筋力全開 スターダストブレイク!!   作:とかとか

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ネタバレ?
違います。
伏線モドキです。


G.O.D編
第17話 日常は遠く儚い理想郷


やっと、やっと退院出来ましたよ。

本当に、本当になんて、なんて長い病院生活。

とまぁそんな事があったのはどうだっていい。

私の長いようでそんなに長くはないけど、うどんみたいな入院生活よりもっと面白い話があった。

リインフォースさんの名前に『アインス』が付いた。

で、フルネームだとリインフォース・アインスになった訳だ。

何故付いたかって?

アインスさんが次元一幸福な魔導書を目指すから、らしい。

ちなみに『アインス』の意味はドイツかどっかの言葉で"1"を意味するとかしないとか。

先に退院したはやてちゃん曰く、『アインスが私にくっつくのがヴィータとおんなじくらいの多さや……』、と苦労していそうな顔をしようとして、顔が綻んでいたのを見逃す私じゃあない。

まぁそんな事がありつつも冬休みを謳歌しようとしていた矢先の事だ。

それはYF事件(夜天の書、復活!!事件)から一週間後の話だ。

それは退院して4日後。

私がなのはちゃん達に合いに行こうとしていた時の事だ。

その日は天気が余りよく無かった。

まぁ雨が降ったら降ったでその雨をオラオララッシュで防いでみようかな?、と思いつつ歩いていたら海の向こう側からなんか声が聞こえた(その距離約800m)。

それがはやてちゃんの声に似ていたから私はつい、ふらふら~って釣られながらホイホイ行ってしまった。

そしたらそこにははやてちゃんとアインスさん、それに見たことの無い服装の女性が二人とはやてちゃんモドキがいた。

私、とりあえず近付いちゃった。

 

「ねぇねぇこんな所で何してんの?」

 

「紫煙ちゃん。4日振りやな~……」

 

「質問には答えで返そう」

 

「そやね。簡単に言えば紫煙ちゃんが入院している間にマテリアルズっちゅうのが出てきたんよ。で、それを倒したのが5日前。で、そのマテリアルズっちゅうもんは闇の書の残滓が生み出した構成素体なんや」

 

ほむほむ。

 

「で、何ではやてちゃんに似てるの?」

 

「それは私がお手本にされたからや~」

 

流石はやてちゃん。

 

「おい!!我の事をないがしろにするで無いッ!」

 

あ、基本無視の方向で。

 

「で?あの青い服装の女性と淫r………ゲフンゲフン……ピンク色の服装の女性はどなた?」

 

「今貴女私の事を淫乱ピンクって言おうとしてたわよね………」

 

KI☆NO☆SE☆I。

 

「あ、私はアミティエ・フローリアンと言います。よろしくお願いいたしま………あう~…力が抜ける」

 

あ、アミティエさんが倒れた。

多分働き詰めだったのだろう。

そっとしておこう。

 

「先程から我の事を無視し過ぎだッ!」

 

構って欲しいのだろうか。

 

「はいはい。で?誰ぞ」

 

「適当かッ!」

 

「適当だ」

 

それ以外に何かあるとでも?

 

「この……小娘が………塵も残らぬ程に消し飛ばしてやるッ!」

 

何故キレてぃるんでぃすかッ!

でも一言、貴女も小娘だから。

 

「仕方がない。来いよ……」

 

相手がやる気ならこちらも殺る気にならなくてはならない。

これが戦争か。

儚い夢だった。

私は話し合おうとした(してない)のに……。

あぁ……。

何がいけなかったのだろうか………。

さて、殺りますか♪

私は戦闘が始まると同時に相手の背後に回る。

そしてヘッドロック。

戦闘終了のお知らせ。

 

「ぐぇッ」

 

「………流石紫煙ちゃんやな~……。私らが頑張ってようやく倒したのをあない一瞬で………」

 

「わ、我が主、お気を確かに!!そ、そんな遠い目をしないでください!!」

 

「分かってる、分かってるで…………。紫煙ちゃんが規格外過ぎるだけや………。あれ?私がおる意味無いんとちゃう?」

 

「主ィィィッ!帰って来て下さい!!」

 

向こうは向こうでうるさいが、無視。

そんなことよりこのはやてちゃんモドキだ。

今はヘッドロックを掛けて無力化させている。

さてさて、これからどう料理をしていこうかな?

 

 

「王様から手を…………離せェェェェッ!」

 

 

これから女の子の新たな世界への道を切り開いてあげようとした所に邪魔が入る。

それは鎌を持った少女だった。

それはフェイトすんに似ていた、いかにも天然そうな少女だった。

その少女(以下、フェイトすんモドキ)が私に鎌を降り下ろす。

勿論私はその鎌を空いている方の手で掴むけど?

あ、ビリビリする。

なるほど?

魔力対決か。

良かろう。

私は腕に流れてくる、魔力で変換して出来たであろう電流を私の腕と魔力経由でヘッドロックを掛けているはやてちゃんモドキに流す。

すると………?

 

「あばばばばばばッ!」

 

こうなるわな。

 

「王様ッ!」

 

「レヴィッ!きざまッ!何をひゅるッ!」

 

ほほう。

このフェイトすんモドキはレヴィと言うのか。

オボエ…タゾ……。

 

「あの………出来ればその方から手を離していただけませんか?」

 

ん?

今度は………なのはちゃんに似た服装の女の子だ。

見た感じ凄い真面目そうな少女だ。

 

「じゃあ何か頂戴?」

 

「では、愛情を」

 

「サンクス」

 

私は愛情に釣られて手を離す。

 

「げほッごほッ………酷い目におうたわ……。ん?そもそも我らは魔法により構築されている筈なのに何故あ奴の攻撃は通ったのだ?」

 

愛情早くプリーズ。

 

「では、まず『砕け得ぬ闇』と言う名前に心当たりはございませんか?」

 

……………え?

 

「おい!!シュテル、何を話しておる!!」

 

「いえ、貴女を助けるための交換条件だったのですが………」

 

「それは嬉しいが何故『砕け得ぬ闇』の事を話したのだッ!と、言うよりそもそもその話は愛情とは言わぬぞ」

 

「嘘を言ってもバレてしまいそうなので………。それと、私にとって情報とは、"愛"です。で、あの、何か心当たりはありますか?」

 

「ごめんなさい。私、そういうのは卒業してるんで……」

 

「「は?」」

 

「私にも確かにそんな時代があったよ?確かに『私の封印されし力を受けてみよ!!ドラゴニカルクライシスフレイムッ!』とかやってたよ?」

 

今は昔の事だ。

私の黒歴史はそこから始まったのだろう。

で、その時以来焼いた椎茸が食べれなくなったのは辛い思い出だ。

だってさっきの『ドラゴニカルクライシスフレイムッ!』ってのは火の着いたライターを持って投げるだけの技だ。

で、それが椎茸に当たる。

そして真っ黒に感光する。

その時に風が吹く。

それが私の口に入る。

熱い。

結果、焼いた椎茸が食べれなくなると共に厨二病も卒業しました。

 

「あ、あの、その、で、では『永遠結晶エグザミア』と言うのはご存知ですか?」

 

「それならご存知です」

 

あのゴールデンちゃんの事だろう。

どこにいるんだろう。

 

「私達は『永遠結晶エグザミア』を探しているのですが………どこにあるか、知っていますか?」

 

「それはご存知ないです。私もそれ、いや、それの持ち主を探してるもんでして」

 

「では、見つけたら連絡を貰えますか?」

 

「うん。でもどうやって?」

 

「じゃあこのアドレス渡して置きます。私の念話のアドレスです」

 

念話ってアドレス式なんだ。

でも私、入力の仕方を知らない。

 

「えっと………私は?」

 

「貴女が私に掛けて下さった念話を登録しますので、大丈夫です」

 

あ、そうなんだ。

念話って便利なんだなぁ。

 

「そうだ。自己紹介しよう」

 

「そうですね。まず、私はシュテルと申します。で、あそこの水色の髪をしたのがレヴィ。そしてそこにおられるお方が我々の王。ディアーチェです」

 

なるほどなるほど。

完全に覚えた。

 

「私の名前は刻 紫煙。気軽にどう呼んで貰っても構わないから」

 

 

 

 

 

 

自己紹介を済ませた後、彼女らは去っていった。

それにピンクさんが着いて行ったけど、まぁ気にするもんじゃない。

でもそのピンクさんが行った後にアミティエさんが起き上がった。

怖かった。

だっていきなりぐぉぉって感じで起き上がったもんだから。

そしたら『キリエッ!』って言ってどこかに飛んでいった。

何だろう。

切り絵教室にでも通っているのだろうか。

まぁそこまでは良かった。

その後、あのアミティエさんとピンクさんとシュテル達を探そうと言う話になって追い掛けていた時の事だ。

いきなりなのはちゃんが瞳に光を失った状態で登場。

 

「どったの?こんな時に」

 

「…………し、えんちゃん?」

 

これはおかしい。

だから私はなのはちゃんしか知らないような質問をしてみようと思う。

 

「一つ質問するよ?フェイトすんの性格は?」

 

「どM……」

 

「ハズレだ。なら、貴様は偽物と言う訳だ!!遠慮なく倒させて貰う」

 

私は偽物なのはちゃんの後ろに回るそして首筋に当て身。

但し、それを通常の速度の5倍でやってみた。

そしたらなのはちゃんが消えた。

何だったんだろうか。

その後も瞳に光を失った状態のフェイトすんやはやてちゃんが出てきたけど問題なく殴り飛ばした。

途中本物らしきフェイトすんも殴っちゃったけど、別にいいよね。

私、今回はちゃんと変身してるから。

昔懐かしの制服(承太郎ver.)だ。

ちなみに質問の答えは天然、だ。

で、その後うろうろしてたら上の方から幼女が降ってきた。

と、思ったら空中で止まった。

どちらかが飛行石でも持っているのだろうか。

最近の幼女は凄い。

そしたら変身して大人になった。

最近の幼女はけしからん。

特に金髪の方だ。

胸が………デカイ。

そして黄緑の髪をした幼女!!

変身する前が私の目以外、キャラが被っちゃってるから。

私はつい、そこにいたユー………何だっけ?

まぁいいや。

そこにいた少年Aを殴り飛ばし、金髪女性の前に立つ(浮く?)。

その時少年Aは『ごふぅ』と言いながら撃墜した。

 

「えぇぇッ!し、紫煙、さん、ですか?」

 

何故私の名前を…………。

まさか、新手のストーカー?

それとも私が有名なだけ?

それとも恨まれてる?

まぁ確実に恨まれてるかも知れないからとりあえずやられた時の為に名前を聞いておく。

 

「貴女の名前はなんてーの?」

 

「あ、はい!私はSt.(ザンクト)ヒルデ魔法学院に通う高町ヴィヴィオです…………ってあぁ!!じ、自分の名前、喋っちゃった………」

 

計画通り。

 

「へぇ~…ヴィヴィオって言うんだ~…。高町?いや、それよりも今さっきまでは幼女だった。だけど今は大人。じゃなんて呼べばいいんだろう」

 

「あ、その、普通に呼び捨てでも良いですよ?」

 

「じゃあ間を取ってヴィヴィオちゃんでいいや」

 

「………それ、間を取るとは言わないと思うんですけど………」

 

私はそんなの気にしないなり。

 

「と、言うよりヴィヴィオちゃんは今、戦闘体勢に入っちゃってるよね?なら、別に倒してしまっても構わんのだろう?」

 

「え」

 

「見せてやんよ!!私の足運びを!!」

 

私は腰を低く落とし、思いっきり息を吸い、

 

動く。

 

「カバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカピバラカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディカバディ!」

 

「ッ!し、紫煙さんが速すぎて見え、ない!?」

 

これは1回しか使えない技だ。

理由?

文章的に多くなるから。

だってこれ使ったら文字数が多くなって結果的に駄目だこりゃってなるから1回しか使えない(以上、メメタイムでした)。

…………あれ?

私は今さっきまで何を話していたのだろうか。

まぁいいや。

 

「くッ!紫煙さんがまるで線のようになってる………。でも確か……これの破り方はッ!ただひたすら待つだけでいいッ!」

 

何で知ってるの?

これはスタミナが切れたら私、動けなくなっちゃうからここまで使わなかったのに。

何でポッと出の女性が知ってるの?

 

「まぁいいや。おいキャッチボールしようよ。拳使ってさ」

 

「はい!いいで…………こぶし?」

 

行くぞォォォオラァァ!!

 

「ッ!」

 

まずは筋力をBランクにしまーす。

そして握る。

振りかぶって。

殴る。

 

「ふんぬッ」

 

「く、………」

 

まさか、耐えた、とな。

 

紫煙 side out.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side ヴィヴィオ

 

ま、まさか紫煙さんに会うことになるなんて………。

確かこの時はまだ髪の色が黄緑色だったんだよね。

にしても流石は紫煙さん。

どれだけ修行しようと鍛練しようとも全然届かない。

でも今の私を全力でぶつけたい。

そんな気持ちが沸き起こるが。

 

《あの、ヴィヴィオさん。今はどうやら私達のいた時代よりも14年くらい前らしいです》

 

《えーと……。確か昔の人に会ったらいけないんですよね。アインハルトさん》

 

今私が念話で会話している人はアインハルト・ストラトスさん。

私よりも二年上の先輩さんです。

確か……覇王の末裔だとか。

ちなみに私はオリヴィエって人のクローンです。

それよりも今だ。

私は今あの子のオリジナルと戦っている。

確かにあの子が使った技もあったけど、あの子よりもキレていた。

あの子は巷で『光速のカバディ』と呼ばれていたけどこの人の場合は『神速のカバディ』と言える。

それくらい速い。

 

「ほらほらどうした?掛かってこないのかい?」

 

「ッ!………行きますッ!」

 

私は『ジェットステップ』を使い紫煙さんに肉薄する。

そして拳を紫煙さんの腹部に向かって放った。

しかし、紫煙さんは私の拳が腹部に触れた瞬間身体を右方向に向け、衝撃を流し、そのまま左肩で私の身体を吹き飛ばす。

その衝撃はまるでトラックにでも跳ねられたかのような威力だった。

もう過去の人に会ったらいけないとかもどうでもいい。

私はこの人を倒したい。

既に一発喰らった。

でもこの程度で倒れる私じゃあない。

私だって頑張ってきたんだ。

その全力をこの人にぶつけたいだけだ。

そして再び『ジェットステップ』で紫煙さんに近付く。

すると紫煙さんが私に向かって拳を突き出す。

今だッ!

 

「一閃必中!アクセルスマッシュ!」

 

私は紫煙さんの拳を避け、返す刀でカウンターを打つ。

当たった感触が拳にあるが、よくよく見てみれば私の拳は紫煙さんの膝に当たっていた。

つまり止められたと言う事だ。

 

「いいカウンターだ。感動的だね、だが無意味だ」

 

私はそのまま紫煙さんの蹴り上げで顎を蹴られる。

返す刀を更に返す刀で返されたと言う訳だ。

………頭が揺れる。

………脳が揺れる。

これは軽い脳震盪だ。

でもこの程度普通だ。

思い出せ。

もしも紫煙さんが本気なら私は一瞬で地に這いつくばっていただろう。

だがまだ立っている。

紫煙さんが本気を出さない理由。

──それはやはりまだ成長仕切っていないその身体だろう。

そこに付け入る隙があればいいけども。

 

「フハハハハ。軽度脳震盪を起こしている今がチャンスッ!行くぞォォォ!!筋力全開!!」

 

あ、危険だ。

だがそこで一つ思い付く。

紫煙さんはこの状態だったら動けない筈だ。

ならこちらにとってもチャンスだ。

 

「一閃必中ッ!」

 

私も構える。

左手の掌を前に突き出すように構え、その掌に魔力で作った球を出現させる。

 

「スターダストォォォ………」

「ディバイン………」

 

二人の動きが1度に止まる。

今の紫煙さんは私にとっては試練だ。

私の知ってる紫煙さんとは違うが、同じ紫煙さんだ。

だから私がこの人を倒す事が出来れば私はこの人よりも強いと言う事が証明される。

 

「ブレイクッ!」

「バスターッ!」

 

だけど相殺。

と、言うことは紫煙さんの筋力はだいたいBランクくらいだと推測出来る。

……………Aランクじゃなくて良かった。




ティアナとスバルも出そうかな………。
と考えていた時期に今直面してます。


さてさて、感想、批評、質問、誤字報告待ってます。

次回もよろしくお願いいたします。














男性陣が日に日に空気になって行く今日この頃。
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