下水道での事件からしばらく過ぎたある日の事だった。
白鷲探偵事務所に中島宛てに一枚の封筒が届いている。
弓子「中島、何を持っているんだ?見せろよ。」
弓子は中島の持っている封筒を奪い取って封を勝手に開けた。
中島「弓子さん、それは僕宛の物なんだな…。」
弓子「なんだこれ?『シャチホコエビフリャーズ コンサートチケット』聞いたこと無いぞ。アイドルか?」
中島「僕も聞いたことが無いんだな…。」
弓子「お前宛に来てるのに知らないこと無いだろうが!」バキ!
弓子の蹴りが中島にヒットした!
中島は吹っ飛んだ。
中島「………痛いんだな…。僕は何もしてないのに…。」ポロポロ
ティンク「ちょっと弓子!何て酷いことするのよ!中島が泣いちゃったじゃないのよ!謝りなさいよ!」
弓子「このチビ羽虫が!あたしに逆らってんじゃねぇ!」ブシュー!
弓子はゴキジェットをハイピクシーに噴射した。
ハイピクシーは悶え苦しんでいる。
ティンク「あああ!目に入ったー!痛いよー!染みるよー!」
弓子「ここではあたしが一番偉いんだ。例え天皇でも逆らったらぶっ飛ばされる運命なんだ。分かったか、お前ら!」
兄の大輔がジャックフロストと出かけているので弓子の横暴が続く…。
そうこうしている内に大輔が戻って来た。
大輔「今帰ったよ。」
ジャック「ヒーホー!」
弓子「おう、兄貴。」
大輔「弓子、何を持っているんだい?」
弓子「ああ、これ?なんか中島宛てに来てたコンサートのチケットだよ。」
大輔「ああ、それは僕が転売目的で片っ端から懸賞に応募したやつの一つだよ。何が当たったんだい?」
大輔はコンサートチケットを手に取ってパソコンでなにやら調べ物をしだした。
中島「どうして僕の名前で応募したんだな?」
大輔「ああ、中島君だけじゃなくて弓子と僕の名前でも応募しているよ。それでたまたま中島君が当たっただけのことだよ。」
弓子「兄貴、勝手に人の名前を使うなよ。」
大輔「何を言っているだよ。数は多い方が当たりやすいんだよ。ああ、これは転売出来ないな…。お金にならない。どうせならSKEでも当たってくれたらお金になって良かったのに…。」
中島「もしかして、僕が住み込みでここで働いているのって…。」
大輔「うん、そうだよ!悪魔から身を守れるのもあるけどメインは懸賞さ。それに昨日、中島君達が食べたレトルトの餡掛けスパゲティも懸賞で当たったやつだよ。」
大輔は笑顔で答えた。
弓子「兄貴、レトルトぐらい金で買えよ…。」
大輔「弓子は馬鹿だなあ。懸賞で当てるから良いんじゃないか!中島君は分かってくれるよね!」
そんな事を言われても困る中島であった。
弓子「で、兄貴このコンサートチケットどうするんだよ?」
大輔「そうだな…。せっかくだから中島君、行ってきたらどうだい?」
中島「え?」
大輔「決まりだね!日にちは明後日だからその日はお休みで良いよ。」
ジャック「オイラも行きたいぞ!」
大輔「ペアチケットになっているから大丈夫だよ。ジャック君も一緒に行くと良いよ。」
ジャック「ヒーホー!」
こうして中島は断る事も出来ずに知りもしないアイドルのコンサートに行く事になった。
2日後
中島が居ない間、ここ白鷲探偵事務所では来客が来ていた。
大輔「今日はどういったご用件でしょうか?ルイ サイファさん。」
ここに来るって事は警察や他の探偵事務所では解決出来ない事、つまり悪魔がらみである。
ルイ サイファ「最近なんだが…ディスコ?で踊っていた人達が帰ってきた翌日から精気を吸い取られたようになる事例が相次いでいる。」
弓子「ディスコだぁ?もしかしてクラブの事言ってるのか?オッサン、いったい何世紀前の人間だぁ?」
大輔「弓子、市長さんに失礼じゃないか!」
ルイ サイファ。この街の市長である。この胡散臭い事務所が成り立っているのもこういう人の力添えのお陰でもある。この名前はもちろん偽名を使っている。
ティンク「どうぞ、お茶だよ。弓子が失礼な事を言ってゴメンね。」
ティンクがお客様にお茶を運んできた。
ルイ サイファ「ありがとう。君はハイピクシーだね。」
ティンク「うん。でも私にはちゃんと中島に付けてもらった『ティンク』って名前があるんだからね。」
弓子「あっちに行ってろチビ羽虫。またゴキジェットかけるぞ。」
ティンク「ベー!だ。」
ティンクは弓子にあっかんべえをして隣の部屋に飛んで行った。
弓子「あのやろう!この白鷲 弓子様に向かってなんて態度だ!後でカマキリの餌にしてやる!」
ルイ サイファ「話の続きをしても良いかな?」
大輔「すみません、どうぞ。」
ルイ サイファ「精気を吸い取られた人達だが病院で検査しても原因が分からない…。そこで君達にそのディスコを探し出して原因を突き止めて貰いたい。どうも嫌な予感がするんだよ。」
大輔「情報が少ないですね…。」
ルイ サイファ「その情報を集めるのも君達探偵の仕事じゃ無いのかね?こういう仕事は警察より君達が適任なんだよ、理由は分かるよね?ではお願いするよ。」
大輔「………分かりました。」
ルイ サイファは事務所を去って行った…。
大輔「中島君達が戻って来たら対策を練ろう。人手は多い方がいい…。弓子もそれまで勝手な行動は控えてくれ。」
弓子「………分かったよ。今のままじゃ動きようも無いしな…。」
一方その頃、中島とジャックフロストは栄にある小さなライブ会場に来ていた。 すでに50人ぐらいの人が来ている。
「おやおや?お主達は初めて見る顔ですな。」
知らない人が声をかけてきた。ガリガリに痩せたメガネをかけた男だ。
中島「僕達は懸賞でチケットが当たって来たんだな。」
「デュフフフ、それはお主達ラッキーですな。このアイドル達はいつかビッグになるから今からファンになると良いですぞ。」
ジャック「兄ちゃん、このアイドルっての詳しいのか?」
「デュフフフ、我が輩はこの『シャチホコエビフリャーズ』のファンクラブ会員のNo.0001ですぞぉ!何でも聞いてもらっても良いですぞ。」
ジャック「何でもって言われても…。」
「そうですな。このアイドルユニットは北条アリスちゃんと小野のリリーちゃんと紫セイレンちゃんの3人組ユニットでセンターはアリスちゃん、キュートでセクシーなリリーちゃん、そして歌が上手いセイレンちゃんと覚えておくと良いですぞ。」
中島「そうなんだな。教えてくれてありがとうなんだな。」
「お主達、これも何かの縁。せっかくだから我が輩がライブの合いの手を伝授するですぞ!」
中島達は変なのに捕まってしまった。
ジャック「ヒーホー!オイラ達兄ちゃんに弟子入りするぞ!せっかくだから色々教えて欲しいぞ!」
中島「ジャック、初対面の人に迷惑かけてはいけないんだな。」
「デュフフフ、迷惑ではないですぞ!お主もせっかくだから楽しまないと損ですぞ!」
中島「………じゃあ、僕もお願いするんだな。僕達は教わる立場だからあなたは師匠なんだな。」
「し、師匠!なんて良い響き!我が輩は今、感動しているですぞ!」
中島「僕は中島 朱美、こっちはジャックなんだな。」
「中島氏とジャック氏ですな!今日は我が輩と精一杯ライブを楽しむですぞぉ!」
そして気を良くしたこの男と中島達は共に行動する事になった。中島は終始楽しそうにしているこの男が少し羨ましかった。
「中島氏、ではそろそろライブ会場に入るですぞぉ!」
ジャック「ヒーホー!中島、早く入るぞ!」
中島「待って欲しいんだな!」
中島を急かす二人を見て少し笑顔になった。自分の居場所が少し広がってただ嬉しかった。
ライブ会場に入って少し経つと辺りが真っ暗になった。
「みんな!今日は『シャチホコエビフリャーズ』のミニライブに来てくれてありがとうー!MCはこのDJバフォメがお送りするぜー!みんな今日はよろしく頼むぜー!」オー!
DJの声と共に観客の歓声が沸き上がる!
「では、早速みんなお待ちかねの『シャチホコエビフリャーズ』の登場だ!さぁ!今日も3人組の楽しいライブが始まるぜー!みんな最高の声援をよろしく頼むぜー!」ウォー!
観客の歓声はさらにヒートアップした。3人組が出てきて更に会場は盛り上がる!
「みんなー!今日は来てくれてありがとうー!私達、ご当地アイドルユニット、『シャチホコエビフリャーズ』です!」
3人はシャチホコのように反り返ってからエビのように飛び跳ねた。
ダサいポーズである…。
「中島氏、ジャック氏、曲が始まったら我が輩が教えた通り合いの手をするですぞ!」
中島「分かったんだな。緊張するんだな…。」
ジャック「オイラ、がんはるぞ!」
二人は初めてのライブで興奮している。
「今日もアリスのために応援してねー!まずはこの曲『恋のスパイス 八丁味噌』よ!」ウォー!
ライブが始まった。会場は歌う3人組と合いの手をするファンが一体となっている。みんな心の底から楽しんでいる。中島も戸惑いながらも精一杯合いの手をして楽しんだ。
「みんなー!ありがとうー!次の曲はセイレンがソロのこれ!『モーニングを待ちわびて』」
先ほどの曲とはうって変わって会場が静まり返った。
セイレンの美しい歌声にみんなが聞きほれている。
中島「綺麗な声なんだな…。」
そうこうしている内にライブも最後の曲となった。
中島「凄いんだな!楽しいんだな!」
ジャック「オイラも楽しいぞ!」
「中島氏、ジャック氏、最後まで応援の合いの手を忘れては行けませんぞ。」
中島「分かったんだな。」
最後の曲も終わりファンの熱気に包まれてたままライブは終了した。
中島達はライブ会場を出た。
ジャック「ヒーホー!今日は楽しかったぞ。」
中島「来て良かったんだな。」
「二人が気に入ってもらえて何よりですぞ!」
まだライブの興奮が冷めないまま話していると何者かが近付いてきた。
「君、今日のライブは楽しんでもらえたかい?」
この声は先ほどのDJである。見た目は普通の好青年だ。
「楽しんでもらえたならこのチケットを持って今晩このライブ会場に来てくれよ!コレ一枚で何人でも会場に入れるからお友達も是非連れて来てくれよ!待ってるぜ!シーユー!」
そう言ってDJの男は去っていった…。
「中島氏、何を頂いたのですかな?」
中島「ライブのチケットなんだな。これ一枚で何人でもって言ってたから良かったら師匠も一緒に来て欲しいんだな。」
「我が輩を誘って頂けるとは、我が輩、絶対にお供致しますぞ!」
???「いや、駄目だな。これはあたしがいただく。貸せ、中島!」
中島は後ろからチケットを取られた。
振り返るとそこには弓子が立っていた。
ジャック「ヒーホー!さては弓子、オイラ達が楽しんでたから嫉妬しているな?」
弓子「な訳ねぇだろ!依頼だ。」
中島「弓子さん、そのチケットは僕がもらったんだな。返して欲しいんだな。」
弓子「なーかーじーまー!お前、少しは警戒心を持て!だいたいライブのチケットをタダでもらえるなんて有り得ないんだよ。見ろ!『DJバフォメのミッドナイト サバト』って。完全に悪魔の仕業じゃねぇか!オラ!」バキ!
弓子は中島を蹴り飛ばした。
中島「…痛いんだな。」
弓子「いいか。サバトってのはな、悪魔召喚の儀式の事だ。」
中島「でも、シャチホコエビフリャーズも来るんだな。」
弓子「口答えするな!」バキ!
弓子はまた中島を蹴り飛ばした。
中島「痛い…。」ポロポロ
「中島氏、しっかりするですぞぉ!しかし、お主は酷い女氏ですな…。」
弓子「なんだ?テメエ。この白鷲 弓子様に逆らうのか、オラ!」バキ!
弓子は男を蹴り飛ばした。
「痛い!骨が折れてるかもしれないですぞぉ!」
弓子「中島を蹴るときの3分の1の力で蹴ったぐらいで骨が折れるか。このヒョロヒョロキモ野郎が!」
相変わらず初対面の人間に対しても酷い言いようである…。
「中島氏、この女氏は一体何者ですかな?」
中島「弓子さんは僕が勤めている探偵事務所の上司なんだな…。僕は毎日弓子さんに蹴られているんだな…。」ポロポロ
中島はまだ泣いている。
「中島氏!それはパワハラですぞぉ!訴えたら勝てますぞ。」
ジャック「オイラも弓子に毎日酷い目にあってるぞ。オイラが火が苦手なのにチャッカマンでオイラの尻に火を着けてくるんだ…。」
「我が輩が弁護士を紹介するですぞ!二人とも我が輩と一緒に戦うですぞぉ!」
弓子「弁護士でも呼びたきゃ呼べよ。それより中島!依頼内容は後で教えるからさっさとこのライブ会場に行くぞ。」
「我が輩もついて行きますぞ。お主!白鷲 弓子と申したな。白鷲女氏、我が輩は暴力に屈しませんぞ。弁護士を雇っていずれ裁判を起こしてやりますぞ。」
無駄に正義感の強い男である。
弓子「ああ、もう面倒くさいから来たけりゃ勝手にしろよ。後でどうなっても知らないからな。後、お前気持ち悪いからあたしから20000km離れろよ。」
中島「弓子さん…それだと師匠はブラジルまで行ってしまうんだな。」
弓子「口答えするな!」バキ!
弓子は口答えした中島を蹴ってズカズカと歩いて行った。
「中島氏、大丈夫ですかな。」
中島「師匠、ありがとうなんだな…。でも弓子さんの事は穏便にしてほしいんだな…。弓子さんは暴力を振るうけど優しい所も有るんだな…。」
「………中島氏。」
中島「さぁ、ライブ会場に行くんだな。」
「そうですな。でも、中島氏。困ったら何時でも我が輩に言うですぞ。」
そうこうしている内に日も暮れて目的地のライブ会場にたどり着いた。先ほどの会場より大きく500人ほど入る規模である。
「おお!これはなかなか大きなライブ会場ですな。我等がシャチホコエビフリャーズも知名度が上がってきた証拠ですな。」
弓子「知らねえよ…。面倒くさい奴だな…。」
「そうであった!我が輩としたことが…。白鷲女氏、これも何かの縁ですから我が輩がシャチホコエビフリャーズの曲の合いの手を伝授致しますぞ!さぁ我が輩に続くですぞぉ!」
男はオタ芸を弓子に披露しだした。
弓子「………。」
弓子がオタ芸を披露している男を無視していると空からハイピクシーがやってきた。
ティンク「あっ、中島!やっと見つけた!なかなか帰って来ないから心配したんだよ!弓子に虐められなかった?」
ジャック「ティンク、良い所に来たな。オイラ達と一緒にライブに行くぞ。とっても楽しいんだぞ。」
弓子「オイ、チビ羽虫!何しに来たんだ、兄貴と留守番してろよ!」
ティンク「やーだよーだ!私、意地悪ばっかりする弓子の言うことなんか聞かないもんねー!中島と一緒に居るもん!」
中島「ティンク!迎えに来てくれて嬉しいんだな。でも、ここは人間がたくさん居るから僕の服の胸ポケットに隠れているんだな。」
弓子「中島!そのチビ羽虫をこっちに寄越せ!あたしの恐ろしさを思い知らせてやる!」
ティンク「ベー!」
「おや?中島氏、その胸ポケットにあるフィギュアは一体?さっきまでなかったですぞ?」
男がティンクに気がついた。
中島「いや、あの…。」
弓子「あー、だから来るなって言ったのに…。」
ティンク「あなた?中島のお友達?」
「フィギュアがしゃべったですぞぉ!中島氏、コレは…。」
バレてしまった。
ティンク「私は人形じゃ無いもん!ちゃんとティンクって名前が有るんだからね!失礼ね!」
「お主…。もしかして妖精ですかな?我が輩初めて見ましたぞぉ!」
男はティンクに興奮している。
「お主、中島氏と白鷲女氏の友人ですかな?」
ティンク「うん!仲魔だよ!弓子は私達に意地悪ばっかりするけど。」
「し、白鷲女氏!お主はこんな子にまでパワハラを働いているとは!」
弓子「黙れ!お前、コイツの事言いふらしたらぶっ殺すからな!」
中島「弓子さん、師匠も落ち着いて欲しいんだな。会場に入れるんだな…。」
弓子達は中島に言いくるめられ会場に入っていった。
会場に入ってしばらくすると辺りが真っ暗になった。
「今日はこのDJバフォメのミッドナイト サバトに来てくれてありがとう!今日はオールナイトで楽しんで行こうぜー!」
中島「楽しみなんだな…。」
ジャック「オイラ、ワクワクしてきたぞ!」
弓子「お前等、気を抜くなよ。」
DJの軽快なトークが続く。
「さぁ!まずは我等がご当地アイドル『シャチホコエビフリャーズ』の登場だ!」
アイドルの3人組が登場した。
アリス「みんなー!今日はアリスの為に………」ニタァ
アリスの邪悪な笑みに弓子が気づいた。
弓子「アイツ、何かする気だ。とりあえず『テトラジャ』!」
弓子達の周りに魔法のシールドが張られた!
アリス「………死んでくれる?」
アリスのエナジードレイン
観客達の精気が吸い取られた!
アリス「あっ!アイツ等シールドを張ってる!侵入者よ!バフォメット!お願い!」
「OK、アリス!なかなかのエナジーが集まったぜ!さぁ、次はこのエナジーを使って侵入者を退治しよう!ボディコニアン!出番だぜ、Come on!」
バフォメットはサバトマを唱えた。
ボディコニアンが8体現れた!
弓子「チッ、数で攻めて来やがった!」
「ハハハ!お前の事は俺達の間では有名人だからな。白鷲 弓子!お前の事は対策積みだ!」
DJの声が響きわたる!
アリス「フフフ…。散々私達悪魔の邪魔をしてきた白鷲 弓子もお仕舞いね。………白鷲 弓子お願い………死んでくれる?」
アリスはタルカジャを唱えた!
ボディコニアン達の攻撃力が上がった!
アリス「リリム!セイレーン!あなた達もやるのよ!」
リリム「ハハハ!死んじゃえー!」
リリムはタルカジャを唱えた!
ボディコニアン達の攻撃力が上がった!
ボディコニアン達が中島達に襲いかかった!
弓子「テメエ等、この白鷲 弓子様がこんな屍クソ女共にビビると思っているのか!あたしのテコンドーで全員ぶっ殺してやるよ!かかって来い!」
「どどどどどうなっているのですぞぉ!」
男はパニック状態になっている。
弓子「チッ、だから来るなって言ったんだ。中島!お前はクソダルマとチビ羽虫と一緒にそいつを外に連れ出せ!」
セイレーン「………逃がさない。」
セイレーンは誘惑の歌を歌った。
意識が朦朧としている観客達を操り出口が塞がれた。
弓子「クソッ!」
アリス「フフフフフ…。これで逃げ場は無いわね。あなた達みーんなみーんな、死んでくれる?」
アリスのエナジードレイン
観客達の精気を吸い取られた。
「OK、アリス!相手はあの白鷲 弓子だ!このエナジーでまだまだ悪魔を召喚するぜ!Come on!」
バフォメットはサバトマを唱えた。
グールが8体現れた!
ゾンビが6体現れた!
リリム「フフフ、まだまだこんなもんじゃ無いわよ。」
リリムはマリンカリンを唱えた!
中島達以外の観客達を魅了した。
観客達も中島達に襲いかかって来た!
ボディコニアンのマヒひっかき!
中島「師匠、危ないんだな!」
中島がパニックになっている男を庇い傷を負った!
中島は身体が痺れて動けなくなった。
ジャック「中島!」
弓子「クソッ、テメエ等!弱い奴を襲いやがって、あたしが相手だ!行くぞ!」
弓子が悪魔達を相手に突っ込んで行った!
ティンク「弓子!無茶だよ!一旦逃げようよ!」
弓子「黙れ!お前は中島の傷を治せ!あたしの辞書に撤退の文字は無いんだよ!」
ジャック「弓子!無茶だ!ティンク、オイラ達も弓子に加勢するぞ!」
弓子「バカ野郎!良いか!お前等は悪魔を召喚している奴を探しだせ!こんな雑魚共はあたし1人で余裕なんだよ!中島!聞こえたか!お前は傷を治したらその男とティンクとジャックを連れて行け!」
ティンク「中島、しっかり『パララディ』!」
中島のマヒが治った!
中島「ティンク、ありがとうなんだな!さあ、僕達は悪魔を召喚しているDJの人を探すんだな…。」
「中島氏、傷は?」
中島「痛いけど、弓子さんの蹴りの方がもっと痛いんだな…。だから大丈夫なんだな。」
ティンク「中島、大丈夫?無理しちゃダメだよ。」
ジャック「中島、弓子を助けないと…。」
中島「ジャック、弓子さんは僕達を信頼してくれているんだな。だから僕達がやることはDJの人を探し出すことなんだな。」
「中島氏、DJはきっと上の階に居ますですぞ。あそこの階段から行けますぞ。」
中島「みんな、相手が弓子さんに集中している間に階段を上るんだな。」
中島達は悪魔達に気付かれず階段を駆け上がった。
弓子「よーし、中島達は行ったようだな。あたしのテコンドーでテメエ等を血祭りにしてやるぜ!」
弓子の攻撃!
弓子のトルリョチャギがグールに直撃した!
グールを倒した!
弓子の攻撃!
弓子のパンダルチャギがグールに直撃した!
グールを倒した!
背後からボディコニアンのマヒひっかき!
しかし、弓子が放つカウンターのティオティッチャギがボディコニアンに直撃した!
ボディコニアンを倒した!
弓子「テメエ等、あたしはピンピンしてるぞ!どうした!かかって来いよ!」
弓子が敵を挑発する。
アリス「何やってるのよ!束になってかかりなさいよ!」
「おおおおおおおおおぉぉぉ!!!!」
ゾンビが束になって弓子に襲いかかる!
弓子「まとめて来やがったか、『マハラギ!』」
弓子の放った火の玉がゾンビ達に命中した!
ゾンビは燃え尽きた!
ゾンビは燃え尽きた!
ゾンビは燃え尽きた!
ゾンビは燃え尽きた!
弓子の攻撃!
弓子のネリチャギが直撃した!
グールの頭が飛び散った!
弓子「うぇぇ、またあたしの靴に悪魔の体液が付いたじゃねぇかよ…。」
弓子の横からボディコニアンが襲いかかる!
しかし、弓子のヨプチャギがボディコニアンにヒットした!
セイレーン「白鷲 弓子の蹴り技テコンドーは攻撃の威力が低い。これで負けない。『ラクカジャ』」
セイレーンはラクカジャを唱えた!
悪魔達の防御力が上がった!
アリス「これでお前もお仕舞いね!『ラクカジャ』」
アリスはラクカジャを唱えた!
悪魔達の防御力が上がった!
弓子「あたしのテコンドーが威力が無いだと!あたしのテコンドーは他の格闘技を取り入れたオリジナルだ、お前等のチンケな補助魔法なんか意味ないぞ!」
弓子の攻撃!
弓子のオルグルトルリョチャギがゾンビに直撃した!
ゾンビを倒した!
弓子の攻撃!
弓子のネリチャギがボディコニアンを直撃した!
ボディコニアンを倒した!
弓子「こいつ等の防御力が上がったおかげで頭が飛び散らなかったな。感謝するぜ。」
アリス「何なのよ、アイツ!ムチャクチャじゃないのよ!」
弓子の悪魔殺戮ショーはまだまだ続く…。
一方、弓子が戦っている間、中島達は階段を上がって二階を探索していた。
中島「弓子さんが心配なんだな…。」
1人残った弓子を心配しながら中島達は扉の前にたどり着いた。この部屋はライブ会場の音響を操作するDJのプレイルームになっている。
中島は恐る恐る扉を開けた。
「誰だ!」
中島「ぼぼぼ僕はななな中島 朱美なんだな。」
「OK!ここに来たって事はあの白鷲 弓子の仲間だな!君達は可哀想だが瞬殺してあげよう!」
DJの男はみるみるうちに姿が変わっていく。
羊の頭に黒い翼が生えた悪魔に変身した。
邪神バフォメットが現れた!
中島「こここ怖いんだな!」
「ななな中島氏!DJが山羊に変身したですぞぉ!」
バフォメット「ハハハ!山羊だと?バカめ!俺は神をも喰らう強さのバフォメット様よ!紙は食わないがな!」
バフォメットはいきなり襲いかかってきた!
バフォメットの攻撃!
バフォメットのパンチが中島にヒットした。
中島は少しよろめいた。
ティンク「中島!ちょっと!いきなり攻撃するなんて酷いじゃない!中島、大丈夫?」
中島「…思ったより痛くなかったんだな。」
バフォメット「フフフ、どうせやせ我慢に決まっている。もう一撃喰らえ!」
バフォメットの攻撃!
バフォメットのパンチが中島にヒットした。
しかし、中島にはあまり効いていない。
中島「やっぱり痛くないんだな…」
バフォメット「そんなはずはない!俺は通信空手の初段だぞ!」
ジャック「…お前もしかして、弱い奴だな?」
バフォメット「俺は弱くない!クソー!」
逆上したバフォメットがジャックフロストに襲いかかった!
ティンク「させないよ!『ジオ!』」
ティンクのはなった電撃がバフォメットを襲う!
バフォメット「電撃は止めろ!」
ジャック「ヒーホー!アイツ、電撃が弱点だ!ティンク、もう一度だぞ!」
ティンク「よーし、いくよ!『マハジオ!』」
ティンクの電撃がそこら一帯に放たれた!
しかし、バフォメットが電撃をすべて受け止めた!
バフォメット「おい、電撃は止めろって言っているだろ!」
ジャック「効いているぞ!」
バフォメット「機材がいっぱいあるから電撃を放ったら壊れてしまうだろ!」
どうやら弱点ではなく機材の心配をしているらしい。
バフォメット「この機材がなかったらライブが出来なくなるんだ!だから止めろよ!」
ティンク「じゃあ、もう一度いくよ!」
バフォメット「お願いだ!止めてくれ!」
「だったら、アリスちゃん達を利用して酷い事をするのを止めるですぞぉ!」
バフォメット「違う!俺がアリスに利用されているんだよ!」
中島「どういう事なんだな?」
バフォメット「分かった、説明するからその妖精を止めてくれ!俺は降参するから!」
ティンク「ハハハハハハ!それ!『マハジオ!』『マハジオ!』『マハジオー!』」
ティンクがそこら一帯の機材に電撃を放っている。
中島は慌ててティンクを止めに入った。
中島「ティンク、もういいんだな。」
中島に声をかけられてティンクは電撃を放つのを止めた。
バフォメット「ああ、良かった。機材は無事だ。」
中島「君が黒幕じゃなかったら弓子さんが心配なんだな。」
ジャック「ヒーホー!中島、オイラも弓子が心配になってきたぞ!」
中島達は急いで弓子のもとに行こうとした。しかし!
バフォメット「バカめ。俺に背を向けるとは、死ね!『マハラギオン!』」
バフォメットの放った炎が中島達を襲った!
ティンク「キャ-!」
ジャック「ああああ!熱いよう!オイラ溶けちゃうよ!」
中島「ああああ!熱いんだな!ああああ!」
バフォメット「ハハハ!バカな奴等め!次でトドメだ!ハハハハハハ!」
バフォメットの不意討ちで中島達は大ダメージを喰らった!
中島「ううう…。酷いんだな…。僕は何もしてないのに…」ポロポロ
ティンク「ちょっと!後ろから何するのよ!中島が泣いちゃったじゃない!」
ジャック「そうだ!酷いぞ!中島に謝れ!ヒーホー!」
それにしても中島は情けない男である。
バフォメット「バカめ!何故敵の俺が謝らないといけない!」
バフォメットの言うことは間違ってはいない。
ジャック「謝れ!『ブフーラ!』」
ジャックの放った氷の刃がバフォメットを襲う!
バフォメット「うお!こ、こいつ!」
ティンク「謝れ!『ジオンガ!』」
ティンクの放った雷がバフォメットを襲う!
ジャック「謝れ!『ブフーラ!』」
ジャックの放った氷の刃がバフォメットを襲う!
ティンク「謝れ!『マハジオ!』」
ティンクの放った電撃がそこら一帯に襲いかかる!
バフォメット「クソ!何で俺がこんな雑魚悪魔に…。」
「ティンク女氏やジャック氏だけではないですぞぉ!」
男は近くにあった機材をバフォメットに投げつけた!
バフォメット「機材は止めてくれー!」
ティンク「だったら中島に謝れ!『マハジオ!』」
ティンクの放った電撃がそこら一帯に襲いかかる!機材のいくつかは壊れてしまった!
バフォメット「ああああ!俺の機材が~ああああ!酷いぞ!お前ら!」
「中島氏!いつまでも泣いていては行けませんぞぉ!さぁ、中島氏も我が輩と一緒にアイツに機材をぶつけてやるですぞぉ!」
みんなの勢いは止まらない。
バフォメット「もう許してくれ!機材を壊さないでくれ!謝るから!」シクシク
バフォメットは泣きながら謝り出した。
中島「みんな、もう許してあげるんだな。早く弓子さんを助けに行かないといけないんだな。」
バフォメット「お前、いい奴だな…。」
「でもさっきみたいにまた後ろから攻撃するかもしれないから縛りつけて連れていくのですぞ。」
そして中島達は縛りつけたバフォメットを連れて弓子のいる一階のホールに戻っていった。
一方その頃………
弓子は懸命に戦っている!
弓子の攻撃!
弓子のパンダルチャギがゾンビに直撃した!
弓子の攻撃!
弓子のヤンバルチャギがボディコニアンに直撃した!
弓子はマハラギを唱えた!
複数の火の玉がグールを襲う!
グールは燃え尽きた!
グールは燃え尽きた!
グールは燃え尽きた!
グールは燃え尽きた!
グールは燃え尽きた!
弓子「よし!後はそこの屍クソ女共だけだな!そこの3人、覚悟しとけよ!」
リリム「こうなったら人間をけしかけて時間を稼ぐしかないわね。『マリンカリン!』」
会場の人々が魅了され一斉に襲いかかってきた!
アリス「フフフ♪同じ人間同士なら流石の白鷲 弓子も手が出せないって事ね。」
弓子「オラー!」
弓子は相手が人間だろうとお構い無しに叩きのめしていく。
アリス「ち、ちょっと!おんなじ人間なのに…。」
弓子「いいか!あたしに逆らう奴は操られようが何者でもぶっ飛ばされるって日本の法律で決まっているんだよ!」
そんな法律は日本には無い。
セイレーン「………キチガイ。」
リリム「マズイよ!こっちに近づいてる……。アリス!あんたのせいよ!責任とりなさいよ!」
アリス「何でよ!バフォメット!何してるのよ!何とかしなさいよ!」
しかし、返事が返ってこない…。
「弓子!大丈夫?」
ティンクが一足先に弓子のもとにたどり着いた。
弓子が魅了された人々を問答無用で蹴り続けている。
ティンク「ちょ!ちょっと!駄目じゃない!関係ない人を倒しちゃ!」
弓子「いいか!逆らう奴は全てぶっ飛ばすんだよ!」
ティンク「操られるだけだから蹴ったら駄目だよ!『ドルミナー!』」
ティンクの魔法で観客達は眠りについた。
そうこうしているうちに中島達が弓子のもとにたどり着いた。
中島「ハァハァ…。弓子さん、大丈夫なんだな?」
走って来たのか中島は息切れしている。
弓子「中島!お前があたしの心配だなんて10年早いんだよ!息切れしてるんじゃねぇ!」バキ!
弓子は中島を蹴りあげた。
中島「………痛い。」
ティンク「弓子!中島は弓子の事を心配していたのに…。酷いよ!」
「白鷲女氏!中島氏はお主を心配していたのですぞぉ!それをなん足る仕打ち!」
中島を蹴りあげた弓子を皆が批難する。
弓子「あー、分かった、分かった。それより中島!悪魔を召喚する奴はやっつけたんだろうな?」
中島「みんなが助けてくれて捕まえたんだな。」
ジャックが縛りつけたバフォメットを連れて来た。
ジャック「ヒーホー弓子!オイラ達がこいつを捕まえたからもう大丈夫だぞ!」
弓子「その山羊頭か?よし!チビ羽虫、今から便所に行ってトイレットペーパーをありったけ取ってこい!」
ティンク「何に使うのよ…。」
弓子「決まってるだろ。こいつに食わすんだよ。できたらウンコがついた誰かが使った奴がいいな。取ってこい!」
それを聞いたバフォメットは涙目になっている。
中島「弓子さん、許してあげるんだな。彼は黒幕じゃないんだな。」
弓子「口答えするな!」バキ!
中島「痛い…。僕は何もしてないのに…」ポロポロ
弓子がまた中島を蹴りあげたので中島が泣き出した。
アリス「アイツ、負けてるじゃない!役に立たないわね。」
リリム「ヤバいわね。」
アリス「ボディコニアン達!さっさとアイツらを殺しなさい!」
「オオオオオオオォォォ!」
アリス「さぁ、今のうちにさっさと逃げるわよ!」
セイレーン「バフォメットは?」
アリス「あんな役立たずほっといたらいいのよ!」
セイレーン「駄目、バフォメットが居ないとライブ出来ない。」
アリス「はぁ?どうでもいいでしょ、そんなの!逃げるわよ!」
セイレーン「良くない。」
アリス達が言い争っているうちに弓子達が目の前に来ていた。
弓子「よう!お前ら、ぶっ飛ばされる覚悟は出来たか?」
リリム「あたしは悪くないわよ!みんなアリスが悪いのよ!だからぶっ飛ばすのはアリスだけにしてちょうだい!」
アリス「ちょっと!」
中島「君たち、もう降参するんだな。」
セイレーン「分かった。」
アリス「ちょっと!何勝手に言ってるのよ!」
リリム「あたしも降参する。だから許して!」
アリス「あんた達!人間なんて信用したら駄目よ!」
リリム「何でもするからあたしだけは助けて!」
弓子「何でもするんだな!」
リリム「あたしだけは助けてよ!」
弓子「じゃあ………
お前、あたしの女になれよ。」
弓子はいきなりリリスのスカートの中に手を突っ込んだ!
リリム「ちょ、ちょっと!キャ!何するのよ!止めて!」
弓子「じたばたするな!」
リリム「あっ!パンツの中に手を入れないで!止めてよ!あたし、そういう趣味ない!あたしを汚さないで!あたしは将来アイドルで有名になって中日ドラゴンズの一軍選手と結婚する夢があるのよ!だから止めて!やるならアリスの方にしてよ!」
アリス「こいつ…。何言ってるのよ…。」
この発言には流石のアリスもドン引きである。
弓子「そういってるのは今だけだ。男では味わえない快楽を教えてやるよ!」
「白鷲女氏ぃー!アイドルにおさわりはいけませんぞぉ!」
男が弓子を止めに入るが直ぐに蹴り飛ばされる。
中島達も弓子を止めに入った。
弓子「何だよ、お前ら!まるであたしが悪いみたいじゃねぇか!」
アリス「だから人間なんて信用するからこうなるのよ!あたしを育ての親の赤おじさんも自分勝手な人間殺されたのよ!あたし一人でもあんた達を殺してあげるわ!だからお願い。死んでくれる?」
弓子「しまった!シールドが切れてる!マズイ!」
アリスはエナジードレインを使った!
しかし、男が中島達を庇い一人でエナジードレインをくらった!
男は倒れこんだ。
弓子「おい!何やってるんだ!このヒョロヒョロキモ野郎!変な冗談やめろよ!起きろよ!」
アリス「フフフ、まずは一人。フフフフフ。」
中島「どうして…。彼は君たちの事が大好きだったのに…。酷い…。」ポロポロ
「な、なか、じまし、し、しらわし、じょ、し、み、んな、ぶじで、な、なにより、です、ぞ…。」バタ!
アリス「これでかなりのエナジーが吸いとれたわ。さぁ、バフォメット!これで悪魔を召喚しなさい!」
バフォメット「アリス…もうやめよう。俺はファンのみんなをこれ以上苦しめたくない…。」
アリス「チッ、あんた達!ここの人間を全員殺すわよ!」
セイレーン「嫌だ。私は歌を聞いてくれるファンのみんなが大事。アリスの言うことは聞かない。」
リリム「あたしも嫌よ!あたしはアイドルで成功して中日ドラゴンズの年棒の高い一軍選手と結婚する夢があるのよ!」
アリス「チッ、使えない奴ら…。」
リリム「アリス!あんた、一体何様のつもりなのよ!」
アリス「あんた達も後でちゃんと殺してあげるわ。でも先にあんた達からよ。」
中島「いい加減にするんだな。」
アリス「フフフ。逆らうのね…。あんたから殺してあげるわ!」
アリスのエナジードレイン!
しかし、中島には効かなかった!
中島はアリスに近づいていく。
アリス「今のはまぐれで効かなかっただけよ。もう一度よ。」
アリスのエナジードレイン!
しかし、中島には効かなかった!
アリス「え?何で?もう一度よ!死んでくれる?」
アリスのエナジードレイン!
しかし、中島には効かなかった!
中島は更にアリスに近づいていく。
アリス「何で?何で?何でよ!こうなったらとっておきよ!『ムドダイン!』」
アリスはムドダインを唱えた!
死の呪いが中島に襲いかかる!
しかし、中島には効かなかった!
中島はアリスの目の前まで近づいた。
弓子「な、中島?」
ティンク「中島?」
アリス「何で?何で効かないの?死ね!死ね!死ね!死ね!」
アリスのエナジードレイン!
しかし、中島には効かなかった!
アリスはムドダインを唱えた!
しかし、中島には効かなかった!
アリスのエナジードレイン!
しかし、中島には効かなかった!
アリスのエナジードレイン!
しかし、中島には効かなかった!
中島「もう止めるんだな。」
アリス「何よ!」
アリスのマヒひっかき!
中島はかすり傷を負った。
アリス「なんなのよ、こいつ…。」
中島「もう降参するんだな…。」
アリス「…嫌よ。そうやって油断させてあたし達を殺すつもりでしょ!あたしの育ての親もそうやって殺されたんだから…」
中島「でも…ここにいるみんなは君たちの事が大好きで集まっているんだな…。」
アリス「でも…。」
中島「僕も君たちが楽しそうに歌っている姿が好きなんだな。」
アリス「…分かったわよ。降参するわよ。でも殺すならあたしだけにして、あたしがみんなを利用したんだから、他の子は殺さないで!」
中島「もうこんな事は二度としないって約束して欲しいんだな。」
アリス「分かったわよ…。」
中島「ジャック、もう彼を解放してあげるんだな。」
ジャック「分かったぞ。」
バフォメット「すまない!俺ももうこんな事はしない!約束する!みんなの吸いとったエナジーも元に戻す!『ペンパトラ!』」
観客達は目を覚まし出した。男も目を覚ました。
ティンク「中島!この人、生きてるよ!死んでないよ!」
弓子「本当か!」
中島「良かった…良かったんだな…。」ポロポロ
中島は男の無事を聞いて安心したのか泣き出した。
アリス「何泣いてるのよ。本当に殺すわけないじゃない…。」
バフォメット「アリス、ここのみんなにお詫びの意味を込めてライブを再開しよう!」
セイレーン「アリス、歌おう。」
リリム「アリス!あんた、リーダーでしょ?MCよろしく!」
アリス「…分かったわ!みんなー!夜はこれからなんだから寝てる場合じゃないわよ-!バフォメ!景気の良い曲をお願いね!」
中島「僕達は観客席で君たちを応援しているんだな!」
中島達は観客席に戻った。
「OK、アリス!ここはライブ初の新曲のこのナンバーだ!観客のみんな!最後までシャチホコエビフリャーズの声援をよろしく頼むぜ!」ウオー!
中島「弓子さん…。彼女達を許してあげて欲しいんだな。」
弓子「なーかーじーまー!あたしに命令するとは良い度胸だなぁ!」
中島「弓子さん、でも彼女達はもうしないって約束してくれたんだな!」
弓子「うるせーっていうとこだが今回は許してやる。」
中島「ありがとうなんだな!」
弓子「行け!ライブの応援するんだろうが!」
ジャック「中島ー!こっちだぞ!」
「中島氏ー!こっちですぞぉ!」
中島「今行くんだな!」
中島はライブの応援をしに行った。
そして弓子はライブ会場を出ていった。
弓子「………良く頑張ったな、中島…。」
ティンク「弓子もお疲れ様。」
ライブも終わり中島達が会場から出てくると弓子が外で待っていた。
中島「弓子さん、待っていてくれてたんだな。」
弓子「お前ら、終わったんならとっとと帰るぞ!後、新田!お前、病院で検査受けとけよ。」
「白鷲女氏、どうして我が輩の名前を?」
弓子「ホラよ。」
弓子は男に何かを投げつてた。
弓子「お前が倒れてる間に免許証を拝見させてもらった。お前、絶対に病院に行けよ!立っているのもやっとだろう。」
新田「白鷲女氏にはかなわないですな。それに口では悪く言ってはいるけど、本当は中島氏の言ってた通り優しい方ですな。」
弓子「うるせー…。行け!」
新田「では、我が輩はこれで失礼しますぞ。中島氏、ジャック氏、ティンク女氏もサラバですぞぉ!」
男は去って行った。
弓子「じゃあ、あたし達も事務所に戻ろうか。」
中島「分かったんだな。」
そして中島達は事務所に戻るなり倒れてるかのように眠りについた。
次の日
弓子「お前ら!昨日は良くやったな!今日は特別にあたしが喫茶店に連れて行ってやる、好きなものを頼んでいいぞ!」
ジャック「ヒーホー!オイラ、かき氷が食べたいぞ!」
ティンク「バカねー。まだ春なのにかき氷があるわけ無いじゃない!あたしはイチゴが食べたい!中島は?」
中島「モーニングで良いんだな。」
弓子「よし、この店だ!入るぞ。」
中島「えっ、この店って…。」
弓子に勧められるまま店に入っていった。
弓子「ジャックはかき氷にティンクはイチゴだったな。」
中島「ゆゆゆ弓子さん!ぼぼ僕はコーヒーだけで良いんだな!」
弓子「なーかーじーまー!あたしの奢りだから遠慮なんかするなよ!お前デブだからどんぶりにしろ!じゃあこれだな!」
弓子が店員を呼んでメニューを頼んでいる。しばらくして料理が運ばれて来た。
「お待たせしました!八丁味噌かき氷に甘口イチゴスパに小倉丼になります。」
弓子「お前ら、良かったなぁ!好きなものが出てきて。」
ティンク「何コレ…」
ジャック「味噌がかかっているぞ…。」
中島「だから僕はコーヒーだけで良いって言ったんだな…。」
「後ミックスサンドのお客様?」
弓子「あたしだ。」
ティンク「えっ?何で弓子だけ普通の物なの?」
弓子「じゃあ、食べよう!」
中島達は恐る恐る自分達の目の前にある物に手をつけた。
ジャック「しょっぱい…。」
中島「甘い…。アンコの中のご飯にイチゴシロップがかかっているんだな…。」
ティンク「生クリームが温かい…。スパゲッティに油が絡んで美味しくない…。」
当然キテレツなメニューに、中島達の箸は進まない…
弓子「よし、食った。代金はあたしが出しといてやるからお前らはゆっくりしていけよ。」
ティンク「は?弓子、ちょっとこれ一口食べてみてよ!」
弓子「何であたしがそんな不味そうなもん食わなきゃいけねーんだよ。ちなみにお前ら残したらぶっ飛ばしてやるからな!頑張って食えよ!」
弓子は代金を払って一人先に出て行った。
中島「酷い…。」ポロポロ
ジャック「オイラ、つらいぞ。」ポロポロ
ティンク「ジャックは一番まだマシじゃない!あたしのなんて…。温かい生クリームに油が混ざってるんだよ!食べれる訳無いじゃない!」ポロポロ
中島「ジャックが一番マシなんだな…。」ポロポロ
ジャック「…ゴメン。」
ティンク「謝るぐらいならこれ食べてみてよ…。」
ジャック「それは無理だぞ…。」
中島達の弓子に対する苦悩はまだまだ続く…。