女神転生 中島   作:ジャックオニール

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アスラ組 中編

午後の3時頃…

 

事務所の掃除も終わった頃に弓子達は戻ってきた。

 

弓子「おっ、事務所も片付いているな。」

大輔「片付いているな、じゃないよ!」

弓子「元は無茶苦茶暴れた兄貴が悪いんだろ!死人が出なかったからまだ良かったもののあのあと色々と大変だったんだぞ!」

ユキムラ「そんなことよりみんな、何処に行っていたんだい?このイケメンである僕に掃除を押し付けて。」

 

ユキムラはあの後、タイミング悪く帰ってきて掃除をさせられたみたいだ。

 

弓子「あー、兄貴の手伝いさせられたんだな。すまなかったな、今度取って置きの喫茶店に連れていってやるよ。」

ユキムラ「ハハハ!弓子が珍しいね。でも、僕はイケメンだから気遣いは要らないさ。」

弓子「まあ、そう言うなよ。クソダルマ、お前も行くだろ?」

ジャック「オイラは変な物は食べたくないから遠慮しとくぞ。」

ユキムラ「ジャックはバカだなあ。喫茶店に変な食べ物なんてある訳ないじゃないか。」

ジャック「オイラは忠告したぞ、後はユキムラの自己責任だぞ。」

弓子「クソダルマ、あたしの誘いを断るとはいい度胸だな?」

ジャック「だってこの前…。」

弓子「クソダルマ、余計な事を言うな。来るよな?」

ジャック「ヒーホー…。」

タダカツ「ジャック、人の好意を無下にしてはいけませんよ?」

ジャック「タダカツは何も知らないからそんなことが言えるのだぞ!」

タダカツ「では、私もご同行しましょう。」

弓子「おっ、タダカツお前も来るのか?」

タダカツ「ええ。」

ジャック「後で泣く事になっても知らないぞ。」

タダカツ「彼ではあるまいし、私が泣く事などあり得ませんね。」

ジャック「オイラは忠告したからな。」

 

皆が事務所で談笑していると外から馬の鳴き声が聞こえてきた。

外に出ると先程のケルピーがいた。背中に気絶している中島を乗せている。

 

ジャック「中島!」

タダカツ「あの馬は先程の…どうして彼を乗せているのでしょうか?」

弓子「分からねえ。とにかく中島を叩き起こせ。」

 

ケルピーは中島を降ろして走り去っていった。

 

中島「うう、こ、ここは?」

ジャック「中島が目が覚めたぞ」

中島「あれ?みんな?どうして?」

弓子「中島!何があった!」

中島「弓子さん?僕はどうしてここに?」

タダカツ「貴方は先程、気絶した状態で三蔵という者の使い魔に連れて来られました。今までの経緯を説明していただけますか?」

中島「えっと…。」

 

中島はみんなに今までの経緯を説明した。

 

ジャック「ティンクが連れて行かれた!?」

ユキムラ「大変だよ!直ぐに助けに行かないと!」

タダカツ「お待ちなさい!」

ジャック「タダカツ、何を言ってんだ?仲魔を助けに行くぞ!」

タダカツ「いけません!」

ユキムラ「どうして!こうしている間にもティンクは!」

タダカツ「矛盾している事があります。1つよろしいですか?」

中島「な、なんなんだな?」

タダカツ「貴方はアスラ組とか言うヤクザたる者達に抵抗をしたのですよね?そして、無様にコテンパンにやられてティンクを連れて行かれた、そうおっしゃいましたよね?」

中島「う、うん…。」

タダカツ「実は、貴方は自分の身を守る為にそのヤクザ達にティンクを差し出したのではないですか?」

弓子「タダカツ。冗談でも笑えねえぞ、今の発言は取り消せ。」

タダカツ「弓子。私は事実を言ったまでです。」

弓子「テメエ!言って良いことと悪い事が有るだろうが!」

ジャック「そうだぞ!」

ユキムラ「タダカツ、僕達のマスターを侮辱する様な発言は止めてくれ。」

パスカル「オマエ オレサマ ユルサナイ!」

タダカツ「では、皆さんにお聞きします。そのヤクザとやらに気絶させられるぐらい抵抗したと言うのにどうして彼は無傷なのですか!」

ユキムラ「そう言われたら…。」

ジャック「そうだぞ…。」

パスカル「ナカジマ ムキズ」

弓子「…。」

中島「でも、僕は…。」

タダカツ「口先だけならなんとでも言えます。」

ユキムラ「タダカツ!いい加減にしたまえ!」

弓子「ユキムラ、止めろ!」

ユキムラ「弓子!君はタダカツの言う事が正しいとでも言うのかい!」

弓子「大声を出すな。タダカツ、話を続けろ。」

タダカツ「もし私の推測が正しかったとしたら、今回はティンクが連れて行かれましたが、今後、彼が危険な目に遭うとユキムラ、ジャック、パスカル貴方達が身代わりにされるかも知れないのですよ?それでも彼を信じる事が出来るのですか?」

ユキムラ「…。」

ジャック「…。」

パスカル「…。」

中島「ぼ、僕はティンクを差し出したりなんかしないんだな!」

タダカツ「だったら貴方一人で彼女を助けに行きなさい!」

中島「でも、何処に行けば…。」

タダカツ「はぁ、貴方はサマナーでしょうが…。この前にグレムリン達に改造してもらった悪魔召喚プログラムを使いなさい。」

中島「これを?」

タダカツ「オートマッピンク機能です。」

 

中島はタダカツ言う通りに悪魔召喚プログラムを起動させた。

 

タダカツ「ここに彼女は捕まっていますね。」

中島「い、行ってくるんだな。」

 

中島は一人ティンクを助けに行くために走っていった。

 

ユキムラ「マスター!」

ジャック「中島!」

 

ユキムラとジャックは中島を追いかけようとする。

 

タダカツ「行ってはいけません!」

ユキムラ「タダカツ、いい加減にしろよ。いくら温厚な僕でも怒る時はあるのだぞ。」

タダカツ「今、貴方達がついて行くと彼の決意が無駄になります。」

ジャック「タダカツ!お前が行かせたのだろ!」

タダカツ「ええ、そうです。それに彼は貴方達の居場所が分かるので尾行しても直ぐにバレて彼はまた貴方達に頼りきる事になります。」

ユキムラ「構わないさ、僕はマスター為なら何だってするさ。いいから退けよ。」

タダカツ「ユキムラ、話は終わっていません。よく聞きなさい、貴方達が行くと彼にバレるので私が先回りしてティンクの居場所まで行きます。」

ユキムラ「は?」

ジャック「どう言うことだ?」

タダカツ「私なら貴方たちとオートマッピンク機能にひっかからないので彼に見つかる事はないですからね。」

弓子「で、カッコ良く中島を助けて美味しいところはお前が独り占めってか?」

ユキムラ「まさか?君はただヤクザと戦いたいだけでマスターをけしかけたのかい?」

タダカツ「そんな訳ないでしょう!」

弓子「たいした役者だなお前。」

タダカツ「弓子まで、私はそんな自分本意の者ではありません!」

ジャック「あれ?パスカルが居ないぞ?何処に行ったんだ?」

タダカツ「パスカルは真っ先に彼を追いかけて行きましたよ。パスカルに乗って行けば20分はかからないと思いますからね。」

ユキムラ「パスカルだけわざと行かせたのかい?」

タダカツ「ええ、彼の足では二時間以上はかかりそうですからね。」

弓子「二時間だったら中島にはいいダイエットになるんじゃねえのか?」

タダカツ「ええ、それは今度にすれば良いでしょう。今はティンクを助ける事が最優先事項ですからね。」

ジャック「ヒーホー!結局タダカツもティンクを助けたいのか。」

タダカツ「ジャック、私は助けないとは一言も言ってませんよ?時間がありませんので私は行きます。」

弓子「待て!あたしも行く。久々にヤクザをボコボコに出来るんだ、お前だけに独り占めさせる訳ないだろ。」

タダカツ「では、行ってきます。ユキムラ、ジャック、貴方達はここに居てください。私が目的地に着きましたら魔法で迎えに行きますので絶対にここに居てください。」

ユキムラ「そう言うことか。OK!分かったよ。」

 

弓子とタダカツはティンクが捕まっている飛島埠頭に急いで向かった。

 

弓子「タダカツ。お前、中島が必死でヤクザに抵抗していた事は分かっていただろ。」

タダカツ「ええ、表面上の傷は回復していましたが流れていたであろう血の量は魔法では誤魔化せません。意識がなかった彼を見て分かりましたよ。本当に無傷だと気絶なんて出来ませんからね。」

弓子「で、何で中島をけしかけた?」

タダカツ「…。」

弓子「だんまりか。そうやって禿げるまで悩み続けろ。答えは出てると思うがな、お前が認めようとしないだけで。」

タダカツ「…。今日はおしゃべりですね。急ぎましょう。」

弓子「まあいい。」

 

 

 

中島は一人でティンクを助ける為に走っている。

 

中島「ここからだったら二時間以上かかってしまうのだな。」

パスカル「ナカジマ オソイ。」

 

中島が走っているとパスカルが巨大化し先回りして待っていた。

 

中島「パスカル!どうして?」

パスカル「タダカツ ナカマチガウ!オレサマ イウコト キカナイ!」

中島「でも…。君まで危険な目に遭うことになったら…。」

パスカル「オレサマ ツヨイ!ノレ ナカジマ!」

中島「でも、僕、重いから…。」

パスカル「オマエ オソイ!オレサマニノレ!」

中島「パスカル、ありがとうなんだな!」

パスカル「イソグゾ!ナカジマ ナビタノム!」

中島「わ、分かったんだな。」

 

パスカルは中島を背中に乗せて猛スピートでかけていく。

 

中島「パスカル、どうして君はこんな弱い僕なんかの為に…。」

パスカル「ナカジマ オマエ ヨワクナイ!ミンナシッテル。オマエ シラナイダケ。」

中島「でも、僕、ケンカなんか出来ないし…。」

パスカル「タダカツ オマエノツヨサ シッテル。ダカライカセタ。オマエ ティンクタスケルコトダケカンガエル。」

中島「う、うん…。」

 

パスカルに乗り40分程で目的地にたどり着いた。

 

 

 

 

タダカツ「ここですね、行きましょう。」

弓子「全速力で走るやつがあるか!流石のあたしも疲れたぞ!」

 

弓子とタダカツは20分ほどで飛島埠頭にたどり着いた。

 

タダカツ「彼より先にたどり着いたみたいですね。」

弓子「タダカツ、本当にここであってるのか?」

タダカツ「ええ、彼のオートマッピンク機能で見た場所はここです。」

弓子「本当かよ?コンテナばっかりじゃねえか!しらみ潰しにコンテナを調べるのかよ?」

タダカツ「いえ、ティンクを救出するのは彼の役目です。」

弓子「おっ!場所はここで間違いない様だな。見ろあそこのコンテナ、見張りが居るぞ。」

タダカツ「二人居ますね。」

弓子「行くぞ。」

 

弓子は堂々と見張りの居るコンテナに歩きだした。

 

弓子「よぅ!お前らアスラ組とか言うチンピラだな?」

「なんだテメエ?」

弓子「死ね!」

 

弓子の攻撃!

弓子のヨプチャギがチンピラにヒットした!

 

「ぐわっ!いきなり何をしやがる!」

「なんだお前ら!」

弓子「アスラ組だよなぁ?ちょうどムシャクシャするからお前ら全員ボコボコにさせろよ。ここに居る仲間も呼んでこいよ。」

「女!アスラ組を舐めるなよ!」

タダカツ「弓子、あちらの広い所に行きましょう。もうすぐ彼が来ます。」

「テメエ!俺達を無視するな!」

 

アスラ組のチンピラがスサノオに殴りかかる!

しかし、スサノオはチンピラの殴りかかった手を取り関節技を決める!

 

「ギャアアアアア!」

タダカツ「我々を甘く見ないでいただけますか?ここに居る全員でかかってくる事をおすすめします。」

「くそっ!」

弓子「そう言うことだ。早く全員連れて来い!」

「テメエら、後悔させてやるからな!」

 

一人のチンピラがコンテナの中の仲間を呼んだ。

中からチンピラが五人出てきた。

 

弓子「たったの7人か、随分と舐められたものだな。」

「なんだと!」

タダカツ「ここは狭いのであちらの海沿いの広い所に行きましょう。」

「テメエら、アスラ組の恐ろしさを思い知らせてやる!」

 

弓子達はチンピラ達を引き連れて広い海沿いに向かった。

 

タダカツ「上手くいきましたね。これで後は彼がティンクを助け出すだけです。」

弓子「タダカツ、やけに中島のことを気にかけてるよな?ユキムラやジャックにはついて行くなとか言っといて。」

タダカツ「そうですね。どの時代の物語でもお姫様を助けるのは王子様の役割です。外野の彼等が助太刀したらいけませんよ。」

弓子「ハハハ!面白い例えだな、お前がそんなにロマンチストだとは思わなかったぜ。」

タダカツ「可笑しいですか?」

「俺達に囲まれておしゃべりとは余裕だな、ええ?」

タダカツ「彼がちゃんと王子様になれるようにうるさい外野には退場していただきましょうか。」

弓子「ああ、そうだな。テメエら!とっととかかってきやがれ!」

「テメエら!ぶっ殺してやる!」

 

アスラ組のチンピラ達が襲いかかってきた!

 

弓子「モタモタしてるんだったらこっちから行くぜ!」

 

弓子の攻撃!

弓子は突進してティミョヨプチャギを放つ!

チンピラはまともに受けてぶっ飛び海に落ちた!

 

「この女!」

 

チンピラが後ろから弓子に襲いかかる!

 

弓子「この白鷲 弓子様を舐めるなよ!喰らいな!」

 

弓子の攻撃!

弓子は振り向き様にティットラチャギを放つ!

チンピラは倒れた!

 

「この女!よくも!」

 

チンピラはゴルフクラブで弓子に殴りかかる!

 

タダカツ「素手の相手に武器を使うとは感心しませんね。」

 

スサノオの攻撃!

スサノオの手刀でチンピラの持つゴルフクラブを真っ二つに斬った。

 

「えっ?手刀でゴルフクラブが真っ二つに…。」

タダカツ「せっかくの海沿いですので海水浴でも楽しみなさい。」

 

スサノオの攻撃!

スサノオはショルダースルーでチンピラを投げ飛ばす!

チンピラは遥か遠くの海に落ちた!

 

「くそっ!」

 

残ったチンピラ達が拳銃を取り出した!

 

タダカツ「何か取り出しましたね。何でしょうか?」

弓子「拳銃だ。簡単に言うと離れた場所から人を殺す為の道具だ。あいつらの前に立つな、撃ち殺されるぞ。」

「アスラ組に喧嘩を売った事を後悔させてやる!死ね!」

弓子「このあたしがそんなハジキにビビると思っているのか?」

 

弓子の攻撃!

弓子は瞬時にチンピラの横に回り込みパンダルチャギを放つ!

チンピラは顔にまともにヒットして倒れた!

 

「女は後回しだ。デカブツを狙え!」

 

残ったチンピラ3人がスサノオに向けて発砲した!

 

タダカツ「避けるまでもないですね。跳ね返しましょう。『テトラカーン!』」

 

スサノオの出した物理反射シールドがチンピラ達の撃った弾を跳ね返す!

 

「ギャアアアアア!」

「何で!弾が俺達に当たった!」

「アスラ組の俺達に!よくも!」

 

チンピラ達は血を流しながら倒れた。

 

タダカツ「呆気ない…。5分もかからなったですね。」

弓子「お前、最後のはないだろ。技の練習で一人ずつやっつけてやろうと思ってたのによ!」

タダカツ「そう言う弓子も全て一撃で倒していたではありませんか。」

弓子「ああ、てんで弱っちかったな。」

タダカツ「弓子、悪魔の気配が近づいています。これはパスカルですね。」

弓子「中島が着いたのか?」

タダカツ「その様ですね。事務所に一度戻りましょう。」

弓子「はぁ?また走らせるのかよ!」

タダカツ「まさか?弓子、私に捕まってください。」

弓子「なんだ?こうか?」

タダカツ「はい。『トラポート!』」

 

 

 

 

その頃、事務所では…。

 

ユキムラとジャックは先程の出来事を大輔に説明していた。

 

大輔「アスラ組、初めて聞く名前だね。ここら一帯は山川組の島だからね。」

ユキムラ「山川組?」

大輔「ああ、ヤクザだよ。僕達も始めは少し揉めたりはしたのだけど今ではそれなりに友好的な関係を築いているよ。」

ユキムラ「ヤクザと友好的?」

大輔「綺麗事だけでこの仕事は出来ないからね。そう言う連中とも仲良くしないといけないのだよ。」

ジャック「大輔の兄ちゃん、ヤクザなんかの所に弓子が行ったんだぞ!心配じゃないのか?」

大輔「ああ、弓子とスサノオが行ったんだよね。弓子達がやり過ぎないか心配だね。弓子がヤクザごときにやられることはまずないよ。」

ユキムラ「そっちの心配なんだね…。」

大輔「山川組とのいざこざの時も弓子が山川組の若頭を病院送りにしたからね。まあ、それよりアスラ組?気になるね、弓子が帰って来たら山川組の若頭に聞きに行ってもらおうかな。」

ジャック「なんで兄ちゃんが聞きに行かないんだ?」

大輔「ああ、僕は前に山川組の親分の屋敷に魔法で火を着けたからね。山川組には嫌われているんだ。」

ユキムラ「屋敷に火を着けた…。」

大輔「そうだよ。初めに島を荒らすなとか因縁をつけてきたからね。黙らせる為にやったんだよ。それに魔法で家に火を着けようが人を殺そうが犯罪にならないからね。」

 

立派な犯罪である。

 

大輔「そんなことよりあのスサノオ、信用できるのかい?仲魔じゃないのだろ?」

ユキムラ「まあ、融通は余り利かないけど大丈夫だよ。」

ジャック「弓子とは仲が良いぞ。オイラも最近はよく話すぞ。」

ユキムラ「そうだね。みんなとも少しずつ話すようになっているね。」

大輔「中島君に冷たい様だけど?」

ユキムラ「あれでもマスターの事を気にかけてるのさ。いわゆる彼はツンデレなのさ!」

タダカツ「誰がツンデレですか!」

ユキムラ「うわ!」

タダカツ「私が居ない所で好き勝手言わないでいただきたいですね。」

ユキムラ「急に現れないでくれるかい?ビックリするじゃないか。いつ戻って来たんだい?」

弓子「たった今だよ。タダカツの魔法でな。」

タダカツ「それより、彼が到着しました。貴方達も行きますよ。私に捕まってください。」

ジャック「分かったぞ!」

ユキムラ「これで良いのかい?」

タダカツ「ええ、行きますよ?」

弓子「ちょっと待ってくれ。兄貴、山川組がどうなっているか調べてくれ。」

大輔「何かあったのかい?」

弓子「ああ、アスラ組のチンピラをあたしとタダカツでやっつけたんだよ。山川組の奴等があんなくそ弱え奴等に島を荒らされてるなんて考えられねえ。きっと山川組に何かあったに違いねえ。」

大輔「分かったよ。直ぐに調べてみるよ。みんなくれぐれも気をつけるんだよ。」

弓子「ああ、分かった。タダカツもういいぜ。」

タダカツ「分かりました。皆さん行きますよ。『トラポート!』」

 

タダカツの魔法で一同は飛島埠頭に向かった。

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