〈ツヴァイ Side〉
俺達はエリィから説教をくらい、床に正座していた。
「貴方達、分かったわね?」
「…………………はい、すみませんでした。」
どうして俺も巻き込まれてるんだよ…………
エステルとロジーヌが暴走してたのが一番の理由な気がするんだが。
とりあえず、エリィは怒らせたらダメだ。
怒らせたら怖いのは、ルフィナ姉と並ぶレベルだ………
今度から気をつけよう。
俺達は先ほどのことを反省し本題に入り、黒の密売会に出品されていた少女について話すなだった。
話し合いが終わり、遊撃士、警察、俺とロジーヌでそれぞれ調べてみることになり、解散してロジーヌと共に、ワジと合流し顛末を話した。
「なるほどね。各自で調べてみることになったんだね。ツヴァイの顔を見る限り、宛がありそうだね。」
「そうなのですか?」
「ん、まあな。教団の残党が動いてるのは間違いないから、詳しい奴に聞いてみようかなと。」
「誰に聞くんですか?」
「身喰らう蛇の、『
情報を得て先に手を打たないと、後々面倒くさいことになるだろうから仕方ない。これから、
「………!!」
ロジーヌ達は、俺の言葉に驚いていた。
ワジが俺に確認した。
「一人でいくつもりかい?」
「ああ。俺以外のメンバーがいると間違いなく面倒くさいことになるだろう。だから、俺一人で行く。もし、何かあったらすぐに連絡するさ。それに俺の強さは分かってるだろう?
『鋼の聖女』か『劫炎』クラスでも出て来ない限り無茶はしないぞ。だから、心配そうな顔すんな、ロジーヌ。」
「…………はい。気をつけてくださいね。」
ロジーヌのその言葉を聞き、俺はワジ達と別れ一人で街道に出て、ヨルグ老人とレンがいるであろう館へと向かうのだった。
〈ツヴァイ Side out〉
〈??? Side〉
ふー。法国からの長旅は相変わらず疲れるわね…………。
ツヴァイに会うのも久しぶりね。
鈍感な所とか相変わらずなんでしょうね。
余裕があればどこかに遊びに行こうかしら。
ロジーヌもいるみたいだし、一緒に服とかも見てみたいわね。
楽しみになってきたわ!
って、いけない!
まずは、ツヴァイ達と合流しないと。
私は、ツヴァイ達がいるであろう場所に向かった。
えーと、この建物ね。
私は建物内に入り、声をかけた。
「すみません~!」
「…………は…………い!!」
サングラスをかけた大男が私を見て驚いていた。
「久しぶりです、アッパスさん。みんな集まってますか?」
「ああ。ロジーヌとワジならいるが……………。」
「ツヴァイはどこなんですか?」
アッパスさんに訪ねると奥から、ロジーヌとワジが出てきて
「これは随分と早いご到着だね。ツヴァイなら先ほど、『殲滅天使』に会いに行くと行って出ていったよ。」
………何ですって?
あのバカは、また勝手なことをしたわけね。
しかも、蛇の連中と接触するですって?
ちょっとお話が必要かしら………
「………へぇ。その話詳しく聞かせてもらえますか? ヘミスフィア卿、ロジーヌさん?」
私は笑顔で、彼らを見ながら訪ねるのだった。
〈??? Side out〉