中島が白鷲探偵事務所で助手を勤める事になって数日後の事だった。中島が勤める事になって初めての来客だった。豆柴を抱いたセレブな女性だった。
???「白鷲さん、ご機嫌よう。」
大輔「これはこれはマダム。わざわざ来ていただいてすみません。」
マダム「ちょっと依頼が有るのだけど良いかしら?」
弓子「依頼?オバハン、またあたしに悪魔退治させる気だろう?」
中島「弓子さん…、お客さんに失礼なんだな…。」
弓子「失礼なのはお前の顔と腹だ。豚は豚小屋に行ってろ…。」
マダム「相変わらず無礼な小娘ね…。悪魔に殺されたらいいのに…。あら、パスカルちゃん?どうしたの?」
パスカルと呼ばれた犬は突如マダムから離れて中島の足に噛みついた!
中島「ああああ!痛いんだな!助けて欲しいんだな!」
パスカル「バウ!バウ!(オレ様、オマエ、マルカジリ!)」
弓子「ハハハ!このバカ犬、中島をエサだと思ってやがる!ハハハ!腹痛えー!ちゃんとエサ食ってないからじゃねぇのか?ハハハハハハ!」
大輔「弓子!失礼だよ!謝りなさい!」
マダム「良いのよ。いつもの事だから。その人、新人さん?」
大輔「はい。中島君は見習いの助手です。」
マダム「あら?そうなの?でもウチのパスカルちゃんが懐くなんて初めてだわ!そうだ!彼にパスカルちゃんのお散歩に連れて行ってもらおうかしら?」
中島「助けて欲しいんだな!痛いんだな!」
パスカル「バウ!バウ!(オレ様、オマエ、マルカジリ!)」
パスカルはまだ中島の足を噛みついている…。
マダム「フフフ、パスカルちゃん楽しそうね。じゃあ中島君にパスカルちゃんをお散歩に連れて行ってもらえるかしら?もちろん報酬は別で出すわよ。」
大輔「分かりました。中島君?その子を今からお散歩に連れて行ってくれるかな?」
中島はまだ返事をしていないがパスカルを散歩に連れて行く事になった。
中島「それでは行ってくるんだな。」
中島はパスカルを連れて事務所を出て行った。
マダム「それで依頼なんだけど…。」
ジャック「ヒーホー!大輔の兄ちゃん!隣の部屋の掃除終わったぞ!」
隣の部屋に居たジャックが入って来た。
大輔「ジャック君、今はお客さんが来てるから隣の部屋に居てくれるかな?」
弓子「消し炭にされたくなかったらあっちに行ってろ。」
ジャック「ヒーホー!さてはオイラを除け者にする気だな!」
マダム「あら?その子は?」
ジャック「オイラ?オイラは偉大なる悪魔ジャックフロスト様だ、ヒーホー!所で姉ちゃんは誰だ?」
マダム「フフフ。可愛らしい悪魔ね。飴ちゃんあげるから大人しくしててね。」
ジャック「ヒーホー!人間の女はみんな弓子みたいに凶暴だって思っていたけど姉ちゃんは優しいな!オイラも姉ちゃんの依頼のペット探しを手伝ってやるぞ!ヒーホー!」
マダム「あら?ペット探しじゃないけど依頼、手伝ってくれるかしら?」
ジャック「ヒーホー!オイラ頑張るぞ!」
マダム「依頼の説明させてもらってもよろしいかしら?」
大輔「マダム、お願いします。ジャック君、少し静かにしていてね。」
マダム「実は最近、地下の下水道なんだけどよく水が詰まるみたいなの…。それで水道局の人達が調べに行ったのだけど誰も帰って来ないらしいの…。」
大輔「悪魔の仕業かもしれない…と言うことですか?」
マダム「まだはっきり分からないわ。それを調べに行って欲しいのよ。」
弓子「オバハン、あたしは汚い所は嫌だよ!」
マダム「あら、あなたの心よりキレイから大丈夫よ。お願いね。」
大輔「じゃあ弓子、よろしく頼むよ。」
弓子「はぁ?」
マダム「報酬は多めに出すわ。お願いね弓子ちゃん。」
ジャック「弓子、頑張れよ!」
弓子「お前も来るんだよ!クソダルマ!」
マダム「ジャック君、手伝ってくれるのでしょ?お願いね。」
ジャック「ヒーホー…。」
弓子「さっさと行って片付けるぞ。クソダルマ!来い!」
弓子は諦めたのかしぶしぶジャックを連れて下水道に向かって行った。
一方その頃、中島はパスカルを連れて散歩をしていた。
中島「地元だけど名古屋城は初めて来るんだな。」
緑の多く広い所、名古屋城の隣の二之丸庭園だ。パスカルも大喜びだ。パスカルが行きよい良く走り出して中島は持っているリードを放してしまった。
中島「パスカル!待って欲しいんだな!」
中島は必死でパスカルを追いかける。
パスカル「ウゥゥ!バウ!バウ!」
「なんだよ、この犬!邪魔するなよ!」
パスカルが子供達に向かって威嚇している。中島は慌ててパスカルを止めに入る。
中島「パスカル!止めるんだな!」
パスカル「バウ!」
パスカルは中島に噛みついた。
「ハハハハ!この豚飼い主の癖に噛まれてやんの!ハハハハハ!」
中島「痛いんだな!僕を噛んだら駄目なんだな!君達、笑ってないで助けて欲しいんだな!」
「助けてくれだってよ!ハハハハハ!」
子供達は中島の醜態を見て笑っている。
パスカル「バウ!(オレ様、オマエ、マルカジリ!)」
「ハハハハハ!コイツ、ノートパソコンなんか持っているぞ!」
中島は子供達にノートパソコンを奪い取られた。
中島「君達!それは僕の大切な物なんだな!返して欲しいんだな!」
「ハハハハハ!必死だコイツ!きっとエロ動画がいっぱい入っているんだぜ!起動させようぜ!」
子供達が悪魔召還プログラムを起動させた。
中島「ああ!駄目なんだな!それを起動させては!」
「あれ?何も起こらないぞ?」
パスカル「バウ!バウ!(オレ様、オマエ、マルカジリ!)」
パスカルが中島を足を噛む。
「あれ?なんか字が出て来た。なぁ、お前の犬、パスカルって名前か?」
中島「そうなんだな…。なんでパスカルの名前を知っているんだな?」
「えっ?何コレ?ハハハハハ!この豚、エサと勘違いされてるよ!ハハハハハ!」
中島「君達、何を言っているんだな?それは危険な物なんだな?」
「これ、凄いぞ!この犬の言葉が分かるぞ!」
中島「ちょっと!僕に返して欲しいんだな!」
「ほらよ。お前、いい年した男の癖に情けねぇな。面白い物が見れたし返してやるよ。後、後ろに居るちっこいのも見逃してやるよ。じゃあな!」
中島「ちっこいの?良く分からないんだな…。でも、返してくれてありがとうなんだな。」
子供達は去って行った…。
???「良かったー!もう少しであいつ等に捕まる所だったよー。」
後ろから声がした。中島は振り返った。
そこには手のひら位の大きさで羽の生えた女の子が空を浮かんでいた。
中島「ききき君は誰なんだな!」
???「何驚いてるのよ!失礼しちゃうわね!私はハイピクシーよ。あんたが助けてくれたのでしょ?」
パスカル「バウ!バウ!(ナカジマジャナク、オレ様ガ、タスケタ!)
中島は悪魔召還プログラムを起動させた。
中島「さっきの子供達が言ってた事があっていたらこれでパスカルの言葉が分かるんだな…。」
ハイピクシー「ちょっと私を無視しないで!」
中島「君を助けたのはパスカルみたいなんだな。お礼はパスカルに言うんだな。」
ハイピクシー「そう…。でもあんたが来たからあの人間達はどっかに行ったんだからあんたにもお礼を言うわ。あんたの名前、教えてくれない?」
中島「ぼ、僕は中島 朱美なんだな…。こっちはパスカルなんだな。」
ハイピクシー「そう…。改めて助けてくれてありがとう、中島にパスカル。」
パスカル「バウ!(気にするな!)」
中島「僕は何もしていないんだな。ねぇ、君はいつもここに居るの?」
ハイピクシー「うん…。前まではそこまで人間は多く無かったんだけど、何年か前から『おもてなしイケメン戦国武将』ってのが出て来て昼間に毎日自分の名前を叫んで凄く五月蝿いの…。それを見にくる人間が増えて住みにくいのよ…いい加減静かな所に引っ越したいのだけど…人間に見つかるとさっきみたいに捕まるかもしれないし…。」
中島「うううっ…。可哀想なんだな…。君は何もしてないのにあんまりなんだな…。僕達、人間の所為で!酷すぎるんだな…。うううっ…。」ポロポロ
ハイピクシー「ちょちょっと!何であんたが泣くのよ!」
パスカル「バウ!バウ!(いちいち泣くな!)」
中島が突然泣き出したのでハイピクシーとパスカルは困惑した。
その頃、弓子達は…………
弓子「おい、クソダルマ!ちんたらするなよ、きびきび歩け!」
ジャック「オイラは中島と一緒に犬の散歩が良かったぞ…。」
弓子はジャックと共に消息の途絶えた水道局の人達の捜索に下水道にいた。
弓子「ちっ…。それにしてもクセーな。後五分探して何も見つからなかったら帰ろうぜ、クソダルマ。」
ジャック「あああっ…。ゆ、弓子…。前に何か居る…。」
弓子「何?ちっ!オバハンの言った通り悪魔の仕業か!」
ブラックウーズが現れた!
弓子「何だよ、あれ?ゲロが動いてるぞ。気持ち悪!」
ジャック「ゆ、弓子!逃げよう!アイツはヤバいよ…。」
弓子「あのなぁ…。この白鷲 弓子様に撤退の文字は無いんだよ。このゲロシャブ野郎はあたしがぶっ殺す!」
ブラックウーズは仲間を呼んだ!ブラックウーズは6匹になった。
弓子「うわぁ…。ゲロシャブ野郎が増えやがった…。あれ触りたくないなぁ…。魔法で倒そう…。アギ!」
弓子の放った火の玉がブラックウーズに命中した。
ブラックウーズを一匹倒した!
「おおおおおお!!」
ブラックウーズは弓子ににじりよってきた。
ブラックウーズは弓子ににじりよってきた。
ブラックウーズは弓子ににじりよってきた。
ジャック「ああ!弓子が危ない!クソゥ…オイラも戦うぞ。いくぞ!マハブフ!」
ジャックフロストの攻撃!
ブラックウーズは凍りついた!
ブラックウーズは凍りついた!
ブラックウーズは凍りついた!
弓子「よし!後、二匹か。アギ!」
弓子の放った火の玉がブラックウーズに命中した!
弓子「後、一匹だ!くたばれ、ゲロシャブ野郎!」
ジャック「弓子!危ない!今の奴、まだ生きてる!」
ブラックウーズの毒ガスブレス!
弓子は毒に侵された!
ジャックフロストは毒に侵された!
ブラックウーズのデスタッチ!
弓子の体力が奪い取られた!
弓子「アギ!」
ブラックウーズは攻撃をかわした!
「おおおおおおおっ!」
ブラックウーズが仲間を呼んだ!
ブラックウーズは8匹になった!
弓子「クソッ!また増えやがった!クソダルマ、お前は今すぐ兄貴を呼んで来てくれ…。あたしでは相性が悪い。」
ジャック「でも…オイラが行ったら弓子が…。」
弓子「あたしに撤退の文字は無いんだよ、行け!」
ジャック「ヒ、ヒーホー!弓子待っててくれよ!」
ジャックフロストは逃げ出した!
ジャックフロストは………………
逃げ切った!
ジャック「ヒ、ヒーホー…。毒を受けて苦しい…。事務所の場所も分からない…。中島のパソコンの中に避難しよう…。中島のパソコンならオイラと繋がっているから分かるぞ…。」
ジャックは命からがら逃げ切り中島を探して居る。這いつくばいながら何とか中島の居る公園にたどり着いた。
中島「うううっ……。」ポロポロ
ハイピクシー「いつまで泣いてるのよ…。」
中島はまだ泣いていた。
ジャック「ヒ、ヒーホー…。中島…。やっと見つけたぞ…。」
中島「ジャ、ジャック!どうしたんだな?しっかりするんだな?」ポロポロ
ハイピクシー「中島、ソイツは?」
中島「ジャックは僕の友達なんだな。具合が悪そうなんだな…。お医者さんの所に行くんだな。」ポロポロ
ハイピクシー「ソイツ、毒を受けてる…。大丈夫よ、私が治してあげるから泣かないで!『ポズムディ!』」
ジャックフロストは元気になった。
ジャック「ヒーホー!オイラ、助かったぞ!」
中島「ジャック…。良かったんだな!良かったんだな!」ポロポロ
パスカル「バウ…。(泣くなよ…。情けない…。)」
ジャック「オイラを助けてくれてありがとう!そうだ!弓子がピンチなんだよ!中島!いつまでも泣いてないで一緒に来てくれよ!」
中島「弓子さんが?分かったんだな!ジャック、案内して欲しいんだな!」
ハイピクシー「待って!私も行くわ!中島じゃ頼りないもん。」
ジャック「ありがとう!弓子も毒を受けてるんだ!治してくれるかい?」
ハイピクシー「分かったわ!あっその前に、中島、あんたと契約するわ!あんたサマナーでしょ?」
中島「サマナー?なんの事なんだな?」
ハイピクシー「もう!説明は省くわ。そのパソコン貸して!」
ハイピクシーは中島のパソコンをいじりだした。
ハイピクシー「はい、これで私もそこのジャックフロストと同じ仲間になったわ。今後ともよろしくね。中島!」
ハイピクシーが仲魔になった。
ジャック「オイラが弓子の所に案内するよ!」
中島「お願いなんだな。」
パスカル「バウ!バウ!(ナカジマ、ヤクニタタナイ。オレ様、マカセル!)」
中島達は弓子の所に急いで向かった。
ジャックの案内で弓子の所にたどり着いた。
弓子は懸命に戦っている!
弓子の攻撃!弓子の蹴りでブラックウーズは飛び散った!
弓子の攻撃!弓子の蹴りでブラックウーズは飛び散った!
中島「ゼイゼイ…ハアハア…。ゆ、弓子さん…大丈夫なんだな?」
ジャック「ヒーホー!弓子!オイラ達が助けに来たぞ!」
弓子「は?オイ、クソダルマ!あたしは兄貴呼んで来いって言ったんだよ!なんで中島が来てるんだよ!」
「おおおおおおおっ!」
ブラックウーズは仲間を呼んだ!
ブラックウーズは8匹になった!
ハイピクシー「今すぐ毒を治してあげるから動かないで!みんな!アイツをこっちに近づいてさせないで!」
中島「そうだ!これが役に立つんだな!」
中島は悪魔召還プログラムを起動させた。中島はブラックウーズ達に近づいて言った。
ハイピクシー「今の内ね。『ポズムディ!』」
弓子の毒は治った。
弓子「おお!!動きやすくなったぞ!」
ハイピクシー「まだ体力が回復してないよ!『ディアラマ!』」
弓子の体力は回復した。
弓子「良し!良くやった、チビ羽虫!」
ハイピクシー「なんで…。助けてあげたのに…。そんな言い方無いじゃない!」
ジャック「ヒーホー!弓子の言うことはいちいち気にしたら駄目だぞ!」
弓子「ゲロシャブ野郎!さっきは良くもやってくれたな!あたしのテコンドーで全て蹴り殺してやる!」
中島「弓子さん。待って欲しいんだな!」
中島は悪魔召還プログラムを作動している。なにやらキーボードを打ち込んでいる。
中島『こんにちは、僕は中島 朱美なんだな。君の名前を教えて欲しいんだな。』カタカタカタカタ。
弓子「あいつ…。何をしているんだよ…。」
ジャック「あれでいろんな奴とお話が出来るだよ!パスカルともお話出来るぞ!」
弓子「………なぁ、あのゲロシャブ野郎に言葉が理解出来るのか?」
ハイピクシー「………多分、無理…だと思う…。スライムだもん…。知能ないよ…。」
ブラックウーズ「おおおおおおおっ!」
ブラックウーズの毒ガスブレス!
中島は毒に侵された!
ブラックウーズは中島ににじりよってきた!
ブラックウーズは中島ににじりよってきた!
ブラックウーズは中島にまとわりついた!
ブラックウーズ達は中島を連れて逃げ出した!
中島「ああああ!助けて欲しいんだな!」
ハイピクシー ジャック「中島ーーー!!」
中島は連れて行かれた!
弓子「何しに来たんだよあの豚は…。あのゲロシャブ野郎が逃げちまったじゃねぇか!!」
ハイピクシー「中島はあんたを助けに必死で走って来たのにそんな言い方無いじゃないの!!」
弓子「このチビ羽虫が!あたしに逆らうのか!カマキリのエサにしてやろうか?」
ジャック「ケンカしてないで中島を探すのが先だよ!」
パスカル「バウ!(コッチダ!)」
パスカルが中島の匂いを嗅いで案内する。中島はブラックウーズ達に取り込まれている…。
「おおおおおおおっ!おおおおおおおっ!」
ブラックウーズが雄叫びをあげる。
弓子「良し!あのゲロシャブ野郎をぶっ殺すぞ!お前ら、行くぞ!」
ジャック「待って、弓子!中島が取り込まれている!」
弓子「中島ごとやるんだよ!見ていろ!」
弓子の攻撃!
弓子の蹴りが中島にヒットした!
中島がブラックウーズの中から飛び出した!
弓子「良し!狙い通りだ!あのゲロシャブ野郎にトドメを刺すぞ!」
ブラックウーズ達が再び中島を取り込もうとしている!
ハイピクシー「中島!そうはさせないよ!『マハジオ!』」
ハイピクシーの電撃がブラックウーズ達を襲う!
ブラックウーズは感電した!
ブラックウーズは感電した!
ブラックウーズは感電した!
ブラックウーズは感電した!
ハイピクシー「ああ!残りの奴が中島の所に!」
感電を逃れたブラックウーズ達が中島を取り込もうとしている!
ジャック「ヒーホー!後はオイラに任せな!『マハブフ!』」
ブラックウーズは凍り付いた!
ブラックウーズは凍り付いた!
ブラックウーズは凍り付いた!
パスカル「バウ!バウ!(ノコリハ オレ様ガ マルカジリ!)」
パスカルがブラックウーズを食いちぎった!
弓子「お前ら!あたしの獲物横取りするなよ!あのゲロシャブ野郎はあたしがぶっ殺す予定だったんだぞ!」
ハイピクシー「中島!大丈夫?」
ジャック「中島!しっかりしろ!」
2人は地団駄を踏む弓子を無視して中島の所に駆け寄った。
中島「うううっ…。」
パスカル「バウ!」
パスカルが中島を噛んだ。
中島「ああああ!痛いんだな!パスカル!僕は食べ物じゃないんだな!」
ジャック「中島…生きてた!」
ハイピクシー「中島!良かったよぅ!」
みんなは中島の無事を喜んだ。
弓子「お前ら!あたしを無視するなよ!クソッ!」
弓子達はブラックウーズを倒した!
中島「うううっ…。」
ハイピクシー「中島、すぐに治してあげるね。『ポズムディ!』」
中島の毒は治った。
中島「うううっ…。みんな…、来てくれて嬉しいんだな…。弓子さんも無事で良かったんだな…。うううっ…。」ポロポロポロポロ
中島は泣き出した。それを見て弓子はため息をついた。
弓子「はぁ…。なーかーじーまー!いちいち泣くなよ!前にも言っただろうが。嬉しい時は笑え!後、あたしがあんなゲロシャブ野郎に負ける訳ないだろ!」
ジャック「でも、弓子は毒ガス喰らってピンチだったぞ!」
弓子「最初からあたしのテコンドーを使っていたら一瞬だったんだよ!」
ハイピクシー「じゃあ、なんで最初から使わなかったのよ!」
弓子「はぁ?決まってるだろ。靴が新品だったからゲロシャブ野郎の体液で汚したくなかったんだよ。」
ハイピクシー「呆れた…。」
中島「でも、本当にみんな無事で良かったんだな…。」
弓子「お前ら、まだ依頼は終わってないぞ!下水道を調べに来た水道局の人間を探すぞ。」
中島「分かったんだな…。」
弓子「中島、お前はゲロシャブ野郎の体液でベトベトでクセーからあたしから40000km離れて歩けよ。」
中島「弓子さん…それだと地球を一周して戻って来るんだな。」
弓子「口答えするな。」バキ!
中島は弓子に思いっきり蹴られた。
中島「い、痛い…。」
弓子「行くぞ、中島!」
それから中島達は下水道を探索を再開した。
パスカル「バウ!(コッチカラ、ニオイスル。)」
パスカルの案内で行方不明の水道局の人達を見つけた…。
しかし、グリーンスライムに取り込まれている…。
弓子「さっきと同じ要領でいくぞ!」
弓子は下水道の人達を蹴り飛ばした!
弓子「良し!緑のゲロシャブ野郎から引き離した!」
弓子の攻撃!弓子の蹴りでグリーンスライムは飛び散った!
弓子の攻撃!弓子の蹴りでグリーンスライムは飛び散った!
弓子「みたか、あたしの力を!」
弓子はグリーンスライム達をやっつけた。
弓子「良し!これで依頼は完了だ。じゃあ帰るか!中島!こいつ等もゲロシャブ野郎の体液でクセーからお前がおぶって行けよ!」
中島「弓子さん、待って欲しいんだな…。」
こうして中島達は水道局の人達を助け出し依頼は完了した。
しばらくして中島達は事務所に帰ってきた。
大輔「ああ、弓子おかえり。」
マダム「あら?帰ってきたのね。」
弓子「お帰りじゃねえよ!やい、オバハン!お前のせいで新品の靴が汚れたじゃないか!あたしの靴を弁償しろよ!」
弓子は帰って来るなり捲り立てる。
マダム「臭いから近づかないでもらえるかしら。………下水道で死んだら良かったのに…。」
弓子「クセーのは中島の方だよ。」
大輔「中島君?一緒だったのかい?それに失礼な事を言っちゃ駄目じゃないか。」
弓子「失礼かどうか証明してやるよ。中島!入って来い!」
弓子が中島を事務所に招き入れた。
中島「臭いから入るなって言ったり入れって言ったり…弓子さんは忙しい人なんだな…。」
中島の身体からはブラックウーズの体液が染み込んで死臭がする。
大輔「なかじま…くん…。ちょ…こ…うっ!ゲロロロロロ!」ビチャビチャビチャビチャ!
大輔はあまりの臭いに盛大に吐いた。
マダム「うっ…か、帰るわね…。白鷲さん、何日か後にまた来るわ…。酷い臭い…。パスカルちゃん、帰るわよ…。」
パスカル「バウ!」
マダムはパスカルを連れて一目散に帰って行った…。
弓子「だから言っただろ。中島の方がクセーって…。」
大輔「オエー!オエー!」ビチャビチャビチャビチャ!
事務所は悲惨な状況だ…。
ジャック「オイラ、せっかく掃除頑張ったのに…。」
ハイピクシー「………ドンマイ…。いつかきっと良いこと有るよ…。」
弓子「中島、クセーからその服捨てて風呂入って来い。あたしも靴捨てるから…。」
中島「分かったんだな…。」
事務所をみんなで掃除をした。そうこうしている内に中島も風呂から戻ってきた。
中島「今、戻ったんだな。」
ハイピクシー「お帰り、中島。」
ハイピクシーが中島を迎え入れる。
大輔「さっきから気になっていたけど君は?」
ハイピクシー「私?私はハイピクシー!中島と契約したのよ。」
中島「彼女がみんなの毒を治してくれたんだな。」
大輔「そうなんだ。しかし、中島君と一緒にいるとまるでおとぎ話のピーターパンとティンカーベルみたいだね。」
中島「でも僕はピーターパンみたいにカッコ良く空は飛べないんだな…。」
弓子「兄貴はたまに訳の分からないことを口走るから友達が全然いないんだ。お前ら、兄貴がこういう発言をしたら無視しろよ。」
それにしても弓子は誰に対しても失礼である。
弓子「それに中島が空飛んだら紅の豚じゃんか。」
大輔「例えの話じゃないか。それに中島君に失礼だよ。」
弓子と大輔が言い合いをしているとハイピクシーがわって入った。
ハイピクシー「ねぇ…。ティンカーベルって何?」
大輔「ピーターパンに出てくる君みたいに可愛らしい妖精の名前の事だよ。」
中島「あっ!そうなんだな。ティンカーベルをあやかって僕はこれから君の事をティンクって呼ぶ事にするんだな。」
大輔「中島君、いいねそれ!」
ハイピクシー「………なんか人間って変わってるね。ティンクか、中島が付けてくれたんならいいかな。」
大輔「ティンクちゃん、これからよろしくね。」
弓子「おい…このチビ羽虫までここに居座るのかよ!ふざけるなよ!」
新しい仲間が出来てまたいっそう賑やかになる白鷲探偵事務所であった。