プロローグ~成長日記~
○月×日
俺は、転生した。
特典も何も貰えずに赤子として。
どうやら、何もないらしい。
なぜか文字だけは書けるようだ。
うーん、赤子からのスタートか・・・。
先が思いやられるな。
△月◻日
この世界にも慣れてきた。
最初は不安ばかりだった。
前世の記憶もほとんどない。
いろいろ無知な状態で転生したのだから。
でも、今は平気だ。
俺の立場は全能神。
俺からすべてが始まったんだ。
今は話し相手もいる。
それと、俺に寿命がないこともわかった。
そんなに長く生きなくていいのになー。
×月◻日
初めての友達ができた‼
破壊神の奴が息子を作ってさ!
すっごく気があってさ‼
なんだか楽しくなってきた‼
◆月●日
前回書いてからもうずいぶん経ったか。
書くことも無かったし。
今日、世界神から一冊の本を渡された。
その本には、いろんな知識が詰め込まれていた。
いや、俺が知ってることなんだけどね。
彼が管理するすべての世界の情報だ。
俺はもちろん全部読んだ。
少しでも役に立とうとして。
×月▲日
家にお偉いさんがいっぱいきた。
世界神の奴、世界樹の主神だからな・・・。
なんか、ハイスクールD×Dとか言う世界が大変なんだそうだ。
ずーーーーーーーっと戦争が続いているんだって。
大変そうだけど、ちょっと面白そうだな・・・。
というか、ラノベであったな。
俺は全巻読んだような気がする。
俺も一誠みたいになりたいなー。
●月▲日
血と戦争を司る神が裏切ったんだって‼
確か・・・、トラウリッジだったかな?
物騒だな・・・。
あいつもすごい探してる。
俺が話しかけても答えないし・・・。
あんな皆を見たのは初めてだ。
何も起きなければいいんだけど。
▲月▲日
最近アランを見ない・・・。
心配だな。
何かあったのか・・・?
いや、アランに限ってそんなことはないだろ。
大丈夫、あいつならすぐに帰ってくる。
○月●日
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
アランが死んだ・・・・・・。
嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ・・・・・・‼
信じられない。
信じたくない‼
けど、死体を見てしまった。
あまりに酷い死に方だった・・・。
あいつは殺された。
悪意を持って殺された。
あいつが何をした!?
あの神が殺したんだ。
トラウリッジっっ!!!!!!!!
もう、許さない・・・・・・‼
憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い!
今はもう、この国にはいないらしい。
世界をわたってるとか・・・。
今はまだその時ではない。
でも、いつか・・・。
いつか、必ず俺が倒す。