辞めたからな...

知らなくてもおかしくないか。」

 

 

「そうなんですね。その方は女性だったんですか?」

 

 

「まぁな。真っ直ぐすぎる奴だったよ...

俺にも容赦無かったからな~

スケジュール管理とか徹底されてたし、無茶する度に説教長時間コースだったからな。

俺が鍛えた剣術で...」

 

 

俺は遠い目をしながら言った。

 

 

「そうですか...。 って鍛えた剣術ですか?」

 

 

「ああ。稽古つけてたんだよ。 アイツが入団してきて、俺の従騎士になりたいって姉さんらに申請しまくってたらしくてな。で、従騎士にした時に理由を聞いたら『貴方が危なっかしくて、放っておけません! だから、私を鍛えてください! そうしたら、貴方の戦う負担を減らせるようになります!』ってな。

もう大爆笑だったよ。そこから俺が鍛えて守護騎士のノウハウを叩き込んだんだよ。

その技術を説教に使ってくるから、もう容赦なかったよ.....

ってロジーヌさん....?」

 

 

「随分と仲がよろしかったんですね。羨ましい限りです。私、決めました。クロスベルに着いたら、ミシュラムには絶対行きましょうね。約束ですよ。よろしいですか?」

 

ロジーヌは有無を言わさない、怖い笑顔俺にそう言った。

 

「は、はい....」

 

 

「決まりですね♪ みっしぃのテーマパークとか調べておかないと!」

 

 

俺の返答を聞いた瞬間機嫌が良くなった。

 

 

「そういや、クロスベルに着いたらどうするんだ? ヘミスフィア郷に話を聞くのと、内情を知る人物から話を聞けって姉さんから言われたんだが、俺にその宛は無いぞ? 前はいたんだが、その人は3年ぐらい前に亡くなったし...

他にも知り合いはいたが、今は何をしてるかが分からん...」

 

 

「それなら私が知ってます。『エリィ・マクダエル』さんという人物です。今のクロスベル市長のお孫さんで、警察の『特務支援課』という部署に所属されているらしいです。2年ほど前にアルテリア法国に留学されてて、その時に知り合って友達になったんですよ。」

 

 

「そうなのか。俺がちょうどリベールの異変に介入してた時だな。

それにしても、特務支援課ね~

なかなか面白いことしてるみたいだな。

それに、この記事に写ってる3人ほどが知り合いなんだが...

俺の複数ある顔のうち何個か知ってる奴ばかりだし...

この旅行者を装おって、変装してる姿でも流石にバレるぞ...」

 

 

俺は先程列車内で購入したクロスベルタイムズの記事を見ながらそう言った。

 

 

「そうなのですか。まあ、私達が守護騎士であることがばれなければ大丈夫です。クロスベルの司教様は、騎士団が大嫌いですからね。

それに詳しいことはクロスベルに着いてから考えましょう。」

 

 

「次はクロスベル、クロスベルです。お降りの方は忘れ物が無いようにお願いします。」

 

と車内アナウンスが流れ、列車がクロスベル駅に着き俺とロジーヌは荷物を持ち、列車から降りるのだった。

 

 

列車から降り、改札を出ると離れた位置からたくさんの悲鳴が聞こえた。

 

 

「着いた瞬間さっそくトラブルか...」

 

 

 

「そうみたいですね。どうしますか?

私としては....」

 

 

 

「目立つのは避けられんが、対処するぞ。

行くぞ、ロジーヌ!」

 

 

「はい!」

 

 

俺とロジーヌは、急いで悲鳴が聞こえた箇所に行くと、銃を持った4人組が、茶色の長い髪の包容力がありそうな女性と、桃色の髪のポニーテールの少女とを人質に取っているのだった。

 

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