女神転生 中島   作:ジャックオニール

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入院患者の女の子

弓子は先に喫茶店を一人で出て病院に向かった。

 

弓子「ここの病院だな、アイツが入院しているのは…。」

 

弓子はナースステーションでとある入院患者の病室を聞いて見舞いに向かった。

 

弓子「おい、新田!」

新田「おお!これは白鷲女氏!来てくれて嬉しいですぞぉ!」

弓子「お前、あんなのまともに喰らったのに元気そうだな…。」

新田「一応検査入院ですので2、3日で退院できると聞いていますぞ。」

弓子「そうか…。で、今日はお前に言う事があって来た。」

新田「話?」

弓子「ああ、アイツらの事だ。」

新田「アイツら?ジャック氏やティンク女氏の事ですかな?」

弓子「ああ、お前は何も見なかった、いいな?」

新田「白鷲女史!我が輩を見くびらないでもらいたいですぞぉ!」

弓子「相手が『悪魔』でもか!」

新田「悪魔?」

弓子「ああ、アイツらの事だ。あたしと中島はそういうの専門の探偵だ。」

新田「例え悪魔でも我が輩は友達を売るような事はしませんぞ!」

弓子「………。まあいい。じゃあ、もし、中島がお前を見舞いに訪ねに来たら、普通に接してやってくれ。頼む…。」

新田「当たり前ですぞぉ!中島氏は我が輩を助けてくれた恩人ですぞ。それに中島氏は心の優しい人でありますぞ。あっそうですぞ、我が輩退院したらお主達の事務所にお茶菓子を持って訪ねに行きますぞ!」

弓子「青柳ういろうだ…。」ボソ

新田「えっ?」

弓子「だから、事務所に来るなら青柳ういろうを買って来てくれ。あたしあれ好きなんだよ。言わせるなよ!」

新田「分かりましたぞ。」

弓子「後、あたしが来たこと中島達には言うなよ。」バタン!

 

弓子は病室を出て行った。

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

中島達は新田が入院していると聞いてお見舞いに向かった。

 

ティンク「あの人大丈夫かなぁ?中島と違ってガリガリだったから心配だね。」

中島「心配なんだな…。」

ジャック「オイラも心配だぞ。」

 

中島達は新田を心配しながら病室の前に来た。

 

中島「個室なんだな…。きっと具合が悪いんだな…。」ポロポロ

ティンク「中島、泣かないでよ。」

ジャック「あの兄ちゃん、悪い病気なのか?そんなのオイラやだぞ。」

中島「ううう…。」ポロポロ

ティンク「もう!ジャックも余計な事考えないの!ドア、開けるよ。」ガチャ

 

ティンクがドアを開けた。

 

新田「おお!中島氏!みんなも良く来てくれましたぞ!」

ジャック「あれ?兄ちゃん、元気だぞ?何で?」

中島「良かった、良かったんだな…。」ポロポロ

新田「中島氏?どうして泣いているのですかな?」

ティンク「あんたが悪い病気だと思って心配していたからよ。」

新田「そうであったか。でも心配は無用ですぞ、我が輩は検査入院なので明後日には退院ですぞぉ!」

中島「良かったんだな…。」ポロポロ

ティンク「もう!中島、いい加減泣き止みなさいよ。」

新田「ティンク女氏、他人の為に涙を流せるのは中島氏の良いところですぞ。我が輩の為に涙を流してくれる友達なんて我が輩、初めてで嬉しいですぞぉ!」

中島「師匠?」

新田「そうですぞ。だからこれからは我が輩の事は新田で良いですぞ。」

ジャック「兄ちゃんが元気でオイラ安心したぞ。」

ティンク「あたし、安心したら喉乾いちゃったよ。」

ジャック「オイラが自動販売機で買って来るぞ!」

中島「ジャック、お金を渡すからみんなの分を買って来て欲しいんだな。」

ジャック「じゃあ行って来るぞ!」

 

ジャックは病室を出て一階のロビーに向かう所だった。

 

「助けてー!悪魔に殺されるー!」

「待てー!待たんかー!」

 

奥の方で声が聞こえる。

 

ジャック「ヒーホー!大変だぞ。」

 

ジャックは声のする方へ向かった。

 

「このガキ!観念しろ!病室に連れ戻してやる!」

 

年老いた看護師が女の子を捕まえようとしている。

 

ジャック「ブフ!」

 

ジャックが放った氷の玉が看護師を襲いかかる!

 

ジャック「よし、今のうちだぞ!逃げよう。」

「うん!」

 

ジャックフロスト達は逃げ出した!

 

ジャックフロスト達は………………………

 

 

 

 

逃げきった。

 

 

 

 

 

ジャックは看護師に追われていた女の子と一緒に病院の外の庭まで逃げ出した。

 

ジャック「ここまで来たらもう安心だぞ!」

「うん、ありがとう!えっと…君は誰?」

ジャック「オイラか?オイラは偉大なる悪魔ジャックフロスト様だぞ!」

「悪魔?」

ジャック「そうだぞ!オイラは凄く強いんだぞ!」

「えー、うっそだぁ!全然強そうに見えないよ。だって私と同じくらいの背丈だもん。」

ジャック「お前を襲いかかってた悪魔はオイラが撃退したんだぞ!」

「そうだった。でもババアは恐ろしいんだよ。私が逃げてもどこまでも追いかけて来て捕まえるんだよ。あれこそ本物の悪魔だよ!悪魔ってのは君見たいなヘンテコリンじゃ無いよ。」

ジャック「よーし!じゃあオイラがそのババアを退治してやるぞ!そしてオイラの強さを証明してやるぞ!」

「フフフ。君、面白いね。えっと…。」

ジャック「ジャックフロスト、ジャックで良いぞ!」

「ジャック?」

ジャック「そうだぞ!中島がつけてくれたあだ名だぞ!」

「中島?誰?」

ジャック「中島はオイラの友達だぞ!」

「ふーん、悪魔なのに人間と友達なんだね。変なの。」

ジャック「全然変なんかじゃ無いぞ!今日だってオイラは中島と一緒に新田の兄ちゃんのお見舞いでここに来たんだぞ!」

「そうなんだ…。じゃあさぁ、私とも友達になってよ!」

ジャック「もちろんだぞ!今日からお前もオイラの友達だぞ!」

「私、ユキ!よろしくね。」

ジャック「ユキか。オイラの事はジャックで良いぞ!」

「ねぇ、ジャック。私、もう何年も病院で生活しているの。だから、外のお話聞かせて欲しいな。」

ジャック「分かったぞ。」

 

ジャックはユキに中島と出会ってからの事を話した。パスカルの事、ティンクの事、そして弓子がおっかない事、たくさん話した。

楽しく話をしている二人の背後から何者かが近づいて来ていた。

 

「見つけたよ!このクソガキ、さぁ病室に戻るよ!」

 

二人が振り返るとそこには先ほどユキを追いかけてた年老いた看護師が仁王立ちしている。

 

ジャック「ヒーホー!悪魔め、オイラがやっつけてやるからな。ユキ、オイラがついてるから安心だぞ!」

 

ジャックはユキの方を見たがユキは先ほどとはうって変わってうつむき苦しんでいる。

 

「まずいね。早く病室に連れ戻して治療してやらないと。」

ジャック「ユキ!お前!ユキに何をしたんだ!オイラ、怒ったぞ!『ブフーラ!』」

「あたしゃ、あんたの相手している暇は無いんだよ!『マハラカーン!』」

 

ジャックの放った氷の刃は跳ね返されジャックはダメージを負った。

 

「しばらく大人しくしていな。『シバブー!』」

 

ジャックは金縛りにあった!ジャックフロストは動けない!

 

「さて、この子を病室に連れて行くかね。かなり危険な状態だね…。」

 

看護師はユキをおんぶして病室へと戻って行った。

 

ジャック「く、くそ…。動けないぞ…。」

 

 

 

その頃、中島達は…

 

 

 

ティンク「ジャック、遅いね。」

中島「大きな病院だからもしかしたら迷っているかもしれないんだな…。」

新田「中島氏、我が輩の事は気にせずに探してくるといいですぞ。」

中島「新田君。ごめん、行ってくるんだな…。」

ティンク「あたしも行く!新田のお兄さん、行ってくるよ!」

 

中島達は戻って来ないジャックを探しに病室を出た。

 

中島「とりあえずロビーの方に行くんだな。」

 

ロビーに着くと一人の青年が看護師の女の人をナンパしている。

 

「ヘイ!そこの麗しきレディ、このイケメンの僕と今晩ディナーを取ってくれないかい?」

「あの、私、今勤務中なので…。」

「ハハハ。じゃあ、君の勤務が終わるまで待っているよ。」

「いや、迷惑なので…。」

「僕はイケメンだから君の為なら何時間でも待って居られるさぁ。」

 

看護師の女の人は迷惑そうにしている。

すかさずティンクが声を荒立てた。

 

ティンク「ちょっとあんた!女の人が困っているじゃない!止めなさいよ!」

「し、失礼します!」

 

看護師は自分の業務に戻って行った。

 

中島「ちょ、ちょっと、ティンク。声を出すと人に捕まってしまうんだな。早く僕のポケットの中に隠れるんだな。」ヒソヒソ

 

中島は急いでティンクを胸ポケットに入れた。

 

「君、困るじゃないか!イケメンの僕に嫉妬してナンパの邪魔をするなんて!」

中島「えっと…。あの…。」

「ん?さっきと声が違うね?」

中島「あの、それは…。」

「ははーん分かった!僕があまりにイケメンだから緊張してるんだね?ハハハ、君がブサメンだからって気にしなくていいんだよ。僕がイケメンなのは生まれつきだからね。」

 

中島はめんどくさいのに捕まってしまった…。

 

ティンク「中島、早くジャックを探さないと…。」ヒソヒソ

中島「ごめんなさい!僕は友達を探しているから失礼するんだな!」

「待ちたまえ、そんな事このイケメンの僕が手伝ってあげるよ!じゃあ、僕はこっちを探してくるよ!」

 

そう言うと青年は走って行った。

 

中島「行ってしまったんだな…。」

ティンク「………。」

中島「ティンク?どうしたんだな?」

ティンク「ううん、何でも無い。」

中島「ん?ジャックを探さないと。」

 

中島達はジャックを探しに行った。

 

ティンク「んー。さっきの奴、どっかで見た事あるんだよなー。」

 

中島達はジャックを探しに中庭に出た。

ジャックが仰向けになって倒れている!

 

中島「ジャック、ジャック!」

ティンク「ジャック!どうしたの!」

ジャック「な、中島…ティ、ティンク…オ、オイラ…か、から…だが、しびれ…て、動けないぞ…。」

中島「ジャック、ジャック、しっかりするんだな。」ポロポロ

 

中島は泣き出した。

 

ティンク「中島、泣かないでよ。ジャック、ちょっと待ってて。『パトラ!』」

 

ティンクの魔法でジャックの身体の痺れが取れた。

 

ジャック「ヒーホー!ティンク、助かったぞ!」

中島「ジャック、良かったんだな、良かったんだな…。」ポロポロ

ティンク「ジャック、いったい何があったの?」

ジャック「そうだ!オイラ、悪魔と戦って、オイラの魔法が跳ね返されて、それでユキが連れて行かれて!」

ティンク「ジャック、落ち着いて!」

中島「ジャック、とりあえず新田君に挨拶してから事務所で弓子さんに相談するんだな。」

 

そして、中島達は新田に挨拶をしてから事務所に帰って行った。

 

 

 

 

 

中島達は事務所に戻って来ると弓子が待っていた。

 

弓子「中島、依頼が来た。行くぞ。」

中島「弓子さん、その前にジャックの話を聞いて欲しいんだな。」

弓子「中島ー!お前、あたしに指図するなんてずいぶんと偉くなったなぁ!」

 

弓子は中島を蹴りあげた。

 

ティンク「中島!大丈夫?」

中島「痛い…。」

大輔「弓子、いきなり何をするんだい!中島君、大丈夫かい?」

中島「痛いけどいつもの事だから大丈夫なんだな…。それよりジャックの話を聞いてあげて欲しいんだな。」

 

ジャックは先程の病院でのいきさつを説明した。

 

大輔「……………確かに、その看護師さんは悪魔かもしれないね。」

弓子「魔法が使えるのは悪魔かあたしや兄貴のように素質のある人間だけだからな。」

大輔「でも、だからと言って協力する事は出来ないね。」

中島「何で…どうしてなんだな?」

大輔「依頼じゃないからね。お金にならないからさ。僕達はボランティアでこんな危険な事をしている訳ではないんだよ。」

ジャック「…もういいぞ。オイラ、1人でも行ってくるぞ。」

 

バタン!ジャックは事務所を出て行った。

 

中島「ジャック!待つんだな!」

弓子「中島!ほっとけ!依頼が先だ!」

中島「でも…。」

弓子「口答えするな!」

ティンク「何でよ!」

弓子「テメエもだ!行くぞ!」

大輔「弓子、今回は僕も後から現場に行くよ。」

弓子「兄貴、後からじゃ依頼は解決しているかも知れないぞ。じゃあ、行って来る。」バタン!

 

弓子は中島達を強引に連れて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャックは1人で病院に戻っていた。病院までの道中、時間がかかったのですっかり夜になっていた。

 

ジャック「うう…。昼間と違って薄気味悪いぞ…。早くユキを連れて行った悪魔を退治しないと…。」

 

ジャックは人に見つからないように病院を探索していると後ろから声が聞こえてきた。

 

???「ジャック、ジャック。」

ジャック「誰だ!?」

 

ジャックは後ろを振り返った。

 

中島「僕だよ。ジャック、怖いけど僕もジャックの手伝いをするんだな。」

ジャック「中島!オイラ、オイラ、来てくれて嬉しいぞ!」

中島「シー!夜だから静かにするんだな…。」

ジャック「ゴ、ゴメンよ…。でも…中島、依頼はいいのか?」

中島「うん…。弓子さんにはコンビニでトイレ借りて来るって言ってウソをついて黙って来たんだな…。」

ジャック「…弓子、絶対怒ってるぞ…。」

中島「後で怒らるんだな…。」

 

中島とジャックは女の子の病室を探すためエレベーターの前にきた。

 

中島「今いる場所は二階で女の人が入院しているのは5階と6階だからエレベーターを使って6階から探すんだな。」

 

中島はエレベーターのボタンを押してしばらく待った。エレベーターのランプが1階まで降りてから2階のランプがつき扉が開いた。

 

中島「さぁ、ジャック。探しに行くんだな。」

ジャック「あああああぁ…。な、中島…。まずいぞ…。」

中島「どうしたんだな?早くエレベーターに…グシャ!」バキ!

 

中島はいきなりエレベーターの中から攻撃を喰らってぶっ飛んだ!

 

弓子「なーーーかーーーじーーーまーーー!!」

ジャック「ゆ、弓子だ…。オ、オイラ、悪魔より怖いぞ…。」

 

エレベーターの中には鬼のような顔で弓子が仁王立ちしていた。

 

弓子「中島!テメエ!この白鷲 弓子様を出し抜こうだなんていい度胸だな!ええ!」ドカ!バキ!

 

弓子は倒れた中島を蹴り続ける。

 

ティンク「ゆ、弓子!止めて!中島が死んじゃうよ!」

弓子「うるせー!あたしに楯突いたらどうなるか教えてやるんだよ!」ドカ!バキ!

 

弓子の蹴りのラッシュが中島を襲いかかる!そこに1人の青年が止めにかかった。昼間、看護師の女の人をナンパしていた男である。

 

「君、何があったか知らないが暴力はいけないよ。イケメンの僕の顔に免じて彼を許してあげなよ!」

弓子「どけ!」バキ!

 

弓子のパンダルチャギが青年にヒットした!青年は中島の横に倒れた!

 

弓子「いいか!あたしに逆らった奴はみんな地獄を見る事になるんだ!分かったか!返事しろ!中島ー!!」

 

中島は倒れている…。

 

ティンク「中島、しっかり。『ディアラマ!』」

 

中島は回復して目を覚ました。

 

中島「はっ、さっき僕の亡くなったおじいちゃんが川の向こうで呼んでいたから行かないと行けないんだな!」

ティンク「中島!行っちゃダメ-!」

 

どうやら三途の川を渡りかけていたらしい…。

 

中島「ティンク、おかげで助かったんだな。」

「君、イケメンの僕も回復してくれるかい?」

弓子「誰だ、テメエ?」

「ハハハ、バカだなぁ。僕はどう見てもイケメンじゃないか!」

弓子「テメエ、あたしをバカにしてるのか!」

「君は何をカリカリしてるんだい?ははーん、分かった。さては生理だね!」

弓子「死ね!」バキ!

 

弓子は青年を蹴り飛ばした。初対面の相手にも容赦しないのが弓子である。

 

ティンク「うーん。あっ!思い出した!ユキムラ!真田ユキムラだ!」

中島「ティンク?いきなりどうしたんだな?」

弓子「はぁ?チビ羽虫、いきなり何言ってんだよ!」

ティンク「こいつの名前だよ!どこかで見たことあると思ったら名古屋城にいつもいるおもてなしイケメン武将の1人だよ!」

ユキムラ「ハハハ、僕の事を知ってるのかい?ははーん、さては君、僕のファンなんだね!」

ティンク「違うよ…。名古屋城の裏でノブナガって人にセリフを間違えるなって怒られてたのを見てたから覚えていたんだよ!」

ユキムラ「ハハハ、冗談を言っちゃいけないよ!僕のファンなんだろ?そりゃ当然さ!なんたって僕はイケメンだからね。さぁ、イケメンである僕のサインをあげるよ!受け取りたまえ!」

 

ティンクはユキムラのサイン色紙を手にいれた。

 

ティンク「………いらないよ。」ポイ!

 

ティンクはユキムラのサインをゴミ箱に投げ捨てた。

 

ユキムラ「あああああぁ!俺のサインに何て事を!」

 

「誰だい!病院で騒いでるのは!」

 

後ろから何物かの声がした。中島達は後ろを振り返った。

振り返るとそこには年老いた看護師がいた。

 

「あんたら、病院で騒ぐんじゃないよ!とっとと出ていきな!」

ジャック「ヒーホー!現れたな、ユキを連れ去った悪魔め!今後は中島達も居るから昼間の様にはいなかいぞ!」

「おや?あんたは昼間の小僧だね。お見舞いの時間はとっくに過ぎてんだよ。お家に帰りな!」

ジャック「さては、オイラの事を舐めてるな!よし、弓子!アイツを蹴り倒すんだぞ!」

弓子「クソダルマ!あたしに命令してるんじゃねぇ!『アギ!』」

 

弓子の放った火の玉が調子に乗ったジャックに命中した!

 

ジャック「あああぁぁぁぁ!熱いよぅ!オイラ溶けちゃうよぅ!」ジタバタ

 

ジャックは悶え苦しんでいる!

 

中島「ジャック!」

ティンク「弓子、酷いよ!何て事するのよ!」

弓子「あたしに逆らうのか!チビ羽虫!テメエ!」ブシュー!

 

弓子はティンクをめがけて殺虫剤をおもいっきりかけた。

 

ティンク「あああぁぁぁぁ!目に入った!痛いよぅ!」ジタバタ!

 

ティンクも悶え苦しんでいる!

 

ユキムラ「ハハハ!ごめんよ、お婆さん!彼女は今、生理中でちょっとイライラしてるだけなのさ。そういう事だからイケメンの僕に免じて許してやってくれないかい?」

弓子「死ね!」ドカ!バキ!

 

弓子の連続の蹴りがユキムラにヒットした!ユキムラは気絶した。

 

「この小娘!病院で暴れるんじゃないよ!とっとと出ていけ!」

弓子「おい、ババア!あたしは今、気が立っているんだ。中島!予定変更だ!クソダルマが言ってたこのババアを先にぶっ飛ばしてから依頼に行くぞ!」

「あんた、白鷲 弓子だね。相手になってあげるよ。でもその前に…。ちょっと待ってな。」

 

年老いた看護師は近くにいた看護師に悶え苦しんでいるジャック達を運ばせた。

 

「すまないね。この子達を手当てしといてくれるかい?」

「はい、夜茂津主任。すぐにナースステーションに連れて行きます。」

「そこの太っちょのあんた!一緒に行くんだよ!」

中島「分かったんだな!」

 

中島は運ばれるジャック達と共にナースステーションに向かった。

 

「白鷲 弓子、待たせたね。病院で暴れられたら迷惑なんでね。表にでな!」

弓子「ババア、何であたしの名前を知ってる!」

「そりゃ、あんたら兄妹はあたしらの間じゃ有名人だよ。来な!」

 

弓子は年老いた看護師と共に病院の中庭に出た。

 

「ここだと患者に迷惑はかからないからね。」

弓子「いいかババア、あたしは相手が死にかけの老いぼれでも容赦しねえぞ!」

「やれやれ、これじゃどっちが悪魔か分からないね…。」

 

ヨモツシコメが現れた!

 

ヨモツシコメはスクカジャを唱えた。

ヨモツシコメはスクンダを唱えた。

 

弓子「ババア!こっちからいくぞ!」

「やれやれ、せっかちな小娘だね。」

 

ヨモツシコメはスクンダを唱えた。

弓子の動きが鈍くなった。

 

弓子の攻撃!弓子のパンダルチャギは空をきった!弓子の攻撃はかわされた!

 

「おやおや、何処を狙ってるだい?」

弓子「ちっ!」

 

ヨモツシコメはスクカジャを唱えた!

ヨモツシコメの動きが速くなった!

弓子の攻撃!弓子はヨモツシコメにめがけてネリチャギを繰り出す。

しかし、またしてもヨモツシコメにかわされた。

 

弓子「くそっ!当たらねえ。」

「もう、お仕舞いかい?」

弓子「ババア!テメエふざけてるのか!ちゃんと戦え!」

「あたしゃあんたと戦う理由がないんでね。白鷲 弓子、一つ聞いてもいいかい?」

弓子「何だよ。」

「あんた、あたしと戦う理由はなんだい?」

弓子「ババア、何が言いたいんだよ。」

「あの小僧のためかい?」

弓子「んな訳ねぇだろ!」

「そうかねぇ。」

弓子「ババア、テメエは何で看護師なんかやってんだよ!」

「あたしゃ、自分よりも若いのが先に死なれるのが嫌なだけさ。助けられる命があれば助けてやりたい、それだけさ。」

弓子「じゃあ、あのクソダルマは…。」

「ただの勘違いだよ。まぁ、あたしゃこんな見た目で悪魔だからね…。」

弓子「あのやろう!」

「所であんた、あたしをぶっ飛ばすんじゃあなかったんかい?」

弓子「あー、もうあいつら連れて出ていくよ。」

「噂の白鷲 弓子がずいぶんとお優しい事だねえ。あの太っちょのサマナーの影響かい?あの男には不思議な魅力があるからねぇ。」

弓子「はぁ?中島が魅力的だぁ?ババア、もしかしてアルツハイマーか。中島はただのデブだよ!見たら分かるだろ!」

「口の減らない小娘だね。いいかい?ふつう契約した悪魔はあそこまでサマナーになつきやしないよ。あんたも知ってるだろ?」

弓子「さぁな。あたしは他のサマナーってのは知らないからな。ババア、クソダルマが悪かったな。もう行くよ。」

 

弓子が去ろうとしたその時1人の看護師が駆けつけて来た。

 

「夜茂津主任!大変です!503号の患者が!」

「分かったよ、すぐに行くよ。白鷲 弓子、あんたも後で来てくれるかい?」

弓子「はぁ?何でだよ。」

「あんたらにしか頼めない事があるんだよ。」

弓子「クソダルマが迷惑かけたからな。分かったよ、後であいつら連れて行くよ。」

「そうかい、それじゃあたしゃ先に行かせてもらうよ。」

弓子「ああ。」

 

ヨモツシコメは大急ぎで走って行った。

 

「あの~。」

 

看護師が弓子に声をかけてきた。

 

弓子「何だ?テメエ、あたしの女になりたいのか?」

「いや、あの…。先程、夜茂津主任があなたの頼みごとをされてましたが…。あなたはいったい?」

弓子「ああ、あたしか。探偵の白鷲 弓子様だ!」

「そうですか、どうか夜茂津主任の力になってあげて下さい!夜茂津主任が誰かに頼みごとをするなんて私は初めて見るので…。」

弓子「まだ話を聞いてねぇから力になれれるか分からねえよ。それよりあたしの連れの豚どもは何処にいる?」

「二階のナースステーションにいます。後、イケメン(笑)はまだ目が覚めないのですが…。」

弓子「ああ、そいつはあたしの連れじゃあねえから霊安室にでもぶちこんどいてくれ。」

「分かりました。」

 

そして、弓子は中島達を連れて五階に向かった。

 

弓子は中島達を連れて五階のナースステーションにたどり着いた。

 

弓子「ここだな。ババア!来てやったぞ!」

「大声出すんじゃないよ!他の患者に迷惑だろ!さっさと入りな!」

弓子「ババアも声デカイんだよ。」

中島「お邪魔するんだな…。」

弓子「で、ババア。あたしらに話って何だよ。」

「実はね、503号の患者の女の子、昼間にそこの小僧と一緒にいた子なんだけどね…。具合が良くなくてね、もう長くはもたないだよ…。」

弓子「そうか、来世では長生きできるといいな。中島、行くぞ。」

「お待ち!まだ話しだしたばっかりだろ!せっかちな小娘だね、まったく。」

ティンク「弓子、ちゃんと聞いてあげないと。」

弓子「だったら早く本題を言えよ、ババア!」

ティンク「弓子が失礼な事を言ってごめんね。」

「それじゃあ、話を続けるよ。その子は手術をすれば治るんだけど、その手術を受けるだけの体力が無いんだよ。」

中島「そんな…。」

ジャック「そんなのウソだぞ!オイラといた時は元気だったぞ!」

「それはあたしが使ったソーマの雫のおかげなんだよ。で、今そのソーマの雫が無くてね。あんたらにはドリアードからソーマの雫をもらって来て欲しいんだよ。」

弓子「ババア、そのドリアードってのは道路の真ん中に立ってる奴か?」

「ドリアードを知ってるのかい?あんた。」

弓子「ああ、運が良かったなババア。ちょうど今、受けている依頼が道路公団からそのドリアードを切り倒そうとしたらが暴れだしたから何とかしてくれって依頼でな。次いでだからそのソーマの雫も取ってきて来てやるよ。」

「ドリアードはあたしの古い付き合いなんだよ。あまり手荒な事は止めておくれよ。」

弓子「まぁ、相手しだいだ。行くぞ、中島!」

ジャック「オイラも行くぞ!」

「待ちな小僧、あんたとそこのおチビはここに居な。」

ティンク「何でよ!」

「おチビちゃん、あんたは回復魔法が使えるね。気休めにはなるからあの子にかけ続けてやって欲しいんだよ。頼めるかい?」

ティンク「うん、分かったよ。」

ジャック「でもオイラは行くぞ!」

「駄目だ、ここに居な!」

ジャック「バァチャン、何でだよ。昼間の事だったら謝るから行かせてくれよ。オイラ、ユキの力になりたいぞ!」

「いいかい?あんたはあの子の側で励ましてやって欲しいんだよ。あんた、あの子と友達になったんだろ?」

ジャック「そうだぞ!オイラ、ユキの友達だぞ!」

「いいかい?今、あの子の側に居てやれるのは、白鷲 弓子でも太っちょのサマナーでもない。あんたなんだよ。あんたにしかできない事んだよ。あたしからのお願いだよ。」

中島「ジャック、君はその女の子の側に居てあげるんだな。僕と弓子さんでソーマの雫を取って来るんだな。」

ジャック「中島、大丈夫か?」

中島「怖いけど、頑張って来るんだな…。」

弓子「中島!さっさと行くぞ!兄貴が来たらソーマの雫どころじゃなくなるぞ!早くしろ!」

中島「弓子さんちょっと待って欲しいんだな。」

「白鷲 弓子!持っても明日がとうげだよ!急いでおくれよ!」

弓子「ババア!そういう事は先に言えよ!」

中島「ジャック、行って来るんだな。」

 

中島はジャック達の事を新田に頼み弓子と共に依頼に向かった。

 

ティンク「中島、大丈夫かな…。」

「あんた達、優しいサマナーに出会えたね…。」

 

ヨモツシコメはつぶやいた。

 

「さぁ、話は終わりだ。あんたらも頼んだよ!」

 

 

 

 

 

中島と弓子は道路の真ん中に立ってる木のもとにたどり着いた。中には道路公団の作業員が数名いる。外に居た警備員の男が中島達に近づいて来た。

 

「コラッ!この中は立ち入り禁止だ!」

弓子「オイ、したっぱ!あたしらはお前らの上の者に頼まれて来た探偵だ!どけ!」

 

相手が誰であっても暴言を吐くのが弓子である。

 

「探偵?探偵が何しにここへ?」

弓子「オラ!」バキ!

 

弓子のパンダルチャギが警備員の頭に見事に決まった!

警備員は倒れた!

 

弓子「よし、行くぞ中島!」

中島「ゆ、弓子さん、この人…。」

弓子「気絶させただけだ。早くしろ!兄貴が来るまでに片付けるんだよ。」

中島「ゆ、弓子さん、待って欲しいんだな。」

 

中島達は現場の奥に進んで行った。

 

「お前ら!何勝手に入って来てるんだ!出ていけ!」

弓子「お前らの上の者を出せ!雇われた探偵だ!」

「探偵?少しだけ待っててくれ。親方を呼んでくる。」

 

作業員はそう言うと直ぐ様親方を呼んできた。

 

「あんたらか、市長に呼ばれて来た探偵ってのは。警備員が入口に居ただろ。そいつを通さないと駄目だろう。」

弓子「ああ、その警備員な。ぐうすか寝てたから仕方なく入って来たんだ。ろくに仕事も出来ない奴はクビにした方が良いぞ。」

 

お前が気絶させといて何を言う。

 

「それは失礼しました。直ぐ様警備会社の方に連絡を入れその者の処分を致します。」

 

こうして弓子のせいで1人の男が路頭に迷う事になった。

 

弓子「取り敢えずその暴れだした木の所に案内してくれ。」

「こちらです。」

 

作業員の親方に案内されて中島と弓子はドリアードのもとにたどり着いた。

 

 

「おい、様子はどうだ?」

「あっ親方、今は大人しくしてるけど切り倒そうとすると暴れだすッス。親方、それよりその人達は?」

「ああ、市長が呼んだ探偵だ。」

「へー。探偵さん。」

弓子「この木か。こいつを何とかしたらいいんだな。」

 

弓子は木に近づいて行った。

 

「探偵さん、近づいたら危ないッス!」

 

若い作業員が弓子を止めに入る。が弓子はそれを振り払う。

 

弓子「ケガしたくなかったらどいてろ!あたしはこういう事専門の探偵だ。テメエがドリアードだな。」

 

木がいきなり弓子に襲いかかった。

 

ドリアードが現れた!

 

ドリアードの攻撃!ドリアードは木の枝を鞭のようにしならせ攻撃してきた!

ドリアードの攻撃は弓子の頬をかすらせた!

 

弓子「っ!あたしの顔に傷つけるとはなかなかやるな樫の木おじさん!でもな!テメエはジャジャマルとピッコロぐらいにしか需要はないんだよ!」

 

ポロリにも需要はある。

 

「探偵さん、大丈夫ッスか?あの木、本当に樫の木おじさんなんッスか?」

弓子「邪魔だからどいてろ、したっぱ!今度はこっちから行くぞ!」

 

弓子は単身ドリアードに突っ込んで行く!

しかしドリアードも木の枝で弓子を迎撃する!

弓子も負けじと得意のテコンドーで対抗する。一進一退の攻防だ。

 

「あの探偵さんスゲーッス!」

「何者なんだ?あのねぇちゃん…。」

「親方!あの木、樫の木おじさんッス!にこにこ島から来たんッスよ!」

「何?本当か!」

 

邪魔な外野である…。

 

弓子「ハハハ!ここまでやるとはな!気に入ったぜ、樫の木おじさん!」

「オオオオオォォォォ!」

中島「弓子さん!待って欲しいんだな。」

弓子「中島!邪魔するな!」

中島「僕に考えがあるんだな!」

 

中島は悪魔召喚プログラムを起動させた。

 

中島「こんばんは、僕は中島 朱美なんだな。」カタカタカタカタ

『我は聖霊ドリアード。我に何用だ。』

 

「あのにぃちゃん、何やっているッスか?」

弓子「したっぱ、まだ居たのか。あれであの木と話をしてんだ。」

「スゲーッス!自分もお話をしてみたいッス!」

「あんたら、いったい何者なんだよ?」

弓子「あたしらは悪魔専門の探偵だ。まぁ簡単に言うとああいう奴らを退治する事だ。」

「ゴーストバスターズみたいでカッケーッス!」

 

いちいちうるさいしたっぱである。

中島「僕達は君にお願いがあって来たんだな。」カタカタカタカタ

『ほう、言ってみよ。サマナー。』

中島「2つあるんだな。」カタカタカタカタ

『早く言え!』

中島「わ、分かったんだな。一つは看護師のお婆さんに頼まれて君の持っているソーマの雫を譲って欲しいんだな。」カタカタカタカタ

『ヨモツシコメのばぁさんか。』

中島「そうなんだな。それがあるとジャックの友達の命が助かるんだな。」カタカタカタカタ

『我には関係ない事だな。後、一つはなんだ?』

中島「君がそこにいると工事が出来ないから退いて欲しいんだな。」カタカタカタカタ

『サマナー、残念だがそれは聞けない。』

中島「そんな…。」

『我はこの場所に厄介な悪魔達を封印している。我が動くとその悪魔達が地上に出てきてお前達人間に迷惑がかかる。』

「樫の木おじさん、いい人ッス!」

『樫の木おじさんではない!』

弓子「なんだ、そんな事か。いいか?よく聞け、樫の木おじさん。お前が退いて封印された悪魔達が暴れてもそれは人間どもの責任だ。お前のせいじゃない!それにあたしは強い悪魔と戦える。さらに事務所は依頼でウハウハだ。ついでにお前はにこにこ島に帰れるんだぞ。良いことばかりじゃんか!」

 

自分勝手な言い分である。

 

『分かった…。お前達が我に勝てたら望みを聞いてやろう。』

中島「僕は戦いに来たんじゃないんだな。君と戦いたくはないんだな。」

『では、帰れ!』

中島「帰れないんだな。僕はジャックと約束したんだな。ソーマの雫を取ってくるって、約束したんだな。だからお願いなんだな。」

弓子「中島、どけ。あたしがやる!」

『良いだろう!我に勝てないと封印している悪魔には勝てないぞ!』

弓子「そうこないとな!いくぞ、樫の木おじさん!あたしの力でにこにこ島に帰してやるよ!」

『我は樫の木おじさん等ではない!』

 

弓子とドリアードは戦いを再開した!

 

「スゲーッス!この戦いをユーチューブに動画にして乗せるッス!」

 

作業員のしたっぱが携帯を取りだし撮影しだした。

 

 

そのころ、ジャック達は女の子の病室にいた。眠っているが昼間にジャックが会った時と違って苦しそうだ。

 

ティンク「この子苦しそうだね…。とりあえず回復魔法をかけてみるね。『ディアラマ!』」

 

女の子の顔色が少しだけ良くなった。

 

「ん?あれ…?ジャック…?」

 

女の子が目を覚ました。

 

ジャック「ユキ、お前が急に具合が悪くなってオイラ、心配したぞ。」

「ごめ…んね…。」

ジャック「オイラが来たからもう安心だぞ。」

「もう…い…いよ…。わた…し…この…まま…死ん…じゃう…から…、い…いよ…。」

ティンク「『ディアラマ!』」

 

女の子の呼吸が少し整った。

 

ジャック「そんなの絶対にダメだぞ!今、中島と弓子がお前の体を良くする薬を取りに行ってるんだぞ!」

「でも…。わたし、体が弱いから…。もう外には出られないよ…。」

ジャック「病院のバァチャンも手術ってのをしたら大丈夫って言ってたぞ!」

「ムリ…だよ…。」

???「無理ではありませんですぞ!」

 

何者かが病室に入って来た。

 

「だれ…?」

新田「我が輩はそこのジャック氏やティンク女氏の友達でありますぞ!」

「なに…し…にきた…の…?」

新田「デュフフ、何しにきたとはいきなりですな。それにしてもジャック氏、お主我が輩の見舞いに来て女氏をナンパとはお主、さてはリア充ですな。」

ジャック「新田の兄ちゃん、何しにきたんだ?」

新田「おお、そうであった!我が輩、実は中島氏にお主達の事を頼まれて来たのですぞ!」

「…。」

ティンク「『ディアラマ!ディアラマ!』」

 

ティンクは女の子に回復魔法をかけ続けている。

 

「妖精さん…。もう…いいよ…。わたし、もう、この…まま…しんじゃう…から…いいよ。あり…がとう。」

ジャック「オイラは嫌だぞ!オイラはユキともっと遊んだりしたいぞ!」

「もう…いきる…の、つか…れたよ…。」

ティンク「ダメだよ!そんなの!『ディアラマ!』」

新田「みんな、お主の為に頑張っているのですぞ!ジャック氏もティンク女氏も中島氏も!白鷲女氏も!みんな、お主に生きて欲しいから頑張っているのですぞ!それをお主が諦めていけませんぞ!」

「でも…。わたし、病気が治っても女だから…。強くないし…。」

新田「女氏でも強い者はちゃんといますぞ。今アップされた動画を特別に見せてあげますぞ。」

 

そう言って新田は自分のノートパソコンを起動させた。

 

新田「これですぞ!今、お主の為に白鷲女氏が戦っているですぞ!」

ジャック「弓子だぞ!」

ティンク「すごい!弓子だ!」

「ゆみこ?」

新田「お主も元気になったら白鷲女氏のように頑張ったら強くなれますぞ!」

「ほんとう?」

新田「もちろんですぞ!それに外には楽しい事がいっぱいありますぞ。だからお主の為に戦っている中島氏や白鷲女氏の為にも希望を捨ててはいけませんぞ!」

「…うん。分かったよ…。その動画もういちど…みたいな…。」

新田「いいですぞ。」

 

新田は弓子がドリアードと戦っている動画をもう一度再生した。

 

ティンク「『ディアラマ!』」

「ありがとう、妖精さん。少し楽になったよ。」

ジャック「ユキ、大丈夫か?無理しちゃダメだぞ。」

「ありがとう、ジャック。この動画見たらもう一度寝るね…。」

ジャック「分かったぞ。今日はオイラがずっとついてるからな。」

「うん。この人、カッコいい…。わたしもこんなふうになれるかなぁ…。」

新田「きっと、なれますぞ。病気を治したらお主も白鷲女氏のようにテコンドーを習うといいですぞ。」

「テコンドー…か…。びょうき…なおして…。わたし…も…。」zzz

 

女の子は疲れて眠った。

 

ジャック「ユキ?」

新田「ジャック氏、大丈夫ですぞ。眠っているだけですぞ。」

ティンク「少し、顔色良くなってるね。後は中島達を待つしかないね。」

ジャック「新田の兄ちゃん、ティンク、ユキの為にありがとう。」

新田「気にする事はないですぞ。我が輩はこれで自分の病室に戻りますぞ。」

 

新田は病室を出ていった。

 

 

 

 

その頃、弓子は懸命に戦っている。

 

弓子の攻撃!

しかし、弓子の蹴りはドリアードが伸ばした枝に受け止められた!

弓子の攻撃!

しかし、弓子の蹴りはドリアードの枝に受け止められた!

ドリアードの攻撃!

しかし、ドリアードが鞭のように飛ばした枝は弓子に避けられた!

弓子の攻撃!

弓子の蹴りがドリアードの胴にヒットした!

 

弓子「よし!やっと攻撃が当たったぜ、樫の木おじさん!あたしが勝たして貰うぞ!」

『白鷲 弓子、我に攻撃を当てるとは…。しかし、それでは我には勝てんぞ。『ラクカジャ!』』

 

ドリアードの防御力が上がった!

 

弓子「久しぶりに強い相手に会えてあたしはうれしいぜ!」

中島「どうして…。僕達が戦う理由はないのに…。弓子さん、もう戦わないで欲しいんだな。」

 

中島は弓子とドリアードの戦いを止めに入った。

 

弓子「どけ、中島!あたしの邪魔をするな!これからが面白いところなんだよ!」

『そうだ、サマナー。戦う気のない者が邪魔をするな。白鷲 弓子、かかって来い。』

弓子「そうこないとな、いくぞ!」

中島「ぼ、僕は二人が傷ついて欲しくないんだな。だから、止めて欲しいんだな!」

 

中島は竜巻を放った!

真空の刃が弓子とドリアードを襲う!

 

『クッ。この力は。』

 

ドリアードは大ダメージを負った!

 

弓子「な、中島、お前、何したんだ…。」

 

弓子はダメージを負った!

 

中島「や、止めて欲しいんだな!僕達が戦う理由はないんだな!」

『サマナー。お前にこのような力があるとはな…。いいだろう。お前の願いを聞いてやろう。』

中島「あ、ありがとうなんだな!」

 

ドリアードは中島達に降伏した。

 

弓子「中島!あたしは納得してねぇぞ!せっかく強い相手に会えたのに邪魔しやがって!落とし前つけろ!」

『白鷲 弓子、我との再戦は別の日にすればいいであろう。』

弓子「ちっ!樫の木おじさん!約束だぞ!」

中島「なんで…。駄目なんだな!」

『サモナー、我はお互いを高め会う為に戦いをするのだ。相手を殺す為だけが戦いではない。』

中島「でも…。」

弓子「でもじゃねぇ!そう言うことだから次に邪魔したら蹴り倒すからな!」

中島「でも蹴られるのはいつもの事なんだな。」

弓子「口答えするな!」バキ!

 

弓子の蹴りが中島にヒットした!

 

中島「痛いんだな…。」

弓子「ところで樫の木おじさん、どうやってここから移動するんだよ」

「それは自分達に任せるッス!」

 

したっぱの作業員が4tトラックに乗って来た。

 

「このトラックでにこにこ島までひとっ飛びッス!」

「おい、ジャジャマルやピッコロにも会えるのか?」

「親方、大丈夫ッス!ポロリも待ってるッス!」

 

この話は『にこにこ ぷん』ではない。

 

『そんなものは不要だ。サモナー、お前と一時的に契約して悪魔召喚プログラムの中に入れば良いだけだ。』

「わ、分かったんだな。」

 

中島は悪魔召喚プログラムを起動させ契約しようとした時、

 

???「やれやれ、弓子は何をやっているだい。『アギダイン!』」

 

何者かの魔法でドリアードの体が火だるまになった。

 

『ぐわ!我の体が…朽ち果て…。』

中島「ああああ、樫の木おじさんが!どうして!」

大輔「中島君、危ない所だったね。」

 

魔法を放った犯人は大輔であった。

 

「あんた!なんて事をしたんッスか!」

大輔「悪魔退治が僕らの仕事だからね。当然の処置だよ。それに君達の依頼で来ているんだよ。」

「おい、今は樫の木おじさんを消火するのが先だ!」

「親方、分かったッス!」

 

作業員達がドリアードの消火作業にかかった。

大輔「これで依頼は完了だね。」

弓子「兄貴!何しやがる!せっかく上手くいってたのに!」

大輔「僕達は悪魔退治が仕事だ。弓子こそ何を遊んでいるんだい?」

『ぐっ…。』

 

ドリアードが最後の力を振り絞って大輔に木の枝を飛ばす。

しかし、弓子の蹴りで木の枝が切り取りとられた。

 

弓子「動くな!あたし達の仲魔に回復できる奴がいるから連れて来るまでおとなしくしてろ!お前ら!さっさと樫の木おじさんを消火しろ!」

大輔「弓子、どうして悪魔を助けるのだい?」

弓子「兄貴、話は後で聞いてやるから今は消えろ。」

大輔「やれやれ、そうさせてもらうよ。」

 

大輔は帰っていった。

 

中島「そんな…。彼は、僕達人間の為に強い悪魔を封印してくれてたのに…。酷い…。あんまりなんだな…。」ポロポロ

 

中島は泣き出した。

 

『サ…モ…ナー…。な…くな…。これを…ヨモツ…シコメの…ばぁ…さんに…。』

中島「こ、これは?」ポロポロ

『ソーマの…けっ…しょう…だ…。おま…えに…は…これ…を…。』

 

中島はソーマの結晶を手に入れた。

中島は生玉(せいぎょく)を手に入れた。

ドリアードは朽ち果てた。

 

中島「そ…そんな…。」ポロポロ

弓子「中島!泣くな!」

中島「ゆ、弓子さん…。でも…。」ポロポロ

弓子「いいか、よく聞け。これはあたしの持論だがな、生きてる奴は死んだ奴の分まで精一杯生きなきゃいけない。だから泣くな!死んだ樫の木おじさんの為にもお前自身が強くなれ!弱い奴は誰も助ける事ができないからな。分かったか!」

中島「弓子さん…。」

弓子「まあいい。病院に戻るぞ。」

 

弓子は切り取ったドリアードの木の枝を拾った。

 

「た、探偵さん!樫の木おじさんのいた所から何か出てきたッス!」

 

ドリアードのいた所から悪魔が数匹出てきた。

 

コボルトが現れた!

インキュバスが現れた!

オーガが現れた!

ゴブリンが現れた!

 

「な、なんなんッスか!あれ!」

「ヒャッハー!久しぶりの地上だぜ!」

弓子「死ね!雑魚が!」

 

弓子のパンダルチャギがコボルトに直撃した!

 

「この女!いきなり何しやがる!」

弓子「死ね!あたしは今、気がたっているんだ!」バキ!

 

弓子のネリチャギがゴブリンに直撃した!

 

「ハハハ!情けないな、お前ら!女なんて俺様の股間のバズーカで…」

弓子「死ね!」ボキ!

 

弓子のトプチャギがインキュバスの股間のバズーカに直撃した!

インキュバスの股間のバズーカは折れてしまった。

 

「ああああああぁぁぁぁぁ……………。」

 

インキュバスは悶絶している。

 

弓子「おい、したっぱ!お前らは今の内に中島を連れてとっとと逃げろ!」

「でも、後一匹だから大丈夫ッス!」

弓子「後からまだまだ出てくるんだよ!言うこと聞け!中島!お前はそのしたっぱのトラックに乗せてもらって病院に先に行け!」

中島「でも、弓子さん…。」

弓子「中島!あいつらが待ってるんだろうが!行け!それにな、この白鷲 弓子様に撤退の文字は無いんだよ、行け!」

「太っちょの探偵さん、乗るッス!」

中島「弓子さん、後からジャック達と一緒に戻って来るんだな!」

 

中島はトラックに乗って先に病院に向かった。

 

弓子「さて、とりあえず後はデカブツだけだな。」

「オンナ!コロス!」

 

オーガが弓子に突進してきた。

オーガが弓子めがけてパンチを繰り出す。

 

弓子「甘いな、デカブツ。」

 

弓子はすかさずカウンターの蹴りを繰り出す。

 

「ぐわっ!」

 

オーガが堪らず膝をつく。

しかし、弓子が狙いを定めてパンダルチャギを放った!

 

弓子「ほう、あたしの蹴りを喰らってまだ起き上がるとは褒めてやるぜ。」

「コロス!ナカマノカタキ!コロス!」

弓子「てめえらに仲間意識があったんだな。お前らは運が悪かっただけだ、諦めて死ね。」

「女だからって甘く見てた、俺様のバズーカの敵だ!」

弓子「あたしがお前に気付いてないと思っていたのか?この猥褻股間野郎が!」

 

弓子は振り向き様にインキュバスにヨプチャギを放った!

インキュバスを倒した!

 

弓子「お前の仲間は全滅だ。観念しろデカブツ!」

「イマノヤツ、ナカマジャナイ…。」

「そんな…酷い…。」ガク

 

インキュバスは力尽きた。

 

「くそ…。あの女…。強すぎる…。」

「ヒャッハー!逃げようぜ!オーガの兄貴!」

 

ゴブリンとコボルトが立ち上がって来た。

 

「アノオンナ、ヤバイ。」

「ヒャッハー!あの女は悪魔だぜー!」

「いきなり攻撃してくるキチガイの悪魔だ!」

弓子「悪魔はてめえらだろうが!全員あたしのテコンドーでぶちのめすぞ!」

 

悪魔達は弓子に恐れをなしている。

 

「お前ら、命が惜しいか?」

 

作業員の親方が弓子の前にわって入ってきた。

 

弓子「なんだよおっさん。逃げてなかったのかよ。」

「ああ、他の作業員より先に逃げる訳にいかないからな。それより、お前ら悪魔って言ったな。助かりたいか?」

「助けてくれ!」

「オレタチ、フウイントケテ、ソトニデタラ、イキナリコウゲキサレタ!」

「ヒャッハー!何でもするからあのキチガイ女から助けてくれ!」

「そうか、だったら今日から俺の作業員として働け。お前ら力有りそうだから役に立ちそうだ。」

弓子「おい、おっさん!何言ってるんだよ!頭おかしいのか?」

「いやぁ、うちも従業員少なくてな。ブラジルから来た人って事にしたら問題無いだろう。」

「ヒャッハー!おっさん、俺達を雇おうとはクレイジーだぜ!」

「オレタチ、フウイン、トカレタケド、イクトコナイ。」

「分かった。キチガイに殺されるよりましだ。よろしく頼む。」

「って事だ、探偵さん。」

弓子「分かったよ、おっさん。なんかコイツらが調子こいて暴れたら直ぐにあたしを呼べよ!それじゃあ、あたしは失礼するよ。」

「トラックはもう1台あるから送って行くよ探偵さん。」

弓子「助かるよ。」

「ヒャッハー!俺達も後ろの荷台に乗るぜー。」

弓子「てめえら!静かにしないとぶっ飛ばすぞ!」

 

弓子は親方のトラックで病院に向かった。

 

中島は一足先に病院に戻って来た。そのまま急いでジャック達が待つ五階に駆けつけた。

 

中島「早くジャック達と合流して弓子さんの所に戻らないと…。」

???「中島、あたしも戻って来たから別に戻らなくていいぞ。」

 

中島は後ろを振り返った。

 

中島「へ?弓子さん?何でなんだな?」

弓子「ああ、作業員のおっさんに送ってもらってな。信号も引っ掛からなかったから早く着いたんだ。とりあえず病室に行くぞ。」

「おや?白鷲 弓子に太っちょのサモナーじゃないか。早かったね。」

中島「おばあさん…。これ…。」

 

中島はヨモツシコメにソーマの結晶を渡した。

 

「こ、これは!ソーマの結晶じゃないか!これがあったらあの子も大丈夫だよ!よくケチンボのドリアードがこんなのをくれたね!」

中島「でも…。」ポロポロ

「なんだい?泣き出して。」

弓子「ババア…。すまねぇ。実は…。」

 

弓子はドリアードの木の枝を渡して洗いざらい事を説明した。

 

「そうかい。しかし白鷲 弓子、お手柄だよ。」

弓子「はぁ?ババア、余りのショックで頭がおかしくなったのか?」

「まったく…。なんて物の言い様だい。その木の枝があったらドリアードは復活できるんだよ。病院の庭にでも植えてたら2、3日で元通りさ。」

中島「良かった…。良かったんだな…。」ポロポロ

 

弓子は泣いてる中島を見て軽くため息をついた。

 

弓子「なーかーじーまー。いつも言ってるだろうが。嬉しいときは笑え、いちいち泣くな!」

中島「でも…本当に良かったんだな…。」

弓子「はぁ。中島、あいつらを連れてもう今日は帰るぞ。」

「お待ち、あの子らは明日迎えに来てやってくれるかい?」

弓子「はぁ…。分かったよ。ババア、また明日来るからな。行くぞ、中島。」

中島「あっ弓子さん、待って欲しいんだな。」

 

中島と弓子は帰ろうとした時、ひとりの看護師が駆けつけてきた。

 

「夜茂津主任!病院の前でおかしな人達が騒いでいて…。」

弓子「あっ、あいつらついて来てたんだった!」

 

 

 

 

中島達は急いで病院の外に出た。

 

「ヒャッハー!美人の女がいっぱいだぜー!」

「ココ、キニイッタ。パラダイス。」

 

先程、弓子に叩きのめされた悪魔達が騒いでいる。それを看護師達が注意しているが全く聞こうとしない。

 

「静かにしてください!入院している患者さんの迷惑です!」

「ヒャッハー!怒った顔もプリティーだぜー!」

「地上は良いところだ!」

弓子「てめえら!静かにしろ!ぶっ殺すぞ!」

 

弓子のテコンドーが騒いでいる悪魔達に炸裂した。

 

「キチガイが来た!ぐぇっ!」

「グワっ!」

「これで俺達も怪我人としてここに入院するぜー!」

「白鷲 弓子、なんなんだいコイツらは?」

 

ヨモツシコメも後からやって来た。

 

弓子「ああ、樫の木おじさんのいた所に封印されていた悪魔達だ。」

「コイツらが封印?コイツらに封印する価値がないと思うけどねぇ。」

弓子「ああ、多分強い悪魔の次いでに封印されていただけだろうな…。」

「そうかい…。お前達!ここは元気な奴が来るところじゃないんだよ!とっとと出ていきな!」

「オレタチ、キチガイノオンナニ、ケラレテ、ケガシタ。」

「入院する!」

「そうかい。今すぐ治療してやるよ。」

「ヒャッハー!ババアの介護は要らないぜー!」

「だったら、今すぐ消え失せな!」

 

バカな悪魔達である。

 

弓子「はぁ…帰るぞ、中島。」

「探偵さーん!待つッス!」

弓子「何なんだよ!したっぱ、お前も居たのか!」

「自分がトラックで送って行くッス!」

弓子「中島、お前は荷台に乗れ、あたしが助手席だ。」

中島「分かったんだな。」

「お前達も荷台に乗るッス!」

「ヒャッハー!先輩の言うことは絶対だぜー!」

「センパイ、エライ。イウコト、キク。」

「俺達も帰る。騒いですまなかった。」

 

こうして、無駄に体育会系の悪魔達と共に事務所に帰る中島と弓子だった。

 

 

 

 

 

次の日、中島達は再び病院にやって来た。

 

中島「ジャック、迎えに来たんだな。」

ティンク「中島!」

 

ティンクが中島に駆け寄ってきた。その後ろから一人の女の子がジャックと共にに近づいて来た。

 

「あなたが中島?」

中島「そうなんだな。君は?」

「あたしはユキ!ジャックの友達!」

ジャック「ヒーホー!中島のおかげでユキがすっかり元気だぞ!」

「もう治った!」

「治っちゃいないよ。さぁ、病室に戻るよ!」

 

ヨモツシコメがやってきた。

 

「やだよ!私は元気になったからテコンドーを習うんだ。そしたら、ババアなんてやっつけてやるから!」

弓子「おい、チビスケ!本当にテコンドーを習いたかったらババアの言うことを聞け!」

「あっ!動画で戦っていた人だ!」

弓子「ちゃんと手術をしたらあたしがテコンドーを教えてやるよ。」

「本当?分かった!」

「じゃあ、行くよ。」

「ジャック!みんな!私のためにありがとう!」

 

ヨモツシコメに連れられて女の子は病室に戻っていった。

 

中島「本当に良かったんだな…。」

弓子「ああ…。」

ジャック「中島、ありがとう。」

弓子「クソダルマ、あたしにも感謝しろよ。」

ジャック「ヒーホー!弓子は始めは協力してくれなかったぞ!」

弓子「クソダルマ、あたしに文句を言うとはいい度胸だな。今から蹴り倒してやるからお前も長期入院するといい。」

ジャック「な、中島…。助けて。」

弓子「死ね!クソダルマ!」

 

ジャックは中島の後ろに隠れたので弓子の蹴りは中島にヒットした。

中島は倒れた。

 

中島「か、川のむこうで死んだお爺ちゃんが呼んでるんだな…。行かないと…。」ガク

ティンク「中島ー!行っちゃダメー!」

 

薄れていく意識の中、人助けが出来て良かったと思う中島であった。

 

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